【屋内・屋外】録画機能付き防犯カメラのおすすめをご紹介!24時間録画で安いものは?

「録画機能付き防犯カメラは安い?」
「屋内・屋外で使える録画機能付き防犯カメラが知りたい」


防犯カメラは、盗難や監視に利用できますが、証拠がないと意味がないという場面も多いため、録画機能がついている防犯カメラを選ぶ方が多いでしょう。

しかし、種類がいっぱいあってわからない、安い防犯カメラは怪しい?おすすめが知りたい…など、選択に時間がかかっている方もいらっしゃるはずです。

そこで本記事では、録画機能付き防犯カメラの選び方から、おすすめ機種まで、徹底解説します。

録画機能付き防犯カメラを探している方が大いに参考にできます。

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。
 

防犯カメラの録画方法は大きく4種類

チェックリスト

外付けの専用HDD

防犯カメラに専用のHDDを接続することで、データを保存することが可能です。

他の記録媒体に比べて 容量あたりの単価が安く、長時間の録画に適しています

ただ、HDDは振動に弱く、本体の破損や盗難によってデータが消失するリスクもあるので注意が必要です。

SDカード

カメラに直接挿し込んで使用できるSDカードを使えば、レコーダーを併用せずに映像を保存できます。

SDカードは 比較的値段が安価なので、導入コストを抑えたい方におすすめ です。

ただし、静電気の影響でデータが破損する可能性があるなど、耐久性はやや劣るため、データの長期保存には適しません。

SSD(ソリッドステートドライブ)

SSDは、半導体素子メモリを使った記録媒体です。

 

HDDに比べて「衝撃に強い」「消費電力が少ない」「コンパクト」 といったメリットがあります。

ただ、HDDに比べて容量が少なく、容量単価が高い点には注意が必要です。

クラウドサーバー

防犯カメラで撮影したデータは、クラウドサーバーに保存することも可能です。

物理的なハードディスクを購入する必要がないため、初期費用やメンテナンスコストが抑えられます 。

また、  記憶媒体の故障や盗難によるデータ消失のリスクがない 点もメリットです。

≫【関連記事】クラウド防犯カメラのおすすめ9選!メリット・デメリット・比較ポイントを解析

各録画方法のメリット・デメリット

  メリット デメリット
専用HDD
  • 保存できるデータ量が大きい
  • データの長期保存に向いている
  • 容量あたりの単価が安い
  • HDDが故障すると接続されている防犯カメラの録画もストップする
  • 初期費用が高い
  • 振動に弱く故障リスクがある
  • 本体委が大きく場所をとる
SDカード
  • コンパクトで取り扱いが簡単
  • 他の記録媒体と比べてコストが安価
  • 壊れやすく、定期的な交換が必要
  • データの長期保存には向かない
SSD
  • 衝撃に強く、消費電力が少ない
  • コンパクト
  • HDDに比べて容量が少ない
  • 容量あたりの単価が高い
  • 故障リスクがある
クラウドサーバー
  • 映像の保存期間が長い
  • 防犯カメラの映像を一括できる
  • データの損失・破損リスクが低い
  • HDDの初期費用やメンテナンスコストが不要
  • インターネット接続が切断すると録画が停止する
  • 回線のランニングコストをが発生する
 

【屋内用】録画機能付き防犯カメラのおすすめ機種

マザーツール|MTD-E716AHD

イメージ引用:公式サイト
特徴
  •  不審者に撮影していることを気付かれにくい
  • 薄暗い室内でも人物を判別できる

MTD-E716AHD」は付属のスモークカバによってレンズの向きが見えにくいため、 不審者に撮影していることを気付かれにくいモデルです。

「電子感度アップ機能」が搭載 されており、薄暗い室内でも人物を判別できる鮮明な動画を記録できます。

そのため、夜間の侵入者対策をしたい場合や、従業員による貴重品の盗難を防止したい場合におすすめです。

パナソニック|WV-SFN110


引用:公式サイト
特徴
  • フルHD解像度で鮮明な映像を記録
  • 夜間の撮影にも対応可

WV-SFN110」は ドーム型かつフルHD解像度で撮影できるため、 広範囲かつ鮮明な映像を記録 できます 。

また、赤外線照明も搭載されており、夜間の撮影にも対応可能なので、閉店後の監視用途にも最適でしょう。

ELPA|CMS-7110

いめ引用:公式サイト
特徴
  • 4種類の撮影方式
  • 15mの夜間暗視に対応

CMS-7110」は、用途に合わせて 4種類の撮影方式(常時録画・スケジュール録画・動体検知録画・赤外線検知録画) から選べます。

15mの夜間暗視に対応しているため、営業終了後に店内を監視しておきたい場合にもおすすめです。

グーグル|Google Nest Cam GA01317

イメージ

引用:Amazon
特徴
  • 電源がない場所でも設置可能
  • シンプルでスタイリッシュなデザイン

GA01317」は、リチウムイオン電池内蔵型バッテリーなので、電源の場所にとらわれず、どこにでも設置できます。

また、シンプルでスタイリッシュなデザインも特徴なので、 店内のインテリアを損ないたくない方にもおすすめです。

セレン|SAH-N281

イメージ
引用:公式サイト
特徴
  • 約35~95°で画角の調節が可能
  •  「フリッカーレス機能」搭載

SAH-N281」にはバリフォーカルレンズが採用されており、設置時に画角を約35~95°で撮影したい範囲に調節できます。

​​​​​また、 「フリッカーレス機能」搭載で、蛍光灯の下でもチラつきが防止されるので、店舗やオフィスに最適 のモデルです。

【屋外用】録画機能付き防犯カメラのおすすめ機種

パナソニック|WV-S3530J

WV-S3530J」は、広角の動画に加えて音声の記録もできるモデルです。

パナソニック独自の「インテリジェントオート機能」が搭載されており、動体検知に優れています。

顔の位置を自動識別して個人を特定できるほど鮮明な動画を記録 できるので、夜間の不審者対策におすすめ です。

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パナソニック|WV-S1510

WV-S1510」は約240万画素のMOSセンサー搭載で画像の解析度が非常に高く、対象人物を特定しやすいのが特徴です。

独自開発の「顔スマートコーディング技術」が採用されており、「顔」部分のみを高精細に撮影することでデータ量が最大50%削減されます。

不審人物が撮影された場合に顔がはっきりとわかるので、出入口付近の防犯対策におすすめ です。

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グーグル|Google Nest Cam GA01317-JP

GA01317-JP」にはモーションセンサーが搭載されており、 人・動物・車などの検知をスマホにアラート するため、外出中でもすぐに異変を察知できます 。

また、6Ahのリチウムイオン電池内蔵型バッテリーなので、 電源工事が不要で、場所を選ばずに設置することが可能 です。

動体検知が得意なことから、夜間に店舗の出入口や駐車場の不審者対策をしたい場合におすすめです。

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セレン|SAH-G272

SAH-G272」は 防塵・防水性能に優れており、赤外線投光器も内蔵されているので、屋外の設置に適したモデル です。

フルHDの高画質な映像が保存できるほか、付属のレコーダーを使って手軽にカメラの設定を変更できます。

赤外線投射機能を使って高画質な映像を残せるので、 夜間の防犯対策を強化したい場合に重宝されます

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マザーツール|MTD-W308AHD

MTD-W308AHD」はドーム型のフルHDカメラなので、設置場所周辺を広範囲かつ鮮明に記録できます。

赤外線照射機能、 夜間の映像を白黒で撮影する「デイ/ナイト機能」、白とびを防ぐ「ホワイトバランス機能」 など、豊富な搭載機能が魅力 です。

周囲の明るさによって映像が見づらくなるのを防止できるので、24時間撮影に最適なモデルです。

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録画機能付き防犯カメラの安いおすすめ機種

 ZOSI|‎AG169BN

イメージ
引用:Amazon
特徴
  • 200万画素の高画質録画
  •  暗視距離は最大約40メートル

「‎AG169BN」は、高品質CMOSセンサー採用しており、200万画素の高画質録画が可能なモデルです。

価格が手ごろながら、赤外線による暗視機能や‎IP66の防水・防塵機能など、機能にも優れています。

なお、 暗視距離は最大約40メートル なので、夜間でもしっかりと防犯効果を発揮 できます。

‎Sovmiku|‎CQ1

イメージ
引用:Amazon
特徴
  • ソーラーパネル搭載
  • 2Kの高画質録画
  • マイクとスピーカー搭載

CQ1」は、2Kの高画質録画ができるソーラーパネル搭載型の電池式ワイヤレスカメラです。

専用アプリを使ってスマホからカメラを操作・管理したり、外出先から映像を確認することもできます。

また、 マイクとスピーカーも搭載されており、ス マホを使って双方向音声対応をしたり、警告音で不審者に警告することも可能 です。

 YESKAMO|‎DQ201

イメージ
引用:Amazon
特徴
  • 300万画素の高画質
  • マイクとスピーカーを内蔵
  • 人感センサー搭載

DQ201」は、300万画素の高画質で360°全方位を隈なく監視します。

本体にマイクとスピーカーが内蔵されており、 スマホ経由で警告音を出したり、声を掛けたりすることも可能 です。

また、 人感センサーが人を検知した際のみ自動録画をしたり、不審者をの出現をアプリで通知し、音とライトで警告を発する機能なども搭載 されています。

防犯カメラの録画時間・保存期間

防犯カメラ

録画時間は記録媒体の種類や容量によって異なる

防犯カメラの映像保存期間や録画時間は、記録媒体の種類や容量によって異なります。

例えば、容量が2TBの記録媒体で録画した場合、映像の保存期間は1ヶ月が目安です。

ただ、カメラ自体の解像度や、白黒・カラーのどちらかでもデータ容量が左右されます。

撮影データは1ヶ月程度保存するのがおすすめ

店舗やオフィスなどでは、1ヶ月以上データを保存しておくのが望ましいです。

なぜなら、万が一のことが起こった際に、 データを見返したり、提出したりすることで、犯人の特定や2次被害の削減に役立てられるかもしれないためです。

なお、クラウド上で録画する場合は、保存期間が短いほど月額料金を抑えられますが、店舗やオフィスの場合は使用目的等を考えてデータ容量を選ぶとよいでしょう。

録画可能時間に影響する要素

解像度

解像度が高いカメラは、映像を高画質で記録するため、データ保存に多くの容量が必要です。

そのため、 防犯カメラの解像度が高いほど、録画可能時間は短くなります

設置する防犯カメラの台数

レコーダーやクラウドに録画する場合、 カメラの接続台数が増えるほど録画可能時間は短くなります

複数の映像が1か所の記録場所に集積されるため、カメラの台数に応じて録画するデータ量も増加する仕組みです。

ただし、1台ごとに記録媒体が内蔵されているカメラの場合は、台数が増えても録画可能時間は変わりません。

FPS(フレームレート)

フレームレートとは、1秒間の動画で見せる静止画の枚数(フレーム数)を指し、「FPS」という単位で表されます。

パラパラ漫画では、絵の枚数が多いほど動きが滑らかになるように、FPSが大きいほど映像の動きも滑らかです。

FPSが大きいほど容量が大きくなるため、録画可能時間は短くなります

「FPS」の目安は?

人間の目で見えているフレームレートは30fpsと言われているため、自然な動きで映像データを見たい場合も30fpsが目安です。

動体検知機能

動体検知機能を利用し、画面内で動きが検知された時のみ録画をすることで、HDDの使用容量を節約できます。

動きのない間は録画されないので、必要な映像を効率的に記録することが可能 です。

圧縮方式

記録したデータの圧縮方式によっては、使用容量を大幅に節約できます。

基本的に、 映像の圧縮率が高いほど使用容量が少ないため、録画可能時間を長くすることが可能 です。

防犯カメラで24時間録画する場合どのくらい容量が必要?

容量ごとの録画可能時間は以下が目安です。

ただし、カメラの設置台数や解像度など、撮影場所の条件・環境によって録画可能時間が違います。

 
HDD容量 録画時間
1TB 5日
2TB 10日
4TB 15日
 

録画機能付き防犯カメラの設置効果

ポイント

犯罪やいたずらを抑止できる

防犯カメラを設置しておくだけで、不法侵入やいたずらに対する抑止力が期待できます。

不審者に対して「監視されている」と意識付けすることで、証拠映像から身元を特定されるのを懸念し、犯行を断念するケースも少なくありません。

特に、 ボックス型やバレット型のカメラは存在感が強いため、防犯効果が高い 言われています。

被害にあった際の状況証拠を残せる 

家や店舗周辺の映像を記録しておくことで、万が一トラブルがあった際に状況証拠を残すことが可能です。

たとえば、空き巣や器物破損の被害に遭った際、証拠映像を警察に提出することで、犯人を特定しやすくなります。

このように、 証拠があることでスムーズに事態を収集できる可能性が高くなります

防犯カメラの活用シーン
  • 店舗・オフィス・工場の遠隔監視
  • 重要書類の保管場所を監視
  • 小売店における従業員の接客態度チェック
  • 自宅周辺の防犯・監視
  • 外出時におけるペットの見守り
  • 職場・家庭内におけるトラブルの証拠記録

録画機能付き防犯カメラの選び方

虫眼鏡

IPカメラ・アナログカメラ

防犯カメラには、IPカメラとアナログカメラの2種類があります。

 
  IPカメラ アナログカメラ
録画に使用するケーブル LANケーブル 同軸ケーブル
インターネット接続 不可
特徴
  •  映像データの質が良い
  • 遠隔地で映像を確認可能
ノイズが発生しやすい
 

IPカメラ(ネットワークカメラ)

IPカメラ(ネットワークカメラ)は、本体にコンピュータが内蔵されています。

機器そのものにIPアドレスが割り振られているため、 カメラ単体でインターネットに接続することが可能 です。

スマホやタブレットを使って遠隔地から映像を確認したり、画角を変更することもできます。

​​​​​画像解析の精度と撮影範囲

防犯カメラは、機種によって視野角や搭載されている画像解析機能が異なります。

たとえば、 広範囲を監視したい場合は、360度カメラや魚眼レンズカメラなど、視野角の広いものがおすすめ です。

また、マーケティング目的で導入する場合は顧客の属性を識別握する機能、防犯目的の場合は動体検知機能など、設置目的に合った仕様を選びましょう。

カメラの形状

防犯カメラの本体形状には、主にドーム型・ボックス型・バレット型の3タイプがあります。

ドーム型

ドーム型の防犯カメラは、丸型でドーム型状の見た目をしており、天井に設置するのが一般的です。

広角撮影ができる一方、ボックス型・バレット型と比べて撮影できる距離は短い という特徴があります。

また、本体が目立ちにくく、空間やインテリアにも馴染みやすい点もメリットです。

ボックス型

ボックス型防犯カメラは細長く四角い形状をしており、「防犯カメラ」と聞いてイメージされやすいモデルです。

ズーム機能が優れており、遠くまで鮮明に撮影できる一方、ドーム型よりも画角は狭いので、広範囲を撮影するには複数台設置する必要があります。

本体の存在感が強いため、不審者に対して「監視されている」と意識付けしやすく、防犯効果が高い 点もメリットです。

バレット型

バレット型防犯カメラの本体は細長く、銃弾に似た形状をしています。

ボックス型カメラよりも防塵・防水効果が高く、耐久性に優れているため、屋外で使用する場合におすすめ です。

また、 撮影距離が長く、カメラとしての存在感が強いため、防犯効果が高い 点も特徴です。

屋内用・屋外用

防犯カメラには、屋内向けのモデルと屋外向けのモデルがあるので、設置場所に合わせて使い分けましょう。

特に、 屋外に設置する場合は、防水・防塵や逆光補正、赤外線モードといった機能を重視するのがおすすめです。

搭載機能

音声録音機能

防犯カメラには、映像の録画だけでなく、本体内蔵マイクで物音や声を記録できるタイプがあります。

映像とあわせて音声を録音することで、より正確に状況を把握することが可能 です。

スピーカー搭載モデルもおすすめ

スピーカー搭載モデル防犯カメラを使えば、離れた場所から設置場所に音声を届けることが可能です。

万が一不審者が現れた場合、顔を合わせずに声掛けや警告をできるため、トラブル時も安全に対処できます。

夜間撮影機能

屋外に防犯カメラを置する場合、赤外線モードやナイトモードを搭載したものを選びましょう。

赤外線照射をすることで暗闇でも鮮明な映像を撮影できるため、夜間でも高い防犯効果を発揮 できます 。

防塵・防水機能

屋外に防犯カメラを設置する場合は、防塵・防水性能の高いカメラを選びましょう。

防塵・防水性能は「IP規格」の表示で判断でき、 屋外用カメラは「IP66以上」が望ましい とされています。

IP規格

IP(Ingress Protection)規格は、電子機器の防塵・防水レベルを表す基準です。

防塵は段階、防水は9段階で保護等級が表されており、それぞれの値が大きいほど防御性が高くなります。

たとえば、「IP67」の場合、「防塵耐性が6等級・防水耐性が7等級」の製品ということが分かります。

動体検知と通知機能

動体検知機能搭載の防犯カメラは、人や車の動きを自動で検知し、異常があった際はスマホに通知できます。

また、 スマホから音声を送り、 カメラに内蔵されたスピーカーを通して遠隔で警告をすることも可能です。

さらに、マイク内蔵型カメラの場合、不審な音声や悲鳴も検知できるので、トラブルが起こった際も迅速に対処できます。

蛍光灯のちらつき除去(フリッカーレス機能)

フリッカーレス機能とは、蛍光灯やLED照明を使用する際に生じるフリッカー(ちらつき)を補正する機能です。

防犯カメラの露出を自動的にコントロールすることで明滅を防ぎ 、鮮明な映像を記録できます。

フリッカー現象とは

蛍光灯は電源の周波数に合わせて明滅しているため(東日本は100回/秒、西日本は120回/秒)、防犯カメラのシャッタースピードがそれよりも早い場合、明滅の間隔と撮影のタイミングにズレが生じてフリッカー現象が発生します。

マーケティング

防犯カメラには、マーケティング機能を搭載したモデルもあります。

たとえば、て来店者数をカウントしたり、顧客の年齢や性別を判別・集計することが可能です。

これらの機能を活用し 、 顧客の購買行動を分析することで、マーケティング戦略に役立てられます

自動通報装置との連携

防犯カメラには、自動通報装置と連携できるモデルもあります。

不審者が侵入した際にも迅速に対応できるので、素早い犯人の確保や、スムーズな事態収集につながります。

特に、 カメラの設置台数が多く、複数の映像を常時確認するのが難しい場合におすすめです。

給電方法

天井付近にはコンセントがないケースも多いため、カメラへの給電方法を確認しておきましょう。

設置場所付近に電源がない場合、延長コードを使って電源を確保したり、電源の追加工事を行う必要があります。

なお、 配線の増加や電源確保の工事を避けたい場合は、PoE回線に対応しているカメラがおすすめです。

PoE給電

PoE(Power over Ethernet)給電は、LANケーブルを使って電源を確保できるシステムです。

コンセントがなくても電源を確保できるので、場所を選ばずに防犯カメラを設置できます。

接続方法

インターネット接続可能な防犯カメラには、有線接続とWi-Fiを利用したワイヤレス接続の2種類があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、利用環境や予算などを考慮し、より自分に合った方法を選びましょう。

 
  有線方式 無線方式
メリット 通信環境が安定している 工事や穴あけが不要
デメリット
  •  LANケーブルを引くために追加工事が必要
  • 工事の際、壁に穴をあける可能性がある
  • 有線方式と比べて通信が安定しにくい
  • Wi-Fiジャミングのリスク
 

サポートや保守サービス

防犯カメラを導入する際は、トラブル時のサポートや保守サービスも確認したいポイントです。

たとえば、 電話窓口や緊急時の駆けつけサービス、動作状況を常時監視するサービスなど、サポート体制が充実したものを選びましょう。

録画機能付き防犯カメラの費用相場

防犯カメラの設置費用は、 設置費用含めて1台10万円~が相場 です。

ただし、映像確認用のモニターやカメラの台数によっては20万円~50万円程度費用が発生するケースもあります。

また、電気代やカメラのレンタル料金、メモリー代といったランニングコストが別途発生する点も留意しておきましょう。

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防犯カメラの種類

種類

Wi-Fi対応カメラ

Wi-Fi対応カメラは、 Wi-Fiを使ってインターネット接続できるタイプの防犯カメラ です。

遠隔地からスマホを使ってリアルタイムに映像を確認したり、設置場所に音声が届けられます 。

本体がコンパクトかつ、配線等でスペースを取らずに済む点も特徴です。

ワイヤレス防犯カメラ

ワイヤレス防犯カメラは、カメラとHDDのみが無線で繋がっており、 Wi-Fiがなくても専用の外部モニターで映像を確認できます

カメラ単体ではインターネットに接続できないため、スマホから映像を見たい場合はLANケーブルに接続する必要があります。

ただし、Wi-Fi対応のワイヤレス防犯カメラであれば、LANケーブルなしでもインターネットに接続可能です。

有線式防犯カメラ

​​​​​​有線式防犯カメラは、カメラ本体と記録媒体、モニターを有線で接続します。

配線で多少スペースを取りますが、 電波の影響を受けにくく、無線タイプよりも安定した接続状態で利用できます

自宅や店舗にWi-Fi環境が無い場合や、妨害電波を回避したい場合におすすめです。

用途別の防犯カメラ

ポイント

ソーラーパネル搭載の防犯カメラ

ソーラーパネル搭載型の防犯カメラは、 太陽光で電力を確保できるので、電源が取りづらい屋外への設置に最適です。

Wi-Fi対応のモデルであれば、インターネットに接続してスマホからでも映像を確認できます。

ただし、電源が太陽光の量に左右されやすく、天気が悪い日は電源が落ちてしまう可能性もあるので注意しましょう。

ペット用カメラ・見守りカメラ

ペット用カメラ・見守りカメラは、遠隔で室内の様子やペットの様子を確認できます。

壁や天井に設置するタイプと卓上に置くタイプがあり、インテリアになじみやすいシンプルなデザインが特徴です。

遠隔操作でカメラの向きを変更したり、音声を届けたりできるので、外出中も家の様子を確認したい方におすすめです。

小型防犯カメラ

小型防犯カメラは、本体が非常に小さいため、机や棚など、あらゆる場所に設置できます。

家庭内や職場でトラブルがあった際も、相手に気づかれないように証拠映像を残すことが可能です。

ただし、 使い方によっては盗撮やプライバシー侵害に当たる可能性もあるので、取り扱いには注意しましょう

録画機能付き防犯カメラの設置場所

コンセント

店舗・オフィスの場合

店舗の出入口付近

店舗の出入口付近に防犯カメラを設置することで、万引きやトラブルが起こった際に犯人の姿を捉えられます。

また、防犯目的以外に、来客数の計測や、顧客の属性を把握するといったマーケティングにも活用できます。

レジ周辺

レジ付近に防犯カメラを設置することで、 会計処理の間違いなどがあった際もスムーズに対処できます

高画質カメラやズーム機能搭載カメラであれば、レジ対応の手元をしっかりと撮影できるので、後から映像を確認しやすいです。

また、セルフレジを導入している場合、防犯カメラを併用することで、少人数のスタッフでも顧客の動向を把握しやすくなります。

バックオフィス

バックオフィスには、金庫や重要な書類などが保管されているケースも多く、トラブルに備えて防犯カメラを設置しておくのがおすすめです。

従業員が金銭やPC、機密書類等を持ち出すリスクもあるので、防犯カメラによってそういった不正行為を抑止できます。

ただし、 着替え場所などにカメラがあるのは望ましくないので、トラブル要因になりうる貴重品の周辺に絞って設置しましょう

売り場

売り場に防犯カメラを設置することで、 万引きや商品へのいたずら、お客様同士のトラブルなどを防止 できます 。

特に、小売店においては、商品棚の影など従業員の目が届かない死角をカバーするのに最適です。

また、居酒屋などお酒を提供する店舗においては、飲酒によるトラブルの抑止にも効果的です。

トイレ周辺

万引きの手口として、未会計の商品をトイレまで持って行き、カバンにしまって持ち帰るというケースがあります。

そのため、トイレの出入り口付近には防犯カメラを設置しておくのがおすすめです。

ただし、トイレの中を撮影した場合はプライバシー侵害になってしまうため、トイレ内へのカメラ設置は控えましょう。

駐車場や屋外

駐車場に防犯カメラを設置することで、置き引きや車上荒らしといったトラブルに対処できます。

特に、屋外に設置する場合は、夜間でもしっかりと撮影できるように夜間撮影機能が搭載されたカメラを選びましょう。

また、 防犯カメラを設置していると告示しておくことで、トラブルを未然に防ぐ効果も発揮 します 。

家庭用の場合

玄関

家の玄関は、空き巣やストーカーなどの不審者が姿を現しやすい場所なので、特に監視を強化しておきたい場所です。

玄関にカメラを設置する場合、本体の存在感が強く、防犯効果の高いボックス型やバレット型がおすすめです。

また、 より設置効果を高めるために、ステッカーなどで「防犯カメラ設置中」という旨を告示しておくとよいでしょう。

駐車場

駐車場にカメラ設置することで、車上荒らしや車へのいたずら、盗難などの対策に繋がります。

万が一被害にあった場合、 犯人の顔や車を識別する必要があるため、カメラの解像度は特に重視したいポイント です。

また、駐車場が広い場合はカメラを複数台設置したり、拡大の精度が高い「光学ズーム機能」搭載モデルを選ぶとよいでしょう。

室内に設置した防犯カメラで、窓越しに外の様子を夜間撮影するのもおすすめです。

この時、 赤外線が窓ガラスに反射すると映像が白飛びするため、「赤外線のON/OFF機能」 を搭載したカメラが望ましいです。

また、赤外線オフで夜間撮影すると映像が真っ黒になるので、センサーライトを併用して光量を確保しましょう。

録画機能付き防犯カメラを設置する際の注意点

注意点

死角ができないように注意する

撮影範囲に死角があると、防犯カメラの設置効果が薄れてしまいます。

防犯カメラのモデルによって撮影範囲は異なるため、本体の画角に合わせて角度の調整が必須です。

また、 設置後は実際にカメラを起動し、狙われやすいポイントをがないか確認しましょう

プライバシー・セキュリティ対策に配慮する

防犯カメラの映像は、プライバシーに関わるデータなので、取り扱いやセキュリティ対策には注意が必要です。

撮影データを第三者に見せたり、インターネット上に公開すると、プライバシー侵害につながる可能性もあります

また、クラウド防犯カメラの場合、ネット上にデータが流出するリスクもあるので、暗号化やVPN接続を徹底しましょう。

カメラ設置の告示は必須

カメラ設置の告示がないと、通行人が「隠し撮りされている」と勘違いし、トラブルに発展するリスクがあります。

防犯カメラを設置する際は 、事前に張り紙やステッカーで「カメラを設置している」と示しておきましょう

証拠力の高い映像を記録できるカメラを選ぶ

防犯カメラを設置する際は、画質が良く、証拠力の高い映像が撮れるものを選びましょう。

侵入者や不審な車を撮影しても、顔やナンバープレートが識別できなければ意味がありません。

また、 夜間や悪天候時でもクリアに撮影できるよう、赤外線モードやズーム機能なども重視するのがおすすめです。

ステッカーを一緒に貼るとさらに効果的

防犯カメラ設置による防犯効果を高めたい場合は、ステッカーを併用して警戒中であることを告示しましょう。

不審者に対して「監視されている」と意識付けすることで、犯行を抑止する効果が期待できます

録画機能付き防犯カメラのよくある質問

Q
防犯カメラの録画映像は遠隔でスマホから確認できますか?

A

Wi-FiやLANケーブルを使ってカメラ本体をインターネットに接続すれば、遠隔地でもスマホから映像を確認できます。

Q
防犯カメラの映像を1週間記録するにはどのくらいの容量が必要ですか?

A

録画データを1週間保存するには、2TBほど容量が必要です。

ただし、カメラの解像度や設置台数などによっても保存期間は変動するので、あくまでも目安としましょう。

まとめ

録画機能付きの防犯カメラを活用することで、手軽に自宅や店舗、オフィスのセキュリティ対策ができます。

万が一犯罪やトラブルが起こった際も状況証拠を残せるので、迅速に事態収集することが可能です。

「高額で設置や運用が大掛かり」というイメージに反して、手軽に導入できるモデルも多いため、防犯対策を強化したい場合は積極的に活用しましょう

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この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

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この記事の監修者

小林 義行

防犯カメラ営業歴9年目のベテラン。防犯カメラのことなら一気通貫でサポートを行っている「DXレスキュー株式会社」の責任者を務め、多種多様な業種の防犯対策を行っています。防犯設備士の資格を所持しているため、防犯のことならお気軽にお問い合わせください。 ※防犯設備士 第18-28694号