2018年度グッドデザイン賞を「Akerun(アケルン)」が受賞!

2018年度グッドデザイン賞を「Akerun(アケルン)」が受賞!
スマロッカーでも何度かご紹介している、株式会社フォトシンスが提供している『Akerun入退室管理システム』。このシステムが、2018年度のグッドデザイン賞を受賞したとのニュースが入りました。

フォトシンスのAkerunシリーズは、2015年にも家庭向けスマートロック「Akerun Smart Lock Robot」が受賞していますが、今回はスマートロック「Akerun Pro」を使ったクラウドサービスである『Akerun入退室管理システム』としての受賞となります。家庭用のスマートロックを企業用として進化させた「Akerun Pro」は、後付け設置の特徴を生かして、多様化する働きかたを生み出せるという点が高く評価されたとのこと。

グッドデザイン賞とは


みなさんも良く耳にすることが多いかと思いますが、そもそも「グッドデザイン賞」とはどういった賞なのでしょうか。

公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を継承し、日本を代表するデザインを評価・プロモーションする活動のことを言います。

国内外の多くの企業や団体が参加し、世界的なデザイン賞として、人の暮らしの質向上をはかり、社会が抱える課題や問題の解決にデザインを活かすため、毎年行われています。この受賞のシンボルである「Gマーク」は、選ばれたサービスのデザインが優れている証となっています。 参考サイト:GOOD DESIGN AWARD

受賞概要

『Akerun入退室管理システム』の受賞概要は、以下になります。
・会社名 :株式会社フォトシンス ・製品名名称 :Akerun入退室管理システム ・ディレクター :株式会社フォトシンス 開発部 ・デザイナー :船水誠、橋本和宏 ・製品概要:『Akerun入退室管理システム』は、工事不要・後付けのIoT型入退室管理システムです。 本サービス内のスマートロック「Akerun Pro」やその他付属品の設置は専用のテープで貼り付けるだけで、スマートフォンアプリや交通系ICカードなどで扉の解錠が可能になります。Web管理画面「Akerun Manager」ではどこで・いつ・だれが入退室したのかを閲覧でき、クラウド上で利用者への鍵の一括発行なども簡単に行えます。 また、「Akerun API」の連携により、空調・照明機器など様々なモノの制御を可能にし、セキュリティ向上だけではなく、省エネ対策や自動化など未来のスマートオフィスを実現します。 出典:プレスリリース

審査員からの評価コメント

グッドデザイン賞の選出をした審査員からの評価コメント。デザイン性だけでなく、コスト面や導入実績も踏まえての高い評価となっています。
本製品は2015年にグッドデザイン賞を受賞した一般家庭向けスマートロックを、企業向け入退室管理システムへと進化させたものである。本製品は可変性(好きな場所につけられる)、簡便性(工事なしで取り付けられる)、汎用性(様々なICカードに対応)に優れたサービスデザインで、多様な働き方を許容しつつ低コストでオフィスセキュリティを向上することを可能にしている。約2500社に導入されているという確かな実績も合わせて評価したい。 出典:GOOD DESIGN AWARD

グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」が開催!


2018年10月31日(水)から5日間にわたり、東京ミッドタウンで、最新のグッドデザイン全てが集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」が開催されます。このイベント内で『Akerun入退室管理システム』が特別展示として紹介されます。 GOOD DESIGN EXHIBITION 2018 - 2018年度グッドデザイン賞受賞展 - 会期:10月31日(水)〜11月4日(日) 会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木) http://www.g-mark.org/gde2017/

気になる『Akerun入退室管理システム』とは?

世界初の後付けスマートロックの企業向け製品「Akerun Pro」を使った入退室管理システムのこと。個人向けというより法人向けで販売されており、この「Akerun Pro」は、発売からわずか2年で導入社数2500社を突破しました。 設置も非常に簡単で、ドアのサムターン部分に「Akerun Pro」を貼りつけるだけでOK。スマホアプリや交通系ICカードなどのNFC対応カードを使って、ドアの解錠・施錠を可能にしています。また鍵の権限付与・はく奪なども、WEB上の管理画面から行うことができるほか、出入りした履歴まで確認も行えて、クラウド上での管理を実現することができました。 

 
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スマロッカー編集部