「選び方や比較ポイントは?」
「費用はどれくらい?補助金を活用できる?」
防犯カメラは、万引きなどの防止だけでなく、店舗の業務効率化や顧客管理、マーケティングにも有効活用できます。
しかし、どの機種を選ぶべきか、どのような機能を重視すべきか、また、導入費用について不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、店舗用防犯カメラの選び方から、2025年のおすすめ機種、費用の相場、さらには防犯以外の活用方法まで、徹底的に解説します。
※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。
目次
▼この記事で紹介している商品
店舗用防犯カメラの重要性
店舗経営における防犯カメラの役割
店舗において防犯カメラは万引きや不審者の監視といった 「防犯目的」はもちろん、スタッフの接客態度やオペレーションの改善にも活用されます 。
録画映像がトラブル発生時の証拠となるため、クレーム対応や安全管理にも有効です。
近年ではAI搭載モデルにより、混雑状況の分析や動線の可視化といったマーケティング活用も広がっています。
参考:防犯カメラ、マーケ・店舗づくりに転用…サッポロドラッグストアーが目指すモノ│gooニュース
防犯カメラ設置のメリットとデメリット
|
|
業種別!店舗用防犯カメラの活用事例
店舗用防犯カメラは業種ごとに異なるニーズに応じて活用されています。
業種 | 活用事例 |
---|---|
小売店 | 万引き防止、接客指導、混雑可視化 |
飲食店 | レジ・厨房の不正対策、バイトテロ抑止 |
美容・サロン | 女性専用施設での安心確保 |
倉庫・工場 | 在庫管理、機器の遠隔モニタリング |
老人ホーム | 徘徊対策と安全管理 |
キャンプ場 | テント付近のセキュリティ確保 |

店舗用防犯カメラの選び方
目的を明確にする
店舗用防犯カメラ選びで まず大切なのは、設置目的を明確にすること です。目的によって最適な機種や機能は異なります。目的 | 万引き防止 | レジ・厨房の 不正対策 |
徘徊・事故の 早期発見 |
夜間の 不審者対策 |
バイトテロや トラブルの抑止 |
安心感の提供 | 遠隔地からの モニタリング |
混雑状況の 可視化・分析 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最適な 機種/ 機能例 |
高画質カメラ、広角レンズ、録画機能付き | 音声記録機能、高解像度カメラ、クラウド保存 | 人感センサー付きカメラ、リアルタイム通知機能 | 赤外線暗視カメラ、屋外対応、防水・防塵仕様 | 常時録画、アーカイブ検索機能、設置場所の可視化 | 目立つ場所への設置、録画中ステッカー、利用者への周知 | スマホ連携、クラウドカメラ、Wi-Fi対応 | AIカメラ、人数カウント機能、映像解析システム |
防犯カメラの種類を選ぶ
店舗用防犯カメラには、 形状やデザインによっていくつかの種類があります 。設置場所や目的に応じて、最適なデザインを選びましょう。
カメラ形状 | イメージ | 特徴 | おすすめの 設置場所 |
メリット | デメリット | どんな人に おすすめ? |
---|---|---|---|---|---|---|
ドーム型 | ![]() |
丸型のカメラで、視角が広い | 天井や屋内の高い位置 | 目立ちにくい、広範囲をカバー | 取り付け場所の選択肢が限られる | 目立たず設置したい人 |
ボックス型 | ![]() |
長方形や箱型のカメラ | 屋外や大きなスペース | 高い耐久性、レンズの交換が可能 | 視覚的に目立ちやすい、設置が目立つ | 屋外や商業施設に強い耐久性を求める人 |
バレット型 | ![]() |
長細い形状、カメラが前面に突き出ている | 壁面や屋外 | 視認性が高く、広範囲に焦点を合わせやすい | 見た目が目立つ、風雨の影響を受けやすい | 威圧感を持たせたい、屋外の防犯を重視する人 |
PTZカメラ | ー | パン・チルト・ズーム機能で動き追尾可能 | 広範囲を監視したいエリア、駐車場 | 広範囲の監視と追尾が可能、遠隔操作可能 | 高価格、設置場所の制限あり | 動きの多い場所や監視をリアルタイムで行いたい人 |
ピンホール カメラ |
ー | 非常に小型、目立たないデザイン※USB型など | 隠し撮りや狭い場所、内部監視 | 非常に目立たない、小型で設置自由 | 視野が狭く、画質が劣る場合あり | 隠密に監視したい、目立たない設置をしたい人 |
360度 カメラ |
ー | 360度全方向を監視可能 | 店舗の天井、広いオープンスペース | 広範囲を1台で監視できる、死角がない | 高価格、設置場所によっては視角が制限される | 高価格、設置場所によっては視角が制限される |

屋内・屋外に対応したカメラを選ぶ
店舗用防犯カメラは、 設置場所(屋内か屋外か)に適した性能と機能を選ぶことも重要 です。
誤った選定は、設置後の不具合や無駄なコストにつながるため、以下のポイントを確認しましょう。
|
|
解像度と画角をチェック
店舗用防犯カメラを選ぶ際に重要な要素の4つ目が、解像度と画角です。これらは、 映像の鮮明さや監視範囲に大きく影響 します。
|
|
-
🔍解像度と画角のおすすめ組み合わせ
-
目的・設置場所 おすすめ解像度 おすすめ画角 理由・ポイント レジや出入口
の顔認証フルHD(1920×1080)
〜4K狭角(30〜60度) 表情・手元の動きを細かく記録。高画質+集中監視が有効。 店内全体
の見渡しHD〜フルHD 広角(90〜120度) カメラ1台で広範囲をカバー。コスト削減と死角対策に効果的。 駐車場や
屋外広範囲フルHD〜4K 超広角(120度以上)
またはPTZ車両ナンバーも記録できる高画質+可動式で広範囲対応が◎。 バックヤード
厨房HD以上 中角(60〜90度) 動線をしっかり押さえる構図が重要。状況確認重視でコスパも意識。
録画機能と保存期間を確認
店舗用防犯カメラを選ぶ際に重要な要素の5つ目が、「録画機能の種類」と「保存期間」です。
録画方式にはSDカード、HDD、クラウドなどがあり 、保存期間は記録容量や画質により異なります。
万引きやトラブルが数日後に発覚することもあるため、最低でも1週間以上保存できるタイプがおすすめです。
録画方法 | 特徴 | 保存期間の目安 | こんな店舗に おすすめ |
---|---|---|---|
SDカード録画 | 機器に直接記録、導入コストが安い | 数日〜1週間程度 | 小規模店舗、短期間の記録で十分な場合 |
HDD録画 (レコーダー) |
長時間保存が可能、安定性が高い | 1週間〜1か月以上 | 中〜大規模店舗、定期確認が必要な場合 |
クラウド録画 | 遠隔管理・バックアップに強い | プランにより異なる | 多店舗運営、遠隔から映像確認したい場合 |

スマホ対応やクラウド機能を検討
店舗用防犯カメラを選ぶ際は、スマホ対応やクラウド機能の有無も、店舗運営において重要なポイントです。
スマホ対応カメラであれば、外出先からでもリアルタイムで映像を確認 でき、異常が発生した際に迅速な対応が可能です。
さらに、クラウド保存機能があれば、録画データが自動でバックアップされるため、万一カメラが破損・盗難に遭っても映像を安全に保管できます。

クラウド録画できる防犯カメラ(監視カメラ)おすすめ比較8選!メリット・デメリット・選び方を解説
クラウド防犯カメラのおすすめサービスをご紹介!導入メリットやデメリット、サービスの比較選定ポイントなども解説します。
詳しくはこちら防犯カメラの設置場所を確認
店舗用防犯カメラを選ぶ際は、「どこに設置するか」を明確にすることも重要です。 場所によって防犯だけでなく、業務改善やトラブル対応にも活用できます 。
設置場所 | レジ周辺 | 店舗の出入口 | バックヤード ストックヤード |
売り場・店内通路 | 厨房 | トイレ前 | 駐車場・搬入口 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
主な目的 ポイント |
万引き・会計ミス対策。手元の撮影には高画質・ズーム機能付きカメラが最適 | 万引き・トラブル時の人物特定、来客数の分析にも活用 | 金庫や重要書類の監視、不正行為の抑止。ただし更衣室などプライバシー配慮が必要 | 万引き・いたずら防止、死角の監視。居酒屋では飲酒トラブル対策にも有効 | 内部不正や衛生管理の記録に。業務状況の把握や事故時の証拠にも活用可能 | 万引き商品の持ち込み対策。トイレ内はNG、出入り口に設置 | 車上荒らし・置き引き防止。夜間対応カメラで暗所もカバーし、告知で抑止効果を強化 |

費用と予算に合わせた選定
店舗用防犯カメラの 設置には、初期費用やランニングコストを含むさまざまな費用がかかる ため、予算を設定して適切なカメラを選ぶことが重要です。
防犯カメラ設置費用の相場は、設置するカメラの種類や数、設置場所によって異なりますが、一般的には 15万円前後が目安となります。
費用を抑えたい場合、自分で設置するDIYも可能ですが、配線や設定に専門知識が必要なため、初心者は業者に依頼する方が安全です。

店舗用防犯カメラを安く導入する方法は?

編集部
防犯カメラを導入したいけれど「コストが気になる…」という店舗経営者の方は多いのではないでしょうか。実は、選び方と設置方法を工夫することで、初期費用やランニングコストを大きく抑えられます。
導入コストを抑えるための防犯カメラ選びのコツ
方法 | 内容・ポイント | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
補助金を活用 | 各自治体で実施している防犯対策補助制度を利用 | 実費の一部〜全額が補助されることも | 地域・申請条件によって対応可否が異なる |
DIYで設置 | 工事業者を使わず、自分で設置する | 工事費ゼロ、自由なカスタマイズ | 工具や設置技術が必要、安全対策にも配慮 |
レンタル リース |
初期費用ゼロで月額制導入が可能 | 費用が分割され資金負担が小さい | 長期的に見ると買い切りより割高になることも |
広角カメラ | 広範囲を1台でカバーできるカメラを選ぶ | 設置台数を減らせる→コストも削減 | カメラ性能に応じて単価は高めな傾向 |
セット商品 | カメラ・録画装置・配線などが一式になっているパッケージを選ぶ | 個別購入より安く、互換性の不安も少ない | セット内容のスペックに注意が必要 |
古いスマホ +アプリ |
不要なスマホに専用アプリを入れて監視カメラとして活用 | 本体コスト実質ゼロ。アプリ次第で遠隔監視も可能 | 長時間の稼働や夜間撮影に不向きな場合がある |
上記を踏まえて、特に低予算でまず試してみたい方には「古いスマホ+監視アプリ」の活用がおすすめです。

監視カメラアプリのおすすめ9選!古いスマホを監視カメラに活用する方法や安全性を解説
監視カメラアプリのおすすめ10選を徹底比較!アプリの選定ポイントやスマホで監視カメラアプリを安全に使うポイントなどを解説します。
詳しくはこちら店舗用防犯カメラ導入で活用できる補助金
店舗用防犯カメラ導入で 活用できる補助金・助成金は、地域や自治体によって条件や金額が異なります 。
補助金は予算や申請期間に限りがあるため、最新情報は各自治体の公式サイトや窓口で確認してください。
補助金の概要
- 対象者:商店街、商業団体、個人事業主、企業
- 対象経費:防犯カメラ本体、録画装置、設置工事費等
- 補助金額:自治体により異なるが、設置費用の1/2~5/6を補助、上限は20万円~750万円程度
- 注意点
- 申請には必要書類(見積書、カタログ、申請書など)が必要
- 補助金は工事完了後に交付されることが一般的で、初期費用は自己負担
- 予算が上限に達すると受付終了する場合があるため、早めの申請が推奨

店舗用防犯カメラ(屋外用)のおすすめ機種
グーグル:Google Nest Cam GA01317-JP

「GA01317-JP」は モーションセンサーを搭載しており、人や動物、車などを検知すると、スマホにアラートを送信 できます。これにより、外出中でもすぐに異変を察知することが可能です。
また、6Ahのリチウムイオン電池を内蔵したバッテリー式の防犯カメラなので、電源工事が不要で、コンセントのない場所にも手軽に設置できます。
動体検知に優れているため、夜間の店舗出入口や駐車場など、不審者対策を強化したい場面に最適です。
主な機能・特長
- バッテリー駆動でコードレスで設置可能
- HD映像(1080p)でクリアな映像を録画
- 人や物の動きを検知+リアルタイムでアラート通知
- IP54等級の防水性能で屋外でも使用可能
- 赤外線機能により、暗闇でも監視可能
- クラウド録画により、映像を自動的に保存
セレン:SAH-G272

「SAH-G272」(税込4万9,280円)は 防塵・防水性能に優れ、赤外線投光器を内蔵 しているため、屋外設置に適したモデルです。
フルHD・約210万画素の高解像度で、精細な映像を記録できるほか、付属のレコーダーを使えば、カメラの設定変更も簡単に行えます。
赤外線投射機能により、夜間でも高画質な映像を確保できるため、防犯対策を強化したいシーンで特に活躍します。
主な機能・特長
- 高解像度撮影(約210万画素)
- 夜間監視対応(赤外線LED内蔵)
- 優れた防水・防塵性能(IP67相当)
- 水平画角は約95°~35°まで調整可能
- 多彩な映像補正機能(逆行補正など)
パナソニック:屋外コンパクトドームAIカメラ

パナソニックのi-PROブランドから提供されているネットワークカメラ「WV-S35302-F2L」「WV-S35302-F2L1」「WV-S35402-F2L」は、 コンパクトながら高性能なAI機能を搭載し、さまざまな監視ニーズに対応 する製品です。
- WV-S35302-F2L:4万9,800円(税込)
- WV-S35302-F2L1:要問い合わせ
- WV-S35402-F2L:要問い合わせ
いずれのモデルも、薄型設計(高さ53mm)で、狭い場所への設置が可能です。また、IP66の防水性能とIK10の耐衝撃性能を備えており、屋外での使用にも適しています。
主な機能・特長
- AIプロセッサー搭載:システム全体の処理負荷を軽減
- AIアプリケーション対応:動体検知・混雑検知など
- 赤外線照明(IR LED)搭載
- 最大132°の広い画角/スマートコーディング技術
- サイバーセキュリティ対応(FIPS 140-2 Level3)
マザーツール:MTD-W308AHD

「MTD-W308AHD」(税込1万5,020円)はドーム型カメラで、 フルHD画質による録画が可能なため、設置場所周辺を広範囲かつ鮮明に記録できます 。
赤外線照射機能に加え、夜間に自動で白黒映像に切り替える「デイ/ナイト機能」や、映像の白とびを防ぐ「ホワイトバランス機能」も搭載されており、24時間の監視に適したモデルです。
周囲の明るさによる映像の見づらさを抑えられるため、画質を重視する方におすすめです。
主な機能・特長
- フルHD画質対応(1080p)
- 屋外対応の防水・防塵性能(IP66)
- 赤外線暗視機能(IR LED)/デイ・ナイト機能
- 3.6mm広角レンズ
- AHD(アナログHD)方式対応
店舗用防犯カメラ(屋内用)のおすすめ機種
ELPA:CMS-7110

ELPA(エルパ)のワイヤレス防犯カメラ「CMS-7110」(税込3万4,000円)は、 屋外設置に適した防水・暗視対応のカメラと、持ち運び可能なバッテリー内蔵モニターがセットになった製品 です。
付属のモニターはバッテリー内蔵型で、最大約2時間の使用が可能。持ち運びが簡単なので、屋内でも自由に移動しながら確認できます。
ワイヤレス接続による設置の簡便さと高機能性を兼ね備えており、手軽に高い防犯効果を得られるため、家庭、事務所、店舗などのセキュリティ対策に最適な製品です。
主な機能・特長
- フルHD画質対応(1080p)
- 屋外対応の防水・防塵性能(IP66)
- 赤外線暗視機能(IR LED)/デイ・ナイト機能
- 3.6mm広角レンズ
- AHD(アナログHD)方式対応
セレン:SEC-N833

SELEN(セレン)の「SEC-N833」(税込7万7,000円)は、 屋内用のドーム型防犯カメラで、昼夜を問わず安定した映像監視が可能 です。
焦点距離を3.5mmから9mmまで調整できるバリフォーカルレンズを搭載し、設置環境に応じた最適な画角設定ができます。
オートホワイトバランス、逆光補正、フリッカーレス機能など多彩な映像補正機能も備えており、オフィスや店舗などの屋内監視に最適なモデルです。
主な機能・特長
- デイ・ナイト機能で安定した映像監視
- 約25万画素の高解像度で映像を記録
- 多彩な映像補正機能:自然で見やすい
- 低照度対応:うす暗い環境でも撮影可能
パナソニック:WV-S61300-ZY

パナソニックの「WV-S61300-ZY」(価格は要問い合わせ)は、 AI機能を搭載した屋内用2MP PTZネットワークカメラ です。
光学3.1倍ズームと高速パン・チルト機能(最大150°/秒)により、広範囲を迅速かつ正確に監視できます。
AI自動追尾機能を標準搭載し、人・車・二輪車を識別して追尾が可能なほか、AI処理と連携したスマートコーディング技術により、映像データ量を最大50%削減しつつ、高画質を維持します。
主な機能・特長
- 高精度なAI自動追尾機能
- 高速パン・チルト・ズーム操作
- 異常音を検知&アラーム通知
- 低い天井にも目立たず設置できる
- スマートコーディング技術で、データ量を最大50%削減
マザーツール:MTD-E716AHD

マザーツールの「MTD-E716AHD」(税込1万9,800円)は、 初心者でも扱いやすいコンパクトなドーム型防犯カメラ です。
スモークカバーを採用し、レンズの向きが外から見えにくいため、監視範囲を悟られにくい設計です。
また、AHDとCVBSの映像出力切替ができ、既存のアナログ配線を活用しながら高画質化を図れます。
主な機能・特長
- フルHD(1920×1080)の高精細な映像
- 夜間や暗所では白黒映像に自動切替
- 明暗差の大きい場所でも鮮明な映像
- レコーダー側から多彩な機能設定が可能
- 直径90mm×高さ65mm、重量約128gの小型軽量ボディ
クラウド防犯カメラの導入メリット
クラウド型と従来型の違い
クラウド型防犯カメラは、撮影した映像をインターネット経由でクラウド上に保存 するのが特徴です。
一方、従来型(ローカル型)は、録画データをHDDやSDカードなどの物理メディアに保存します。
クラウド型は遠隔地からでも映像確認が可能で、災害や盗難によるデータ消失リスクも軽減されます。クラウド防犯カメラのメリット・デメリット
|
|
クラウド防犯カメラはこんな人におすすめ!
- 物理的な盗難や破損リスクを避けたい
- サーバー管理やメンテナンスの手間を省きたい
- 賃貸店舗やイベント会場など、長期設置が不要
- 初期投資を抑えたい、簡単な設置・管理を求めている
- 複数店舗を一元管理している/出張・外出が多い
クラウド防犯カメラの選定基準
クラウド防犯カメラを選ぶ際は、 まず映像の画質や録画容量、セキュリティの強化機能をチェック しましょう。画質は、識別できるレベルである必要があります。
保存容量やバックアップ機能も重要で、長期間のデータ保存を希望する場合は容量の大きいプランを選ぶことをおすすめします。
また、スマホやPCで簡単にアクセスできる操作性や、データの暗号化、複数アカウント対応といったセキュリティ面も重視すべきです。
【無料】お問い合わせはこちら
クラウド録画できる防犯カメラ(監視カメラ)おすすめ比較8選!メリット・デメリット・選び方を解説
クラウド防犯カメラのおすすめサービスをご紹介!導入メリットやデメリット、サービスの比較選定ポイントなども解説します。
詳しくはこちら店舗用防犯カメラを設置する際の注意点
- カメラは視認性の高い場所に設置する
- プライバシーが重要なエリアを避ける
- 安全に配線できる場所を選ぶ
- 映像データは適切な保存期間を設定する
- 顧客や従業員にカメラ設置を通知する
カメラは視認性の高い場所に設置する
店舗用防犯カメラは、店舗内外で目立つ位置に設置するのが効果的です。
例えば、 出入り口やレジ周辺、広い通路などに設置 すると良いでしょう。
カメラが視認できる場所にあることで、不審者や犯罪者に対する抑止力が高まります。
プライバシーが重要なエリアを避ける
店舗用防犯カメラの設置には、プライバシーを守ることが重要です。
従業員の休憩室やトイレ、更衣室など 、個人のプライバシーが求められる場所にはカメラを設置しないよう注意しましょう。
これにより、プライバシーの侵害を防ぎ、法的なトラブルを避けられます。
安全に配線できる場所を選ぶ
店舗用防犯カメラの配線は店舗内で目立たない場所に設置し、物理的な損傷を防ぐことが大切です。
天井や壁に沿わせるなど、適切な配線ルートを選ぶ ことで、カメラの安定した動作が維持されます。
配線が露出していると切断や故障の原因となり、カメラの効果を損なう可能性があるため、安全な配線を心がけましょう。
映像データは適切な保存期間を設定する
防犯カメラの映像データは、一定期間保存する必要がありますが、 法律による明確な保存期間の定めはありません 。
一般的に、映像データは7日~30日程度保存することが推奨されており、過剰に長期間保管するとプライバシー侵害のリスクが高まるため注意が必要です。
また、保存期間を過ぎたデータは自動削除システムやクラウドストレージを活用して適切に削除し、プライバシーを保護しましょう。
顧客や従業員にカメラ設置を通知する
店舗内に防犯カメラを設置する際、 顧客や従業員への通知義務はありませんが、プライバシー保護の観点では通知することが望ましいです。
通知方法としては、店舗内に掲示物を掲示したり、明確なサインを設置したりする方法があります。
これにより、店舗内でのプライバシーを守りつつ、監視が行われていることを周知できます。
参考:個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)│個人情報保護委員会
⚠ 告知義務が発生するケース
- 映像から得た個人情報をマーケティングに活用
- 顔認識技術を使ったサービス提供(入退室管理など)
- 客層の分析やデータ解析による顧客属性情報の活用
- 来店者や訪問客の行動追跡とその分析
店舗用防犯カメラに関するよくある質問
A
防犯カメラの映像は通常、管理者または警察の依頼に基づいて閲覧されます。一般的にはお客様には提供されません。
A
多くの店舗用防犯カメラは音声録音機能を備えていません。音声録音が必要な場合、別途録音機能を持つカメラを選ぶ必要があります。
A
映像は専用のモニターやPCで確認でき、録画映像は録画機器に保存されます。
A
レジ周りに防犯カメラを設置することで、万引き防止や不正行為の抑止力が高まり、従業員の安全も守れます。
まとめ:防犯カメラ導入で「守る」から「改善」へ
店舗に防犯カメラを導入することは、単なる犯罪防止にとどまらず、店舗運営の改善にもつながります。
例えば、店舗内の接客風景をモニタリングし、スタッフにフィードバックを行うことで、サービス向上が期待できます。
さらに、クラウドカメラを活用すれば、複数拠点をリアルタイムで監視でき、店舗運営の質を向上させることが可能です。
Wiz Cloudでは、店舗用防犯カメラの導入に関するご相談をお受けしています。お気軽にお問い合わせください。
【無料】お問い合わせはこちら
この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!