マイクロソフトが「Discord」を買収か?チャットサービスのビジネス活用方法とは?

アメリカの「Microsoft(マイクロソフト)」社は、ゲーマー向けのチャットサービスである「Discord(ディスコード)」社の買収に向けて、交渉を進めているということで、巷では大きな注目を集めています。 今回は、マイクロソフトが交渉を進めているディスコード買収の話題を皮切りに、ディスコードの特徴やメリット、また、チャットサービスを活用した集客方法などについても、なるべくわかりやすく解説を進めていきます。

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「Microsoft(マイクロソフト)」が「Discord(ディスコード)」を買収へ

3月23日、ニューヨークの大手メディアである「Bloomberg(ブルームバーグ)」は、アメリカはワシントン州に本拠を構える「Microsoft(マイクロソフト)」社が、ゲーマー向けのチャットサービスを運営する「Discord(ディスコード)」社の買収に向けて、一連の交渉を進めていることを発表しました。

 買収金額は「100億ドル」との情報も

今回のプレスリリースの情報によると、マイクロソフト社がディスコード社に対して提示している買収金額は、およそ「100億ドル(約1兆856億円)」にも上るということで、関係各所からは大きな注目を集めている模様です。

2015年にサービスが開始されて以降、多くのゲーマーから絶大な支持を得ているディスコードですが、およそ6年間という短い歳月で1兆円を超える事業にまで成長したということもあるため、今後の動向にも注目しておきたいところです。

「Discord(ディスコード)」とは?

そもそも「Discord(ディスコード)」とは、アメリカはサンフランシスコに本社を置く同社が開発・運営を手がけている、ゲーマー向けのチャットサービスを指すものです。

基本的なチャット機能を網羅していることに加えて、従来までのSkypeやTeamSpeakなどといった競合他社の「VoIPソフトウェア(ビジネス電話システム)」のメリットを上手く吸収していたことから、2015年のサービス開始以来、実に多くの利用者から絶大な支持を集めてきました。

 「Discord(ディスコード)」の特徴・メリット

オンラインゲームをしながらチャットをしている様子ここ数年で急激な成長を遂げているゲーマー向けのチャットサービス「Discord(ディスコード)」ですが、その特徴やメリットというものは、一体どのようなところにあるのでしょうか。

ここからは、ディスコードが人気を集めているソフトウェアの特徴やメリットなどについて、あわせて3つのポイントから解説を進めていきます。

 動作が軽く通話品質が高い

まず、1つ目の特徴・メリットとしては、「動作が軽く通話品質が高い」という点が挙げられるでしょう。

ゲーマー向けに最適化されたシステム設計が施されているため、例えば、複数のゲームを立ち上げながらの起動や、マルチタスクで処理をこなしている最中などであっても、快適に動作することができます。

 登録が不要で利用することができる

続いて、2つ目の特徴・メリットとしては、「登録が不要で利用することができる」という点が挙げられます。

もちろん、アカウント登録を行って利用することもできますが、ブラウザからの起動であればゲストとしてログインすることもできるため、いつでもどこでも気軽に利用することができるでしょう。

 文字と音声をシームレスに切り替えられる

そして、3つ目のメリットとしては、「文字と音声をシームレスに切り替えられる」という点が挙げられるでしょう。

オンラインゲームを円滑に進行させるためには、音声や文字でのやりとりが非常に重要な要素となってくるため、ゲームの最中であってもスムーズな切り替えができるようにユーザーに配慮した設計が行われていると言えるでしょう。

「Discord(ディスコード)」はゲーム用途だけじゃない?

あくまでもゲーマー向けのチャットサービスという触れ込みのものと、現在ではさまざまなユーザーからの支持を集めているディスコードですが、その用途はゲームだけに限ったものではありません。

例えば、仕事におけるビジネスチャットツールとしての運用方法や、不特定多数のユーザーを巻き込んだオンラインコミュニティの運営など、ゲーム意外のシーンでも十分に活用することができると言えるでしょう。

チャットサービスのビジネス活用方法3選

チャットボットのイメージ画像ここからは、ディスコードをはじめとした「チャットサービス」のビジネス活用方法について、オススメの使い方をあわせて3つほど紹介していきますので、まずは順番にチェックしていきましょう。

テレワークへの活用

さまざまな企業で取り組まれている働き方改革や新型コロナウイルスなどの影響により、近ごろでは、在宅で業務をこなす「テレワーク」の需要が高まっています。

いつでもどこでも利用することができるチャットサービスは、従業員間による基本的な業務連絡ツールとしてはもちろんのこと、音声による通話機能やビデオ会議機能などを備えています。

また、スケジュールごとのタスク管理機能やファイルデータをやりとりするためのクラウドストレージ機能なども備わっているため、近ごろ取り組まれているテレワークの推進や業務の効率化などに向けて、大きな効果を見込むことができるでしょう。

マーケティングへの活用

新規顧客の開拓やターゲットへのアプローチなどといったマーケティングの分野においても、チャットサービスは非常に大きな力を発揮します。

特に、自社で商品やサービスを販売しているような場合には、メールや電話での問い合わせ方法に加えて、LINE(ライン)やFacebook(フェイスブック)などのソーシャルサービスを活用することで、新たな販路を開拓することができます。

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カスタマーサポートへの活用

既存の顧客からの問い合わせや料金確認などといったカスタマーサポートの分野も、チャットサービスを活用することで、業務の効率化や生産性の向上を見込むことができます。

従来までは電話で対応することの多かった顧客対応の業務ですが、チャットサービスによる窓口を設置することで、これまでよりも効率的に顧客からの問い合わせ案件を処理することができるでしょう。

 まとめ

今回は、マイクロソフトが交渉を進めているディスコード買収の話題を皮切りに、ディスコードの特徴やメリット、また、チャットサービスを活用した集客方法などについても、解説を進めていきました。

チャットサービスを導入することで、これまでは対面や電話などで対応を行っていた案件などについても、オンラインからスピーディに対応することができるようになるため、テレワークやリモートワークの推進には最適なサービスであると言えるでしょう。

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