Glamo Smart Lockは、住まいのIoT化の第一歩となるか!?

Glamo Smart Lockは、住まいのIoT化の第一歩となるか!?
近年、国内でも「Google Home」など、さまざまなIoT商品が登場してきました。自宅の電化製品などを連携させて、より便利で過ごしやすい住まいを実現するホームアシスタント。ネットワークを利用した機器コントロール装置の開発・販売を行う、株式会社グラモでは、人々の生活をもっと自由で便利にするべく“iRemocon事業”を展開しています。 今回は、株式会社グラモが開発したホームオートメーションシステム『iRemocon』と、それに連携ができて自宅を外部から守るスマートロック「Glamo Smart Lock」をご紹介します。

iRemoconとは

「iRemocon」は、自宅の家電の信号を覚えさせることで、自宅や外出先からスマートフォンを使ってさまざまな電化製品をコントロールできる家電です。スマホを使って手軽にIoTが実現できるため、一般家庭だけでなく不動産会社やハウスメーカー等が販売する部屋に標準採用されるなど、注目のアイテムとなっています。 これはスマートコーディネーションアイテムを介して、Amazon Alexaなどのスマートスピーカーや住宅設備機器、スマートロックなどと自由に組み合わせることが可能なシステム。温度や湿度、時刻や明るさなどを入力しておくことで、例えば「朝7時になったらエアコンとテレビをつける」とか「温度が○度以上になったらエアコンを付ける」などを可能にしています。すでに人感センサーや温湿度センサー、開閉センサーなど複数のセンサーがリリースされており、企業側の要望により今後センサーの追加も可能となっていくようです。 関連記事:日本初登場!!話題のApple Home Kitにも対応したスマートロック「danalock」が販売開始!

iRemoconと連携する高機能で高耐久なスマートロック「Glamo Smart Lock」

「Glamo SmartLock」は、近年増えてきている簡易交換型のスマートロックとは違い、大規模な場所での運用にも耐えられるようなシリンダー交換型のスマートロックとなります。シリンダーごと交換になるため、ピッキングなどにも強く耐久性も非常に高い商品です。基本的な鍵の機能に必要な、耐久性や信頼性はもちろんのこと「iRemocon」を通じてネットワークと連携した先進的なIoT機能を実現しています。解除方法も、テンキーによる暗証番号入力のほか、NFCやFeliCa搭載のスマホやIC カードが利用可能で、自宅からオフィスまで幅広く利用できます。 関連記事:解錠方法はなんと3種類!自宅のドアの解錠は「ドアコンシェル」にお任せ!

主な機能

・iRemocon との連携

高機能学習リモコン「iRemocon」と連携することで、施解錠と連動して照明や TV、エアコンなどの家電制御など様々な機能を実行させることができます。

・スマートフォンでの操作

スマートフォンの iRemocon アプリを使って、スマートロックの施錠や施錠状態の確認ができ、遠隔からの施解錠も可能です。

・期限付きの鍵を発行

期限付きの鍵を複数発行できる「Glamo SmartLock」では、第三者に一時的に鍵を発行することもできます。

・高度なセキュリティ機能

「Glamo SmartLock」は、通信経路の暗号化やICカードの耐偽造性など、ソフトもハードも非常にセキュリティレベルの高い設計となっています。また無理にスマートロックを解錠しようとした場合や、火事などによる異常な温度上昇を検知した場合などには、特定の宛先にアラートを通知することが可能です。

・鍵情報を遠隔で管理できる

「Glamo SmartLock」に登録された鍵情報は、クラウド上にある管理システムと連携されており、遠隔で鍵の権限付与や更新が可能です。現地に行かずに対応が出来るため、これまでかかっていた鍵の管理コストが大きく削減できます。

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他の一般的なスマートロックとの違い

スマートロックの導入は、コスト削減や利便性を高めるために行うも、結果的にトラブルが発生してしまうことで逆にコスト増になることがあります。「Glamo SmartLock」は、開発時から大規模物件に対して導入することを前提にしているため、導入後に発生するトラブルの削減を重視して作られています。 「Glamo SmartLock」は、iRemoconとの連携はもちろん、グラモが展開するスマートメーターとの連携などのHEMS機能、床暖房や給湯器との連携といった各種電化製品とも、ワンストップで対応が可能となっています。鍵の開け閉めには、手動方式とモーター駆動方式の 2 種類の機能を備えています。遠隔からの施錠時には電動にすることで、ネットワーク連携型のスマートロックでありながら、大幅に消費電力を抑えることができます。また手動方式を使うことで、モーターや電池の長寿命化を目指すとともに、古い建物などの立て付けの悪いドアへも対応可能です。 スマートロック本体は、室外側はメタル、室内側は強化プラスチックとなっており、非常に強靭な構造となっています。扉への取り付けも両面テープで貼り付けるのではなく、シリンダーごとの交換になります。シリンダー部分でシッカリ固定することによって、故障や落下、いたずらを防止します。 >>秋葉原のモノづくり施設で生みだされた、次世代のIoTを担うスマートロック『T!NK(ティンク)』登場!

まとめ

最近では、ホームアシスタントやスマートスピーカーである「Google Home」や「Amazon Alexa」、「LINE Clova」などが続々登場し、IoTがより身近に感じられるようになってきています。自宅の全ての電化製品が、IoT対応というわけではないかもしれません。一気に変えようとすると、逆に大きな出費となってしまいますので、まずは必要なものから少しずつご自宅のIoT化を進めていってはどうでしょうか。まずはスマートロックだけ導入していくのも、安心で便利な点を感じやすいので良いかもしれません。
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スマロッカー編集部