「一行に最適な文字数は?」
「長文はうざいと思われて読まれないってホント?」
インスタグラムでは、キャプションやハッシュタグ、DMそれぞれに文字数制限があります。
しかし、「文字数をカウントする方法は?」「文字数が足りないときはどうしたらいい?」といった疑問を抱く方も多くいます。
本記事では、インスタグラムの文字数制限を紹介したうえで、キャプションを書く際のポイント、他社の事例などを解説します。
目次
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インスタグラムの文字数制限
インスタグラムでは、キャプションやハッシュタグ、コメントそれぞれに文字数制限が設けられています。
なお、いずれも 半角・全角問わず1文字としてカウントされる 点に注意しましょう。
キャプション | 2,200文字 |
---|---|
ハッシュタグ | 150文字 |
ストーリーズ | 2,200文字 |
コメント | 公式情報なし (2,000文字が目安) |
DM | 1,000文字 |
広告のキャプション | 2,200文字 |
キャプション|2,200文字
Instagramのキャプションには最大2,200文字まで入力できます。
ただし、投稿の タイムライン上では最初の30〜40文字のみが表示され、それ以降は「もっと見る」をタップしないと全文が読めない仕様 になっています。
長文を投稿する場合は、最初の部分に重要な情報を入れるのがポイントです。
ハッシュタグ|1つのハッシュタグに150文字まで
投稿では、1つのハッシュタグにつき150文字まで記載可能です。 「#」マークも1文字としてカウント されます。
また、ハッシュタグは1投稿に最大30個まで、ストーリーズでは10個まで使用可能です。
ハッシュタグを活用することで、より多くのユーザーに投稿を見てもらえる可能性が高まる一方、無関係なタグを大量に付けると、スパムと見なされることがあるため注意が必要です。
POINT
- 投稿内容と関連性の高いものを選ぶ
- 人気のあるタグとニッチなタグを組み合わせる
- キャプションではなくコメント欄にハッシュタグを追加することで、投稿をすっきりと見せる
ストーリーズ|2,200文字
ストーリーズで使用できるテキストは最大2,200文字です。
ただし、そもそもストーリーズは数秒で流れてしまう投稿形式かつ、1つの画面内に収める必要があるため、 長すぎる文章はおすすめしません 。
長文を入力すると、自動でフォントサイズが縮小されて読みにくくなってしまうため、可読性を考慮しながらバランスよく配置することが重要です。
コメント|公式情報なし(2,000文字が目安)
コメントの文字数制限については、正式に公開されている情報がありません。ただし、 「2,000文字以上でエラーが出た」という実験結果もあるため、目安にすると良いでしょう 。
長すぎるコメントはあまり読まれない傾向があるため、簡潔にまとめるのがポイントです。
また、1つの投稿に対して付けられるコメントの総数は上限が設定されていないものの、スパム対策として短時間に大量のコメントを投稿すると制限がかかる場合があります。
コメント内でもユーザーのメンション(@ユーザー名)やハッシュタグの使用が可能で、特定の相手に返信したい場合は「返信」機能を使うと、よりスムーズなやり取りができます。
DM(ダイレクトメッセージ)|1,000文字
インスタグラムのDMは、1,000文字が上限です。 1,000文字以上を送ろうとすると自動的に1,000文字でカットされてしまう ため、注意しましょう。
一般的なテキストメッセージの他に、画像、動画、ボイスメッセージ、GIF、スタンプなども送ることが可能です。
加えて、短時間に大量のDMを送るとスパムと判定され、アカウントが制限される可能性があるため注意が必要です。
なお、送信したメッセージは後から削除できる「送信取消」機能もあります。
広告のキャプション|2,200文字
Instagram広告のキャプションも、通常の投稿と同じく最大2,200文字まで入力可能です。
ただし、 広告の場合はスクロール中に目を引くことが重要なため、長文よりも短く端的なメッセージの方が効果的 です。
また、ハッシュタグの使用も可能ですが、広告の場合は過剰に入れると見た目が煩雑になるため、適度な数に抑えるのが良いでしょう。
その他
ユーザー名|30文字
インスタグラムのユーザー名(@から始まるハンドルネーム)は最大30文字まで設定できます。
半角英数字、ピリオド(.)、アンダースコア(_)のみ使用可能で、スペースや特殊記号は使えません 。
ユーザー名はアカウントの識別に重要な役割を果たすため、できるだけシンプルで覚えやすいものを選ぶのが理想的です。
ビジネスアカウントやブランドの場合は、統一感を持たせるために他のSNSアカウントと同じユーザー名を設定するのがおすすめです。
プロフィール(バイオグラフィー)|150文字
インスタグラムのプロフィール(バイオグラフィー)は最大150文字まで入力できます。
絵文字を活用したり、改行を使って見やすく整理するといった工夫で、自分の個性やビジネスの特徴を伝えることが重要 です。
また、プロフィールには1つのウェブサイトリンクを設定でき、リンクをまとめるサービス(例: Linktree)を利用すると複数のURLを管理しやすくなります。
ビジネスアカウントの場合は、連絡先ボタンやカテゴリの設定も可能なので、フォロワーがスムーズにコンタクトを取れるように活用しましょう。
パスワード|最低6文字以上の英数字
インスタグラムのパスワードは、6文字以上の英数字で設定する必要があります。
ただし、セキュリティを考慮すると、 8文字以上で英数字や記号を組み合わせた強固なパスワードを使用することが推奨 されます。
特に、同じパスワードを他のサービスと使い回すと、アカウントの乗っ取りリスクが高まるため注意が必要です。
定期的にパスワードを変更することや、二段階認証を有効にすることで、セキュリティを強化できます。

インスタグラムで文字数が足りない場合の対処法
コメントを活用する
キャプションに情報が入りきらない場合は、コメントを活用するのがおすすめです。
投稿の最後に「続きはコメントへ」と記載し、コメント覧に補足情報を追加 すると、必要な情報をすべて伝えられます。
また、複数のコメントに分けて投稿することで長文を避け、読みやすさを向上させることも可能です。
コメント欄を活用すれば、フォロワーとのコミュニケーションを促し、エンゲージメントの向上にもつながります。

編集部
質問形式のコメントを入れると、ユーザーが返信しやすくなり、交流が生まれやすくなります。
外部サイトに誘導する
文字数制限により、キャプションやプロフィールのバイオグラフィーで詳細な情報を伝えきれない場合は、外部サイトへ誘導するのが効果的です。
プロフィール欄には1つまでリンクを設定できる ため、ブログや商品ページ、特設サイトなどを案内すると便利です。
また、「Linktree」や「lit.link」などのサービスを使えば、複数のリンクを1つのURLにまとめることも可能です。
投稿のキャプション内に「詳しくはプロフィールのリンクから」などと記載すれば、フォロワーをスムーズに誘導できます。

編集部
ただし、通常の投稿キャプションにはリンクが直接貼れないため、ストーリーズのリンク機能なども活用するとより効果的です。
リンク短縮ツールを使用する
プロフィールのバイオグラフィー欄には最大150文字までしか入力できないため、 URLが長すぎると他の情報を記載する余裕がなくなってしまいます 。
上記のような場合、リンク短縮ツールを活用することで、文字数の消費を抑えつつURLを記載できます。
また、短縮URLを使うことで見た目がスッキリし、リンクのクリック率が向上することもあります。
さらに、「Bitly」など一部のサービスでは、リンクのクリック数を分析できるため、効果測定にも役立ちます。
記号や絵文字、区切り線などを活用
インスタグラムのキャプションやバイオグラフィーでは、文字数を節約しつつ、視認性を向上させる工夫が重要です。
そのため、文章を簡潔にまとめるだけでなく、 記号や絵文字、区切り線(「│」「—」「•」など)を活用すると、スッキリと整理できます 。
例えば、「✅ポイント1」「🔹重要事項」といった形で絵文字を活用すると、読みやすくなるだけでなく、目を引きやすくなります。
また、改行を活用することで、情報が詰まりすぎず、見やすいレイアウトにできます。特に、スマホでの閲覧を考慮し、一文を短くしながら適切に装飾を加えると、より効果的に情報を伝えられます。
インスタグラムの文字数制限に関する注意点
文字数が多すぎないようにする
Instagramのキャプションは最大2,200文字まで入力できますが、 長すぎる文章は「読みにくい」「情報量が多すぎて最後まで読むのが面倒」と感じる人も多く、読まれにくい可能性があるため注意が必要 です。
特に、タイムラインでは最初の30~40文字しか表示されないため、重要なポイントを簡潔にまとめることが大切です。
また、フォロワーの興味を引くためには、最初の一文で注意を引き、続きを読みたくなるような構成にするのが効果的です。
POINT
- 改行や絵文字を活用して、視覚的に読みやすくする
- 文章が長くなる場合はコメント欄に補足情報を記載し、全体をスッキリさせる
画像に力を入れる
インスタグラムは視覚的なコンテンツが中心のSNSのため、画像や動画のクオリティが投稿の成功を左右します。
どんなに良い文章を書いても、画像が魅力的でなければスルーされる可能性が高くなります 。
特に、フォロワーの興味を引くには、統一感のあるフィードデザインや高品質な写真が重要です。
また、画像内にテキストを入れることで、キャプションの文字数を節約しつつ、視覚的に情報を伝えることもできます。

編集部
ストーリーズやリールを活用することで、動画形式での訴求も可能になり、より多くのユーザーにリーチできるようになります。
ハッシュタグを活用する
人気のハッシュタグとニッチなハッシュタグを組み合わせる ことで、より多くのユーザーにリーチしやすくなります。
最大30個までハッシュタグを使用できますが、無理にたくさん記載するのではなく、投稿内容に関連したタグを選ぶことが大切です。
また、キャプション内にタグを入れると見た目がごちゃごちゃすることがあるため、コメント欄にハッシュタグを追加するのも一つの方法です。
キャプション内にURLを貼らない
インスタグラムの キャプション内にURLを記載しても、クリックできるリンクにはなりません 。
外部サイトに誘導したい場合は、プロフィールのバイオグラフィー欄にリンクを設定し、キャプション内で「プロフィールのリンクからチェック!」と案内するのが一般的です。
また、ストーリーズのリンク機能(ストーリーステッカー)を活用すれば、フォロワーを直接リンクへ誘導することも可能です。
さらに、複数のリンクを管理するには「Linktree」や「lit.link」などのリンク集サービスを活用すると便利です。無駄に長いURLを貼るよりも、シンプルに誘導することを意識しましょう。
漢字を使いすぎない
文章を読みやすくするためには、適度にひらがなやカタカナを交えることが重要です。 スペースの限られた画面内に画数の多い漢字ばかりが並ぶと、読みにくく感じる ことがあります。
例えば、「確認してください」よりも「チェックしてください」の方が視認性が高くなります。
また、難読漢字を使うと理解しづらくなるため、シンプルな表現を心がけることも大切です。
絵文字や記号を適度に使うことで、視覚的にも読みやすくなり、投稿の印象をより向上できます。フォロワーにとって親しみやすい文章を意識しましょう。
インスタグラムでキャプションを書く際のポイント
一文(一行)の文字数は9~16文字が最適
インスタグラムのキャプションは、スマホ画面での読みやすさを考慮することが重要です。 一文が長すぎると、読みにくくなり、途中で離脱される可能性が高くなります 。
理想的な文字数は9~16文字程度で、短い文を適度に改行しながら簡潔に要点を伝えると、投稿全体がスッキリとまとまり視認性が向上します。
一行目に力を入れて注意を惹きつける
インスタグラムのキャプションは、最初の30~40文字しかタイムラインで表示されないため、 一行目に最も重要な情報や読者の興味を引くフレーズを入れることが大切 です。
例えば、「知ってる?○○するだけで美肌に!」のような疑問形や、「これが話題の○○!」といった驚きを含んだ表現を使うと、続きが気になりやすくなります。
また、数字を使った具体的な情報や、「必見」「話題」などのキーワードを活用するのも効果的です。最初の一文で読者の関心をつかめば、全文を読んでもらいやすくなります。
改行や空白を適宜使う
文章が詰まっていると、視認性が悪くなり、最後まで読まれにくくなります 。そのため、適宜改行を入れたり、行間に空白を挟むことで、スッキリと見せる工夫が必要です。
特に、長文を投稿する場合は、2~3行ごとに改行し、文章をブロックごとに分けると読みやすくなります。
また、箇条書きのように「✔️ポイント1」「✔️ポイント2」といった形式を取り入れると、情報が整理され、読者に伝わりやすくなります。
文章のレイアウトを意識することで、伝えたい情報を漏らさずに読んでもらえる可能性が高まります。
CTAや質問を表示する
キャプションの最後に、フォロワーに行動を促す「CTA(コール・トゥ・アクション)」を入れると、エンゲージメント率が向上します。
例えば、 「気になる人はコメントで教えてね!」や「詳しくはプロフィールのリンクをチェック!」といった形で、次のアクションを明確にする ことがポイントです。
また、質問を投げかけることで、フォロワーがコメントしやすくなり、自然な交流が生まれます。
例えば、「あなたはどっち派?」や「おすすめがあれば教えてください!」といった質問形式を取り入れると、より多くの反応を得られます。
お役立ち情報や共感できる内容など付加価値を盛り込む
フォロワーが「いいね!」や「保存したい」と思うような情報を提供すると、投稿の価値が高まります。
例えば、美容アカウントなら「スキンケア法」、グルメアカウントなら「話題のカフェ情報」など、 役立つ情報をキャプションに盛り込むと、フォロワーにとって有益なコンテンツになります 。
また、共感を呼ぶエピソードや感情的なメッセージを入れることで、フォロワーとのつながりを深めることができます。
特に、ストーリー性のある内容や、フォロワーの悩みに寄り添った文章は、エンゲージメントを高める効果があります。
絵文字を活用して文章を装飾
絵文字を適度に使うことで、 キャプションの視認性が向上し、投稿の雰囲気を明るくできます 。
例えば、✔️や✨を使ってポイントを強調したり、😊や❤️を入れて親しみやすさを演出したりするのが効果的です。
ただし、絵文字を多用しすぎると読みにくくなるため、適量を意識することが大切です。
また、ブランドアカウントやビジネス向けの投稿では、シンプルな絵文字を使用することで、フォーマルな印象を維持しつつ、視覚的なアクセントを加えることができます。
ストーリーテリングを使う
単なる情報の羅列ではなく、ストーリー形式でキャプションを構成すると、読者の共感を得やすくなります。
例えば、「最初は失敗ばかりだったけど、この方法を試したら成功しました!」のように、 個人的な体験を交えて書くと、フォロワーが興味を持ちやすくなります 。
特に、課題と解決策をセットで提示すると、投稿の価値が高まり、保存やシェアにつながることが多くなります。
また、「この商品を試してみた結果…!」のように、結論を最後に持ってくると、最後まで読んでもらいやすくなります。
タグ付けをする
投稿に関連するブランドや人物をタグ付けすると、エンゲージメントが向上しやすくなります 。
例えば、コラボ商品を紹介する場合は、公式アカウントをタグ付けすることで、リポストされる可能性が高まります。
また、フォロワーが参加しやすいキャンペーンを行う際には、「@ユーザー名」とタグ付けすることで、より多くの人に投稿を見てもらえるチャンスが増えます。
ただし、無関係なアカウントをタグ付けするとスパム行為とみなされることがあるため、関連性のあるタグ付けを意識することが大切です。
インスタグラムの投稿でキャプションを書くメリット

投稿の補足説明ができる
インスタグラムは視覚的なコンテンツが中心のSNSですが、 キャプションを活用することで、投稿の背景や意図を詳しく説明できます 。
例えば、料理の写真ならレシピや調理のポイントを記載したり、旅行の写真なら撮影場所やエピソードを添えたりすることで、フォロワーにとってより価値のある投稿になります。
また、ビジネスアカウントの場合は、商品の特徴や使い方をキャプションで補足することで、より具体的な情報を伝えられます。
画像や動画だけでは伝えきれない情報を補うことで、フォロワーの理解を深め、訴求力と投稿への興味を高めることができます。
ハッシュタグの活用で検索に引っかかりやすくなる
キャプションにハッシュタグを適切に入れることで、 投稿が検索結果に表示されやすくなり、より多くのユーザーにリーチできます 。
インスタグラムでは最大30個までハッシュタグを使用可能ですが、無闇に多用するのではなく、投稿内容と関連性の高いタグを選ぶことが重要です。
例えば、ファッションの投稿なら「#今日のコーデ」「#ファッション好きな人と繋がりたい」などの人気タグを使うと、ターゲット層に届きやすくなります。
また、ブランドやイベント専用のハッシュタグを作成すると、ユーザーが投稿を見つけやすくなり、認知度向上にもつながります。
ターゲットのアクションを促せる
キャプションに「詳しくはプロフィールのリンクをチェック!」や「投稿が役立ったら保存!」などのCTA(を入れることで、フォロワーの行動を促すことができます。
例えば、 ECサイトへの誘導や、新商品のお知らせ、キャンペーン参加など、目的に応じたメッセージを加える ことで、投稿の効果を最大化できます。
また、コメント欄での交流を増やすために「あなたはどっち派?コメントで教えて!」といった質問を投げかけるのも効果的です。
フォロワーのエンゲージメントが高まることで、投稿のリーチが拡大し、より多くの人に見てもらえる可能性が高まります。
企業アカウントでも属人性を出しやすい
企業アカウントは公式な情報発信が中心になりますが、キャプションに 人間っぽさのある文章を書くことで親しみやすさを演出 できます。
例えば、SNS担当者が「○○の商品を使ってみました!」と個人的な感想を交えたり、「スタッフおすすめの使い方をご紹介!」といったを発信したりすると、フォロワーとの距離が縮まりやすくなります。
また、ユーモアを交えたコメントや、共感を呼ぶエピソードを添えることで、ブランドのイメージを柔らかくし、ファンとの関係を深めることができます。
キャプションを通じて人間味を感じられる投稿をすることで、フォロワーとのつながりを強化できます 。
文字数をカウントする方法
ツールを使用する
インスタグラムのキャプションやコメントの文字数を確認するには、専用の文字数カウントツールを使用するのが便利です。
例えば、「文字数カウントツール」など、オンラインで無料利用できるツールは、テキストをコピー&ペーストするだけで、リアルタイムで文字数を確認できます。
また、スマホアプリの「文字数カウントメモ」や、Googleのツールにある「Google Keep」などには、入力しながら文字数をカウントできる機能が備わっています。
Excel/Googleスプレッドシートを使用する
ExcelやGoogleスプレッドシートで 「LEN関数」を使えばアルファベットや数字、文字に加えてスペースもカウントできる ため、ハッシュタグパートも正しく数えられます。
特に、複数の投稿をまとめて管理する場合、Excelやスプレッドシートを活用すると、投稿ごとの文字数を一括でチェックでき、ハッシュタグの管理などにも役立ちます。
また、フィルター機能を使えば、特定の文字数以上・以下の投稿を分類することも可能です。
Word/Googleドキュメントを使用する
Microsoft WordやGoogleドキュメントの「文字数カウント」機能を活用する方法もあります。
文字数を知りたい文章を範囲選択し、以下の手順で操作しましょう。
Word | 「校閲」タブ→「文字カウント」機能 |
---|---|
Googleドキュメント | 「ツール」→「文字カウント」を選択 |
これらのツールは、投稿前に文章を整えるのにも適しており、スペルチェックや文法の確認を同時に行える点がメリットです。
また、文章の構成を見直したり、適切な改行を加えたりする際にも役立ちます。特に長文のキャプションを作成する場合、これらのツールを使うことで、より効果的な投稿が作成できます。
参考にしたいインスタグラムのキャプション事例
無印良品
無印良品のインスタグラムは、シンプルかつ実用的なキャプションが特徴です。
商品名や特徴を1文目で簡潔に分かりやすく伝え、一目でユーザーの興味を引き 、【続きを見る】を押すことで2文目以降に記載されている商品の詳細が分かるように構成されています。
また、フォロワーが共感しやすいライフスタイル提案を行い、「#無印良品」「#シンプルな暮らし」といった統一感のあるハッシュタグを活用しています。
過度な装飾を避け、淡々とした語り口でブランドの世界観を保ちつつ、ユーザーのコメントを促す内容になっている点もポイントです。視覚的にも統一された投稿と合わせることで、ブランドイメージを一貫して伝えています。
しまむら
しまむらのインスタグラムは、 キャプションの1文目にキャッチコピーを記載し、ユーザーの興味を引く構成 が特徴的です。
例えば、デニムパンツ商品の紹介投稿では、「👖✨きっと見つかる!~自分らしい1本を~✨👖」「💙しまデニ💙」などの絵文字を活用したコピーを用いています。
また、「#しまパト」という独自のハッシュタグを使い、フォロワーが投稿した商品情報を紹介することで、相互コミュニケーションを意識した運用を実現しています。
ニトリ
ニトリのインスタグラムでは、商品の魅力や特徴、実用的な情報をキャプションで詳しく紹介しています。
説明文のポイントごとに 段落分けを行ったり、文のはじめに「📌」「💡」などの絵文字を入れたりすることで、文字数の多いキャプションでも読みやすくなるように工夫 されています。
また、「今回紹介したアイテムは商品タグよりご覧いただけます。画像をタップしてご覧ください👀」というオンライン販売ページへの誘導文で、購入を促している点も真似したいポイント。
インスタグラムの文字数制限に関するよくある質問
A
長文でメリハリがないキャプションは、フォロワーに「見にくい」「アピールが必死でうざい」という印象を与え、読まれない可能性が高くなります。キャプションは、短文でテンポよく区切り、開業や絵文字、記号も活用しながら、視認性の高いレイアウトを意識することが重要です。
A
インスタグラムでストーリーズのハイライトを作成する場合、タイトルは最大15文字まで入力できます。「旅行✈️」「レシピ🍳」「Q&A💡」といった形で、シンプルな単語や絵文字を組み合わせるのがおすすめです。
A
インスタグラムのストーリーズで利用できる「質問スタンプ」には、文字数制限があります。
■質問を募集する側:36文字
■フォロワーの回答:45文字
まとめ
インスタグラムの文字数制限を理解し、効果的にキャプションを活用することで、投稿の魅力を最大限に引き出すことができます。
特にキャプションは、投稿の補足説明やターゲットのアクションを促す役割を持ち、ハッシュタグの活用によってリーチを広げることも可能です。
ただし、長すぎる文章は読まれにくいため、一文を短くし、最初の一行で興味を引く工夫が重要です。
また、改行や絵文字を適度に使うことで視認性を向上させ、エンゲージメントを高めることができます。

この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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