【NEWS】スマートロックが解除不可能になる最悪の事態が発生!

スマートフォンを使って、ドアを開け閉めできる「スマートロック」は、今や世界中で広まりつつあります。そんな中、アメリカの大手ITメディアである 『The Verge』は8月15日、ファームウェアのアップデートのミスにより、スマートロックが解除不可能になったと報じました。
今回、LockStateはスマートロックの一部のモデルに対してファームウェアのアップデートを行いました。しかし、アップデートの際に対象のモデルと違う内容が送信されてしまったことで「致命的なエラー」が発生、LockStateのサーバーに接続が出来なくなってしまいました。その結果「LS-6i」が正常に機能しなくなり、利用者はドアを開けることができなくなったということです。現在、LockState社はオンラインで元に戻せるよう尽力しているとのことですが、実際はユーザーがスマートロック本体を取り外して、同社へ送ってもらうことで修理するほかないようです。 これまでスマートロックのバージョンアップでは、手動アップデートなど現地での作業を必要としていましたが、ネットワーク上で一気にアップデート作業が行えるようになってきました。ますます便利になっている反面、今回のトラブルのように、いざという時の不便さが残ってしまうのが現状です。 参考記事:スマートロックが解除不可能に 米企業がアップデートでミス -ITmedia News
Airbnbでも推奨されるスマートロック
問題が報じられたのは、米LockState社のスマートロック「LS-6i」。Wi-Fiと接続し、インターネット上で暗証番号を管理するタイプのスマートロックです。アプリのインストールなども不要で時間限定の番号発行や、複数物件の一括管理など、個人から法人まで様々な業態に対応できるようになっています。 「LS-6i」は、世界最大級の宿泊予約サイトAirbnbとAPI連携した唯一のスマートロックであり、予約と同時に暗証番号がメールで送られ、鍵の受け渡しの手間などもかかりません。クラウド上で一括管理ができるため、物件を複数持つオーナーや管理会社などは、沢山の鍵を持つ必要もなく、誰かに鍵を預ける不安や紛失する危険性も防ぐことができます。アップデートの「ミス」とは
