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Wi-Fiのセキュリティ対策を徹底解説!想定されるリスクを予防策は?

「Wi-Fi通信に潜むリスクは?」
「どんなセキュリティ対策が必要?」


Wi-Fi通信には、情報漏えいやデータの盗み見など、様々なセキュリティリスクが伴います。

しかし、「どんなことに気を付ければいいの?」「使っちゃいけないフリーWi-Fiはある?」など、具体的な対策について知識がない方も多く見られます。

本記事では、Wi-Fi通信の安全性を高める方法や注意点を徹底解説します。

 
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Wi-Fiのセキュリティ対策が重要な理由

通信内容が盗み見られるリスク

Wi-Fiネットワークの通信が暗号化されていない場合、メールやチャットの内容、ウェブサイトの閲覧履歴、ログイン情報、クレジットカード番号など、あらゆる通信内容を盗み見られる可能性があります。

この手法を 「スニッフィング」と呼び、悪意のある第三者がパケットを傍受し、ユーザーの送受信データを解析 します。

このようなリスクを回避するためには、暗号化方式(WPA3など)が有効なWi-Fiネットワークを使用することや、通信内容を保護するVPNの活用が必要です。

特に公共のフリーWi-Fiでは、盗み見られる危険性が高いため注意が求められます。

機密情報が外部に漏れてしまうリスク

Wi-Fiセキュリティが不十分な場合、個人や企業の機密情報が外部に漏洩するリスクがあります。

特に、 フリーWi-Fiや暗号化が弱いネットワークでは、攻撃者が通信を傍受し、送信されたパスワード、個人データ、業務情報などを盗み出す可能性 があります。

このような情報漏洩は、個人にとってはプライバシー侵害や詐欺被害、企業にとっては営業機密の流出や信頼喪失につながります

無断で端末にアクセスされるリスク

セキュリティの弱いWi-Fiネットワークに接続した端末は、攻撃者に無断でアクセスされるリスクがあります。

攻撃者は、ネットワーク内のデバイスを探索し、侵入可能なポートを特定して不正アクセスを試みます。これにより、 データの閲覧や盗難、さらにはデバイスの遠隔操作が行われる危険性 があります。

Wi-Fiルータを経由したデータ改ざんのリスク

Wi-Fiルータが乗っ取られ、通信データが改ざんされると、 ユーザーが訪れるウェブサイトが偽装される「DNSスプーフィング」や、正規のウェブページが改ざんされてマルウェアが配布される恐れ があります。

攻撃者はさらに、ユーザーの通信内容を変更することで、誤った情報を伝達させたり、詐欺サイトに誘導することも可能です。

DDoS攻撃のリスク

Wi-Fiルータがセキュリティ侵害を受けると、DDoS(分散型サービス拒否)攻撃に利用される危険性があります。

攻撃者は不正にルータを操作し、他のネットワークやサービスを標的とする膨大なトラフィックを送り込みます

このような攻撃に加担させられると、 利用者自身が知らないうちに犯罪行為に関与してしまう可能性 があります。

また、ルータ自体が攻撃を受け、ネットワークが使用不能になることもあります。

フリー Wi-Fi に潜む危険性

安全性の低いフリーWi-Fiを利用してしまうリスク

通信内容が暗号化されていないネットワークでは、第三者にデータが盗聴(=スニッフィング)される危険性があり、ログイン情報やパスワード、個人情報などが盗まれる可能性があります。

さらに、 悪意のある攻撃者が正規のフリーWi-Fiに似せた「偽のWi-Fiスポット」を設置し、接続したデバイスを操作したり、マルウェアを送り込む こともあります。

また、フリーWi-Fiでは通常、認証が簡易的なため、攻撃者がネットワーク内の他の利用者のデバイスに不正アクセスするリスクもあります。

フリーWi-Fiを安全に利用するためのセキュリティ対策

  • 公式のネットワーク名を事前に確認し、信頼できるネットワークかどうかを判断する
  • 重要な個人情報や機密性の高いデータ(クレジットカード番号やパスワードなど)を送信しないようにする
  • VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用することで、通信を暗号化し、盗聴を防ぐ
  • デバイスの設定で「自動接続」をオフにし、不審なネットワークへの自動接続を防ぐ
  • ウイルス対策ソフトやファイアウォールを有効にし、常にソフトウェアを最新の状態に保つ

Wi-Fiのセキュリティ対策方法【端末側】

大事な情報はSSL/TLSでやりとりする

SSL/TLSは通信内容を暗号化する技術であり、インターネット上で大事な情報を送受信する際に、第三者による盗聴や改ざんを防ぎます。

ウェブサイトが SSL/TLSを使用している場合、URLが「https」で始まり、ブラウザのアドレスバーに鍵アイコンが表示されます

このようなセキュアな接続を確保していれば、オンラインショッピングや銀行取引などの機密性の高い操作も比較的安全に行えます。

逆に、「http」から始まるサイトは暗号化されておらず、セキュリティリスクが高いので、個人情報の入力を避けるべきです。

公共の場でWi-Fiを利用するときはファイル共有機能を解除

公共のWi-Fiを利用する際、フ ァイル共有が有効になっていると、同じネットワーク内の他の利用者が、許可なしにあなたのファイルにアクセスするリスク が生じます。

特に、Windowsの「ネットワーク探索」や「共有フォルダー」、Macの「共有設定」などを無効化することが重要です。

また、共有プリンタやネットワークドライブも利用停止することで、より安全性が高まります

これらの設定は、Wi-Fi利用前に確認しておくことで、ネットワーク上の不正アクセスからデバイスを守ることができます。

Wi-Fiのセキュリティ対策方法【ルーター側】

アクセスポイントを設置する場合は適切な暗号化方式を設定

古い暗号化方式であるWEPは脆弱であり、容易に解読される可能性が高いため使用を避けるべきです。

現在推奨される方式は、セキュリティが強化されたWPA3 です。WPA3は、最新の暗号化技術を使用し、データの安全性を大幅に向上させています。

もしWPA3を利用できない場合は、次に安全性の高いWPA2を選択します。また、PSK(事前共有キー)も推測されにくい複雑なパスワードを設定することが重要です。

これにより、通信の盗聴や不正アクセスのリスクを最小限に抑えることができます。

SSIDのネーミング・設定を変更

Wi-FiのSSID(ネットワーク名)は、アクセスポイントの識別に使用されますが、そのまま使用するとセキュリティリスクが生じる可能性があります。

たとえば、ルーターの製品名や設置場所を示唆するSSIDは、攻撃者に手がかりを与える可能性があります。

そのため、 SSIDは個人情報や特定されやすい情報を含まない独自の名前に変更することが推奨 されます。

また、SSIDのブロードキャストを無効にすることで、見知らぬ人からネットワークが見えなくなり、攻撃の対象になりにくくなります。

ただし、これだけでは完全な防御にはならないため、他のセキュリティ対策と併用することが重要です。

ルーター管理用IDやパスワードを複雑にする

管理用IDやパスワードが初期設定のままでは、一般的に知られているため、攻撃者に簡単に突破されるリスク があります。

新しいパスワードは、英数字や記号を組み合わせた12文字以上の複雑なものにするのが理想的です。また、IDも推測されにくい名前に変更することで、さらに安全性が高まります。

これにより、不正な設定変更やネットワークへの侵入を防ぐことができます。パスワードの管理には、信頼性の高いパスワード管理ツールの利用も効果的です。

WPA3などの最新ネットワークセキュリティ規格を使用

WPA3は、古い規格と比べて強固な暗号化方式を採用し、ブルートフォース攻撃への耐性が向上 しています。

また、個々のセッションに独立した暗号鍵を使用するため、データが漏洩しても他のセッションが安全に保たれます。

さらに、WPA3にはパスワードが弱い場合でも安全性を向上させる「SAE(Simultaneous Authentication of Equals)」という新技術が導入されています。

古いデバイスを使用する場合は、互換性を考慮しつつ可能な限りWPA3対応ルーターに切り替えることが望ましいです。

ルーターのファームウェアを最新にする

メーカーはセキュリティホールや脆弱性を修正するために定期的にアップデートを提供しますが、これを適用せずに放置すると攻撃者に悪用されるリスクが高まります。

ファームウェアを最新に保つことで、新たな脅威への対策を確実に実施できます 。更新はルーターの管理画面から手動で行うことが一般的ですが、一部のモデルでは自動更新機能を利用することも可能です。

アップデート前には設定内容のバックアップを取ることを忘れないようにしましょう。

ユーザー認証を強化する

Wi-Fiネットワークへのアクセス制御を強化するため、ユーザー認証の設定を見直すことが重要です。

  1. MACアドレスフィルタリングを利用すれば、許可されたデバイスのみ接続を許可することが可能。
  2. ユーザーがログイン時に利用するパスワードは複雑なものに設定し、定期的に変更する。
  3. より高度なセキュリティを求める場合には、証明書ベースの認証方式を導入するのもおすすめ。

これにより、攻撃者がネットワークに侵入するリスクを大幅に減らすことができます。

ゲスト用Wi-Fiは社内ネットワークから切り離す

ゲスト用Wi-Fiを提供する際は、社内ネットワークとは完全に分離することが必須です。 同じネットワークを使用すると、ゲスト端末から社内システムへの不正アクセスや感染リスクが高まります

ルーターの設定でVLAN(仮想LAN)を使用し、ゲストネットワークを分離することで、セキュリティを強化できます。

また、ゲスト用Wi-Fiには通信速度や使用時間に制限を設けることで、不正利用のリスクを軽減できます

Wi-Fiに接続している機器を把握する

Wi-Fiネットワークの安全を保つためには、接続している全ての機器を把握することが重要です。 ルーターの管理画面から接続状況を確認し、不審なデバイスがないかを定期的にチェック します。

不明なデバイスを発見した場合は、すぐにネットワークから遮断し、セキュリティ設定を再確認します。 また、接続台数を制限することで、予期しない侵入のリスクを減らすことが可能です。

さらに、使用していないデバイスや古い機器は接続を解除し、ネットワーク負荷を軽減しつつ安全性を高めましょう。

セキュリティサービスを利用する

一部のルーターには、メーカーが提供する有料または無料のセキュリティ機能が搭載されています。

これには、 悪意のあるウェブサイトへのアクセスをブロックするフィルタリング機能、不正侵入を検知するIDS(侵入検知システム)、およびDDoS攻撃対策 が含まれます。

また、セキュリティソリューションを提供する外部サービスを併用することで、多層的な防御を実現できます。

これにより、最新の脅威にも対応可能な安全なネットワークを構築できます。

Wi-Fiのセキュリティに重要な暗号化の種類

WEP(ウエップ)

WEP(Wired Equivalent Privacy)は、Wi-Fiセキュリティの初期に採用された暗号化方式で、1999年に標準化されました。

しかし、 暗号化アルゴリズムが非常に脆弱であるため、簡単に解読されることが知られています 。攻撃者は専門的なツールを使ってWEPキーを短時間で解析し、不正アクセスすることが可能です。

そのため、現在ではWEPを利用することは推奨されていません。もしWEPしか利用できない環境の場合、機密情報のやり取りを避け、早急により安全な暗号化方式への移行を検討するべきです。

WPA(ダブリューピーエー)

​​​​​​​WPA(Wi-Fi Protected Access)は、WEPの脆弱性を改善するために2003年に導入された暗号化方式です。

​​​​​​​一時的なキーを使用する「TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)」という技術を採用し、WEPよりも安全性が向上しました。

​​​​​​​しかし、 現在の視点ではWPAも脆弱性が指摘されており、特にブルートフォース攻撃に対する耐性が低いとされています

そのため、可能であれば後継のWPA2またはWPA3に移行することが推奨されます

WPA2(ダブリューピーエーツー)

WPA2は、2004年に登場したWPAの後継規格で、現在広く利用されています。暗号化方式としてAES(Advanced Encryption Standard)を採用し、高いセキュリティを提供します。

また、認証プロトコルとして「802.1X」を使用することで、より安全な認証が可能です。

​​​​​​​しかし、 WPA2にもいくつかの脆弱性(例:KRACK攻撃)が報告されており、これらのリスクに対処するためには、常に最新のファームウェアを適用することが重要 です。また、WPA3への移行も検討するべきです。

WPA3(ダブリューピーエースリー)

WPA3は、2018年に登場した最新のWi-Fi暗号化規格で、セキュリティがさらに強化されています。

​​​​​​​「SAE(Simultaneous Authentication of Equals)」という 新しい認証方式を採用し、ブルートフォース攻撃に対する耐性を向上 させています。

​​​​​​​また、各セッションごとに独立した暗号鍵を使用するため、過去の通信内容が漏洩しても他のセッションは保護されます。

さらに、オープンWi-Fiでも通信を暗号化する「OWE(Opportunistic Wireless Encryption)」に対応しています。

編集部

WPA3対応機器を使用することで、より安全なネットワークを構築できます。

Wi-Fiのセキュリティに関するよくある質問

Q
iPhoneでできるWi-Fiのセキュリティ対策は?

A

■公共Wi-Fiを利用する際は、VPNを使用して通信を暗号化する。
■信頼できるネットワーク以外には自動接続しないよう設定を確認する。
■Wi-Fi Assistをオフにする:不安定なWi-Fiへの接続を防ぎ、セキュリティリスクを軽減できる。
■利用するWi-Fiの暗号化方式がWPA2またはWPA3であることを確認。
■定期的にiOSを更新し、最新のセキュリティパッチを適用する。

まとめ

Wi-Fi通信には常にセキュリティリスクが伴うため、日頃から適切な対策を講じることが重要です。

特に、通信の暗号化や複雑なID・パスワードの設定、定期的なファームウェアの更新など、基本的な対策は怠らないようにしましょう。

また、フリーWi-Fi時には特にセキュリティリスクが高まるため、「安全性の低いフリーWi-Fiには接続しない」「機密情報は送受信しない」などを徹底しましょう。

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この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

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