「スマートロックは後付けできる?」
スマートロックを導入することで、オフィスのドアをセキュリティ強化できます。
しかし、「工事不要で設置できる?」「導入費用はどれくらい?」といった疑問も多くみられます。
今回は、オフィス向けスマートロックの種類や導入費用、おすすめ製品を紹介します。
製品の選定ポイントや注意点も解説しているため、スマートロックを検討中の企業に役立つ記事です。
おすすめのオフィス向けスマートロック
SESAME5 PRO | Akerun 入退室管理システム |
bitlock PRO | カギカン | RemoteLOCK | ALLIGATE | PicoA | |
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おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
初期費用(税込) | 1万780円 | 0円 | 0円 | 0円 | 5万円~/台 | 5万円~/台 | 要問い合わせ |
月額費用(税込) | 0円 | 要問合せ | 5,000円~/台 ※税表示なし |
4,950円~/台 ※利用者21名以上からは別途110円/名 |
1,650円/台 | 1万6,500円~/台 | 要問い合わせ |
特徴 |
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オフィス向けスマートロックとは
スマートロックとは
スマートロックとは、既設の鍵に電気通信機器を取り付けることで、 スマホやICカードなどを使って扉の施解錠を行えるようになるシステム です。
工事不要で設置できる製品も多く、近年はオフィスやコワーキングスペースなどで導入が進んでいます。
家庭用との違い
オフィス向けスマートロックは、 家庭用と比べてセキュリティ面の機能が充実 しています。
たとえば、部屋ごとに入退室の権限を使い分けることで、特定の部屋に入室できる従業員を制限できます。
また、ICカードで出退勤情報を記録できる「勤怠管理機能」や、入退室の履歴を記録する「入退室管理機能」なども、オフィス向け製品ならではの機能です。
入退室管理システムとの違い
スマートロックが、ドアの開閉をデジタル化するシステムなのに対し、入退室管理システムは 「誰が・いつ部屋に入ったか」という入退出情報を記録するシステムです。
入退室管理システムは 、入退室の管理を目的としたシステムなので、スマートロックと比べてセキュリティ性に優れています。
そのため、不特定多数が出入りする大規模オフィスなどセキュリティを重視する場合は、スマートロックと入退室管理システムを併用するのがおすすめです。
スマートロックでオフィスセキュリティを強化
オフィス向けスマートロックの機能一覧
機能 | 概要 |
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解錠・施錠 | スマホやICカードなどを使って鍵を施解錠できる機能。 |
入退室管理 | 「誰が・いつ・どこに」入退室したか管理できる機能。 |
入退室権限の設定 | クラウド上で鍵の発行や無効化ができる機能。 来客時に一時的に使える鍵を発行したり、退職者の鍵を無効化したりと、鍵の受け渡しを効率化できる。 |
複数拠点の一括管理 | 複数拠点に設置したスマートロックを一括で管理できる機能。 遠隔操作で施解錠できる製品もある。 |
セキュリティ対策 | 社員ごと、時間帯・曜日ごとに入退室エリアを制限できる機能。 |
外部システムとの連携 | 入退室ログを勤怠システムなどの外部システムと連携させる機能。 |
業界最安値級の高性能スマートロック
オフィス向けスマートロックの種類
取り付け方は3種類
貼り付けタイプ
貼り付けタイプは、 工事不要で手軽に取り付け・取り外しできるため、賃貸でも安心して利用することが可能です。
両面テープで貼り付けるだけで設置できるので、シール跡や塗装剥がれなどに注意すればカンタンに原状回復できます。
また、貼り付けタイプは他の型に比べて軽量かつ小型なので、 本体が落下するリスクが低い点もメリットです。
シリンダー交換タイプ
シリンダー交換タイプは、既存のシリンダーを取り外してスマートロックに付け替えるタイプです。
スマートロック本体をねじ止めする構造なので、 落下の心配が少なく、長期間安心して利用できます。
ただ、シリンダー交換時にドアを傷つけてしまうと、現状回復費用がかかるため、賃貸での利用には不向きです。
穴開け工事タイプ
穴あけ工事タイプのスマートロックは、 ドアやシリンダーに直接加工をほどこして固定するタイプです。
落下の心配がなく、搭載機能も充実しているものが多いものの、穴を開けてしまうと現状回復ができないので、賃貸物件には向きません。
解錠方法はおもに4種類
電気錠(電子錠)
電気錠は、 スマホやスマートウォッチ、リモコンキーなどを使って鍵を施解錠できるタイプです。
金属鍵を持つ必要がなく、 鍵の紛失や盗難リスクを低減できます。
Wi-Fi対応のモデルであれば、外出先からドアの施錠状況を確認したり、遠隔操作で施錠できるため、鍵の閉め忘れ防止やセキュリティ強化に効果的です。
カードキー(ICカード・磁気カード)
スマートロックの中には、 専用のカードキーや交通系ICカードを使って鍵を開け閉めできる タイプもあります。
非接触ICカードをかざしたり、磁気カードを通したりすることで、鍵が施解錠される仕組みです。
社員証と鍵が一体化したICカードを使えば、入退室の記録を取ることも可能です。
暗証番号
暗証番号タイプは、 任意で設定した数字を打ち込むことでドアを解錠できる タイプです。
金属鍵やカードがなくても鍵を開けられるので、鍵の紛失や締め出しリスクを回避できます。
ただし、暗証番号が流出するとセキュリティ効果がなくなってしまうため、定期的に番号を変更するのがおすすめです。
生体認証
生体認証は、あらかじめ登録した 指紋や虹彩、静脈などの情報を使って鍵を施解錠するタイプです。
金属鍵やカードキーを持ち歩いたり、暗証番号を覚えたりする必要がないため、鍵の紛失リスクや番号忘れの心配も不要です。
また、基本的に登録した人以外解錠できないため、高いセキュリティ性を実現できます。
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買い切り型とサブスク型
スマートロックには、「買い切り型」と「サブスク型」があります。
買い切り方は、導入時に製品を購入すれば、 デバイスの月額費用等なし でスマートロックを利用できるタイプです。
一方サブスク型は、毎月一定額を支払うことで、本体を購入せずにスマートロックを利用できるため、 初期費用を抑えたい企業に適しています 。
買い切り型 | サブスク型 | |
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メリット |
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デメリット |
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オフィス向けスマートロックの選定ポイント
取付方式
スマートロックの取付方法には、 「貼り付けタイプ」「シリンダー交換タイプ」「穴開け工事タイプ」 の3種類があります。
工事なしで取り付けたい場合は、両面テープだけで設置できる「貼り付けタイプ」がおすすめです。
一方、「シリンダー交換タイプ」「穴開け工事タイプ」はネジ止めをするため落下のリスクが低く、耐久性を重視したい場合に適しています。
機能性
勤怠管理機能
勤怠管理機能では、社員の入退室情報を勤怠管理システムに連携することが可能です。
スマートロックと勤怠管理システムを連動することで、 打刻漏れの防止や人事労務の業務負担削減に繋がります 。
既に勤怠管理システムを利用中の場合は、既存システムとAPI連携できるスマートロックを選びましょう。
入退室管理機能
入退室管理機能は、 「いつ・誰が・どの部屋で」入退出したか記録できる 機能です。
また、部屋ごとに権限を設定し、入室できる従業員を制限することも可能です。
特に、不特定多数の人が出入りするオフィスでは、不法侵入や盗難等のトラブル時に備えて、入退室管理できるシステムを選びましょう。
オートロック機能
セキュリティ性を高めたい場合は、オートロックが搭載されたモデルがおすすめです。
ドアの開閉時に自動で施錠されるので、 鍵の締め忘れをなくせるほか、部外者が侵入するリスクも低減 できます。
中には、ロックがかかるまでの秒数を任意で設定できたり、オートロックを一時停止できるタイプもあるため、用途に合わせて最適な仕様を選びましょう。
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オートロックの形式は3種類
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タイプ 特徴 開閉センサー式 ・ドアが閉まるとすぐに施錠される
・引き戸でも使用できる
・センサーが落下すると操作できなくなるジャイロセンサー式 ・ドアが閉まるとすぐに施錠される
・内部にセンサーがついており、落下リスクがない
・引き戸で使用できないタイプが多いタイマー式 ・施錠までの時間を設定できる
・急いで出かけたい場合に施錠まで時間がかかる
電池残量通知機能
スマートロックを導入する場合は、電池残量が表示されるモデルを選ぶのがおすすめです。
本体の電池が切れてしまった場合、スマートロックが作動せず締め出されてしまう可能性があります。
電池残量が表示されるタイプや、電池残量の減少をスマホに通知してくれるものであれば、上記のような 締め出しリスクを回避できる でしょう。
自動解錠機能
スマートロックを導入する際は、緊急解錠機能が搭載されているかもチェックしたいポイントです。
部屋で火災などが起きた際は、咄嗟にドアを解錠できない可能性もあり、逃げ遅れてしまうリスクがあります。
自動解錠機能があれば、 室内温度が一定以上になると自動で開錠されるので、非常事態でもスムーズに避難できます。
利用人数・規模
オフィスの規模や形態によって、最適なスマートロックは異なります。
小規模オフィスや倉庫であれば、簡易的なスマートロックでも十分ですが、 不特定多数が出入りするオフィスではより高度なセキュリティ性が求められます。
特に、社員数の多い企業の場合は、ICカードと人事情報の連携に手間がかかるため、人事労務システムと連携できるスマートロックがおすすめです。
費用対効果
スマートロックを選ぶ際は、「コストに見合う導入効果が得られるか」考慮しながら製品を検討しましょう。
特に、入退室管理や勤怠管理など、システム利用を伴う場合は月額費用が発生するため、注意が必要です。
サービスによっても費用は異なるため、 数社で見積もりを取ってから判断することをおすすめします 。
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企業がオフィス向けスマートロックを導入するメリット
セキュリティを強化できる
スマートロックにはオートロック機能が搭載されているため、 鍵の閉め忘れなどのセキュリティリスクを低減 できます。
また、鍵に権限を設定すれば、入室できる人を制限できるため、不正侵入や情報漏洩も防止できます。
さらに、金属鍵も不要なので、鍵の紛失・盗難リスクも回避できるでしょう。
オフィスのドアに工事不要で後付けできる
スマートロックは、工事不要で設置できる点もメリットです。
工事が発生する鍵交換では手間やコストがかかってしまうほか、賃貸物件ではそもそも取り付けできない可能性があります。
その点、貼り付けタイプのスマートロックは工事なしで取り付けでき、 ドアに傷がつく心配もない ので、手軽に導入できるでしょう。
鍵管理が不要になる
従来の金属鍵は、人数や扉の数に応じて鍵を複製したり、共有鍵の管理用金庫などを用意する必要がありました。
その点、スマートロックは手持ちのスマホや社員証を鍵代わりに使用できるため、 鍵を作成するコストや、鍵の保有・保管状況を管理する手間をなくせます。
また、金属鍵を量産せずに済むため、盗難・紛失のリスクを低減できるというセキュリティ面のメリットもあります。
編集部
システムの管理画面から鍵ごとに権限を管理できるので、一時的な鍵の受け渡しができるほか、鍵の返却・回収にかかる手間も削減できます。
勤怠管理・入退室管理も可能
オフィス向けスマートロックの中には、「誰が・いつ入室したか」記録できるものもあります。
また、勤怠管理システムと連動できるスマートロックの場合、 オフィスへの入退室記録を打刻に反映することも可能 です。
タイムカード等を使用せずとも、社員が入退室するだけで正確に勤怠状況を記録できるため、打刻漏れや不正打刻の防止に繋がるでしょう。
施解錠管理の効率化
従来の鍵は、終業後に施錠チェックをする必要があるため、規模の大きいオフィスの場合すべての扉を確認するのに手間がかかったり、確認漏れが発生するリスクがあります。
その点、 スマートロックは遠隔で施錠状況を確認できる ため、施解錠管理を大幅に効率化できます。
なお、オートロック機能搭載の場合はドアが閉まった際に自動で施錠されるため、確認作業そのものをなくせます。
スマートロックでオフィスセキュリティを強化!
企業がオフィス向けスマートロックを導入するデメリット
コストがかかる
スマートロックは、 初期費用や月額費用が発生します。
特に、サブスクリプション型やシステム利用型の場合は、月々数千円程度の費用を払い続ける必要があるため、注意が必要です。
オフィスにスマートロックは、「予算に見合う料金か」「費用対効果は得られるか」などを考慮したうえで導入を判断しましょう。
トラブルが起こる可能性もある
スマートロックは通信機器なので、ハッキングや動作不良、システム上のトラブルなどが起こる可能性もあります。
また、本体の電池切れによって締め出しに合うリスクもあるため、注意が必要です。
スマートロックを選ぶ際はサポート体制を重視するほか、 もしもの時に手動で解錠できる物理鍵を用意する など、緊急時に備えておきましょう。
スマートロックの導入をプロがサポート
オフィス向けスマートロックの導入費用
オフィス向けスマートロックには、 「買い切り型」と「サブスク型」 があります。
買い切り型は、導入時の初期費用が高額ですが、長期間使用するほど費用は割安になります。
一方サブスク型は、初期費用が安価な分、毎月一定のコストを支払う必要がある点に注意が必要です。
初期費用
「買い切り型」の場合、スマートロック本体の購入費用は 一台あたり5,000~2万円程度 が目安です。
「サブスク型」は、本体を購入せずに済むため、基本的に初期費用は発生しません。
月額費用
「サブスク型」の場合、 一台あたり月額1,000~5,000円程度 の月額費用が発生します。
一方「買い切り型」は、本体のレンタル料が不要なので、基本的に月額費用はかかりません。
ただし、スマートロックの管理システムを利用する場合は、買い切り型でも一台あたり月額1,000円程度のシステム利用料が発生すると考えましょう。
おすすめの法人向けスマートロックを比較
製品 | 料金(税込) | 特徴 |
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SESAME5 PRO | 初期費用:1万780円 月額費用:0円 |
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Akerun 入退室管理システム |
初期費用:0円 月額費用:要問合せ |
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bitlock PRO | 初期費用:0円 月額費用:5,000円~/台 ※税表示なし |
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カギカン | 初期費用:0円 月額費用:4,950円~/台 ※利用者21名以上からは別途110円/名 |
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RemoteLOCK | 初期費用:5万円~/台 月額費用:1,650円/台 ※取付工事費は別途 |
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ALLIGATE | 初期費用:5万円~/台 月額費用:1万6,500円~/台 |
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PicoA | 要問い合わせ |
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SESAME5 PRO
セサミ5PROは、 スマートウォッチや音声操作にも対応できる、高機能スマートロックです。
オートロック機能や遠隔操作機能など、セキュリティ面が充実しているほか、 セキュリティシステムやスマートホームシステムとの統合も容易 に行えます。
また、耐久性にも優れており、 1日200回の開け閉めでも10年以上利用できるため、人の出入りが多い大規模オフィスでも不自由なく利用できます。
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Akerun入退室管理システム
Akerun入退室管理システムは、スマートロックの機能に加えて、「いつ・誰が・どこに入室したか」という 入退出情報を記録・管理することも可能 です。
曜日や時間帯ごとに鍵の権限をスケジュール指定したり、クラウド上でリアルタイムに鍵発行・剥奪したりできるので、施解錠管理が大幅に効率化されます。
両面テープで手軽に取り付けられ、配線工事も簡易的なもので済むため、賃貸オフィスでも気軽に設置できます。
料金 | 初期費用:0円 月額費用:要問合せ |
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解錠方法 |
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bitlock PRO
bitlock PROは、 最短1日で導入できるサブスクリプション型のスマートロック です。
99.9%のサムターンタイプの鍵に対応しており、オートロック機能や、アプリを使った操作ログ機能も標準搭載されています。
周辺機器と組み合わせることで、手持ちのスマホやNFCカード、Apple watch、顔認証での解錠・施錠も可能です。
料金 (税表示なし) |
初期費用:0円 月額費用:5,000円~/台 |
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解錠方法 |
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カギカン
カギカンは、遠隔での施解錠や施錠履歴の記録・管理にも対応できるスマートロックです。
日本国内にある約80%以上のドアに対応 しており、簡単にテープで貼り付けできるものから、耐久性に優れた要工事タイプまで、豊富なラインナップが揃っています。
故障時の交換や電池交換、運用サポートがすべて無料で受けられる点も魅力です。
料金(税込) | 初期費用:0円 月額費用:4,950円~/台 ※利用者21名以上からは別途110円/名 |
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解錠方法 |
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RemoteLOCK
RemoteLOCKは、 アプリ不要のテンキー式スマートロック なので、カードキー等を持ち歩かずに手ぶらで解錠できます。
一つの鍵に複数の暗証番号を割り当てられるので、社員ごとに異なる暗証番号で権限を管理したり、同じ番号で異なる部屋に出入りすることも可能です。
また、予約管理サービスや宿泊管理システム、受付システムなどとAPI連携できるのも強みです。
料金(税込) | 初期費用:5万円~/台 月額費用:1,650円/台 ※取付工事費は別途 |
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解錠方法 |
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ALLIGATE
ALLIGATEは、スマホアプリやICカードなどを使ってドアの施解錠を管理できるクラウド型入退室管理システムです。
入退室管理の専業メーカーとしての豊富なノウハウを活かし、 開き戸・引き戸・自動ドア・ガラス扉など、様々なタイプのドアに設置できます。
また、全国に120拠点以上のネットワークを持ち、緊急時にサービススタッフが駆けつけてくれる点も魅力です。
料金(税込) | 初期費用:5万円~/台 月額費用:1万6,500円~/台 |
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解錠方法 |
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PicoA
PicoAは、 国内最大級のシェアを持つ鍵メーカー・美和ロック株式会社が提供 するスマートロックです。
室内側のカードリーダーにロータリースイッチが内蔵されており、その場で手軽にカードの権限を登録・抹消できます。
また、専用のアプリを使用して、履歴管理やカードデータをPCで一括管理することも可能です。
スマートロックを導入する際の注意点
破損に注意する
カードキーを使用する場合、中のICチップや磁気ストライプが破損すると解錠できなくなる恐れがあるので、取扱いには十分注意しましょう。
万が一カードが破損した場合、サービスによっては再発行に時間がかかってしまうため、 予備のカードを用意しておくのがおすすめ です。
また磁気カードは、他の磁気カードと混在すると正常に認識されない可能性があるため、カードの保管場所にも気を配る必要があります。
停電対策が必要
ケーブルで電源を確保するタイプのスマートロックは、停電時に本体が作動しなくなるため、オフィス内に入れなくなる可能性があります。
万が一の事態に備えて、手動で解錠できる鍵を用意しておきましょう 。
なお、電池式で稼働するスマートロックであれば、停電時も安定して利用できます。
締め出される恐れがある
鍵代わりのカードキーを持たずにオフィス外に出た場合、オートロック機能で扉が施錠されて締め出されてしまう恐れがあります。
あらかじめ従業員に締め出しリスクを注意喚起し、 ネックストラップなどを活用して常にカードキーを身に着ける ように呼びかけましょう。
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鍵以外でドアのセキュリティ性を高める方法
ドアやドア枠の強度を高める
空き巣や事務所荒らしは、 侵入に時間がかかるほど犯行を諦める傾向にあります 。
侵入を諦めるまでの時間は「5分」が目安なので、ドアやドア枠の強度を高めることで犯行を防止しやすくなります。
犯人がドアを破損しにくいよう、丁番を3ヶ所につけたり、軸心が抜けない丁番にしたりするとよいでしょう。
ドアだけでなく、周辺の防犯環境を強化する
セキュリティを高めたい場合は、ドアだけでなく、ドア周りの防犯対策も欠かせません。
たとえば、ドアの隙間から閂(かんぬき)が見える状態では、バール等をねじ込まれてこじ開けられる可能性があります。
また、ドア周りのガラスや郵便受けからサムターンを回して侵入されるケースもあるため、さまざまな目線でセキュリティリスクを想定し、対策を取ることが重要です。
監視・管理体制を強化する
ドアや鍵の強化に加えて、監視・管理体制を強めることで、より強固なセキュリティを構築できます。
具体的には、オフィスの出入口に警備員を配置したり、監視カメラを設置するのが効果的です。
犯人に対して「監視されている」と意識づけることで、犯行を抑止する効果が期待できます。
編集部
防犯カメラを設置しておけば、万が一被害なった場合も状況証拠を残せるので、犯人を特定しやすくなります。
オフィス向けスマートロックに関するよくある質問
A
日本におけるスマートロックの世帯普及率は0.2%程度です。
A
ICカード対応の鍵でも、後付け設置が可能です。
「SESAME5」は、工事不要で取り付けできるため、賃貸オフィスにもおすすめです。
▶【業界最安値】SESAME5の導入相談はこちら
まとめ
オフィス向けスマートロックを導入することで、セキュリティ向上や施解錠管理の効率化など、様々なメリットがあります。
また、勤怠管理システムとスマートロックを連携することで、社員の打刻管理も正確かつ効率的に行えます。
「オフィスのセキュリティを強化したい」「鍵の管理を効率的したい」という場合は、導入を検討しましょう。
▶業界最安値級の高性能スマートロック「SESAME5」無料ご相談フォーム
商品に関するお問い合わせや、
業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!