ヤマト運輸で荷物を送ってTポイントが貯まるってホント!?

ヤマト運輸で荷物を送ってTポイントが貯まるってホント!?
2017年12月25日、ヤマト運輸はTSUTAYAのTポイントサービスを導入することを発表しました。宅急便をさらに利用してもらえるサービスとなるよう、「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と連携し、宅急便の発送時などにポイントを付与していくというポイントシステムを開始します。

会員数6,000万人のTポイントサービスを活かして・・・

ヤマト運輸がTポイントを導入することで、どんなものが利用できるかというと、荷物の発送と梱包資材の購入時にTポイントを貯めたり使ったりすることが出来る。またクロネコメンバーズの会員は、サービス利用時にもTポイントを貯めることができて、オリジナルグッズの交換なども出来るようになっています。 さらにCCCでは、蔦谷書店とTSUTAYAが運営する直営店舗の一部に、宅配ロッカーの「PUDOステーション」を設置すると発表。これにより、TSUTAYA店舗やオンラインサービスとPUDOを連携させることで、新たな受け取りサービスや近隣店舗との地域密着型のサービスを企画し、便利で快適なライフスタイルを提案していくとしています。さらにはPUDOを使って、Tポイントを活用した新しい受け取りサービスのキャンペーンや体験などを予定しているとのこと。 PUDOは、2018年4月に柏の葉蔦屋書店(千葉県柏市)、TSUTAYA札幌琴似店(北海道札幌市)、TSUTAYA長居駅前店(大阪市住吉区)の3店舗に設置されます。そこから首都圏を中心に、順次店舗展開を進めていく予定となっています。 https://sma-locker.jp/article/hojokin/

ますます利用場所が拡大している「TSUTAYA」のTポイント

ヤマト運輸のサービスで使えることになる「Tポイント」とは、TSUTAYAをはじめ全国にある提携先店舗やインターネットサイトの提携先で、利用金額に応じてポイントを貯めたり使ったりできる共通ポイントサービスです。Tポイントを貯める「Tカード」の会員数は、日本の人口の半分となる6000万人以上、月間の利用者数も約4,700万人と、国内のポイントカードを代表するサービスとなっています。 Tポイントの提携先は年々増えており、TSUTAYAの全てのサービスのほかファミリーマート系列のコンビニエンスストア、ドラッグストアやビジネスホテルなど175社 約72万店舗で利用することができます。貯まったTポイントで買い物をするもよし、ANAのマイルに交換することも可能です。

再配達削減のさまざまな取り組み

2017年は再配達の削減のため、さまざまな取り組みが行なわれました。

環境省:COOL CHOICE できるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン

宅急便の再配達が、環境に負荷を与えたり社会的損失を招いたりしていることから、再配達の削減に向けて新たな取り組みが動き出しました。環境省の地球温暖化防止を推進する「COOL CHOICE推進チーム」のもと立ちあがったのがこのキャンペーンです。経済産業省や国土交通省と連携しながら、宅配便を利用する一人一人に協力の呼びかけを行っています。 https://sma-locker.jp/article/about_coolchoice/

楽天:配達1回で受け取るとポイント3倍キャンペーンを開催

2017年4月14日~17日の間、対象のショップから注文した商品を自宅への1回目の配達で受け取るか、宅配ロッカーや宅配ボックス、コンビニなどで受け取りすると楽天スーパーポイントが通常の3倍付与される。キャンペーンを通じて、ユーザーの不在再配達に対する意識の向上を図る取り組みとなりました。

パナソニック:地方自治体と宅配ボックスを利用しての再配達削減実験

戸建住宅に設置出来る宅配ボックスを販売しているパナソニックが、一部の地方自治体と協力して戸建住宅で共働きの家庭に宅配ボックスを設置したり(福井県あわら市)、学生の住む集合住宅や大学構内に宅配ボックスを設置したり(京都市)として、再配達削減に向けての実証実験を行いました。その結果、再配達率は40%以上減るなど大きな効果を生みました。 https://sma-locker.jp/article/awara_panasonic/

まとめ

日本の再配達問題は、少しずつ世間の関心も高まり、対策が実行に移されるなど広がりを見せてきています。環境省のCOOL CHOICE運動も、さまざまな施策を打ち出しており、国民全体の問題としてみんなが受けとめていく必要があるのではないでしょうか。 2018年になり、また新しいプロジェクトや運動が始まると思います。まだまだ再配達問題への解決には至っていないこの状況、一人一人が考えて動いていけるようにしたいですね。 https://sma-locker.jp/article/nasta_fukuoka_project/
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スマロッカー編集部