「インターネット光回線の費用相場はいくら?」
近年、無料インターネット付き物件が人気なことから、マンションに光回線の導入を検討しているオーナーさんも多いと思います。
そこで本記事では、初期費用・月額料金と合わせて、マンションオーナー必見のおすすめ光回線を5つ解説していきます。
費用相場や光回線の選び方も紹介しているため、よりメリットのあるインターネット光回線を選ぶための参考に役立ててください。
オーナー向けマンション一括型光回線(インターネット)とは
オーナー向けマンション一括型光回線(インターネット)とは、マンション全戸に一括で導入できるインターネットサービスです。
マンション一括型光回線は、光回線をマンションの共用スペースに引き込み、そこから全戸に配線またはWi-Fiを使って飛ばします。
上記のように一つの回線を、入居者たちが共有する方法もあれば、費用はかかりますが、全戸に専有の光回線を導入する方法もあります。
オーナーが無料インターネット光回線を物件に導入することで、入居者は入居後すぐに利用することが可能で、物件の価値も高められます。
マンションに無料インターネット光回線を導入すべき理由
入居者に人気の設備ランキング
一人暮らし向け物件 | 家族暮らし向け物件 | |
---|---|---|
1位 | インターネット無料 | インターネット無料 |
2位 | エントランスのオートロック | 宅配ボックス |
3位 | 宅配ボックス | エントランスのオートロック |
4位 | 浴室換気乾燥機 | 追い炊き機能 |
5位 | ホームセキュリティー | システムキッチン |
6位 | 独立洗面化粧台 | ホームセキュリティー |
7位 | 24時間利用可能ゴミ置き場 | 浴室換気乾燥機 |
8位 | システムキッチン | 防犯カメラ |
9位 | TVモニター付インターフォン | ウォークインクローゼット |
10位 | エレベーター | 24時間利用可能ゴミ置き場 |
出典:全国賃貸住宅新聞が調査した「人気設備ランキング2020」による
無料インターネット光回線は人気設備の第1位
マンションのインターネット光回線無料は、数ある設備の中でランキング1位を獲得しているため、入居希望者から人気が高いといえます。
インターネットの利用にあたっては、申し込みや契約などの手続きを踏む必要があるため、ストレスに感じているユーザーが多いようです。
人気の設備を導入することで、入居者からの興味や関心を集めることができるため、より多くの入居者希望者を集めることができます。
入居者ニーズが高く空室対策に効果アリ
マンションのインターネット無料設備は、入居者からのニーズが高いための、空室対策としても大きな効果が期待できます。
例えば、多くの人が利用するSUUMOなどの物件情報サイトでは、条件検索でインターネット無料設備を選ぶことができます。
アパートに無料のインターネットを完備しておくことで、より多くの人の目に留まるため集客効果が期待できるでしょう。
マンションオーナーにおすすめのインターネット光回線5選
フレッツ光
▶公式HPはコチラマンションオーナーにおすすめのインターネット光回線の1つ目は、NTT東日本が提供するフレッツ光です。
マンションやアパートなどの集合住宅におすすめなのがフレッツ光全戸加入プランです。
全戸加入プランを申し込むと、各部屋まで有線でインターネットが接続される光配線方式で工事できます。
通信速度や安定性を重視してインターネットを選びたい大家さんにおすすめです。
▶公式HPはコチラマンションオーナーにおすすめのインターネット光回線の2つ目は、レジデンシャルインターネットです。
有線回線、無線回線どちらにも対応した2つのプランがあり、物件に合った最適な方法で導入できます。
また、サポート体制が充実しており、ネットワーク機器の永久無償交換などにも対応しています。
自社スタッフのみで運営しており、対応しているエリアが関東県内に特化しているため、あらかじめ注意しておきましょう。
RIXIO(リクシオ)プランの初期費用・月額料金
項目 | 費用 |
---|---|
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 1万2,000円/棟~ |
B-CUBIC
▶公式HPはコチラマンションオーナーにおすすめのインターネット光回線の3つ目は、株式会社ブロードエンタープライズが提供するB-CUBICです。
日本全国で約11万室以上の導入実績があり、マンションやアパート、戸建てなど様々な物件で利用されています。
また、申し込めるプランにはガスや電力とセットでコスト削減ができるサービスも展開されています。
インターネット光回線サービスだけでなく、インフラ周りのコスト削減を一緒に行いたい大家さんにおすすめです。
JNETS
▶公式HPはコチラマンションオーナージェイネッツ株式会社が提供するJNETSです。
におすすめのインターネット光 回線の4つ目は、JNETSはインターネット光回線導入だけでなく防犯カメラやオートロックなど多くの 設備を扱っています。
また、一般的にマンションやアパートに引き込む光回線は1本ですが、JNETSは物件条件によって複数の光回線の導入も可能です。
マンションが大きかったり部屋数が多かったりすることから、通信速度が不安といった大家さんにおすすめです。
JNETSの初期費用・月額料金
項目 | 費用 |
---|---|
初期費用 | 0円のプラン有り |
月額料金 | お見積り |
CITV
▶公式HPはコチラマンションオーナーにおすすめのインターネット光回線の5つ目は、株式会社CITV提供するインターネット光回線サービスです。
全国5万2,000室以上の導入実績があり、24時間365日日・英・韓・中の4か国語に対応したフリーダイヤルサポートが魅力です。
CITVのインターネット光回線の導入方式は、LAN配線方式と同軸ケーブル配線方式の2種類があります。
通常の配線工事が難しい場合でも、対応できるため物件の築年数が古い場合におすすめです。
マスタープランの初期費用・月額料金
項目 | 費用 |
---|---|
初期費用 | あり・なし(クレジット会社の割賦により初期費用を0円にすることも可能) |
月額料金 | お見積り |
マンションにインターネット光回線を導入するための費用相場
マンションにインターネット光回線を導入するためには、初期費用(工事費)と毎月の月額費用がかかります。
マンションのインターネット光回線設備の導入費用目安は、1部屋あたり5万円、保守費用などが1部屋あたり500円程度です。
インターネット光回線を提供している会社によって、費用が大きく異なるため、複数の会社から見積もりをもらって検討しましょう。
工事費用(初期費用)
マンションに無料インターネット光回線を導入する際、工事費用(初期費用)は、50万円~120万円ほどが目安とされています。
運営している物件の部屋数や物件の構造などによって工事にかかる費用は変わってくるため、注意しておきましょう。
月額費用(ランニングコスト)
マンションに無料インターネット光回線を導入した後、毎月かかる月額費用は、1万円~3万円ほどが目安とされています。
契約するプランや回線の設置方法によって、工事に必要な費用は変わってくるため、業者に確認しておくようにしましょう。
マンション向けインターネット光回線の選び方
費用で選ぶ
マンション向けインターネット光回線を費用で選ぶ際は、アパートの共有部のみの簡易的な工事で利用できる、無線回線がおすすめです。
有線回線は各部屋まで光ファイバーなどで回線を引き込むため、無線回線よりも費用が高くなるケースが多いです。
また、インターネット光回線の費用は、提供会社によって異なるため、複数の業者に相見積もりをして比較するようにしましょう。
回線の速度で選ぶ
マンション向けインターネット光回線を速度で選ぶ場合は、各部屋まで回線を引き込む有線回線を提供している会社がおすすめです。
無線回線であると、マンション全体で共有の回線で通信を行うため、速度が遅くなり満足に使えなくなる場合があります。
入居者に通信速度が速く安定性が高い回線を提供したい場合は、有線回線に対応している提供会社から選びましょう。
サポート体制で選ぶ
マンション向けインターネット光回線を選ぶ際は、導入後のサポートの有無や対応している時間帯など、内容を確認しておきましょう。
例えば、24時間365日サポートが受けられたり、導入後効果が無ければ初期費用を返金してくれる業者もあります。
導入後のトラブルを防ぐためにも、サポート内容が充実している業者の中から検討して選ぶようにするのがおすすめです。
マンションにインターネット光回線を導入するメリット
物件需要を高めて空室対策ができる
マンションにインターネット光回線を導入するメリットは、需要が高く入居希望者が集まりやすく、空室対策として効果的な点です。
賃貸物件でインターネットを使うためには、回線開通の申し込みや使用料など、手間や費用が掛かります。
インターネット光回線無料物件であれば、入居してすぐにネットが使えるため、空室対策や既存入居者の退去防止にも効果的です。
賃料を下げることなく入居者を募集できる
マンションにインターネット光回線を導入するメリットは、賃料を下げることなく入居者を集めることができる点です。
インターネット光回線を導入することで、物件の付加価値が高まり、賃料を下げずに空室を埋めることができます。
また、賃料を値上げしても入居者が決まる可能性が高いため、家賃をアップさせて収益を増やしたい方にもおすすめです。
物件の差別化を図ることができる
マンションにインターネット光回線を導入するメリットは、物件の差別化を図ることができる点です。
東京の全賃貸物件1,435,707件のうち、インターネット無料物件は373,858件となっており26%しかありません。
日本の空き家率の上昇は深刻化しているため、インターネット光回線完備の物件を用意することで、他社との差別化につながります。
マンションにインターネット光回線を導入するデメリット
建物構造によっては大きな工事が必要になる
マンションにインターネット光回線を導入するデメリットは、建物構造によっては大きな工事が必要になる点です。
例えば、外壁のタイルや配管方法など建物の構造上、工事ができなかったり多くの費用や時間がかかってしまったりする可能性があります。
アパートにインターネット設備の導入を検討している場合は、あらかじめ業者に工事の内容や費用を確認しておきましょう。
通信速度が遅いとクレームの原因になる
マンションにインターネット光回線を導入するデメリットは、通信速度が著しく遅いと入居者からのクレームの原因になる点です。
最近は、テレワークの普及でネットを使う機会が増えていますが、速度が遅い場合、利用できないというトラブルを起こしかねません。
入居者からのクレームを防ぐためにも、あらかじめどのぐらいの通信速度で利用できるかを業者に確認しておきましょう。
Wi-Fi機器を持ち出される可能性がある
マンションにインターネット光回線を導入するデメリットは、Wi-Fi機器を持ち出されてしまう可能性がある点です。
各部屋に無線回線のルーターを設置する場合、入居者が退去する際に、自分のルーターだと勘違いして持ち出す人がいます。
入居者によるルーターの持ち出しを防ぐために、Wi-Fiの機械をコンセントに一体化するタイプを選ぶことがおすすめです。
マンションにインターネット光回線を導入する際の注意点
導入前に物件の構造調査を行う
マンションにインターネット光回線を導入する際は、事前に物件の構造調査を行い導入できるか確認しておきましょう。
インターネット光回線には有線と無線の通信方式がありますが、物件によって対応していなかったり工事ができないケースがあります。
事前の構造調査は無料で行ってくれる業者もあるため、あらかじめ運営している物件の調査をしておきましょう。
全戸導入プランは事前周知を徹底する
マンションにインターネット光回線を導入する際は、遅くとも1ヵ月前までに既存の入居者へ周知しておきましょう。
現在の物件に無料インターネット光回線を導入していない場合、入居者が個別に回線の契約をしている可能性が高いです。
入居者の中には、インターネット光回線が無料になるなら、今のネット契約を解約したいという方がいるかもしれません。
また、インターネット光回線の導入には、部屋への立ち入り工事が必要になる可能性もあるため、事前の周知が大切です。
まとめ:複数の光回線を比較することが大切!
今回は、マンションオーナー必見の、おすすめ光回線を5つ紹介し、費用相場や光回線の選び方を解説していきました。
オーナーが、無料インターネット光回線を物件に導入することで、物件の付加価値を高められるとともに、空室対策にも効果的です。
マンションオーナーと入居者の両方に、メリットのあるインターネット光回線を導入するために、複数の光回線を比較することが大切です。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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