食べ物のように賞味期限のあるものであれば、しっかりと在庫管理している場合も多いですが、賞味期限・消費期限のない商品の場合、在庫管理が疎かになってしまっていることもあるのではないでしょうか。後回しにしてしまう在庫管理ですが、実は利益に大きな影響を与えることも。そこで今回は、在庫管理の重要性から効率化のポイントについてご紹介していきます。
在庫管理とは?
まずは、在庫管理とは何をすることなのか確認していきましょう。
一般的に在庫管理とは、商品や部品・材料などを必要な時にいつでも販売・供給できるよう確保しておくこと。在庫の内容によっては賞味期限や消費期限があるため、毎週・毎月または数カ月に一度の在庫状況を確認する必要があります。
また、在庫管理を毎月行うことで、万が一不良品や欠陥品などの商品などが発覚した際も、早急な対応ができるため、企業にとって欠かせない大切な業務と言えます。
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在庫管理が利益に大きな影響があるワケ
誰もが一度は耳にしたことがある大企業は、商品の素晴らしさやマーケティング力だけで利益を上げているわけではなく、実は徹底した在庫管理によって利益を生み出していることが多いです。
在庫管理の徹底と聞くと、大企業ならではの管理方法があるかと思われるかもしれませんが、基本的な事を徹底しているだけ。大企業であればあるほど、在庫の数字の重要性を理解しており、経営戦略のキーワード1つとなっています。
在庫管理は後回しにしがちだが…
しかし日々の忙しさに追われて、ついつい後回しになってしまっている場合も多いでしょう。「安いときに買いだめしたいから」「今は売上がいいし、そのうち在庫分も売れるから」「毎日の売上の方が大事」など、企業によって理由はさまざま。
しかしいずれの理由であっても、必ず行うべきと言えます。在庫管理を行っている場合、販売数に対してどのくらい発注を行えば良いか判断でき、無駄なコストを削減することができるためです。
反対に在庫管理をせずに感覚だけで発注する場合、在庫過多に陥りやすく、必要以上のコストがかかってしまうケースが多いでしょう。そのため、コスト削減や管理の面においても、重要となってくるのです。
在庫管理の重要性
先ほど、在庫管理はコスト面においても重要と述べましたが、その理由は利益に直結してくるためです。
在庫というのは、会社の利益を決める大事な指標であり、在庫状況がわからなければ、会社にどれだけの利益=売上があるのかわからなくなってしまいます。
仮に会社の売上がたくさんあっても、在庫過多であればそのぶん売上が少なくなり、会社に残るお金が少なくなってしまうため、結果的に会社の存続にも影響を及ぼします。それほど在庫管理は大切な業務であり、会社経営には必要不可欠なものなのです。
在庫管理のメリット
在庫管理を行うことで得られるメリットはたくさんあります。余剰在庫がなくなり、需要予測を立てることができるため、コストが削減されキャッシュフローも改善されるメリットがあります。中でも、会社の信頼性が高くなる点は会社経営の上では1番のメリットと言えるかもしれません。
在庫管理を行うことで、品質確保ができるようになり、消費者へ安全・安心なもの供給することが可能になります。特に商品を提供する場合、会社の信頼性は売上に直結しますので、徹底した在庫管理をしていくのが良いでしょう。
正しい在庫管理って何?
ここまで在庫管理の重要性についてお伝えしてきましたが、では一体、正しい在庫管理とはどのようにすれば良いのかを確認していきます。正しい在庫管理を行うには、まず「ルール化」することが大切。在庫の置き場所を固定で決め、毎月何日に在庫管理(棚卸し)を行うなど、業務の効率化をすることが重要になってきます。そのうえで、在庫管理ができるExcelやシステムなどの導入をしていきましょう。
在庫管理はExcel?それともシステム?
在庫の置き場所が固定できたら、実際に在庫管理をExcelやシステムを導入して行いますが、それぞれメリットデメリットがあります。
Excelでの管理は、無料ツールを使って行うことができ、コストをかけずに在庫管理が可能。
しかし、Excelの場合人が入力するため打ち間違えや、二重登録などのミスが発生したり、情報の漏洩もしやすくなります。また、在庫管理が複雑になる場合にはExcelでの管理は向いていないというデメリットもあるでしょう。
反対に、システムを導入し、バーコードなどの読み込みによる在庫管理方法であれば、コストはかかるものの業務効率を上げることができ、リアルタイムの在庫状況確認を随時行えるようになります。
またクラウド型であれば、インターネットさえ繋がれば、どこでも対応することが可能です。クラウド型を選ぶ際は、セキュリティがしっかりしているものを選ぶことがおすすめ。漏洩の心配も低くなるため、在庫管理を徹底していきたい場合や倉庫間でも利用したい場合は、クラウド型の在庫管理方法を選ぶとよいでしょう。
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まとめ
今回は在庫管理の重要性と効率化のポイントについてご紹介してきました。
在庫管理は売上が好調な時ほど後回しになりがちですが、売上が厳しくなってから在庫管理を行ったとしても、過剰在庫を現金化するのは簡単ではありません。
まだ在庫管理を行っていない場合は、これを機に取り組んでみてはいかがでしょうか。会社の信頼性を維持するためにも、これまでの在庫管理も今一度確認してみましょう。
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この記事を書いたライター
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