店舗用防犯カメラのおすすめ11選!選び方や防犯以外の活用方法も解説

防犯カメラは、万引きなどのトラブル対策だけでなく、店舗の業務効率化やマーケティングなどにも幅広く活用することができます。

しかし、「防犯カメラを導入したいが、どの機種を選んだらいいか分からない」「カメラの比較ポイントを知りたい」「費用が高くなりそうで不安」という方も少なくありません。

今回は、店舗用防犯カメラの導入ポイントを徹底解説!おすすめの機種や比較ポイント、防犯以外の活用方法などをご紹介します。




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店舗用防犯カメラ(監視カメラ)の選び方

コツ

IPカメラ・アナログカメラ

防犯カメラには、IPカメラとアナログカメラの2種類があり、両者は「映像データの質」や「インターネット接続の可否」において異なります。

IPカメラは、LANケーブルを経由して映像を保存しますが、アナログカメラは同軸ケーブルを使って録画機と接続するためノイズが発生しやすいです。そのため、IPカメラの方が映像をきれいな状態で保存することができます

また、IPカメラはインターネットに接続することができ、スマホやタブレットを使って遠隔地からでもリアルタイムに店内の様子を確認することが可能です。

IPカメラ(ネットワークカメラ)

IPカメラ(ネットワークカメラ)は、本体にコンピュータが内蔵されており、機器そのものにIPアドレスが割り振られているため、カメラ単体でインターネットに接続することが可能です。

スマホやタブレットを使って遠隔地から映像を確認できるほか、遠隔操作で撮影する方向の変更やズームをすることもできます。

▶おすすめのクラウド型防犯カメラ9選!メリット・デメリットを徹底比較!

​​​​​画像解析の精度と撮影範囲

防犯カメラは、機種によって視野角や搭載されている画像解析機能が異なるので、用途に合わせて最適なモデルを選びましょう。

たとえば、オフィスや店舗を幅広く監視したい場合は、360度カメラや180度の魚眼レンズカメラなど、視野角の広いものがおすすめです。

また、マーケティング目的で導入する場合は顧客の年齢・性別を識別する機能や人数カウント機能、防犯目的の場合は動体検知機能など、目的に合わせて搭載機能を選ぶのもポイントです。

カメラの形状

防犯カメラの本体形状には、主にドーム型・ボックス型・バレット型の3タイプがあります。

ドーム型

ドーム型の防犯カメラは、丸型でドーム型状の見た目をしており、天井に設置するタイプのカメラです。

360°の広角撮影が得意なので、広範囲にわたって映像を記録することができる一方、ボックス型・バレット型と比べて遠撮影できる距離は短いです。

カメラ本体が目立ちにくく、空間やインテリアにも馴染みやすいため、飲食店やマンションなどに導入されるケースが多いです。

ボックス型

ボックス型・バレット型の防犯カメラは、細長く四角い形状をしており、「防犯カメラ」と聞くとこの形をイメージする方が多いです。

ズーム機能が優れており、遠くまで鮮明に撮影することができる一方、ドーム型よりも画角は狭いので、広範囲を撮影するには複数台設置する必要があります。

カメラとしての存在感が強いため、不審者に対して「監視されている」という意識付けをしやすく、防犯効果が高い点もメリットです。

バレット型

バレット型防犯カメラはボックス型の派生タイプで、本体は細長く、銃弾に似た形状をしています。

ボックス型カメラに「ハウジング」と呼ばれる保護ケースをかぶせたもので、防塵・防水効果が高く、振動や高温にも強いため、屋外での仕様に適しています。

また、ボックス型と同様に、距離が離れた場所の撮影が得意なほか、カメラとしての存在感が強いため、防犯効果が高い点も特徴です。

屋内用・屋外用

防犯カメラをは、屋内向けのモデルと屋外向けのモデルがあり、設置場所によっても選ぶべき機種が異なってきます。

特に、屋外に設置する場合は、防水・防塵機能に優れているものや逆光補正ができるモデル、夜間でも撮影できる赤外線モードがついたものを選ぶようにしましょう。

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給電方法

天井付近にはコンセントがないケースも多いため、防犯カメラを導入する際は設置場所まで電源を引けるかどうか確認しておきましょう

設置場所付近に電源がない場合、延長コード・アダプタを使って電源を確保したり、電源の追加工事を行う必要があります。

配線を増やしたくないない場合や工事なしで電源を確保したい場合は、LANケーブルからの給電が可能なPoE回線に対応しているカメラを選ぶ選択肢もあります。

PoE給電

PoE(Power over Ethernet)給電とは、コンセントからではなくLANケーブルによって電源を確保するシステムを指します。

PoE給電を使えば、コンセントなどの電源がなくても防犯カメラを使用することが可能なので、場所を選ばずに設置しやすいです。

接続方法

インターネット接続が可能な防犯カメラの場合、有線接続とWi-Fiを利用したワイヤレス接続の2種類があります。

有線方式は、比較的に通信環境が安定していますが、LANケーブルを引くために追加工事が必要で、壁などに穴を開けなければならない場合もあります。

一方の無線方式は、工事や穴あけが不要でカンタンにインターネット接続ができる反面、有線方式と比べて通信が安定しにくかったり、Wi-Fiジャミングで撮影を妨害される可能性があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、利用環境や予算などを考慮したうえで、より店舗に合う方法を選びましょう。

Wi-Fiジャミングとは

Wi-Fiジャミングとは、Wi-Fiの通信信号に対する妨害を指し、故意に混信や電波障害を引き起こすことで、正規の通信を阻害することです。

一部では専用の通信妨害装置が販売されており、いたずらや嫌がらせ目的で行われるケースもあります。

音声録音機能

防犯カメラには、映像の録画だけでなく、本体内蔵マイクで物音や声を記録できるタイプがあります

映像とあわせて音声を録音し、より正確な状況を把握したい場合はマイク機能搭載の防犯カメラを選びましょう。

また、スピーカー搭載モデルの場合、スマホやタブレットを通してスピーカーに音声を届け、不審者に対して声掛けや警告をすることも可能なので、万が一トラブルがあった場合も安全に対処できます。

サポートや保守サービス

防犯カメラを導入する際は、トラブル時のサポートや保守サービスが充実したサービスを選びましょう

たとえば、カメラに不具合があった場合、すぐに相談できる電話窓口や緊急時の駆けつけサービスなどが備わっていれば、もしもに時にも対応してもらえるので安心して利用できます。

また、カメラの故障に気づかず映像が残っていなかった、ということにならないよう、動作状況を常時監視するサービスなどもあるので、万が一に備えてサポート体制を重視することが大切です。

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店舗用防犯カメラ(屋外用)のおすすめ機種

パナソニック|WV-S3530J

WV-S3530J」は動画だけでなく音声の記録もできるほか、広角撮影が可能なドーム型タイプなので、広範囲にわたって撮影したい場合に最適です。

パナソニック独自の「インテリジェントオート機能」が搭載されており、動体検知に優れているほか、顔の位置も自動識別できるので、個人を特定できるほど鮮明な動画を記録することができます。

侵入者があった場合も、犯人の顔を判別できる可能性が高いので、夜間の不審者対策におすすめです。

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パナソニック|WV-S1510

WV-S1510」は約240万画素のMOSセンサーが搭載されているため、画像の解析度が非常に高く、トラブルがあった際に対象人物を特定しやすいです。

パナソニック独自開発の「顔スマートコーディング技術」が採用されているため、「顔」部分のみを高精細に撮影し、ほかのエリアを高圧縮にすることでデータ量が最大50%削減されます。

不審人物が撮影された場合、顔がはっきりとわかるので、出入口付近の防犯対策におすすめです。

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グーグル|Google Nest Cam GA01317-JP

GA01317-JP」はモーションセンサーを搭載しており、人・動物・車などを検知した際はスマホにアラートをかけることができるため、外出中でもすぐに異変を察知することができます。

また、6Ahのリチウムイオン電池を内蔵したバッテリー式の防犯カメラなので、電源工事が不要で、コンセントのない場所にも手軽に設置することが可能です。

動体検知が得意なことから、夜間に店舗の出入口や駐車場の不審者対策をしたい場合におすすめです。

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セレン|SAH-G272

「SAH-G272」は防塵・防水性能に優れており、赤外線投光器も内蔵されているので、屋外の設置にピッタリのモデルです。

フルHDの約210万画素なので、精度の高い映像が保存できるほか、付属のレコーダーを使って手軽にカメラの設定変更が行える点も魅力です。

赤外線投射機能を使って高画質な映像を残せるので、夜間の防犯対策を強化したい場合に重宝されます。

マザーツール|MTD-W308AHD

MTD-W308AHD」はドーム型のカメラで、フルHD画質で録画ができるため、設置場所周辺を広範囲かつ鮮明に記録することができます。

赤外線照射機能や、夜間の撮影モードを白黒に切り替えられる「デイ/ナイト機能」、映像の白とびを防ぐ「ホワイトバランス機能」などが搭載されているので、24時間撮影に最適なモデルです。

周囲の明るさによって映像が見づらくなるのを防止できるので、画質の良さを重視したい場合におすすめです。

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​​​店舗用防犯カメラ(屋内用)のおすすめ機種

マザーツール|MTD-E716AHD

「MTD-E716AHD」にはスモークカバーがついており、レンズの向きが見えにくいため、不審者に撮影していることを気付かれにくいです。

ドーム型なので、1台でも広範囲が撮影できるほか、「電子感度アップ機能」が搭載されており、薄暗い室内でも人物を判別できる鮮明な動画を記録できます。

そのため、夜間の侵入者対策をしたい場合や、従業員による貴重品の盗難を防止したい場合におすすめです。

パナソニック|WV-AF21L

「WV-AF21L」はドーム型モデルの防犯カメラで、フルHD解像度での撮影が可能なので、広範囲かつ鮮明な映像記録が可能です。

また、赤外線照明も搭載されており、夜間の撮影にも対応可能なので、閉店後の監視用途にも活用できます。

ELPA|CMS-7110

CMS-7110」は、用途に合わせて4種類の撮影方式(常時録画・スケジュール録画・動体検知録画・赤外線検知録画)を選ぶことができます。

15mの夜間暗視に対応しているため、営業終了後に店内を監視しておきたい場合にもおすすめです。

グーグル|Google Nest Cam GA01317

GA01317」は、リチウムイオン電池を内蔵したバッテリーなので、電源コンセントの場所とらわれず、どこにでも設置することができます。

また、シンプルでスタイリッシュなデザインも特徴なので、店内のインテリアを損ないたくない方にもおすすめです。

セレン|SAH-N281

「SAH-N281」にはバリフォーカルレンズが採用されており、設置時に画角を約35~95°で撮影したい範囲に調節することができます。

また、「フリッカーレス機能」を搭載しており、蛍光灯の下でもチラつきを抑えて撮影することが可能なので、店舗やオフィスにピッタリのモデルです。

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 防犯カメラを店舗に設置する目的

目的

店舗の防犯や監視

防犯カメラは、店舗やオフィスの監視を目的に導入されるケースが多いです。

万引きや強盗といった犯罪の抑止力になるほか、万が一トラブルが発生した場合に状況証拠を残す役割も果たします。

また、防犯以外にも、従業員を監視して不正行為を防止する目的で利用している企業も見受けられます。

マーケティングや店舗改善

防犯カメラには、顧客の人数カウントや行動分析、POSレジとの連携などが可能なものもあるため、売り場のモニタリングや顧客の分析を通してマーケティングに活用することも可能です。

たとえば、訪れた顧客の年齢や性別を判別し、店内での行動を分析することで、店舗のレイアウト変更やキャンペーンブースの設置といった販促活動に役立てられます。

また、従業員の業務風景や接客の様子を観察し、改善点の指導に活かすことで、店舗改善や顧客満足度アップにつなげることもできます。

スタッフの意識向上

防犯カメラを店内に設置することで、現場の勤務状況を把握できるため、スタッフの意識向上につなげることができます。

たとえば、防犯カメラで見られているという意識があれば、従業員が仕事中に手を抜いたりサボったりしにくくなるので、業務効率の向上にもつながるでしょう。

また、カメラの映像を確認して勤務態度に対するフィードバックを行ったり、働きぶりのいいスタッフを評価することにも役立てられます。

レジのトラブル対策

レジ付近に防犯カメラを設置しておくことで、金額の間違いお釣りや渡し忘れといったトラブルに対処することができます。

たとえば、レジ締めをする際に金額のズレが発覚した場合も、カメラの映像を確認することで、いつ・いくら間違っていたかを明らかにすることができます。

また、従業員に対して「監視されている」という意識づけを行うことで、売上金の横領などを抑止することも可能です。

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店舗用防犯カメラの設置場所

防犯カメラ

店舗の出入口付近

万引きやトラブルが起こった際に犯人の姿を捉えることができるため、店舗の出入口付近には必ず防犯カメラを設置しましょう

また、防犯目的だけでなく、時間帯ごとの来客数を数えたり、顧客の性別・年齢層などを把握するといったマーケティングにも活用できます。

レジ周辺

レジ付近に防犯カメラを設置しておくことで、会計処理の間違いやお釣りの渡し忘れなど、お金に関するトラブルがあった際の対処がスムーズに行えます

高画質なカメラやズーム対応が可能なカメラを設置することで、レジ対応時の手元までしっかりと撮影できるので、あとから映像を確認する際に便利です。

また、セルフレジを導入している店舗の場合、少人数のスタッフで全てのお客様を把握することは難しいので、防犯カメラの設置は必須です。

バックオフィス

バックオフィスには、金庫や重要な書類などが保管されているケースも多く、トラブルに備えて防犯カメラを設置しておくのがおすすめです。

従業員によって金銭やPC、機密書類が持ち出されるリスクもあるので、防犯カメラによってそういった不正行為を抑止することができます。

ただし、着替え場所や、休憩室のいたるところにカメラがあるのは望ましくないので、トラブル要因になりうる貴重品の周辺に絞って設置するようにしましょう

売り場

万引きや商品へのいたずら、お客様同士のトラブルを防止するために、売り場にも防犯カメラを設置しておくのがおすすめです。

小売店では、商品棚の影などスタッフの目が届かない部分も発生しますが、防犯カメラを設置することで死角をカバーすることができます。

また、居酒屋などお酒を提供するお店では飲酒によるトラブルが発生しやすいため、防犯カメラの設置はそれらの抑止にも効果的です。

トイレ周辺

万引きの手口として、未会計の商品をトイレまで持って行き、カバンにしまって持ち帰るというケースが多いため、トイレの出入り口付近にカメラを設置しておくのがおすすめです。

ただし、トイレの中にカメラを設置することはできず、万が一撮影した場合はプライバシー侵害になってしまうため、注意しましょう。

駐車場や屋外

置き引きや車上荒らしといったトラブルに対処できるよう、駐車場がある場合は屋外にも防犯カメラを設置しましょう。

屋外に設置する場合、夜間でも映像をきちんと映せるように、赤外線センサーなどが搭載されているカメラがおすすめです。

また、防犯カメラを設置していると告示しておくことで、トラブルを未然に防ぐ効果も発揮します

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【防犯カメラがないお店必見】店舗用防犯カメラの活用シーン

ポイント

従業員の接客品質向上

小売店などは、防犯カメラを活用して店内のモニタリングを行うことで、接客指導などの店舗改善に役立てることが可能です。

たとえば、接客風景の観察を通してスタッフ一人ひとりの改善点を把握し、フィードバックを行うことで、店舗全体で接客の質を向上させることができます。

また、定期的にモニタリングを行うことで、普段の業務スタイルを踏まえた的確な指導に繋がるので、抜き打ち訪問をする場合よりも本質的な業務改善に結びつきやすいです。

オフィスの遠隔監視

IPカメラを利用すれば、遠隔地からでも複数のオフィスをリアルタイムに監視することが可能です。

テレワークの普及によって、出社する機会が減った場合も、簡単にオフィスの様子を確認できるので、不在時の防犯対策や社員の行動管理に悩んでいる企業におすすめです。

特に、重要書類を保管しているキャビネットやPCなどを監視しておくことで、機密情報の持ち出しなどを防止することができます。

従業員の業務不正を抑止

レジ付近や厨房にカメラ設置することで、レジ業務の不正や備品・食材の横領、バイトテロといった従業員の不適切な行為にも抑止力を発揮します

中には、防犯カメラとPOSレジを連携できるサービスもあり、レジの会計情報と会計時の映像を関連付けて確認することで金銭的なトラブルを防ぐことが可能です。

レジスタッフ同士の連携

レジ付近にカメラを設置し、全てのレジの混雑状態を把握できるようにすることで、スタッフ同士の連携を円滑化することができます

たとえば、Aのレジが混雑しているのに対してBのレジが空いている場合、Bに配置されているスタッフがカメラの映像でその状況を把握し、応援に駆けつけることでオペレーションが効率的になります。

カメラの映像を共有しておくことで、スタッフ全員が各レジの状況を瞬時に把握して行動できるため、管理者がインカムや店内放送を通して指示を行うよりも柔軟かつ素早い対応につながります。

工場の遠隔監視

防犯カメラは、工場の監視や機器のモニタリングに用いられるケースもあります。

一般的に、工場は規模が広く従業員も多いため、人が巡回して全体を監視するのには限界がありますが、クラウド防犯カメラを利用すれば少人数で効率的に監視業務をこなせます。

遠隔地からでもリアルタイムな状況を確認できるので、機器の不具合をいち早く察知して故障を防いだり、作業員のオペレーションミスを発見してトラブルを防止することが可能です。

遠隔での在庫管理

倉庫内に高画質のカメラを設置し、映像を通して品番や点数などを確認できるようにすれば、遠隔で在庫管理を行うことも可能です。

特に、遠隔地に複数の倉庫を所有している場合、1ヶ所で在庫確認から発注まで完了できるので、大幅な業務効率化につながります。

また、人の手で在庫確認を行う際に発生する移動コストや人件費が削減できる点もメリットとして挙げられます。

エステサロンでの不審者対策

女性専用のサロンなどに防犯カメラを設置することで、不審者の侵入やいたずら行為を抑止することができます

カメラが設置されていると告示することで、不審者に対して「監視されている」という意識づけを行えるため、問題行動を躊躇させてトラブルを防止するのに効果的です。

老人ホームでの入居者監視

老人ホームにカメラを設置し、入居者の夜間徘徊や無断外出にもすぐ気付けるようにしておくことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

特に、深夜帯は昼間に比べて人手が足りず、異常を察知できないケースも多いため、タブレットを使って施設全体を常に監視しておくのがおすすめです。

キャンプ場のトラブル防止

キャンプ場に防犯カメラを設置しておくことで、盗難や不審者トラブルなどの犯罪行為を防止したり、トラブルが起きた際に証拠を残しておくことが可能です。

特に、テント泊を行うキャンプ場はセキュリティを強化しずらく、就寝中に貴重品・ギアの盗難にあったり痴漢などの犯罪に巻き込まれたりするケースも少なくありません。

テントの付近にワイヤレスの防犯カメラを設置しておくことで、犯罪の抑止力になるほか、万が一何か起こった際にも犯人を特定できる可能性が高くなります。

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設置目的に合わせて選びたい店舗用防犯カメラの機能

機能

赤外線モード(ナイトモード)

店の出入口や駐車場などに設置する場合は、夜間のトラブルや不審者侵入にも対応できるように、赤外線モードやナイトモードを搭載したカメラを選びましょう。

これらの機能は赤外線照射が可能で、暗闇でも鮮明な映像を撮影できるため、夜間の撮影に適しています。

防塵・防水

屋外に防犯カメラを設置する場合は、本体の耐久性も重視する必要があるので、防塵・防水性能の高いカメラを選ぶようにしましょう。

なお、防塵・防水性能は「IP規格」の表示で判断することができ、屋外用カメラは「IP66以上」が望ましいとされています。

IP規格

IP(Ingress Protection)規格は、国際電気標準会議およびJ日本工業規格が定めた「電気機器内への異物の侵入に対する保護の等級」で、IPの後に続く数字がそれぞれ「防塵」と「防水」の性能を表しています。

防塵は7段階、防水は9段階で保護等級が分類されており、それぞれその値が大きいほど、防塵・防水効果が高くなります

たとえば、「IP67」の場合、「防塵耐性が6等級・防水耐性が7等級」の製品ということが分かります。
 
「外来固形物に対する保護等級」(防塵性)
等級 説明
0 保護されていない
1 直径50mmの固形物が内部に入らない
2 直径12.5mmの固形物が内部に入らない
3 直径2.5mmの固形物が内部に入らない
4 直径1.0mmの固形物が内部に入らない
5 防塵
(若干の粉塵の侵入があっても
所定の動作および安全性を阻害しない)
6 耐塵(粉塵が内部に入らない
 
「水の侵入に対する保護等級」(防水性)
等級 種類 説明
0 - 保護されていない
1 防滴I 垂直に滴下する水に対して保護されている
2 防滴II 15°以内で傾斜しても
垂直に滴下する水に対して保護されている
3 防雨 60°以内の散水に対して保護されている
4 防まつ あらゆる方向からの水の飛沫に対して保護されている
5 防噴流 あらゆる方向からの噴流に対して保護されている
6 耐水 あらゆる方向からの暴噴流に対して保護されている
7 防浸 規定の圧力、時間で水中に沈めても
影響がないように保護されている
8 水中 製造者によって規定される条件に従って、
潜水状態での使用に対して保護されている

AIによる動体検知と通知

動体検知機能を活用すれば、不審者の侵入を検知した際、自動的にスマホに通知したり、スピーカーを通して遠隔で警告をすることも可能です。

また、マイク内蔵型カメラの場合、不審な音声や悲鳴を検知することも可能なので、犯罪やトラブルが起こった際も迅速に対処できます。

マーケティング

防犯カメラには、売り場のモニタリングを通して来店者数をカウントしたり、顧客の年齢や性別を判別・集計できる機能もあります。

これらの機能を活用し、顧客の購買行動を分析することで、店舗のレイアウト変更やキャンペーンブースの設置といったマーケティングに役立てることが可能です。

蛍光灯のちらつき除去(フリッカーレス機能)

フリッカーレス機能とは、蛍光灯やLED照明を使用する際に生じるフリッカー(ちらつき)を補正する機能のことです。

蛍光灯は電源の周波数に合わせて明滅しているため(東日本は100回/秒、西日本は120回/秒)、防犯カメラのシャッタースピードがそれよりも早い場合、明滅の間隔と撮影のタイミングにズレが生じてフリッカー現象が発生します。

フリッカーレス機能は、防犯カメラの露出を自動的にコントロールすることで明滅を防ぐことができます。

自動通報装置との連携

自動通報装置と連携できる防犯カメラを選べば、不審者が侵入した際にも迅速な対応ができるので、素早い犯人の確保や、スムーズな事態収集につながります。

特に、カメラの設置台数が多く、すべての映像を常時確認するのが難しい場合は、こういった機能を活用し、もしもの事態に備えましょう。

防犯カメラで店舗を撮影するのは違法?必ず設置の告示をしよう

基本的に、「防犯」や「マーケティング」といった設置目的の範囲で映像を使用する分には、防犯カメラで撮影をしても違法になりません。

ただし、必ず張り紙やステッカーで「○○目的でカメラを使用している」という旨を告示するようにしましょう

カメラ設置の告示がないと、お客様や通行人が「隠し撮りされている」と勘違いし、クレームやトラブルの原因となってしまう可能性もあるため、事前に設置目的を説明しておくのがベターです。

また、防犯カメラの存在をアピールすることで、不審者に対して「監視されている」という意識付けをすることができるので、防犯効果や犯罪の抑止力が高くなります。

店内に防犯カメラを導入する際の注意点

注意点

防犯カメラを店舗導入する際の注意点1.従業員に理解を得る

クラウド防犯カメラを設置する際は、従業員に対して事前に説明を行い、理解を得たうえで導入するようにしましょう。

映像データには、従業員の顔なども記録されるため、説明なしで撮影されるのを快く思わない人も少なくありません。

スタッフからの不信感を生まないためにも、防犯カメラを設置する旨やその目的などを説明することが重要です。

防犯カメラを店舗導入する際の注意点2.プライバシー・セキュリティ対策に配慮する

 防犯カメラの映像は、プライバシーに関わるデータなので、セキュリティ対策には注意が必要です。

特に、クラウド防犯カメラの場合、インターネット上にデータが流出するリスクも考えられるので、データの暗号化やVPN接続などは徹底する必要があります。

また、撮影不要箇所を隠すことができるプライバシーマスキング機能を搭載したカメラもあるので、​モニタリング目的で導入する場合にはうまく活用しましょう。

防犯カメラを店舗導入する際の注意点3.映像の保存期間は1か月以上が望ましい

店舗やオフィスなどでクラウド防犯カメラを使用する場合、データの保存期間は1か月以上が望ましいです。

一般的に、クラウドサービスの月額料金は、保存期間を短くするほど安く抑えられますが、コストだけで選ぶのではなく、映像の使用目的も踏まえた上でサービスを選ぶようにしましょう。

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防犯カメラの人気メーカー

Panasonic(パナソニック)

Panasonicの防犯カメラは、エントリーモデルから性能重視のモデルまで幅広いラインナップが展開されているほか、独自技術による高性能な機能が搭載されている点も魅力です。

​たとえば、​​​​​​撮影部位ごとに圧縮率を変えることでデータ容量を節約できる「顔スマートコーディング」や、移動している車のナンバープレートを見やすく調節する「インテリジェントオート(iA)」などがあります。

SELEN(セレン)

SELENは、フルハイビジョンからアナログ映像まで、様々なタイプの防犯カメラを展開しているので、使用環境や予算に合わせて最適なモデルを選ぶことができます。

防塵・防水機能や、映像のノイズカット機能に優れた機種も豊富なので、屋外に防犯カメラを設置したい方におすすめです。

防犯カメラの値段相場は1台2万~10万円ほど

防犯カメラは、画素数や耐久性などによって値段に幅があり、1台につき2万~10万円程度が相場です。

アナログカメラは約35万画素で2万円程度、メガピクセルカメラは約100万画素で6万円程度、フルHDカメラは約200万画素で8万~10万円程度が目安です。

また、カメラ本体以外にも、設置する際にかかる初期費用として、レコーダーやオプション機器の購入費用、設置工事費用などが必要になります
防犯カメラの初期費用
分類 種類 カメラ1台当たりの費用相場
防犯カメラ本体 2万~10万円
レコーダー ハードディスク 2万~10万円
クラウドレコーダー 月額3,000~5,000円
オプション モニター 2万~5万円
マイク 3,000~15,000円
顔認証システム 2万~50万円
『防犯カメラ作動中』
ステッカー
100~500円
設置費用 4万~10万円

防犯カメラはどこで売ってる?

疑問防犯カメラは、家電量販店や防犯カメラ・セキュリティ用品店、ネット通販サイトなどで販売されています。

実物を見て決めたい場合は実店舗、レビューや口コミを重視したい場合はオンラインサイトが適しているので、両者をうまく使い分けながら機種を比較検討するのがおすすめです。

また、ダミーカメラに関しては、ホームセンターでも取り扱っているケースが多いです。

店舗の防犯カメラをスマホで確認したいなら”クラウド防犯カメラ”がおすすめ!

ポイント

クラウド防犯カメラとは?

クラウド防犯カメラは、IPカメラで撮影した映像を、インターネットを通じてクラウド上に保存することができるサービスです。

クラウド上に保存された映像は、PCやスマホなどを通して遠隔地からでもリアルタイムに確認することが可能です。

従来の防犯カメラ・監視カメラとの違い

クラウド防犯カメラ(監視カメラ)と従来の防犯カメラ・監視カメラの違いは、録画データを保管するハードウェアの要否です。

クラウド防犯カメラは、物理的なハードウェアの設置が不要なので、省スペースなうえ、管理・メンテナンスの手間やコストも発生しません。

クラウド防犯カメラの導入はWizcloudにおまかせ

クラウド防犯カメラは、カメラの機種だけでなくクラウドサービスの選択肢も豊富なので、「どのサービス選べばいいかわからない」という方も少なくありません。

Wizcloudは、防犯カメラのプロがお客様の疑問やお悩みをヒアリングしたうえで、店舗に最適なサービスをご紹介いたします!

店舗用防犯カメラのよくある質問

Q
飲食店ですが防犯カメラがないです。導入メリットを教えてください。

A

飲食店の場合、以下のような用途に活用できる点がメリットです。

・窃盗目的の侵入被害や駐車場でのトラブル防止
・レジ周りでの金銭関連のトラブル防止
・キッチンでの衛生管理強化
・居酒屋の個室や宴会場の確認

Q
お店にある防犯カメラで撮った映像の保存期間は何ヶ月がベストですか?

A

店舗でクラウド防犯カメラを使用する場合、データの保存期間は1か月以上が望ましいです。

Q
先日行ったお店の防犯カメラ映像を確認したいです。見せてもらうのは違法ですか?

A

基本的に、防犯カメラの持ち主以外は映像を見ることはできません。

防犯カメラの映像は個人情報にあたるので、みだりに映像を第三者に見せてしまうと、無断で個人情報を流出させることになり、プライバシーの侵害なってしまうためです。

どうしても防犯カメラの映像を確認したい場合は、警察を通して映像の開示を依頼しましょう。

Q
防犯カメラは何日分の映像を保存できますか?/防犯カメラの映像は何日前まで確認できますか?

A

映像の保存期間は、保存方法やメモリーの容量、設置しているカメラの台数によって異なります。
一般的に、ハードウェアよりもクラウド保存の方が、データ容量を追加しやすいです。​​​​​​

 

Q
防犯カメラの映像はいつ確認するべきですか?

A

大きなトラブルが起こっていなければ、防犯カメラの映像チェックは、週に一回程度が目安です。
また、映像の保存期間に合わせて確認するケースもあります。

Q
店舗用防犯カメラの設置にかかる費用はどのくらいですか?

A

防犯カメラの設置費用は、設置費用含めて1台10万円~が相場です。

ただし、映像確認用のモニターやカメラの台数によっては20万円~50万円程度費用が発生するケースもあります。

また、電気代やカメラのレンタル料金、メモリー代といったランニングコストが別途発生します。

Q
防犯カメラが売ってる店を教えてください。

A

防犯カメラは、以下のお店で販売されているケースが多いです。

・家電量販店
・防犯カメラ・セキュリティ用品店
・ネット通販サイト

【まとめ】店舗用防犯カメラは防犯だけでなく業務改善にも役立つ!

店舗用の防犯カメラを設置することで、万引きや不審者対策はもちろん、マーケティングや業務効率化にも活用することが可能です。

特に、インターネット接続が可能なモデルは、人を検知した際スマホに通知を送ったり、遠隔地からリアルタイムに映像を確認することが可能なので、より高い防犯効果を発揮します。

防犯カメラを選ぶ際は、設置目的に合わせて必要な機能を洗い出し、店舗に最適なモデルを見極めましょう。
 

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この記事の監修者

小林 義行

防犯カメラ営業歴9年目のベテラン。防犯カメラのことなら一気通貫でサポートを行っている「DXレスキュー株式会社」の責任者を務め、多種多様な業種の防犯対策を行っています。防犯設備士の資格を所持しているため、防犯のことならお気軽にお問い合わせください。 ※防犯設備士 第18-28694号