ライナフがAiによる検温機能付きエントランスシステムを提供開始!

ライナフがAiによる検温機能付きエントランスシステムを提供開始!
世界各国で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、昨今では非接触型のサービスへのニーズが高まっていますが、マンションなどの不動産管理においても、非対面での感染症対策の実施が求められるようになってきました。 本サイトでも以前ご紹介した「NinjaLock(ニンジャロック)」を提供している株式会社ライナフが、「最新型Aiエントランスシステム」の提供を予定しています。その内容や具体的な機能などを中心にチェックしていきましょう。

ライナフのスマートロック・エントランスシステム

不動産のデジタルリノベーション事業を手がける株式会社ライナフ(東京都千代田区)は、Aiによる体温検知機能と顔認証によるセキュリティ機能とを備えた、新しいAiマンションエントランスシステム(以下、本システム)のリリースを発表しました。 同社はこれまで、スマートロックシステムの「NinjaLock(ニンジャロック)」や、スマートエントランスシステムの「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」など、不動産管理における革新的なIoT製品を提供し、マンションなどの物件管理における業務効率の改善や生産性の向上に大きく貢献してきました。 本サービスの提供開始時期は2020年の11月頃を予定しており、マンションエントランスにおける高速検温機能と顔認証機能とを実装することにより、ユーザーの利便性の向上はもちろんのこと、新型コロナウイルスへの感染予防対策としての効果も大きく期待されています。 https://sma-locker.jp/article/ninjalock_about/

Ai・顔認証を搭載したエントランスシステム

Aiを搭載した顔認証エントランスシステムにはさまざまな種類がありますが、ライナフの提供するエントランスシステムの場合は、Aiによる高速検温機能と顔認証による瞬時なエントランス解錠機能の二点が大きな特徴でしょう。 本システムの導入には、同社の提供するスマートエントランスシステム「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を事前に設置する必要があります。専用スタンドを設置し、電源供給を行うだけで簡単に利用することができるため、オートエントランスの物件であれば基本的にはどのような物件であっても導入可能。 また、同社開発の独自の顔認証技術を採用することにより、高速検温はもちろんのこと、マスクや帽子、サングラスなどのアクセサリーを着用したままでも個人を特定することができるとされています。そのため、ストレスフリーな非接触型エントランス環境を構築することができる点も大きな魅力のひとつと言えるでしょう。

非対面・非接触へのニーズの高まり

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、近ごろではさまざまな業界分野において、非対面、非接触型のサービスへの需要が急激に高まっていますが、これは不動産管理の分野においても例外ではありません。 たとえば、自らが所有している物件でクラスター(集団感染)が発生してしまうと、行政機関への報告から他の入居者への通知、保健所の消毒作業や一時的な避難退去などの膨大な業務が発生してしまい、対応にあたっては膨大な時間とコストを費やさなければなりません。 最悪の場合には、風評被害などで退去者が増えてしまったり、物件としての価値が下がってしまったりといったケースも考えられるため、物件の管理者であれば、感染症対策には可能な限り万全を期しておきたいところです。

検温機能搭載

本システムに搭載されている検温機能は、マンションエントランスでの利用を前提に最適なサービス設計が施されているため、訪問者の体温を高速かつ精密に測定することができます。 特に、近年のAiカメラの高精度化によって、検温時間はわずか1秒、検温誤差は±0.2℃という高速かつ精密な体温測定を実現することができるため、スムーズで安全なエントランスシステムの構築が可能。 入居者の検温はもちろんのこと、郵便配達員や工事業者、清掃員などの入居者以外の訪問者の検温も可能となっているため、感染症対策としては絶大な効果を期待することができるでしょう。

Aiを利用した入退出管理ソリューションについて

本サービスをはじめとするAiを搭載した入退室管理ソリューションを導入することで、感染症対策としての機能だけではなく、入退室履歴などの物件管理における利便性の向上を見込むことができます。 同社の提供する入居者管理システム「スマートブッキング」をあわせて利用することで、スマートエントランスシステムの「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」と、部屋ごとのスマートロックシステムである「NinjaLock(ニンジャロック)」を併用することができるため、マンション全体の施錠システムを一元的に管理することができます。 検温状況やエントランスの解錠履歴の確認はもちろんのこと、部屋ごとの遠隔からの解施錠操作も行うことができるため、対面リスクを下げながら、マンション管理における業務全体の効率化を図ることができます。

まとめ

新型コロナウイルスが猛威を振るう昨今ですが、物件の管理に携わる方であれば、こうした感染症対策に繋がるサービスは導入しておきたいところですよね。 今回ご紹介したAiエントランスシステムをはじめとするIoTサービスを導入することで、訪問者の非接触検温だけではなく、管理業務の効率化なども同時に実施することができる場合もあります。今後もこうしたサービスの進化や新たなシステムの登場に注目していきましょう。
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スマロッカー編集部