「Qrio Lockの本体はレンタル可能?」
カギカンは、Qrio Lockのスマートロックと連動してオフィスや店舗のセキュリティを強化する入退出管理システムです。
導入を検討しているものの、「料金はいくらくらい?」「サポート体制の内容は?」といった疑問を抱く方も多く見られます。
本記事では、カギカンの料金プランや基本機能、活用シーンなどを解説します。
オフィスや店舗、賃貸物件へのスマートロック導入を検討している方は必見です。
目次
▼この記事で紹介している商品
カギカンの価格(料金・費用)
カギカンの料金構成は以下の通りです。
コンソール利用料 + 利用者課金 + レンタル機器 + オプション
基本料金
カギカンコンソールのみ | カギカンBasicプラン | カギカンProプラン | |
---|---|---|---|
特徴 | Qrio製品をお持ちの方向け | ドアに取り付けるだけ | 錠前一体で取付工事で設置 堅牢性と耐久性に優れる |
月額 | 4,950円(税込)~ | 6,490円(税込)~ | 8,030円(税込)~ |
提供製品 | カギカンコンソール | カギカンコンソール Qrio Lock 1台 Qrio Hub 1台 |
カギカンコンソール Qrio Lock R 1台 Qrio Pad R 1台 Qrio Hub 1台 |
料金内訳 | ■コンソール利用料 4,950円(税込) ■利用者課金 ※ |
■コンソール利用料 4,950円(税込) ■Basic機器レンタル料 1,540円(税込) ■利用者課金 ※ |
■コンソール利用料 4,950円(税込) ■Pro機器レンタル料 3,080円(税込) ■利用者課金 ※ |
コンソール利用料に含まれるサービス
- システム利用:合カギ一括管理・発行・削除、リモート解錠、履歴CSVダウンロード他
- 運用サポート:メール窓口(平日10:00~17:00)
機器レンタル料に含まれるサービス
- 機器レンタル料金:Qrio Lock/Qrio Lock R、Qrio Hub、Qrio Pad/Qrio Pad R
- メンテナンス:故障時の無償交換、専用電池交換
オプション
- Basic機器
┗月額:1,540円/セット
┗1ドア毎のレンタル費用、機器はセットでのご提供
┗提供製品:Qrio Lock 1台 / Qrio Hub 1台 - Pro機器
┗月額:3,080円/セット
┗1ドア毎のレンタル費用、機器はセットでのご提供
┗提供製品:Qrio Lock R 1台 / Qrio Pad R 1台 / Qrio Hub 1台 - Qrio Pad
┗月額:1,100円/台
┗ICカード・暗証番号での解施が可能に
┗Qrio Pad - Qrio Card
┗月額:1,100円/枚
┗セキュリティ性に優れた、専用ICカード
┗提供製品:Qrio Card(1枚単位で購入可能) - Proプラン機器設置料金
┗月額:49,500円/箇所
┗専門業者による機器設置作業
┗Pro機器の設置(1箇所毎)、設置作業は弊社指定業者にて行います
※各機器はレンタル以外に購入も可能です。(入金後の出荷となります。)
※Qrio Hubのみのレンタルは行っておりません。Qrio Key、Qrio Key Sはカギカンは未対応となります。
※FeliCa、Mifare対応のICカードに権限を付与することで、解施錠用のカードとしてご利用可能です。(例:交通系ICカード)
支払い方法
- 支払い方法は請求書払い(銀行・コンビニ)
- クレジットカード

カギカンのサービス詳細

カギカンとは
カギカンは、Qrio Lockのスマートロック製品を活用した最新の入退出管理システム です。
従来の物理的な鍵とは異なり、スマートフォンやICカード、暗証番号などを用いて解錠できるため、利便性が向上し、鍵の受け渡しや管理の手間を削減できます。
また、個人利用から企業、倉庫などの施設まで幅広い用途に対応しており、特にオフィスやレンタルスペース、店舗などのセキュリティ向上に貢献します。
- 物理的な鍵が不要となり紛失リスクを軽減
- 工事不要で導入可能なため、初期投資を抑えられる
- リモートでの合鍵発行が可能で効率的な管理を実現
カギカンの基本仕様
解錠方法は4つ
アプリ解錠 | 1アプリで複数ドアのカギを管理でき、日付・時間・曜日などの条件設定が可能。 |
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遠隔操作 (管理画面経由) |
Qrio Hubとインターネット回線(2.4Ghz) 経由で解施錠操作が可能。管理コンソール、スマートフォンアプリから操作。 |
PINコード | PINコードは4~8桁の数字で最大50個まで発行可能。コード単位で日付・時間などの条件設定が可能。※Qrio Padの設置が必要 |
ICカード | FeliCa、MifareのICカードで解錠が可能。ICカードは、日付・時間などの条件設定が可能で、最大1,000枚まで可能です。※Qrio Padの設置が必要 |
機能
オートロック | Qrio Lock付属のマグネットセンサーを設置することで、ドアを閉めたあとに自動で施錠が可能。 |
---|---|
解施錠履歴 | 解施錠履歴、入退室履歴、利用者、日次別履歴(タイムカード機能)のうち最大3つの履歴を取得でき、CSV出力も可能。 |
利用者管理 | 管理画面から合カギ利用者作成、招待、管理、削除が行える。 |
合カギ管理 | 管理画面から合鍵を発行し、グループ単位、利用者単位で利用条件、操作権限の付与が可能。 |
入退室管理 | ICカードで開錠すると入退室履歴が取得でき、管理画面から確認が可能。※Qrio Padが必要 |
管理画面の機能
省電力モード | Qrio Lock、Qrio Padの電池消費を減らすために表示方法を変更可能。 |
---|---|
利用者管理 | カギカン利用者の作成、招待(メール送付)、管理を行える。CSVでの一括登録も可能。 |
カード一覧 | ICカードの利用者管理、紐づけ、削除を行える。 |
マネージャー権限 | 全機能、全設定を行える権限。 |
通知機能 | 解施錠履歴を設定したメールアドレス宛にお知らせ。 |
電池残量表示 | 管理画面で電池残量を赤色・黄色・青色で表示。 |
製品と付属品
Qrio Lock/ Qrio Lock R |
スマートロック本体。両面テープを使い、室内側のサムターンに後付け設置が可能。 |
---|---|
Qrio Hub | スマートロックを遠隔管理するwi-fiの中継器。 |
Qrio Pad/ Qrio Pad R |
室内外側のドアに取り付けると、ICカードやPINコードで解施錠が可能になる。 |
Qrio Card | Qrio Pad/Pad R解錠専用のICカード。 |
開閉センサー | ドアの開け閉めを検知するセンサー。 |
両面テープ | 機器設置用の3M社の専用テープ。 |
電池 | CR123Aリチウム電池を使用。 |
サポート体制
- メールサポート
- 備品無料交換
- 導入オンラインサポート
- 製品無料交換 ※レンタルのみ
カギカンの特徴
工事不要で手軽に導入可能!鍵は即時発行
カギカンは、 両面テープやネジを使って既存のドアに後付けできる設計 のため、大がかりな工事は不要です。
簡単に設置でき、賃貸物件や一時的に利用する施設にも適しています。
さらに、鍵の発行は即時に行えるため、設置後すぐに利用開始できる点も魅力です。。
豊富な解錠方法
カギカンは、 スマートフォンアプリ、ICカード、暗証番号、Bluetooth、Wi-Fiなど、複数の解錠方法に対応 しています。
これにより、利用者は自分に最適な方法を選べるだけでなく、紛失や故障などのトラブルにも柔軟に対応できます。
また、管理者は特定のユーザーに対して特定の解錠方法を許可することができ、安全性を高めながら柔軟な運用が可能です。
施解錠の履歴を確認可能
カギカンには、鍵の使用履歴を記録・確認できる機能が備わっています。
管理者は、 誰が・いつ・どの方法で鍵を解錠・施錠したのかをアプリや管理画面からリアルタイムで把握できる ため、不正利用の防止やセキュリティ対策に役立ちます。
特に、企業やレンタルスペース運営者にとって、アクセス管理の透明性が確保されることは大きなメリットです。
用途で選べる様々なデバイス
カギカンは、家庭向けのコンパクトなモデル、企業向けの高セキュリティモデル、シェアスペース向けの遠隔管理機能を備えたモデルなど、用途に応じて最適なデバイスを選択できます。
これにより、 導入コストや運用のしやすさを考慮しながら、最適な鍵管理システムを構築することが可能 です。
カギカンの活用シーン
オフィス
オフィスでは、従業員や来訪者の入退室管理が課題となりがちですが、カギカンを導入することで、セキュリティを強化しながら鍵管理の手間を削減できます 。
例えば、部署ごとに異なるアクセス権限を設定し、必要なエリアのみ解錠できるようにすることで、情報管理の強化が可能です。
また、退職者の鍵回収の手間もなくなり、管理負担が軽減されます。
レンタルスペース・シェアオフィス
レンタルスペースやシェアオフィスでは、利用者ごとに鍵を管理するのが難しく、鍵の受け渡しに手間がかかることが課題となります。
カギカンを導入すれば、 利用者に対して時間制限付きの鍵を発行でき、指定時間外の不正利用を防止 できます。
さらに、オンラインでの予約システムと連携することで、予約が確定したユーザーにのみ自動で鍵を発行する運用も可能です。
店舗・施設
飲食店やフィットネスジムなどの店舗では、営業時間外のスタッフの入退室管理や、清掃業者・メンテナンス業者のアクセス管理が必要になります。
カギカンを導入することで、 スタッフごとに異なる解錠権限を設定し、業務効率を向上 させることができます。
また、24時間営業の施設では、利用者ごとに時間制限付きの鍵を発行することで、安全な運用が可能になります。

カギカンで解決できる課題
入退室管理を効率化
カギカンを導入することで、オフィスや店舗、 レンタルスペースなどの入退室管理を大幅に効率化し、不正利用の防止やセキュリティ向上にも貢献 します。
従来の物理的な鍵では、鍵の受け渡しや紛失時の対応、誰がいつ入室したのかの記録管理が煩雑になりがちです。
しかし、カギカンを利用すれば、スマートフォンやICカード、暗証番号などを使ったアクセス管理が可能になり、管理者はリアルタイムで入退室履歴を確認できます。
また、特定の時間帯のみ解錠を許可する設定や、一時的なゲスト用鍵の発行も可能なため、雇用形態や部屋の利用時間などに合わせてアクセスを効率的にコントロールできます。
カギ管理を効率化
従来の鍵管理では、合鍵の作成や受け渡し、紛失時の対応が大きな課題となっていました。
特に、社員の入れ替わりが多いオフィスや、多くの利用者が出入りするシェアスペース、物理的な鍵の管理に手間がかかります。
カギカンを導入すれば、 スマートフォンアプリやICカードを用いたデジタルキーの発行・削除が簡単に行えるため、物理的な鍵の受け渡しが不要 になります。
さらに、アクセス権限をユーザーごとに細かく設定できるため、特定の時間帯や特定のエリアのみ解錠できるようにすることも可能です。

編集部
これにより、より安全で効率的な鍵管理が実現し、管理者の負担を大幅に削減できます。
鍵交換のコスト削減
従来の鍵管理では、鍵の紛失や従業員の退職、入居者の入れ替えのたびに鍵交換が必要となり、そのたびに高額なコストが発生していました。
特に、シリンダーごと交換する必要がある場合、時間も費用もかかるため、管理側にとって大きな負担となります。
カギカンを導入すれば、 管理画面を通してデジタルキーの発行・削除を即時に行えるため、物理的な鍵の交換が不要 になります。
また、紛失時も新しいデジタルキーを発行すればすぐに対応できるため、セキュリティを維持しながらコスト削減が可能です。

編集部
例えば、退職した従業員のアクセス権限をアプリ上で削除するだけで済むため、鍵の回収や交換費用を削減できます。
物件の付加価値向上
スマートロックシステムであるカギカンを導入することで、 物件の利便性や安全性が向上し、結果としてその価値を高めることができます 。
賃貸物件
- 入居者はスマートフォンやICカードで鍵を管理でき、利便性が向上
- 居室をオートロック化でき、セキュリティ性が向上
レンタルオフィス・シェアスぺ-ス
- 利用者に時間制限付きのデジタルキーを発行できるため、管理がスムーズに
- 鍵の複製や時間外利用などの不正利用を防止
このように、物件の機能性や利便性を高めることで、他の物件との差別化が図れ、集客力の向上や契約率の向上にもつながります。

カギカンの導入事例
民泊・宿泊施設
民泊や宿泊施設では、チェックイン・チェックアウト時の鍵の受け渡しが大きな課題となります。
従来の物理鍵では、スタッフが現地で対応する必要があり、深夜や早朝のチェックイン対応が負担になっていました。
カギカンを導入すれば、 ゲストにデジタルキーを事前に発行し、スマートフォンや暗証番号で解錠できるため、スタッフの対応が不要 。
さらに、チェックアウト後はアクセス権限を自動で無効化できるため、鍵の返却忘れや紛失リスクも防げます。
また、入退室履歴を記録できるため、不正利用の防止にも効果的です。無人運営が可能になることで、オーナーの管理負担が軽減され、よりスムーズな運営が実現できます。
賃貸マンション
賃貸マンションでは、入居者の入れ替わりのたびに鍵交換が必要になり、コストや手間がかかるという課題があります。
カギカンを導入すれば、 物理的な鍵交換をすることなく、新しい入居者にデジタルキーを発行できる ため、鍵交換費用を削減できます。
また、スマートフォンやICカードで解錠できるため、鍵の紛失リスクが低減し、入居者にとっても利便性が向上します。
さらに、オーナーや管理会社は、清掃業者やメンテナンス業者向けに時間限定のアクセス権を発行できるため、鍵の受け渡しの手間がなくなり、スムーズな管理が可能になります。

編集部
物件の付加価値が向上することで、入居率アップにもつながります。
倉庫・書庫・保管室
倉庫や書庫、保管室では、セキュリティの確保が重要です。 従来の鍵管理では、鍵の紛失や不正コピーのリスクがあり、アクセス権の管理も煩雑になりがち です。
カギカンを導入すれば、管理者がアクセス権を細かく設定でき、必要な人だけにデジタルキーを発行できます。
さらに、入退室履歴をリアルタイムで確認できるため、「誰が・いつ・どの方法で」入室したのかを記録し、不正アクセスを防止できます。
特に、重要な書類や機密情報を保管するスペースでは、高いセキュリティレベルを維持しながら、鍵管理の手間を削減できるため、より安全で効率的な運用が可能になります。
まとめ
カギカンは、スマートロックを活用した革新的な鍵管理サービスで、オフィスや店舗、民泊、倉庫など幅広い用途に対応しています。
従来の物理的な鍵とは異なり、スマートフォンやICカード、暗証番号などで解錠でき、鍵の受け渡しや紛失リスクを大幅に削減できます。
また、入退室管理の効率化や鍵交換コストの削減、物件の付加価値向上など、多くのメリットを提供します。

この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!