企業でも個人でも「とりあえず始めたはいいものの、何から取り組むべきかイマイチわからない」というケースも多いものです。
今回は、インスタグラムをはじめとした各種SNS集客のメリットやデメリットを中心に、SNSを活用した集客対策のアイディアなども踏まえながら、なるべくわかりやすく解説していきます。
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近年、インターネットやスマートフォンが通信メディアの主流となったことで、今や「SNS社会」と言われるほどSNS全体でのユーザー人口は年々右肩上がりに上昇を続けています。
NTT系列のシンクタンク機関である「ICT総研」の調査によると、このままの速度で普及が進めば、2022年の年末までには、SNSの利用者数は国内のみでおよそ8,241万人に達する見通しだということです。
出典:日本のSNS普及率80% 利用満足度トップ3はインスタ、YouTube、LINEに(ICT総研)
上記の資料からも理解できるように、もはやSNSは若年層だけのものではなく、30〜40代の働き盛りの利用者はもちろんのこと、団塊世代を過ぎた高齢者にも、確実に普及しつつあります。
人口の半数以上がスマートフォンを所持するようになった現在、SNSを使うことが当たり前となり、それにともなって各種SNSアプリの種類も増え続ける一方です。
こうしたSNS社会の急速な発展により、店舗の集客方法は、従来までのチラシなどの宣伝方法からSNSを活用した集客方法へとシフトしてきています。
ここではSNS集客に多く利用される、インスタグラムやTwitter・Facebookについて解説していきます。
インスタグラム(Instagram)
インスタグラムは、世界10億人以上が利用している写真共有アプリです。
インスタに掲載するオシャレな写真を撮る「インスタ映え」という言葉も、流行語大賞に選ばれるなど、一般的になりました。
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インスタグラムのメリット
インスタグラムを集客に使うメリットとしては、興味のあるユーザーが自分の投稿を見に来やすいことです。
ハッシュタグを使って検索し、自分の知りたい情報を得るので自分の投稿を見てもらいやすいです。投稿の多いハッシュタグなどを付けて、多くの方に見てもらえるような工夫をして集客につなげる店舗も多いです。
インスタグラムのデメリット
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は短文で気軽に発信できるSNSです。Facebookと違いニックネームなど本名でなくても登録が可能です。
フォローしている・していない関わらず情報交換しやすいことも特徴に挙げられます。
▶︎X(旧Twitter)公式アカウントでSNSマーケティングを最大限に活用する方法
X(旧Twitter)のメリット
メリットとしては拡散されやすいことです。
Xには投稿に対しRTという拡散機能がついています。そのため、フォローしていないユーザーにも情報を拡散することが可能です。
また、リアルタイムに情報が流れるので店舗の情報(例えば営業時間の変更など)をお客さんにすぐ伝えることができます。
X(旧Twitter)デメリット
デメリットとしては字数制限があることです。
Xの場合、140字までしかつぶやくことができません。そのため、長文を投稿することは向いていません。
また、拡散力が強いため嘘の情報が流れてしまった場合、すぐに拡散されてしまう可能性があります。
フェイスブック(Facebook)
アメリカで登場したFacebookは、2008年ごろから日本国内で広がり始めました。
世界24億人以上が利用しており、日本でも約2,800万人が登録しているSNSサービスです。
多くが個人名での登録を行っておりますが、どちらかというと名刺代わりとして法人での利用が多くを占めています。
そのため、近年は若者たちのFacebook離れが著しくなっています。
フェイスブックのメリット
メリットは匿名やニックネームでの登録を禁止されているので安心感がえられやすいです。
同じ出身校や出身地などいつか会う・実際に交流することを前提に繋がっていくユーザーが多く、また取引先との連絡手段や名刺代わりに交換することもあります。
店舗の場合、ホームページのような営業時間や店舗の写真などを掲載することができます。また、実際に店舗に訪れたユーザーの口コミも見ることができるため、幅広い用途で利用できます。
フェイスブックのデメリット
デメリットとしては幅広い用途で利用できるあまり、利用方法に困ることです。
Twitterなら「短文で伝える」、「インスタなら写真を通して伝える」といったような用途が明確になっていないため、扱いにくい方もいるようです。
また、個人名を利用するため手軽さがなく拡散力はやや薄いことも挙げられます。
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