置き配の盗難問題は宅配ボックスで解決しよう!

この記事の目次
置き配の盗難問題の現状について
新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響から、最近ではネットショッピングやデリバリーサービスの利用者が急増しています。 そうした状況の中で、大手ショッピングサイトのAmazon(アマゾン)は2020年3月、荷物の受け取り方法の初期設定を置き配へと変更したことで大きな話題を呼びました。 日本郵便やクロネコヤマトなどの大手企業も、置き配を始めとする非対面での荷物受け取りシステムの対応を着々と進めており、物流業界全体を通したウイルス拡大の防止対策が期待されています。 しかし、この置き配という受け取り方法には問題点も多く、実装直後から各地では荷物の盗難事件などのトラブルが数多く報告され、さまざまなメディアで大きく取り上げるようになりました。置き配の盗難問題で宅配ボックスの需要が急上昇
置き配に指定した荷物の盗難のリスクから、近ごろでは自宅に「宅配ボックス」を設置する家庭が急増しています。 宅配ボックスとは、自宅に設置する少し大きめのポストやロッカーのようなもので、玄関先の壁面や地面に埋め込む「埋込み型」の製品や、そのまま設置するだけの「据え置き型」のものなど、さまざまなタイプの宅配ボックスが販売されています。 宅配ボックスの種類「据え置き型」と「埋め込み型」に注目 宅配ボックスには、ダイヤル式の施錠機能やカードキーによるロック機構が内臓されているため、荷物盗難のリスクを最小限に抑えるだけではなく、風雨や積雪などから大切な荷物を守る役割も果たします。 では、宅配ボックスを利用する上でのメリットとデメリットは、一体どのようなところにあるのでしょうか。置き配に宅配ボックスを利用するメリット
盗難リスクの回避
宅配ボックスを設置することで荷物の盗難リスクを最小限に抑えることができます。 市販されているほとんどの製品には、南京錠やワイヤー施錠などのロック機構が備わっているため、外出中であっても安心して荷物を預けておくことができます。 最近ではカードキーによる解錠機能を備えたものや、スマートフォンからロックのオンオフを切り替えられるような次世代型の製品も登場しているため、予算や用途に合わせて最適なボックス選びが可能です。手軽に設置できる
宅配ボックスには、壁やコンクリート地面などに固定して設置する「埋め込み型」と、そのまま地面に置くだけの「据え置き型」の2種類のタイプがありますが、お試しで設置してみたいということであれば、簡易的な据え置き型がオススメです。 ボックス本体の材質や機能性などによって価格帯は異なりますが、安価なものであれば3,000円程度から販売されているため、初期費用を抑えて導入することができます。配達員との接触回避
コロナウイルス対策はもちろんのこと、対面での荷物の受け取りをストレスに感じる方にとっては、直接的な受け渡しを回避できることは大きなメリットの一つです。 近ごろでは配達員になりすました不審者の侵入事件なども発生しているため、防犯の観点においても、宅配ボックスを設置することで自宅のセキュリティ改善に繋げることができます。置き配に宅配ボックスを利用するデメリット
設置場所のスペース確保
宅配ボックスには大きいものから小さい物まで、さまざまなサイズのラインナップがありますが、基本的にはある程度のスペースを確保する必要があります。 また、マンションやアパートなどの集合住宅などは、大きさによって宅配ボックスの設置を禁止している物件もあるため、導入の前には必ず物件のオーナーや管理会社へ事前に確認を行いましょう。宅配ボックス本体の盗難リスク
本末転倒ではありますが、宅配ボックス本体が軽くて小型のものであれば、ボックスそのものが盗まれてしまう危険性があります。 大型である程度の重量がある製品であればボックス盗難のリスクを抑えられますが、物件の状況などによって大型ボックスの設置が難しい場合には、金属ワイヤーなどでボックスと自宅を繋いでおくことをオススメします。置き配におすすめの宅配ボックス3選
ここからは、置き配にオススメの宅配ボックス3選をご紹介していきたいと思います。OKIPPA(オキッパ)

YAMASORO

P-BOX(ピーボ)

まとめ
ネットショッピングをよく利用する方などは、帰宅時間の問題で商品の受け取りが遅れてしまったり、再配達をお願いしたものの時間の都合が合わなかったりで、対面での受け取りにストレスを感じる場面は意外と多いですよね。 置き配サービスを利用することで不在時でも荷物を受け取ることが可能ですが、商品の盗難や破損の心配は尽きません。 宅配サービスを頻繁に利用する方や、対面での荷物の受け取りにストレスを感じている方などは、今回ご紹介したサービスを含めた宅配ボックスの設置も検討してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いたライター
スマロッカー編集部