節電だけではなかった!?LEDを効果的に使うための、特徴と種類

節電だけではなかった!?LEDを効果的に使うための、特徴と種類

家庭の出費の中でも、なかなか節約ができない「電気代」。電力会社を見直そうにも、イチから切り替えるのは不安という方も多いのではないでしょうか。そこでピッタリなのが「LED」!既に街のイルミネーションなどで使われることも多いため、聞いたことのある人も多いと思います。
LEDとは「発光ダイオード」という半導体の名称で、従来の白熱電球や蛍光灯に代わり、数年前から急激に需要が伸びてきたアイテムです。長持ちするうえ電気代も抑えられると、LEDが人気の秘密とは一体どこにあるのでしょうか。

LEDを使えば、蛍光灯よりもおトクになる?

近年、LEDが多く使われている理由として、電気代が抑えられるという点があります。その理由は、LEDが他の電球と比べて消費電力が非常に少ないため、LEDに切り替えることで電気代が安くなります。ただLEDをお店で見ると、電球の値段が他の白熱電球などに比べて、高いという印象を持っている人もいるのではないでしょうか。白熱電球が数百円から購入できるのにくらべ、LEDは安くても2,000円~3,000円ほどします。確かに値段だけ見ると、大きく違いますよね。

しかし長い目で見ると、実はLEDの方がとってもおトクなんです。白熱電球の寿命は最大でも2,000時間ほどなのに対し、LED電球の寿命は平均40,000時間と約20倍。寿命を年数に変えると、白熱灯が3~6ヶ月程度なのに比べ、LEDの場合およそ10年は使える計算になっています。つまり購入コストで考えると、白熱電球を10年使うとなれば数十回の交換が発生するため、かかる費用は10,000円前後。その点LEDであれば、最初の2,000~3,000円だけで交換することなく10年利用できるので、実質2年あれば元は取れる計算になります。

LEDがおトクなのは寿命だけではありません。LEDの消費電力は、白熱電球の1/5程度と非常に低コストとなっています。普段白熱電球を使っている方と、LEDにした方の電気代で比較すると、年間の電気代は3,000円以上も安くなります。1年で購入時の費用をまかなえると考えると、多少値段が高いと感じても切り替える価値はあるのではないでしょうか。

LEDの主な特徴

LED

寿命が長い

LED照明の大きな特徴の1つに、既存の照明器具に比べて寿命が非常に長いことがあります。白熱電球や蛍光灯の平均寿命が2,000~10,000時間なのに比べ、LED照明は平均40,000時間と3倍以上の長さとなるため、頻繁に電球交換をする必要がなくなります。

発光効率が良い

発光効率というのは、照明機器に使われる光源の効率のことを指します。照明機器の光源に与える電力(ワット数)に対し、光源から発する全光束(ルーメン)の効率を評価するもので、ランプ効率と呼ばれることも。LEDの発売当初は、白熱灯や蛍光灯に対して発光効率はそこまで違いがありませんでした。しかし最近では、蛍光灯の発光効率を超えるほど、レベルが高くなってきています。

オンオフの反応が良い

LED照明は、白熱電球などのように熱を変換して点灯する原理ではないため、発光における応答時間が非常に短く、頻繁にオンオフを繰り返すことができます。従来の蛍光灯では、オンオフを繰り返すことで、寿命が減っていくとされていますが、LEDではその心配がないため、オンオフ回数が多い「トイレ」や人感センサーなどが付けられた「廊下・玄関」といった場所での利用に向いています

発熱が少ない

白熱電球や蛍光灯などは、熱を光に変換する原理になっているため、発光面や蛍光灯全面が熱くなります。照明の種類や環境によっては、1m以上離して設置しなければならないことも。その反面、LED照明では発光面に火傷するほどの発熱が起こらないため、万が一ランプに触れてしまう可能性のある場所でも、安心して設置ができます。
このように外壁や植物の周りのライトアップをする場合、LED照明であれば白熱灯等に比べて、より安全な配置が計画できます。しかし寒い地域でLEDを設置する場合、発熱が少ないことで電球の表面に雪が積もったり、凍結したりして信号表示などが見えないというトラブルが起こることがあります。

覚えておきたいLED電灯の種類

LED照明には「LED電球」と「LED蛍光灯」の2種類のタイプがあります。従来の白熱灯などと同様に、利用用途に応じて使い分けていくと良いでしょう。

LED電球
ペンダントライト
ダウンライト
小形シーリングライト
シーリングファン
スタンド
シャンデリア
スポットライト

LED蛍光灯
シーリング
ブラケット
一体型照明

利用シーンに合わせた色を選ぼう

LED

LED照明の中には、寒色から暖色までさまざまな色があり、それぞれの色に適した場面で使い分けると良いでしょう。

電球色(暖色系)

暖かみがある色なので、寝室などリラックスできる部屋の明かりに向いています。また料理が美味しく見える色合いになるため、食卓の明かりとしても使えます。

昼光色(寒色系)

クールで清々しい雰囲気になる光で、読み書きや勉強、裁縫などの手作業を必要とする場面での利用に向いています。

昼白色(中間色)

どちらかというと、外の明かりに近い色なので、自室の中でも洋服を着替えるクローゼットや、メイクルームなど外での雰囲気を感じ取れるような場所や、太陽光に最も近いのでリビングなど様々な用途で使う部屋で使うのに向いています。

明るさ指標は、ワット数からルーメンへ

LED

LEDの大きな特徴の1つに「節電効果」というものがあります。そのため発売当初は、一般的に知られているワット数で表示されていることが多くありました。例えば「40ワット相当」や「200ワット相当」といった表示です。しかしワット数を参考にして取り付けたところ、同じワット数の白熱電球よりも暗く感じるとの声があがりました。LED電球の特徴として、ダウンライトやスポットライトなどのように、特定方向に光が送られるものが主な役割だったため、空間全体を照らすような照明器具に取り付けた場合は、白熱電球よりも暗くなってしまうのです。

こうしたトラブルを解消し、再発を防ぐため、LED電球を買う際にワット数ではなく、光の量を表す「ルーメン(lm)」を参考にして購入するような措置が取られました。LEDを選ぶ際は、電球何ワットだけで選ぶのではなく、一緒に表記されている「ルーメン」の数値を見たうえで判断するようにしましょう。

まとめ

LEDに変えることで、電気代も安くなるうえに、電球そのものの寿命も延びるのであれば、私達の自宅へ取り付けるのはもちろん、一人暮らしの高齢者の方など、簡単に電球の交換が出来ない方の家に取り付けても喜ばれるのではないかと思います。
電力会社を見直して、契約を変えるという電気代節約方法もありますが、まずはご自宅の電球をLEDに変えることから始めてみてはいかがでしょうか。
家なら自分の好みで明るさや色を決められますが、店舗だとどうすればいいのか迷うところです。そんな時、是非ご連絡ください。プロフェッショナルがアドバイスいたします。

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