スマートフォンがあなたの家の「鍵」になる?未来の鍵スマートロックが今増えている

スマートフォンがあなたの家の「鍵」になる?未来の鍵スマートロックが今増えている
スマホがあなたの家の「鍵」になる。そんな日が来るのは遠い先だと思っていませんか?実は、そう遠い未来でもないんです。既にアメリカやヨーロッパなどでは沢山の種類が発売されており、家庭の玄関で利用されている『スマートロック』が、日本でも続々と発売されているのです。最近では、ネットとモノを繋ぐ「IoT」の動きが強まっており、テレビや他メディアでも紹介され注目を浴びるスマートロックとは何か詳しくご説明します。 関連記事:話題の民泊サービスAirbnbと相性の良いスマートロックまとめ

スマートロック=鍵のIoT

スマートロックが鍵のIoTというのは、普段から使っている「鍵」をインターネットで管理することで、スマホやパソコンから鍵の開け閉めができる仕組みのことです。インターネットを介すことで、これまで出来なかった部分まで大きく機能の幅が広がっています。

IoTって?

「IoT」とは、Internet of Things(モノのインターネット)の略で、これまでネットワークに接続されなかった様々な「モノ」が、インターネットを介して情報をやり取りする機能を備えたものになります。現在、テレビやデジカメ、HDレコーダーなどのデジタル家電を始め、ネットワークカメラや照明、エアコンなどにも活かされるようになりました。また、総務省と経済産業省による「IoT セキュリティガイドライン」が発表されるなど、日本国内でもIoTに関する取り組みが活発化しています。 >>今さら聞けない「IoT」とは?

スマートロックで何が出来る?

鍵が必要ない「未来の鍵」スマートロックの機能は、どんなものがあるのでしょうか。メーカーによって、細かな機能の違いはあるかと思いますが、大きく共通する部分をいくつかご紹介します。

スマホで開け閉め

一番代表的な機能としては、やはりスマートフォンで鍵の開け閉めが出来ることです。これまでは「鍵」を持ち歩く必要があり、その「鍵」を持っていない人は中に入れませんでした。万が一、鍵を無くしてしまった場合は本体ごと取り換える必要もあり、いざという時の負担が大きいモノになっています。しかし、スマートロックであれば「鍵」を持ち歩く必要なく、紛失のリスクも減らすことができます。もし、スマホをなくしてしまった場合も別のスマホからログインすることで鍵を開けることができたり、遠隔で別場所からでも解錠できたりするなどトラブルにも対応できる仕組みになっています。 >>鍵管理はお任せ!「igloohome」は日本初のスマートキーボックス!

取り付け簡単

通常の物理的な鍵と違って、スマートロックは簡単に取り付けができるのも特徴の1つです。両面テープで取り付けるタイプのものが多く、女性でも簡単にできるため、賃貸物件などでも安心してスマートロックがご利用出来ます。ただし、商品によっては工事が必要なものもありますので、選ぶ際はその点ご注意ください。 >>「SESAME(セサミ)」のスマートロックを使って、生活をよりシンプルに!

鍵の権限を制限出来る

通常の鍵と違うポイントとして、鍵を渡す人、貸したい人のスマートフォンに解錠権限を付与することができるので、物理的な鍵の受け渡しが必要なくなるという点があります。例えば、ベビーシッターなど家主が不在時に他人が立ち入る必要がある場合に、スマホで権限を付けておけば鍵を別途渡す必要がなく、合いカギを勝手に作られるなどの心配も必要ありません。他にも、レンタルオフィスやコテージ管理など、利用者への鍵の受け渡しやその管理が必要な場合に、利用者のスマホに権限を付与し、さらに利用する期間を設定することで、期間終了後に開けられる心配もありません。 このように、自宅だけでなく鍵の受け渡しなどを行う事業者にとっても、セキュリティ面の心配も軽減され、受け渡す際の手間も省けることは大きなメリットと言えるでしょう。スマートロックを導入することで、ますます盗難や複製、紛失などのリスク、受け渡しの手間も軽くすることができていくのではないでしょうか。 関連記事:「ABCチェックイン」がスマートロックと連携した鍵の自動付与で、民泊サービスをさらにスムーズに!

まとめ

まだまだ国内での普及は少ないスマートロックですが、IoTの取り組みが進む中でこれからどんどん増えていくかと思います。インターネットと繋がることで、自分のスマートフォンが鍵の機能を果たし防犯性や利便性が向上するスマートロックは、自宅だけでなくオフィスや店舗などにもピッタリ。これからも、未来の鍵の進化から目が離せません! https://sma-locker.jp/article/bike_smartlock/
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スマロッカー編集部