【電力会社と電気代を比較】新電力10社どれがおすすめ?

新型コロナウイルスの影響により、多くの飲食店や施設では売上の低迷に頭を抱える経営者も多いのではないでしょうか。資金確保のためには外部資金調達に加え、店舗でのコスト削減にも早急に取り組む必要があります。店舗でできるコスト削減はさまざまですが、中でもすぐに実践できるコスト削減の一つとして、「電力自由化」による電気代の削減方法があります。

本記事では、2016年からメディアで頻繁に取り上げられるようになった「電力自由化」によって電力会社を切り替えることでいったいどれほどオトクになるのか解説するとともに、ワイズクラウドがおススメする法人向けの新電力会社をメリット・デメリットなども交えながら徹底比較したいと思います。

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電力自由化とは?


電力会社の比較に入る前に、まずは「電力自由化」とは、どのようなものなのかカンタンにおさらいしましょう。
 

従来は地域の電力会社のみ

もともと電力は、旧一般電気事業者と言われる北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力など政府の認可を受けた電力会社が地域ごとに電力を独占し販売していました。
 

電力自由化で家庭向け電気も選べるように

しかし、これまで旧一般電気事業者により独占されていた家庭・店舗などに向けた電力小売が2016年4月に開始された法律の改定により電力が全面自由化され、多くの民間企業が電力の販売に参入できるようになったことを「電力自由化」といいます。これにより一般家庭や店舗などの消費者は、サービスや電気料金などをもとに、電気の購入先を自由に選択できるようになりました。
 

新電力の登場

また電力自由化により異業種から新しく電気事業へ参入した企業のことは「新電力」と呼ばれており、現在その数は500社以上存在します。

比較①:電力自由化の前後で変わったことは?

さっそく「電力自由化」により、いったいどのようなことが変わったのでしょうか。電力自由化の前後と比較しながらみていきましょう。
 

大手電力会社だけでなく、自由に電力会社を選べるように

電力自由化の一番のポイントは、自分の環境に適した電力会社や料金プランを自由に選択できるようになることです。

新電力(PPS)と呼ばれる小売電気事業者は、ガスやガソリンを販売している事業者やインターネットプロバイダ・ケータイキャリアでお馴染み会社などさまざまな事業者が参入しています。そして、各社以下のような独自の強みを活かしたさまざまなプランを用意しているのが特徴です。

・新電力A社→「ガスとセットで安くなる」
・新電力B社→「ガソリン代が割引になる」
・新電力A社→「環境に優しいエネルギーが買える」

このように電力の自由化により、購入先の選択肢が増えることで自分の環境に適した電力会社や料金プランを選択できるようになるため、電気代の削減ができたり環境への配慮に力を入れている電力会社などを自由に選ぶことが可能となるのです。
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電力会社を切り替えた人々の評判

ここでは、電力自由化により、地域電力から新電力会社へ切り替えた人々の評判を一部紹介します。
 

評判①「光熱費が下がり、生活にやさしい」

【切り替え先】
Looopでんきおうちプラン

【開始手続き・サポート対応】
事前の説明が非常に分かりやすく、申し込み書記入の際の不明点について問い合わせると丁寧な対応をしてくれた。電力自由化開始直前に申し込んだため、スイッチング完了まで少し時間がかかってしまったが、いつごろ完了するか事前に通知をしてくれた。

【セット割引について】
電気とガスのセット割引を申し込み、光熱費全体のコストダウンをすることができた。毎月支払うものなのでありがたい。

【総合評価】
我が家は3人暮らしで電気代がかかってないほうがとおもう。そんな我が家でもさらに安くなるのが現在の電力会社だった。

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評判②「家計が助かり、得した気分です。」


【切り替え先】
ENEOSでんき

【開始手続き・サポート対応】
申し込み~切り替えまで一週間以内で済んだ。チラシでポスティングされていたので電話で申し込んだところ都合に合わせた日にちと時間ですぐに家まで来てくれた。申込書の書き方や注意点を丁寧に教えてくれたので初めてだったがすぐにスイッチングが完了できた。

【セット割引について】
セットでは申し込んではいないが家に固定電話をひく予定なのでその際はセットのプランに変更しようと考えている。

【総合評価】
月々の電気代が安くなったというのが一番ありがたい。手続きのカンタンさやポイント付与を含め、電力会社を変更して良かった、得をしたと実感している。

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参照:価格.com~電力会社・プラン切り替え評判レポート

比較②:電気料金はどれくらい安くなる?

実際に電力自由化により、電気を自由に選択できるようになる中、果たして電気代はどれくらい安くすることができるのでしょうか。

購入できる電力会社は住んでいる地域によっても異なる上、適切なプランというものは、電気使用量によっても変わってきます。

ここでは、東京電力エリアと関西電力エリアで電力を契約している方へ向けて、電気の契約状況や世帯人数ごとに具体的な節約額の例を紹介します。ぜひ電力会社への切り替えを検討している方は参考にしてみてください!
 

東京電力エリア

1人暮らしの場合
 
契約状況 春・秋の電気代 夏・冬の電気代 1年間の節約額
従量電灯B 30A 平均約6,000円

(170kWh ~ 226kWh)
平均約7,000円

(175kWh ~ 285kWh)
15,727円

2人世帯の場合

契約状況 春・秋の電気代 夏・冬の電気代 1年間の節約額

従量電灯B 40A
 

平均約10,000円
(294kWh ~ 391kWh)

平均約12,000円
(301kWh ~ 493kWh)
 

36,935円


3人世帯の場合

契約状況 春・秋の電気代 夏・冬の電気代 1年間の節約額
従量電灯B 50A 平均約13,000円
(367kWh ~ 490kWh)
 
平均約16,000円
(377kWh ~ 617kWh)
 

44,574円
 
 

関西電力エリア

1人暮らしの場合

契約状況 春・秋の電気代 夏・冬の電気代 1年間の節約額
従量電灯A 平均約5,000円
(172kWh ~ 223kWh)
 
平均約6,000円
(172kWh ~ 282kWh)
 
20,974円


2人世帯の場合

契約状況 春・秋の電気代 夏・冬の電気代 1年間の節約額

従量電灯A
 
平均約9,000円
(297kWh ~ 384kWh)
 
平均約12,000円(297kWh ~ 485kWh)
 
28,885円


3人世帯の場合

契約状況 春・秋の電気代 夏・冬の電気代 1年間の節約額
従量電灯B 50A
平均約12,000円
(372kWh ~ 480kWh)
 
平均約15,000円
(372kWh ~ 607kWh)
 
37,053円

比較③:電力自由化によってプランはどう変わる?

電力自由化で新たに新電力会社が登場したことにより、果たして従来の料金プランとどのような点が変わったのでしょうか。双方のプランの違いをみていきましょう。
 

従来の料金プラン

大手電力会社の一般的な料金プランは、おもに基本料金と従量料金の2つの組み合わせで構成されています。基本料金は契約アンペア数によって決まり、従量料金は3段階に設定されていて電気を多く使用するほど電気の単価が上がる仕組みとなっています。

要するに、電気使用量の多い人は、あまり使わない人に比べて電気代が割高となるプランが一般的となっています。
 

電力自由化以降に出てきたプラン

一方、電力自由化以降に登場している新電力のプランは、従来の大手電力会社と比較すると非常に多彩になっています。では具体的にどのようなプランがあるのか詳しくみていきましょう。
 

従量料金の単価が安いプラン 

電力自由化前に出ているプランと同じ料金形態のプランが出ています。しかし従来の大手電力会社の料金プランと比較すると、先ほどお伝えした従量料金の単価が安く設定されている場合がほとんどです。

そのため、このような料金プランの場合であれば、新電力会社に切り替えることで確実に料金を削減することが可能です。よくあるものとして、3段階のうち、2段階目と3段階目の単価が安く設定されている場合が多いため、電気の使用量が多い人にとくにおススメといえるでしょう。
 

使った分だけ支払うプラン 

電力自由化以降に登場した新電力プランの一つに、基本料金は0円で従量料金の単価が一律といったシンプルなプランがあります。この従量料金一律のプランであれば、使用量によって電気代が上がることはないので、電気使用量の多い人に向いているプランといえます。

また基本料金が0円なので、別荘のような電気を使う月と使わない月が極端な場合でも、使用した分だけ料金を支払うことができるのでお得です。
 

時間帯で変わる料金プラン 

電力自由化以降、スマートメーターが設置されることにより、どの時間帯に電気を使用したのかwebで見える化できるようになりました。

これにより増えてきたのが時間帯で変わる料金プランで時間帯・平日・休日などにより料金単価が異なります。日中は仕事をしていて、夜しか電気を使用しない場合などは、このプランを選択することで電気料金を抑えることが可能です。
 

セット割引があるプラン 

新電力では他のサービスとセットで割引になるプランも人気です。「ガスと電気」「インターネット・ケータイと電気」などでセットで割引になるプランから、電気の契約があれば、ガソリン代がオトクになるというプランも登場しています。

またセット割引は料金がオトクになるだけでなく、支払いも一本化できる点もうれしいポイントです。
  

ポイントが貯まるプラン

電気代の支払いに応じてポイントが貯まるプランもあります。ポイントが貯まると、電気代が割引になったり、貯まったポイントで商品と引き換えできるサービスなどもあります。

飛行機をよく利用する人は、マイルが貯まるプランなどもあるので、ポイントサービスもチェックすべき点といえるでしょう。
 

長期割引があるプラン

新電力のプランには、1年プランや2年プランなど長期契約することで割引されるプランがあります。しかし途中解約する場合は、違約金が発生するケースが多いので事前に確認してくようにしましょう。
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電力会社独自のサービス

つづいて新電力会社が独自で行っているサービスもあります。2つのサービスについてみていきましょう。
  

Webで電気の使用状況・時間帯を確認

電力自由化後、スマートメーターが設置されたことにより、「電気をいつどれくらい使ったのか」webで電気の使用状況を見れるようになります。新電力会社によっては、webの会員サービスで30分おきの電気使用量をチェックできることもあります。webで電気使用量を見える化することで節約につながるだけでなく、離れて暮らす高齢の親の見守りとしても使用することが可能です。
  

サポートが充実

新電力会社の中には、水のトラブルだったり、ガス漏れなど電気以外に日常で起こるトラブルを解決しれくれる暮らしのサポートサービスを提供するところも増えてきています。電気代がオトクになるだけでなく、日々の安心を守ってくれるサービスが付いているのはうれしいポイントといえるでしょう。
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比較④:電力会社(新電力)を10社徹底比較!


ここではさっそく、ワイズクラウドがおススメする新電力をみていきましょう。各社それぞれの特徴とメリット・デメリットを紹介するので比較検討する際にぜひ参考にしてみてください。

 

ハルエネでんき

「ハルエネでんき」は、株式会社ハルエネが提供している法人向けの新電力事業者です。2019年度では、低圧の業務用電力に関して12ヵ月連続で業界シェアNo1を誇るなど、全国の飲食店や小売店などを経営している個人事業主や法人から厚い支持を得ています。2018年5月から沖縄電力エリアの供給も加わり、全国で利用することが可能となりました。また、法人契約の際には、個人の自宅の電気と併せて切り替えすることが可能なので、個人事業主の方にもおすすめの新電力事業者といえるでしょう。
対応エリア 北海道電力エリア・東北電力エリア・北陸電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア・沖縄電力エリア
違約金 9,800円(3年自動更新)
セット割 ガスとのセット割
貯まるポイント
向いている人 電気使用量の多い人、個人事業主・法人向き

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メリット

①電気を多く使用するだけお得になる
現在、6プランを展開している「ハルエネでんき」ですが、どのプランも電気使用量の多い場合に合せて電気料金がお得になるように単価が設定されています。そのため、一般家庭向けというよりは、電気の使用量の多い店舗や商店などの事業者や法人にとってお得なプランといえます。例として、東京電力の従量電灯Bとハルエネでんきを比較した場合、400kwh以上の電気使用量で毎月1,000円単位からお得になるケースがあります。
 
②法人向けプランが充実している
「ハルエネでんき」の大きな特徴は、法人向けのプランが充実している点です。現在6プラン展開している中、4プランが法人限定となっています。1プランのみ法人と家庭どちらでも契約可能なプランなので合計で5プランは契約できることになります。また、ハルエネでんきは、従量料金3段階目に相当する電気使用量になると、大手電力会社に比べて年間1万円前後の電気代の削減につながります。
 

デメリット

①一般家庭で使用する場合割高になる場合も
「ハルエネでんき」のデメリットは、家庭向けのプランが少ないことが挙げられます。家庭・個人で契約できるプランは、6プランの中で2プランのみしかないためそもそも選択肢が限られます。さらに、ハルエネでんきは法人向けに設定されたプランのため、電気使用量が3段階目まで達しない場合は、ハルエネでんきに切り替えても電気代の削減につながらないケースもあります。これは法人向けプランにも共通している特徴なので、契約をする前は、検針票を元にしっかりシミュレーションを行うことが大切です。
②初期費用や解約金が発生する
「ハルエネでんき」は、初期費用や解約金が設定されていることもデメリットの一つといえるでしょう。契約時や解約の際にかかる費用は以下のとおりです。

契約事務手数料:3,780円
解約手数料:3,780円~9,800円
契約期間:3年契約(ハルエネ基本プランH以外)

契約事務手数料は初回請求月に支払う契約となります。また、ハルエネ基本プランH以外の5つのプランには3年の契約期間の縛りがあり、契約期間以内に解約した場合は、上記の解約手数料が発生します。このように「ハルエネでんき」は手数料や解約金などのコストがかかる点がデメリットといえますが、契約する代理店によっては特典としてこのような費用を免除してくれるケースもあります。
26

ソフトバンクでんきforBiz

「ソフトバンクでんきforBiz」とは、ソフトバンクが提供する飲食店や営業所、美容室などといった法人・個人事業主向けの新電力サービスです。電気以外にもモバイルやインターネット回線とまとめて契約することでセット割が適用となるためさらにお得にすることも可能です。
また「ソフトバンクでんきforBiz」は、電灯契約は規制料金より1%安い電気料金で、低圧電力契約は規定料金より1%安い基本料金で利用できます。
対応エリア 東京・北海道・東北・中部・関西・中国・四国・九州(おうちでんき対象外)・沖縄(自然でんき対象外) 電力エリア
違約金 5,000円(2年自動更新)
セット割 モバイル回線・インターネット回線とのセット割(期間限定キャンペーン)
貯まるポイント
向いている人 ソフトバンクのスマホ・インターネット回線を利用している人
>>インターネット回線とセットで安くするなら「ソフトバンクでんきforBiz」
メリット

 
①でんき切り替えの手数料0円
「ソフトバンクでんきforBiz」では、電気の切り替え時に発生する契約手数料0円で申し込むことが可能です。他社の新電力では契約手数料として数千円かかるところも多い中、切り替え時の手数料が不要で気軽に申し込める点はメリットといえるでしょう。
 
②セット割でさらにお得に
「ソフトバンクでんきforBiz」では、期間限定(2020年4月1日~2020年9月30日)のキャンペーンを開催しており、期間中にでんきとセットで法人契約モバイル回線・法人契約おとくライン・法人契約ソフトバンク光回線のいずれかを申し込むことで月最大1,000円の割引を受けることが可能です。
店舗では電気に限らず、スマホやネット回線なども使用するでしょうから、まとめて契約することでさらにお得になるでしょう。

 

デメリット

①オール電化向けプランはない
「ソフトバンクでんきforBiz」では、残念ながらオール電化プランなどの特別なプランはありません。そのため店舗にてオール電化を使用している場合には、電気料金が安くならない可能性があるため注意が必要です。
 
②契約期間の縛りがある
「ソフトバンクでんきforBiz」の契約は2年縛りの自動更新となっています。万が一更新月以外に解約した場合は、5,000円の違約金が発生します。気軽に解約することができないことから「試しに新電力に切り替えてみたい」といった方には不向きといえるでしょう。
 
93

中部電力(ビジエネ/カテエネ)

東海エリアを管轄する中部電力の運営する新電力サービスです。提供エリアは中部電力エリア以外にも東京電力エリア、関西電力エリアにも電力販売を行っています。

中部電力では、主に法人のお客様を対象とした「ビジエネ」と家庭向けのお客様を対象とした「カテエネ」を展開しています。中でも、ビジネス向けのお客様を対象とした「ビジエネ」では、商店や小規模店舗向けの低圧の他に、ビルや工場など大規模店舗向けの高圧なども取扱っています。また東邦ガスの供給区域で都市ガスを利用している方は、電気と都市ガスのセット割も可能となっています。
 
対応エリア 東京電力・中部電力・関西電力エリア
違約金 有(2年契約)
※転居解約除く
セット割 ガスとのセット割
貯まるポイント オリジナルポイントあり
向いている人 中部電力エリアはプランが豊富人
 
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メリット

①用途に合わせ、2種のWEB会員サービスから選択できる
中部電力では、一般家庭向けの「カテエネ」とビジネス向けの「ビジエネ」と2種類のWEB会員サービスを展開しています。それぞれのWEBサイトでは、料金メニュー・各種契約手続きの変更ができることに加え、おススメサービスの紹介や必要な情報などを随時チェックできるようになっています。とくに「ビジエネ」では、省エネガイドや補助金ガイドなども記載されているため、役立つ情報が入手できる便利なサービスといえるでしょう。
 
②電気代とガス代を見える化して 節約に備えることができる
会員WEBサイトでは、電気代やガス代を簡単にチェックできるようになっています。最大36ヵ月の料金明細のほか、契約電力や使用量、請求額といった使用実績を一目で確認することが可能です。WEBで見える化することで、毎月の使用状況を把握することができるためより節約に意識を向けることができるでしょう。
 

デメリット

①契約期間の縛りがある
中部電力では、ほとんどのプランが2年間の継続利用を加入の条件としています。そのため、気軽に新電力を試したいといった方には不向きといえます。ただし、転居などに伴い解約する場合には違約金が発生することはありません。
 
USENでんき
「USENでんき」は、有線放送でおなじみの株式会社USENが提供する法人向けの新電力サービスです。同社は音楽配信サービスからはじまり通信、ガス、小規模店舗や大型店舗、商業施設に向けた新電力サービスなどのエネルギー事業にも力を入れています。
「USENでんき」に切り替えると削減率に関しても比較的に高く、レストランやカフェでは削減率7%、美容室やエステサロンでは削減率11%といった事例も出ています。
対応エリア 東北・北陸・中部・関西・中国・四国・九州エリア
違約金 1年契約
セット割 ガスとのセット割、音楽放送・レジ・インターネット回線とのセット割
貯まるポイント
向いている人 店舗のサービスをすべてまとめたい人

>>【店舗向き】店舗のサービスをすべてまとめたい人!

メリット

①店舗のトータルサポートをしてくれる
USENの強みは、音楽放送からレジ、インターネット回線、ガス、電気事業など店舗や事業所に必要なサービスを幅広く展開している点です。USENに任せると店舗をトータルサポートしてくれるため「インフラ周りは詳しくないからプロに任せたい」「ひとつのところでまとめて契約したい」といったニーズにもしっかりと応えてくれるでしょう。

さらにUSENでは、音楽放送やインターネット回線などのサービスをまとめて契約すると電気代がお得になるセット割も用意しています。そのため現在USENでレジや音楽放送、インターネット回線などを契約している方にも「USENでんき」はおすすめといえるでしょう。

 
②ネームバリューの安心感
現在500社以上あるといわれる新電力事業者。中には、耳にしたことのない社名のところも沢山あるでしょうが、やはり契約するとなると、知名度も高く安心して任せられるところにお願いしたいものです。その点、「USENでんき」を提供するUSENは音楽配信事業では知名度も高く、全国的に名前を知られていることから安心して任せることができる新電力といえるでしょう。
 

デメリット

①契約の縛りがある
新電力を契約したいと思っても、気になるの解約する際の違約金。「USENでんき」の契約は、基本的に1年契約となっており、特別な事情がない限り途中解約することができません。そのため試しに新電力に切り替えたいと思っている方には不向きといえるでしょう。
 
235

ジニーエナジー

「ジニーエナジー」は、ジニーエナジー合同会社が提供する外資系の新電力サービスです。もともとアメリカに本社を置くGenie Energy Ltdが日本法人として小売電気事業を行う新会社を設立しました。
ジニーエナジーでは現在、12ヵ月固定レートプランである「あおプラン」と変動レートプランである「みどりプラン」の2種類のプランを展開しています。地域電力の従量電灯プランと比較すると使用した電気料金に加え基本料金も安くなるため、一般家庭はもちろん消費量の多い店舗や商店ではさらにお得になります。
対応エリア 東京・北海道・東北・中部・関西・中国・四国・九州(おうちでんき対象外)・沖縄(自然でんき対象外) 電力エリア
違約金 ・「あおプラン(12ヵ月固定レート)」:有 残契約月数×500円
・「みどりプラン(変動レート)」:無
セット割
貯まるポイント
向いている人 電気使用量の多い人


>>ジニーエナジーは電気市場に合わせてレートが変動

メリット

①「みどりプラン」は違約金が発生しない

ジニーエナジーの「みどりプラン」は、電力の市場によって毎月の単価が変動するプランです。次月のレートに関しては、毎月の請求書で確認することが可能です。もしも適用レートに満足できない場合は、違約金なしでいつでも解約できるため、契約期間の縛りがない点はメリットといえるでしょう。
 

デメリット

①変動レートにより電気代が高くなるリスクもある

「ジニーエナジー」は、電力市場にあわせて料金単価が変動するという特徴があります。そのため、市場の状況次第では、他社の新電力よりも安いレートになる可能性もある一方、高くなるリスクも十分にあり得ます。切り替える際は、そのような不安定な要素もあるということをしっかり踏まえた上で検討するようにしましょう。
 
②公式サイトでシミュレーションができない
大手の新電力事業者が提供している公式サイトでは、電気代を簡単にシミュレーションができる場合が多いかと思います。しかし「ジニーエナジー」の公式サイトでは、シミュレーション項目が設けられていないため、切り替え後の電気代をかんたんに試算することができません。検針票をもとに自分で計算しなければいけない点はデメリットといえるでしょう。
 
159

ピタでん

「ピタでん」は、株式会社F-Powerが運営する新電力サービスです。先行する他社の新電力の研究を重ね、業界でも最安クラスといわれる低価格さをウリとして2018年よりサービスを開始しました。「ピタでん」の対応エリアは、沖縄と離島を除く全国となっており、戸建タイプでもマンションタイプでも区別なく契約することが可能となります。
また、料金プランもシンプルで分かりやすく、電気の使用量に応じて「使った分だけプラン」と「使いたい放題プラン」の2つから選ぶことが可能です。新電力への切り替えで安さを重視する方にはおススメの新電力といえるでしょう。
 
対応エリア 北海道電力エリア・東北電力エリア・北陸電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア
違約金 2,000円(1年の自動更新)
セット割
貯まるポイント
向いている人 気軽に申し込みたい人


>>使いたい放題or使った分だけ のお得な料金体系!

メリット

①基本料金無料、契約アンペアを気にしなくて良い

「ピタでん」は、契約アンペア数を気にしなくても良いのが魅力の一つです。現在30Aや40Aで契約している方は、電力量の多いエアコンや電子レンジを同時に使用するとブレーカーが落ちて停電することもあるかと思います。
一方「ピタでん」では、基本料金無料で60Aまで契約容量を上げることが可能です。そのため同時に複数の家電を使用してもブレーカーが落ちにくくなるのはうれしいポイントといえるでしょう。
②提供エリアが広い

「ピタでん」では、沖縄と離島を除く全国で電気の提供をしています。そのため北海道から九州まで幅広いエリアで多くの人が契約できるのはうれしいポイントですね。

デメリット

①オール電化は対象外

現在オール電化を使用している場合、「ピタでん」には、オール電化向けのプランがないため、残念ながら申し込むことはできないでしょう。そもそも「ピタでん」をはじめ、ほとんどの新電力サービスではオール電化向けのプランが用意されていません。オール電化を使用している場合は地域電力のまま継続するのが賢明といえるでしょう。
 
154

東急でんき

「東急でんき」は、東急パワーサプライが提供する新電力サービスです。2016年4月には107物件の大型施設への電力供給を行い、小売電気事業者として一般家庭への電力供給もスタートしました。
また東急パワーサプライは、2017年に始まった都市ガスの自由化以降は「東急ガス」として都市ガスの提供も行っており、電気とガスとのセット割でさらにお得にすることも可能です。
 
対応エリア 東京電力エリア(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県の一部)
違約金
セット割 ガスとのセット割
貯まるポイント 東急カード
向いている人 電気代を確実に安くしたい人


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メリット

①東京電力よりも必ず安くなる
新電力といえば、料金が安くなるとイメージする方も多いですが、各社が展開するプランやお客様の環境によっては料金が下がらないケースも多々あります。

一方「東急でんき」は、東京電力の電気料金よりも単価が安く設定されているため、「東急でんき」へ切り替えることで電気料金が必ず安くなるという点が大きな魅力です。また東急カードを持っている人であれば、電気や都市ガスの支払いをそのカードで行うことで1%のポイントが付与される特典もあります。このように「東急でんき」は、新電力に切り替えることで確実に安くしたいといった方におすすめの新電力サービスといえるでしょう。
②契約期間の縛り・違約金が発生しない

「東急でんき」では、最低期間設定に加え、解約する際の違約金などが発生しない点も大きな魅力です。まだ新電力に切り替えたことがない方でも、気軽に切り替えることができるのはうれしいポイントといえるでしょう。

デメリット

 
①対応エリアが少ない
「東急でんき」の電気の供給エリアは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県の一部に限定されています。また東京電力の従量電灯Aを契約している場合、残念ながら「東急でんき」では、20A以下での契約は取り扱っていません。そのためほとんど電気を使用しない人などには不向きといえるでしょう。
 
209

ほっとでんき


「ほっとでんき」は、東京電力グループのTRENDE株式会社が提供する新電力サービスです。「ほっとでんき」の特徴は、通常高額な工事費用のかかる太陽光パネルが所費費用無料で設置できるという点です。各プランには、契約期間があり、10年または20年後の契約満了後には、その太陽光パネルを無料で手に入れることが可能です。
 
対応エリア 東京電力・中部電力・関西電力・九州電力エリア
違約金 太陽光パネルの買取が必要(設備設置費用)
セット割
貯まるポイント
向いている人 太陽光パネルの設置に興味のある人、電気料金を安くしたい人


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メリット

①電気代が最大で20%オフ

「ほっとでんき」では、太陽光パネルを初期費用無料で設置することが可能です。導入後は、契約期間とともに電気代の割引を受ける期間が設けられます。契約期間は10年の場合だと、各地域の電力会社エリアの基本電気代プランから最大10%削減され、契約期間が20年の場合は最大で20%削減することが可能です。

デメリット

①途中解約する場合、太陽光パネルの買取が必要になる

他社では高額な費用がかかる太陽光パネル。「ほっとでんき」では、初期費用ゼロで太陽光パネルを設置することができますが、契約期間内に途中解約した場合、太陽光パネルを買い取る必要があります。買取金額は、設備設置費用(太陽光設備資材費+工事費)とサービスの提供期間をもとに算出されます。契約期間満了するまで10年~20年と長期契約のため、導入する場合は慎重に検討するようにしましょうね。

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ENEOSでんき


「ENEOSでんき」は、全国でサービスステーションを展開しているJXTGエネルギーが提供している新電力です。よく街中でオレンジカラーの「ENEOS」の看板を見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。
そんな「ENEOSでんき」は、電気料金がお得になるだけでなく、車の給油・灯油・軽油をした際に安くなる特典が付いています。そのためよく車の運転をする人には人気の新電力といえるでしょう。

 

Looopでんき


一般家庭向けの低圧から大型施設向けの高圧ともに、沖縄・離島を除く日本全国に展開している「Looopでんき」。2015年よりスタートして以降ユーザー数は増加しており、2018年12月の時点で低圧に関しては延べ150,000件、高圧の契約件数2,800施設の加入実績を誇る新電力事業者です。
Looopでんきは、特許を取得した独自の計算ロジックにより、電気の調達量を無駄なく最適化することで低い料金を実現しています。これまでの電力会社と比べると電力コストの低減が期待できるでしょう。

まとめ

今回は、2016年4月よりはじまった電力自由化で変わったことはどのような点が詳しく解説するとともに、おススメの新電力会社を徹底比較しました。

各新電力会社が提供するプランには、さまざまな強みや特徴があり、一括りにどのプランがおススメとは言えません。一般家庭なのか店舗または事務所なのかによっても適したプランは異なるため、自身の環境に合った新電力を見極めることがベストといえます。

また料金プランに加え、各社が展開するさまざまなセット割や特典、オプションなどもあるため、単純な割引額だけでなく、それらの特典も加味した上で判断するといいでしょう。

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