インスタグラム広告とは?費用や仕組みについて解説

SNSの市場伸びている中で、SNSをビジネスに利用する方も増えてきました。そうした中、インスタグラムやTwitterをはじめ、各種SNSではプロモーションサービスが利用できるようになっています。

特に、日本国内でも月間3,300万人(2019年時点)のユーザー数を誇る、インスタグラムへの広告出稿は、高い費用対効果が期待できると注目されているところです。
(出典:性別・年齢別 SNSユーザー数(X(Twitter)、Instagram、TikTokなど13媒体)

そこで本記事では、インスタグラム広告に関する基礎知識を徹底解説していきます。あわせて、広告出稿に頼らない、インスタマーケティングの方法も解説するので是非最後までご覧ください。

                    

インスタグラム広告について

インスタグラム広告とは、インスタグラム上に広告を出稿できるサービスのことです。FacebookやTwitterなどのSNS広告と比べ、写真や動画をメインとした訴求ができる点から、特に注目されています。

まずは、インスタグラム広告の基本事項の解説をしていきましょう。

インスタグラム広告

インスタグラム広告には視覚的な訴求ができる以外にも、下記のような利点があります。

①ターゲティングの精度が高い
②イニシャルコストが安い

それぞれ解説していきます。

①ターゲティング精度が高い

他のSNS広告と比べて精度の高いターゲティングを行うことができます。その理由としては、インスタグラムは、商品やサービスに興味や関心があるとされるユーザーを絞り込んでアプローチをすることができるからです。

特に、近年ではインスタグラムをGoogle検索と同様にハッシュタグ検索でトレンドを探すのに利用する若者が増えています。実際、株式会社ジャストシステムの調査によりますと、若年層においてファッションやレジャースポット、グルメに関する情報収集ではGoogleよりもインスタグラムを利用している方が多いということが明らかになりました。

(出典:https://marketing-rc.com/)

2016年5月で時点ではGoogle検索が41%を占めていたのに対し、2019年6月時点では25.8%となっています。一方、インスタグラムの利用は2019年6月時点でGoogleの利用率を上回る27.1%です。

ターゲットとするユーザーが検索しやすいハッシュタグをつけて広告出稿をすれば、それだけでも高いターゲティング効果が期待できるでしょう。

②イニシャルコストが安い

SNSだけでなく、通常の広告出稿では少なくとも1ヶ月数千円から数万円が相場です。効果が高いとされているものや、ブランディングされているサイトへの広告出稿では、ひと月に何十万という費用が必要なものもあります。

その点、インスタグラム広告は1日4円から広告出稿ができます。成功報酬型ですので、「はじめのうちはあまり集客が見込めないのではないか」と思われている方や、お試し程度に考えている方、費用をかけられない場合でも、気軽に始められるでしょう。

また、インスタグラム広告は、ある一定の金額で課金のセーブを行うこともできます。あらかじめ設定した金額以上の請求をされることがありませんので、様子を見ながら設定金額を変更していくなど柔軟な使い方が可能です。

ターゲットの分類方法

インスタグラムはGoogleに変わる次世代の検索ツールとして注目されていることもあり、ターゲティング効果が得られやすいツールでもあります。

ハッシュタグ以外のターゲット分類方法は、具体的に以下の点です。

①具体的な登録情報から分類
②年齢や性別、地域
③インスタグラム上での閲覧履歴
④過去のWebサイトへのアクセス状況
⑤設定したアプリの利用情報
⑥類似アカウントをフォローしているユーザー

などがあります。上記を軸に分類分けすることで、適切なユーザーに最適な情報が配信されるということです。
新規の顧客獲得だけを行いたい場合は、逆に過去に反応があったユーザーを除外して配信することもできます。

インスタグラム広告の種類

インスタグラム広告は下記6つの種類に分けられます。

①写真広告
②動画広告
③カルーセル広告
④発見タブ広告
⑤コレクション広告
⑥ストーリーズ広告

それぞれ解説していきましょう。

写真広告

1つは写真と1枚のテキストを使って配信することができるもので、投稿画像の下部にCTAボタンを設置します。通常、タイムラインにはフォローをしているユーザーの投稿しか表示されません。しかし、写真広告ではユーザーの投稿と同じようにタイムライン上に広告を配信することができるので違和感を与えません。

ただ、写真広告で画像内にテキストを表示する場合は、写真に対してテキストの割合を20%以下に抑えなければならい規約がありますので注意しましょう。

動画広告

続いて動画広告とは最大120秒の動画を配信することができるインスタグラム広告です。動画広告の利点は、ユーザーが再生ボタンを押さなくても動画が勝手に流れるという点です。音声なしの状態でも内容を理解してもらいやすい動画広告を作成することで、寄り広告効果を高めることができるでしょう。

こちらも写真広告と同様に、テキストの割合20%以下の規定が適用されるので合わせて注意が必要です。

カルーセル広告

カルーセルとは写真と動画を最大10枚までで組み合わせ、一投稿として広告配信ができるものです。複数のコンテンツを配信できることで、伝えられる情報量は多くなりますが、ユーザーにスワイプしてもらわなければ完璧に情報を伝えることができません。

そのため、スワイプをしてもらいやすいコンテンツを作成するところも重要な戦略となるでしょう。

発見タブ広告

「発見タブ」とは、インスタグラムの画面下部にある、虫眼鏡のマークを押したときに表示されるタイムラインのことです。

写真広告や動画広告などははフィード画面(通常のタイムライン)に表示され、フォローしているアカウントの投稿に混じって配信されるのに対して、発見タブではユーザーが検索を行う時に利用されるタブでのみ表示されます。

発見タブは基本的にユーザーがインスタグラムを使って検索をする際に利用されるので、フィード広告よりもユーザーの反応を得られやすいでしょう。

コレクション広告

コレクション広告とは、ユーザごとのサイトでの行動や興味関心に合わせて、投稿からそのまま商品購入ができる広告を配信できるものです。

具体的には、ユーザーが広告として投稿された商品写真をタップすると、そこから買い物をすることができる仕組みをさします。

ECサイトを運営している事業者やWebサイトからのテイクアウトやデリバリーの注文数を増やしたいという方におすすめです。

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告とは、インスタグラムのアプリ上部に表示される24時間限定の投稿「ストーリーズ」に配信される広告のことです。インスタグラムの利用者であれば、1度は目にしたことがあるでしょう。

フォローしているユーザーの投稿の間に表示されるので、自然と目に入ります。更に、スワイプアップで商品購入ができるサイトへの紐づけも設定できるので、ウェブサイトやサービスサイトへの遷移を促しやすくなります。

インスタグラム広告の費用

インスタグラム広告の費用は、先述に1日100円からで利用することができると解説しました。ここではインスタグラムへの課金方法や、費用発生のタイミングについて詳しく解説していきます。                  

インスタグラム広告の課金方法

インスタグラム広告の課金方法は、下記の4種類があります。

・CPM
・CPC
・CPI
・CPV

CPM

CPMとは配信した広告をユーザーが合計1,000回表示するごとに課金される方法です。インプレッション課金とも呼ばれます。

インプレッション以外に課金されることはないので、リンクのクリックや広告へのいいね、コメントがついても費用が発生することはありません。

費用は、広告で表示する商品のジャンルなどにもよりますが1,000回の表示につき500円~1,000円程度です。そのため、高くでも1回の表示につき1円であると思っていただければ分かりやすいでしょう。

CPC

CPCとは広告がクリックされるごとに課金される方法です。クリック課金とも呼ばれます。

こちらも広告で表示する商品のジャンルによって1クリックの費用は変動しますが、大体1クリック100円以下が相場です。

CPI

続いてCPIとは広告に表示した遷移先のアプリをインストールされた回数によって課金される方法です。

インストール課金とも呼ばれます。インストールが完了した時点で課金されるので、表示回数やクリック数による課金方式よりも、費用対効果が高い方法であると言えるでしょう。

CPIの場合は、1インストールにつき100円から150円の費用です。

CPV

最後にCPVとは、動画広告を配信した際の再生回数によって課金される方法です。10秒以上の再生、もしくは最後まで動画を見たユーザーのカウントによって課金されるので、きちんと動画を見ていないユーザーへはカウントの対象になりません。

費用は4~7円が相場ですので、高い費用対効果が期待できるでしょう。

費用発生のタイミング

インスタグラム広告の費用発生のタイミングは、すべて、広告に対して何らかのアクションが起こった際であると認識いただいて問題ありません。

月額や年額の定額制ではないので、効果が得られた分だけお金を支払えるというメリットがあります。インスタグラムの初心者や自アカウントがまだ育っていないという方でも、気軽に始めることができるでしょう。

広告を利用しないインスタ集客法

ただ、1回のクリック数や、インストール数であれば100円、200円で安価に見えますが、仮に1ヶ月に広告から10,000回のクリックがあった場合は100万円の費用が発生することになるわけです。比較的安価な動画再生でも、1ヶ月に5,000回の動画再生があれば費用は2万円になります。

そうした部分を考えると、広告を利用しなくてもハッシュタグで見つけてもらえたり、発見タブ上部に表示されたりする方が費用もかからず良いのではと思われる方もいらっしゃるでしょう。

フォロワーを増やす

広告を利用しなくても、インスタグラムで新規ユーザーに見つけてもらうには、当然フォロワーを増やす事が重要です。

既存のフォロワーに拡散してもらったり、より多くのいいねやコメントをもらうことで、発見タブで上位に表示されやすくなります。

ビジネスアカウントに変更する

また、ビジネスアカウントに変更して、事業や店舗の公式アカウントであるとアピールすることも重要でしょう。

DMを活用する

ある程度フォロワーが増えてきたら、そのフォロワーとコミュニケーションを取ったり、DMを活用して商品購入や来店の予約を受けたりすることで、広告を使わなくても収益化ができます。

自動運用システムを活用する

フォロワーを増やすまでの作業や、ユーザーとのコミュニケーションに割く時間が取れないという場合は、インスタグラムの自動運用システムを使うことも策略の1つです。

①自動運用システム「インスタタウン」

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 ②広告とインスタタウンの費用対効果比較

インスタタウンのAi自動運用システムは月額19,800円から、インフルエンサ―監修のサービスは月額50,000円からで利用することができます。

インスタ広告を利用した場合、1アクションにつき100円から150円の費用が必要です。しかし、ターゲットを絞っているとはいえ、そもそもフォローされていないユーザーから200回のアクションがあったとしてそこからどのくらいの収益に繋がることが期待できるでしょうか。蓋を開けてみれば広告主のアカウントは数百人程度のフォロワーであったという場合、ビジネスとして信用を得られにくい可能性もあります。

その点、インスタタウンで同じ費用をかけてファンを増やすことで、ファンからの効果的なアクションや拡散を狙うこともできるかもしれません。

クリックされたり、動画を再生されても、結局コンバージョンに繋がることが少ないという方や、そもそもアカウントを作るところから始めるという方は、インスタ広告よりも、まずはアカウントのブランディングから着手することをおすすめします。

まとめ

本記事ではインスタ広告の仕組みや費用など、基本事項について解説いたしました。インスタグラム広告は1回のアクションに対する課金方式であるため、一見して安価な広告と思われがちです。

しかし、商材やターゲットによっては多くの人に表示され、想定していたよりも高額な支払いが必要になってしまったり、課金上限を決めていたことで、あまり効果が見込めなかったという可能性も考えられます。

そもそも、広告を出稿する目的は、自社やサービス、商品を知ってもらい、購入や利用を促すことです。クリックや再生をされても、それが結果的に収益に繋がることがなければ費用対効果はゼロであると言っても過言ではありません。そのため、インスタ広告を活用しようと考えている方は、まず、アカウントのブランディングやファンを増やすことから着手してみてはいかがでしょうか。

根強いファンを増やすことで、長期的な収益化に成功する可能性もあります。

                    

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