「他の家計簿アプリとどこが違う?」
「無料で十分か、有料版を選ぶべきか?」
マネーフォワードMEは、利用者1,600万人超・連携サービス2,500以上を誇る国内最大級の家計簿・資産管理アプリです。
入出金や残高を自動で集約できる一方、「PayPayなど主要QR決済と連携できない」「無料版は機能制限が厳しい」といった不満点も見られます。
本記事では、マネーフォワードMEの評判、メリット・デメリット、無料版と有料版の違い、さらに課金判断の目安までを詳しく解説します。
※本記事はアフィリエイト広告を含みます。
目次
マネーフォワードMEとは?
マネーフォワードMEは、 利用者数1,600万人を超える国内最大級の家計簿・資産管理アプリで、銀行やカードなど2,500以上の金融サービスと自動連携できます 。
入出金や残高は自動で反映され、家計簿作成の手間を大幅に削減できます。特に注目すべき点は以下の通りです。
- 自動学習機能:誤分類を一度修正すれば、以降は自動で正しく分類
- 資産重視設計:口座残高を合算し、資産総額を一目で把握可能
- レシート入力:折れやシワのあるレシートも高精度で読み取り
- 無料版の制限:連携数は4件まで、有料版で無制限に拡張可能
マネーフォワードMEの評判・口コミ
マネーフォワードMEの良い評判・口コミ
- 連携先が銀行カード証券ポイント仮想通貨まで広く資産を一元管理できる
- 自動連携と自動分類で手入力が大幅に減り家計簿が継続しやすい
- 複数口座とポイント残高を合算でき資産総額を即座に可視化できる
- 画面やグラフが見やすく支出の傾向を直感的に把握できる
- 週次や月次のレポートで使いすぎに早く気づけ節約意識が高まる
- 投資口座や米株に対応し資産推移の可視化がモチベーションにつながる
- 負債入力や資産内訳の把握ができ総合的な資産管理に向く
- 無料でも基本機能は使え有料で連携無制限や反映の速さが得られる
- PCとスマホの両方から確認でき隙間時間にチェックしやすい
- 家計簿というより資産管理アプリとして有用との評価が多い
マネーフォワードMEの悪い評判・口コミ
マネーフォワードMEを利用したユーザーからは以下のような不満や改善要望も寄せられています。
- 連携解除で過去データやメモが消え復旧不可でデータ保全に不安がある
- 口座再連携や手動更新が頻発し反映遅延や同期不良がストレスになる
- オンライン購入とカード明細の二重計上やデビット重複で手動除外が必要
- PayPayなど主要QR決済や一部サービスと未連携で記録が漏れやすい
- 無料版の連携数や閲覧期間の制限が厳しく有料前提に感じやすい
- レシート読み取りや店舗名取得が不安定で編集の手間が増える
- 振替と支出の区別が不十分で集計が歪み一括修正機能も弱い
- 検索や過去参照の機能不足や項目カスタマイズの自由度が低い
- 通知や広告表示が過剰で有料でも自社広告が出るとの不満がある
- サポートの返信遅延や定型対応が多く不具合対応や案内が不親切という声がある
- 年間プランの自動更新周知が不十分で解約や退会導線が分かりづらい
- アプリの動作遅延やエラー多発やOS間表示差など使い勝手にばらつきがある
- 参考:家計簿 マネーフォワードMEの口コミ・評判(30件)│みん評
- 参考:家計簿 マネーフォワードMEの口コミ・評判・比較│Cheeese
- 参考:家計簿 マネーフォワード ME - 資産管理もこれ一つで│Google Play
マネーフォワードMEの総評
マネーフォワードMEは、2,500以上の金融機関と連携できる圧倒的な資産可視化力と、自動分類の学習機能による家計管理の継続性が高く評価されています。
一方で、連携解除による過去データ消失や、PayPayなど主要QR決済との未対応といった制約は利用者の不満点として目立ちます。
総じて、無料版は体験用途に適し、有料版は資産管理を本格化したい人に最適 です。
確定申告まで見据える場合は、「マネーフォワード クラウド会計」との併用を前提に活用することで、より効果的に家計と資産を管理できるでしょう。
マネーフォワードMEの料金
マネーフォワードMEの料金体系と機能一覧
マネーフォワードMEの 料金は、「無料会員」と「プレミアムサービス」の二層構造 です。
プレミアムは、家計管理を効率化するスタンダードコースと、投資分析を強化した資産形成アドバンスコースの2種類があります。
料金はWeb版決済でスタンダードが年額5,940円(税込)、アドバンスが年額1万700円(税込)です。
ただし、App StoreやGoogle Playで決済する場合はスタンダードが月額590円・年額6,490円(税込)となり、決済方法によって価格が異なる点に注意が必要です。
比較項目 | 主な特徴 | 料金 Web版・年額 |
料金 Web版・月額 |
料金 アプリ決済 |
データ閲覧 可能期間 |
連携可能数 | グループ作成 | 連携口座の 一括更新 |
連携口座の 自動更新頻度 |
広告非表示 | CSV ダウンロード |
家計資産 レポート |
ライフプラン 設計 |
トリプル バックアップ |
負債内訳・推移グラフ(アプリ版) | ポイント期限通知 (アプリ版) |
残高不足通知 (アプリ版) |
配当履歴・予測・内訳(アプリ版) | 資産タグ付け (アプリ版) |
Myポートフォリオ(アプリ版) | 株式の業種別内訳(アプリ版) | プレミアム サポート |
サービス継続性 保証 (SLA) |
その他特典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
無料会員 | 基本的な家計簿機能 | 0円 | 0円 | 0円 | 過去1年分のみ | 4件まで | 1件まで | × | 低い | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | - |
プレミアム スタンダード コース |
家計改善と資産管理を効率化 | 5,940円 | 540円 | 590円/月・6,490円/年 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | ◯ | 高い | ◯(一部案内除く) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × | × | × | ◯ | ◯(稼働率99.5%以上保証) | - |
プレミアム 資産形成アドバンスコース |
積極的な資産形成を支援 | 1万700円 | 980円 | 980円/月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | ◯ | 高い | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯(例:長期投資・高配当株) | ◯ | ◯(国内株式・米国株式) | ◯ | ◯ | SUSTEN for マネーフォワードの手数料実質無料(最大60万円まで) |
※すべて税込価格※参考:プレミアムサービス機能比較表│マネーフォワードME公式サイト
無料版の限界:連携4件制限と過去1年のデータ制限
マネーフォワードMEの無料会員でも基本機能は利用できますが、 「連携できる件数」「閲覧できる期間」「データ更新の頻度」に制約があります 。
連携数の制限 | データ閲覧期間の制限 | 更新頻度の制限 |
---|---|---|
銀行口座やクレジットカードなど、連携できる金融サービスは最大4件まで。複数口座を持つ利用者には不十分になりやすい | 収支や資産の推移を確認できるのは過去1年分のみ。年単位での比較や長期的な改善効果の把握が難しい | 有料版に比べて自動更新の間隔が長く、最新データの反映に時間がかかる |
このため、短期的なお試しやシンプルな家計管理には十分ですが、長期的な資産管理には有料版が推奨されます。
有料:スタンダードコースの機能
マネーフォワードMEのスタンダードコース(Web版月額540円〜・税込)に加入すると 金融機関連携数が無制限になり、家計全体を正確に把握できます 。
加えて、複数口座をまとめて更新できる「一括更新」機能により日々の入力作業を大幅に削減可能です。
さらに、広告非表示やグループの複数作成、優先サポート、データバックアップ保証(SLA 99.5%以上)も付帯するため、安心して継続利用できる点も強みです。
有料:資産形成アドバンスコースの機能
マネーフォワードMEの資産形成アドバンスコース(月額980円〜・税込)は、 スタンダードの機能に加え、投資管理を強化した分析ツールを搭載しています 。
株式の配当履歴や将来予測を確認できるほか、保有資産に自由なタグ付けを行い「長期保有」「高配当株」など目的別に整理可能です。
さらに、業種別や配当利回り別にグラフで表示できるため、ポートフォリオの偏りを直感的に把握できます。
※「配当履歴」「資産タグ付け」「ポートフォリオ分析」などはアプリ版のみ利用可能
課金すべき人と無料版で十分な人の特徴
マネーフォワードMEの有料版を使うべきかどうかは、 金融機関連携が4件までという制限と、データ閲覧が過去1年分までという制限を超えるかどうかが目安 です。
銀行口座やクレジットカードを5件以上利用している人や、数年単位で資産推移を振り返りたい人にはプレミアムが必須となります。
一方で、利用口座が少なく、まずは記録習慣をつけたい段階の人には無料版で十分対応可能です。レシート読み取りや自動仕訳など、基本機能は無料でも利用できます。
※参考:物価上昇・円安・投資への意識・・・2022年のこれまでを振り返るアンケート調査 「お金の意識調査2022」を『マネーフォワード ME』ユーザーへ実施│マネーフォワード
まずは1か月間の無料トライアルで全機能を試そう
マネーフォワードMEで有料版の利用を迷う場合は、1か月間の無料トライアルを活用するのが効果的です。
期間中は連携数無制限、過去データの閲覧、一括更新といった有料機能を実際に体験できます 。
ただし、過去に一度でもプレミアムに登録したことがある場合は対象外です。
まずは試用して、自分の家計管理に必要な機能かどうかを見極めてから契約を検討すると安心です。

編集部
「マネーフォワードMEプレミアムは無駄」との意見もありますが、複数口座や投資をまとめて管理する人にとっては、資産改善と効率化に直結する有効なサービスです。
マネーフォワードMEの2大メリット
2,500以上の金融機関連携で資産を自動可視化
マネーフォワードMEは、 銀行口座・クレジットカード・証券口座・電子マネー・ポイントなど2,500件以上の金融サービスと連携可能 です。
入出金や残高は自動で反映されるため、面倒な手入力を省ける上、支出カテゴリは一度修正すれば学習され、次回以降は自動で正しく分類されます。
これにより家計簿の精度が高まり、複数口座を横断した資産を効率的に把握できる環境が整います。
1,600万人が体感した月平均約2万円の収支改善効果
累計利用者数が1,600万人以上に達するマネーフォワードMEは、家計改善効果の高さで支持されています。
マネーフォワード社の調査では、ユーザーの平均で月2万3,426円の収支改善 が確認されています。背景にあるのは、自動記録とグラフ化による「収支の可視化」です。
有料会員には、カード引落し前の残高不足通知やポイント・マイル有効期限アラートといった機能が提供され、無駄な支出や失効を防ぎながら節約意識を強化できる環境が整っています。
※参考:物価上昇・円安・投資への意識・・・2022年のこれまでを振り返るアンケート調査 「お金の意識調査2022」を『マネーフォワード ME』ユーザーへ実施│マネーフォワード
マネーフォワードMEのデメリット・注意点
PayPay/楽天ペイなどQR決済との連携不可
マネーフォワードMEは2,500件以上の金融サービスと連携できますが、 PayPay・楽天ペイ・メルペイといった主要なQRコード決済とは直接連携できません 。
この制約は家計簿アプリ全般に共通しており、決済事業者の仕様によるものです。そのため、QR決済を多用する場合は支出記録に漏れが生じやすい点がデメリットといえます。
ただし、完全に記録できないわけではなく、以下のような代替手段を組み合わせることで取引履歴を反映させることが可能です。
CSVファイルによる履歴読み込み(iOS版限定) | クレジットカード連携による間接的な記録 | 電子レシート読み取り機能の活用 |
---|---|---|
2025年7月以降、iOS版アプリにおいてPayPay取引履歴のCSVファイル読み込み機能がリリースされている。
|
PayPayや楽天ペイの支払い元をクレジットカードに設定している場合、カード明細経由で間接的に履歴を取り込める。 現在、マネーフォワードMEで反映確認できているのは「PayPayあと払い」「楽天ペイ」の一部決済。 ※確認はアプリ表示だけでなく、PC版カードサイトで実際に明細が出ているかをチェックする必要がある |
PayPayの取引については、電子レシート読み取り機能を使うことで履歴を登録できる。 この機能はiOS版・Android版どちらにも対応しており、電子レシートを読み取るだけで日付・金額などが自動反映される。 |
※参考:PayPay、楽天ペイは連携できますか│マネーフォワードME公式サイト
連携解除すると過去データも削除されるリスク
マネーフォワードMEで 金融機関との連携を解除すると、口座やカードの履歴だけでなく、入力したメモなども含めて過去データがすべて削除されます 。
一度削除された情報は復元できないため、カード解約時などに安易に連携を解除すると、これまでの記録を失う恐れがあります。
不要になった口座を残しつつ管理対象から外したい場合は、削除ではなく「非表示」を利用するのが安全です。
特に有料会員向けのグループ機能を使えば、過去データを保持したまま管理対象から外せるため、データ消失を確実に防ぐことができます。
マネーフォワードMEのセキュリティ・危険性
運営会社は東証上場企業による高い信頼性
マネーフォワードMEを運営する株式会社マネーフォワードは、2012年設立のフィンテック企業で、2017年に東証マザーズ、2021年に東証一部(現プライム)へ上場しています。
上場企業として厳格な情報管理体制を持ち、経営基盤も安定しているため、サービスの急な終了や提供停止といったリスクが低いのが特徴 です。
そのため利用者は、長期にわたる家計管理や資産運用を安心して任せることができます。
金融機関と同水準のセキュリティを採用
マネーフォワードMEは、金融機関に準じたセキュリティ水準で運用されています。
連携データは通信時・保存時ともにSSL/TLSで暗号化され、外部からの不正アクセスを防ぎます 。
さらに、二段階認証やパスコードロックに加え、指紋・顔認証といった生体認証も利用可能です。
万一スマートフォンを紛失しても、第三者に閲覧されるリスクを抑えられる仕組みが整っており、安心して長期的に利用できます。
心配される「お金を盗まれるリスク」がない仕組み
銀行口座やカードを連携する際に懸念される不正出金リスクについても、マネーフォワードMEは安全性が確保されています。
取得するのは残高や利用明細など参照情報のみで、振込や決済に必要なパスワードや暗証番号は一切保存されません 。
登録に必須なのもメールアドレスとパスワードのみで、氏名や住所は任意入力です。
上記のような仕組みによって資産情報を安全に一元化できるため、家計や投資の管理に安心して活用できます。

編集部
マネーフォワードの銀行連携に大きな危険性はありませんが、不審なWi-Fi利用やフィッシング対策などユーザーのセキュリティ意識が欠かせません。
マネーフォワードMEはどんな人におすすめ?
マネーフォワードMEがおすすめな人
マネーフォワードMEは、 手入力型の家計簿に挫折した経験がある人や、複数の金融口座を効率的に管理したい人に適しています 。
特に銀行口座やクレジットカードを5件以上利用している場合、無料版では連携制限により不便さを感じやすいため、無制限で利用できる有料プランが有効です。
さらに、株式や投資信託、外貨などを保有している人は、配当履歴や資産推移を自動で分析できる資産形成アドバンスコースを利用することで、投資管理をアプリ内で完結できます。
マネーフォワードMEをおすすめできない人
マネーフォワードMEは高機能な一方で、すべての利用者に最適とは限りません。
現金支出が多い方はレシート入力を習慣化できないと不便になりやすく、QR決済(PayPay・楽天ペイなど)を多用する場合も記録が抜けやすい 点に注意が必要です。
さらに、シンプルに収支だけを把握したい場合は、機能の多さがかえって煩雑に感じられる可能性もあります。
そのため、最低限の支出記録で十分な方には、よりシンプルな家計簿アプリが適しています。
マネーフォワードMEの使い方
マネーフォワードMEは、金融サービスとの自動連携により、手入力をほとんど必要とせずに家計簿を作成できるのが特徴です。
初めて利用する場合は、以下の4ステップで簡単に使い始められます。
STEP.1 アプリのインストールとID登録 |
STEP.2 金融サービスの連携設定 |
STEP.3 支出の自動取り込みと残高確認 |
STEP.4 集計期間・予算の設定と家計簿の確認 |
---|---|---|---|
アプリをダウンロードし、マネーフォワードIDを作成します。 登録方法はメールアドレス、Googleアカウント、Apple ID、Yahoo! JAPAN IDなどから選択可能です。推奨されるパスワードは半角英数字・記号を含む12文字以上です。 |
銀行口座、クレジットカード、証券口座などをアプリに連携します。 連携すると入出金履歴や残高が自動で反映されます。対応数は2,500件以上と業界最多で、複数口座の一元管理が可能です。 |
連携が完了すると、支出や口座残高、カード利用額が自動で可視化されます。 明細は食費・光熱費などに自動分類され、家計簿が生成されます。まずは資産総額や履歴を確認し、正常に取り込めているかをチェックしましょう。 |
給料日に合わせて集計開始日を設定し、毎月の収入や貯蓄額を予算として登録します。 その後、「家計簿」タブでカテゴリごとの支出額を確認し、月次・年次のグラフで収支推移を分析できます。 |
- レシート入力機能:現金払いをした際は、アプリのカメラでレシートを撮影するだけで日時・金額・用途が自動入力される
- 自動分類の学習機能:支出が誤分類された場合も、一度手動で修正すれば次回以降は正しく自動分類されるため、家計簿の精度を維持しつつ手入力を最小限にできる
マネーフォワードMEとおすすめ家計簿アプリを比較
比較項目 | マネーフォワード ME | Zaim | Moneytree |
---|---|---|---|
主な強み | 資産管理・投資管理に強い | 日々の生活費管理に特化 | シンプル収支管理、無料でも広告なし |
特徴 | 2,500件以上のサービスに対応し、資産管理や投資分析に強みあり。無料版は4件連携・1年分データまで | 無料で金融機関連携数が無制限、レシート読み取り精度も高くフォルダ読込に対応 | 無料でも広告が一切なく、シンプルな設計。50社まで連携可能でデータ保存に期限なし |
おすすめ | 株式や投資信託などを含め、総合的に資産を管理したい人 | 多数の口座やカードを連携し、日々の生活費を細かく管理したい人 | 複雑な機能は不要で、シンプルに収支だけを把握したい人 |
無料連携可能数 | 4件まで | 無制限 | 50社まで |
データ閲覧期間 (無料) |
過去1年分 | 制限なしの記載 | 制限なし(永年保存可能) |
自動分類精度 | 精度が高い(修正で学習反映) | 精度が高い | 高い(ほぼ自動分類) |
有料プラン (月額最安) |
495円(Web/年プラン)(税込) | 364円(Web/年プラン)(税込) | 300円(Grow/年プラン)(税込) |
QRコード 決済連携 |
LINE Pay、d払い、au PAY(PayPayなどは不可) | LINE Pay、au PAY、d払い、楽天Edy | au PAYのみ |
資産形成機能 | 有(配当予測、タグ付け、ポートフォリオなど) | 有(ライフシミュレーション機能) | 無 |
無料版の広告表示 | 有(一部のみ) | 有(有料で非表示) | 無 |
データ出力 | 有料のみ | 有料のみ(Web上限定) | 有料のみ |
マネーフォワードMEと会計ソフトの効果的な使い分け
MEとクラウド会計を連携するメリット
マネーフォワードMEは個人の資金管理を目的としたアプリであり、確定申告や経理処理には「マネーフォワード クラウド会計(クラウド確定申告)」が必要です。
両者を連携することで、プライベートカードで支払った事業経費をクラウド会計に取り込み、帳簿に自動反映できます 。
これにより、事業経費が家計支出に埋もれるのを防ぎ、申告作業を効率化することが可能です。
- ME上で事業関連取引に確定申告スイッチを設定すれば、自動でクラウド会計へ反映
- 銀行口座やカード連携データに基づき、自動仕訳が提案され簿記作業を軽減
- クラウド給与と組み合わせると、計算結果が自動で会計ソフトへ転記され二重入力を防止
※参考:【確定申告機能】このような方にオススメ│マネーフォワード ME公式サイト
マネーフォワードクラウドの詳細を見るマネーフォワード・freee・やよいの会計ソフトを比較
比較項目 | マネーフォワードクラウド | freee会計 | やよいの青色申告オンライン |
---|---|---|---|
主な強み | 他サービス(請求書・給与・経費精算)と連携しやすく、バックオフィス一括管理に最適 | UIが直感的で初心者でも入力しやすい、スタートアップ利用率が高い | 初心者でも安価に導入でき、サポートが手厚い |
おすすめ | 複数の口座・カードを使い分ける事業者や、請求書・給与まで一元管理したい人向け | 簿記の知識が乏しくても直感的に使いたい人、スタートアップやフリーランスに人気 | コストを抑えて始めたい初心者、電話サポートを重視する人向け |
料金プラン (税込) |
パーソナルミニ:年額1万1,880円 パーソナル:年額1万6,896円 パーソナルプラス:年額3万9,336円 |
スターター:年額1万2,936円 スタンダード:年額2万6,136円 プレミアム:年額4万3,780円 |
セルフプラン:年額1万1,330円 ベーシック:年額1万8,975円 トータル:年額3万3,000円 |
無料期間 | 1か月 | 1か月 | 初年度無料キャンペーンあり |
自動仕訳機能 | 金融機関・クレカ連携で自動仕訳、学習精度高い | AIによる自動仕訳提案、初心者でも直感的 | 銀行・クレカ連携あり、学習機能はシンプル |
確定申告書作成 | 青色申告決算書・確定申告書を自動作成 | 青色申告決算書・確定申告書を自動作成 | 青色申告決算書・確定申告書を自動作成 |
サポート体制 | チャット・メールサポート、電話は上位プラン | チャット・メールサポート中心、操作ガイド充実 | 電話・メールサポートあり、初心者向けに強い |
スマホアプリ | あり(レシート撮影・仕訳対応可) | あり(請求書発行・経費精算も対応) | あり(仕訳入力中心で機能は限定的) |


まとめ:マネーフォワードMEで家計と資産を一元管理
マネーフォワードMEは、2,500以上の金融機関と自動連携し、入出金や残高を一元管理できる国内最大級の家計簿・資産管理アプリです。
ユーザー調査では、月平均約2万円の収支改善を実感する事例も多く、複数口座や投資を含む資産の全体像を把握し、節約意識を高める有効な手段となっています。
ただし、無料版では連携数が4件まで、データ閲覧が過去1年分までに制限されるため、長期的な利用や投資管理にはスタンダードや資産形成アドバンスなどの有料プランが推奨されます。
まずは1か月間の無料トライアルで全機能を試し、自身の家計管理スタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。


この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!