新型コロナウイルスの影響でおうち時間が長くなるなか、UberEatsをはじめ、デリバリーやテイクアウトを利用する方も多くなったのではないでしょうか。
そうしたなか、デリバリー予約アプリの1つUberEatsでは定額制サービスとして『Eatsパス』の展開を開始しました。
本記事では、UberEatsの利用者に向け、Eatsパスの登録方法およびEatsパス利用のメリットデメリットまでを徹底解説してまいります。
Eatsパスとは
Eatsパスは980円の月額料金で、Uber Eatsの料理の配達毎にかかる配達手数料が月に何度利用しても無料になるという、UberEats独自のサブスクリプションサービスです。
通常、UberEatsの配送料は『お店からの距離』や『該当エリアの配達者数』、『お店の人気度』によって変動する仕組みを採用しています。
そのため、50円程度と安く設定されている場合もあれば、悪天候時やピーク時には手数料が高くなることもあり、一定した手数料料金が設定されていません。なお、手数料は高い場合で550円程度です。
この、手数料が月額980円を支払うだけで月に何度UberEatsを利用しても無料になるのがこの定額制のサービスということです。
Eatsパスの利用条件
Eatsパスは税込1,200円以上の注文を場合のみの適用です。また、複数店舗にまたがって注文する場合は、それぞれのお店ごとに1,200円以上の注文が必要です。仮にそれ以下となった場合は通常通りの配達手数料が発生しますので注意しましょう。
利用回数については制限はなく、最初の1 か月は無料です。その後は 毎月980 円の定額制ですが、いつでもキャンセルすることができます。その際の違約金や手数料はかかりません。
Eatsパスの登録方法
Eatsパスの登録方法の手順は下記のとおりです。
①Uber Eatsアプリからタブにある『Eatsパス』を選択
②『Eatsパスに登録』を選択
登録後、申し込むことでサービスの利用が開始されます。この時、UberEats自体に先に支払い方法を設定しておかなければなりません。支払い方法として可能なのは、クレジットカード、もしくはデイビットカードです。代引きや銀行引き落としなどはできませんので、クレジットカードやデイビットカードを持っている方が登録の対象となります。
ちなみに、Eatsパスは月のどのタイミングでも申し込む事が出来ますが、1度登録すると自動更新される仕組みになっています。試しでの利用を考えている方は、解約金も違約金もかからないので、利用頻度の多そうな月だけ利用するという形でも良いかもしれません。
Eatsパスを利用するメリットは何がある?
次にどのようなメリットがあるのか確認していきましょう。
配達手数料が無料で利用できる
まず、月に何度利用しても配達手数料が無料で利用できるという点です。当然月額980円がかかってきますし、1,200円以上の注文が条件となっています。
月に2~4回以上の利用、かつ1回の注文金額が1,200円以上になることが多い方はオトクに利用することができるでしょう。
配送料が高めのお店も気軽に利用できる
また、自宅までの距離が遠い場合はどうしても配送料が高くなってしまう可能性があります。どんなに魅力的でも配送料がネックで利用を躊躇してしまうことはあるのではないでしょうか。
そのような場合でも、Eatsパスに登録していれば配送料を気にせずに利用できるので安心です。
値段が高い商品も頼みやすい
Eatsパスを利用する場合は、配送料分の値段が差し引かれるので、その分追加で商品を注文するなど、これまでには頼むことのなかった高い商品にも手が届きやすくなります。
メニューを選択する幅が広がるので、更におうち時間やデリバリーを楽しむきっかけになるでしょう。
他キャンペーンとの併用可能
Eatsパスを利用していても、各種クーポンやキャンペーン割引などとの併用が可能です。Eatsパスで普段からオトクに利用している分、さらにキャンペーン適用は難しいのではないかとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にキャンペーンの対象外にはなりませんので、しっかりと使っていきたいところです。
Eatsパスを利用するのに向いている方は?

このように、定額料金を支払うだけでオトクに利用することができるわけですが、やはり一定料金以上注文しなければならないという点では、利用すると逆に損してしまうケースもあります。
そこで、まずはこの定額制サービスを利用するのに向いている人からご紹介していきましょう。
月に2~4回の利用がある方
先ほども申し上げたように、1回の注文ごとに配送料が発生いたします。高い時で550円となる場合もあるため、月に2~4回利用する方であれば、980円の定額を支払っても元が取れるといえるでしょう。
毎回の注文が1,200円を超える方
また、Eatsパスの最低注文金額は1,200円で設定しています。毎回の注文が1,200円を超える方もオトクに利用できます。そもそも、UberEatsでは、少額注文(700円以下)の注文の場合、150円の手数料が重ねて加算されます。また各お店での最低注文料金自体が1,000円以上と設定されている場合もあるので、多くの方がオトクに利用できるのではないでしょうか。
配達手数料が高いお店を利用したい方
お住まいの場所や、届けてほしい場所からお店までの距離によっては、配達手数料が高額になるケースも考えられます。Eatsパスでは、通常の手数料の高低に限らず無料で利用できるので、通常は手数料の高いお店を利用したい方にもおすすめです。
手数料が150円程度であれば、気にならない方もいらっしゃるかもしれませんが、300円、500円と高額になってくるともう一つ商品が注文できてしまいます。Eatsパスであれば、高額な配達手数料も、無料ですのでおトクに利用できるでしょう。
Eatsパスの利用に向いていない方は?
一方、Eatsパスの利用に向いていない方はどんな方なのでしょう。下記に解説していきます。
注文料金が1,200円以下のことが多い方
利用毎の注文合計額が1,200円以下の場合が多いと、Eatsパスを利用しても手数料が加算されてしまいます。おひとり分や少額の注文をしているという方は、これまでのほうがオトクに利用することができるでしょう。
配達手数料無料オファーを利用する方
配達手数料無料オファーとは受け取りに近い場所で他の方が注文をした場合、その方が直前に注文した店に限って、配達手数料が必要なくなる『時限オファー』が表示されます。これは単純に、配達地域が近いので、直前に注文した方のついでに寄ってもらえると考えて問題なく、オファーの表示されているお店を優先して選択される方もいらっしゃるようです。
ただ、このオファーは、Eatsパスに登録している方には表示されません。オファーがあるときだけ利用しているという方には向かないサービスであるといえるでしょう。
まとめ
本記事では、UberEatsが展開するサブスクリプションサービス『Eatsパス』について解説しました。
UberEatsは着実に利用できるエリアも拡大しています。今後も新しいサービス展開に期待したいところです。また、WizCloudでは飲食店のUberEatsの登録のお手伝いも行っております。利用者が増えてきているこの機会に、UberEatsへの登録を検討されている方は是非お気軽にお問い合わせください。
》UberEats(ウーバーイーツ)店舗側の手数料やコストは?仕組みも解説!
》Uber Eats(ウーバーイーツ)の加盟店登録方法や開始までの流れを解説!
無料ご相談フォーム
商品に関するお問い合わせや、
業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。
この記事が良かったら、“いいね!”をしてください!
最新情報をお届けします!

この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!
人気記事ランキング
関連記事
スポンサーリンク