特に新しいサービスとして「ウーバーイーツ」がトレンドとなっていますが、デリバリーサービスの先駆けとも言える「出前館」も勢いを増しています。
そこで今回は、デリバリーサービスの2大勢力とも呼べるウーバーイーツと出前館を比較!それぞれの特徴や手数料面について解説していきます。消費者も飲食店もどちらを活用するべきかの判断基準の参考にしてみてください!
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ウーバーイーツや出前館が注目されている
コロナウィルスの影響で外出自粛が要請されるなか、消費者も外食を控える傾向にあります。そのなかで家の外に出なくても、外食気分を味わえるデリバリーサービスへの需要が高まってきているのです。様々な企業や飲食店がデリバリーサービスを展開していますが、そのなかでも特に注目されているのがウーバーイーツと出前館。ウーバーイーツはデリバリーサービスの新しいかたちとして、出前館はデリバリーサービスの王道のサービスとしてそれぞれユーザーを集めています。
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ウーバーイーツと出前館の違い
ではウーバーイーツと出前館にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。それぞれのサービスを理解するために、まずは以下で確認していきましょう。
ウーバーイーツの特徴
配達パートナーが近くの飲食店のデリバリー配達を行う仕組みという点。固定の配達スタッフが行うわけではなく、そのときに近くにいる配達パートナーをマッチングさせるというシステムです。そのため、飲食店側で配達スタッフを用意する必要がなく、コストや初期投資をしなくてもデリバリーサービスを行えるという点が最大の特徴ではないでしょうか。
これまでデリバリーサービスを行っていなかった飲食店も、ウーバーイーツの台頭によりデリバリーサービスを開始する店も多くあります。
出前館の特徴
出前館は夢の街創造委員会株式会社が運営。今日インターネットでデリバリーサービスを利用する先駆けとなったサービスとも言えます。出前館では飲食店のフードデリバリーだけでなく、スーパーの配達サービスなど日常生活で必要なサービスのデリバリーも行っているのも特徴の一つです。最近では、デリバリーサービスを行っていない飲食店の代わりに、出前館側で配達機能を提供する「シェアリングデリバリー」に注力しています。
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ウーバーイーツと出前館の比較
実際にウーバーイーツと出前館のサービス内容や規模について、比較をおこなってみましょう。
加盟店数
ウーバーイーツの加盟店数は14,000店(2019年9月末時点)、出前館の加盟店数は19,122店(2019年4月末時点)。
現時点での加盟店数としては出前館が多いです。しかし、2016年9月に始まったサービスであるため、急拡大していることがわかります。今後ウーバーイーツが出前館の加盟店数を抜くということも予想できるのではないでしょうか。
(参考データ)
▶”Newsroom"Uber公式HP
▶”ニュースリリース”出前館HP
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配達手数料
ウーバーイーツの配達手数料は、地域やお届けまでの距離、混雑状況等によって異なります。お届け先までの距離が短ければ短いほど、配達手数料も安くなるということです。
出前館の配達手数料は店舗毎によって異なりますが、相場としては200円以上、無料で行っている店舗も多くあります。
しかし配達手数料はどちらもアプリやサイト上で注文前にリアルタイムの料金を確認することができるようになっているため、安心です。
お届け先の柔軟度
ウーバーイーツに関しても、出前館に関しても自宅に限らず屋外への配達も可能となっています。公園等に配達希望の際は公園の入り口などわかりやすい場所を指定するようにしましょう。
注文料金の最低金額
ウーバーイーツの場合、注文最低金額を設けていません。なのでドリンク1杯の注文も可能となっています。タピオカドリンクを扱うお店ではこうしたドリンクのみの注文も多くあったようです。
出前館の場合、最低注文金額は各店舗で設定されていますが、相場としては1500円前後でしょう。最低注文金額の設定に関して、気軽に注文できるのはウーバーイーツかもしれません。
注文対応時間
こちらも店舗によって異なります。遅い時間だと出前館では深夜2:00まで、ウーバーイーツでは深夜1:00までの店舗があります。東京都心部では夜中まで注文を受け付ける店舗が多いなど、地域や繁華街、店舗によっても異なるでしょう。
料理の数や配達時間、価格は状況による
ここまで様々な項目で比較をしてきましたが、基本的には掲載している店舗毎によって異なるというのが基本ということを踏まえておきましょう。
また、お届けまでの配達時間に関しても注文数や距離、配達パートナーの数、時間帯によっても異なります。また、料理の価格に関しても店舗毎で設定できるようになっています。店舗としては手数料込みの値段で提供することになるため、しっかり考えたうえで価格を決定することになるでしょう。
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ウーバーイーツの手数料(飲食店側)
ウーバーイーツや出前館では、配達デリバリーのシェアサービスとして飲食店側が手数料を支払う仕組みになっています。まずはウーバーイーツの手数料についてチェックしていきましょう。
注文金額から割合で決定
ウーバーイーツでは飲食店が支払う手数料を、注文総額の35%としています。この手数料のなかに、システム手数料や配達手数料等が含まれているかたちになるでしょう。
ウーバーイーツでは手数料を引かれた金額が支払われる
ウーバーイーツへの手数料支払いに関しては、売上金額から差し引かれるかたちになるようなので、振込の手間が省けるのがメリットでもありますね。
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出前館の手数料(飲食店側)
次に、飲食店が出前館に支払う手数料についてチェックしていきます!
出前館の手数料も注文金額に対する割合
出前館の手数料は、注文料金に対して割合で設定しているため、変動する仕組みになっています。
手数料の種類としては、出前館サービス利用料/配達代行手数料/決済手数料の3種類。出前館サービス利用料は商品代金(税抜)の10%、配達代行手数料が30%、決済手数料が最大3%としています。決済手数料はクレジットカード会社に支払うものなので、出前館に支払う手数料としては、注文代金の40%ということになりますね。
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出前館が飲食店を支援!手数料割引を実施
注文代金の40%が手数料として引かれてしまう点が気になる方に朗報!出前館では、新型コロナウィルスによる飲食店への打撃を配慮して、手数料のなかで配達代行手数料の割引を実施しています。通常30%の手数料を23%と、7%もの割引になります。
しかも期間は2020年5月1日~2020年10月31日までの長期間。これからデリバリーサービスを検討している飲食店や、ウーバーイーツとともに出前館も活用することを検討している場合は是非この機会に始めてみてはいかがでしょうか。
※出前館のシェアリングデリバリーの手数料での割引となります
(参考資料:”ニュースリリース”出前館HP)
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特に注目されているウーバーイーツの魅力
コロナウィルスの影響で、ウーバーイーツが特に注目されていてその勢いを増しています。
飲食店にとっては集客が難しくなっている今の時期、新たな集客手段としてフードデリバリーという選択肢が注目されています。
そこで飲食店にとってウーバーイーツの魅力を大きく3点に絞ってご紹介します。
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配達スタッフを自店で用意しなくてよい
ウーバーイーツでは、配達スタッフをウーバーイーツ上で集めた人材をシェアすることで賄っています。そのため、デリバリーを行う上で前提となる配達スタッフの用意や配達に必要な手段の用意という点も不要なのです。また、店舗の従業員をあらかじめ配達パートナーとして登録しておくことも可能であるため、万が一配達パートナーが見つからないときな度に備えることもでき、安心です。
コストをかけずにサービス導入できる
上記で触れたとおり、配達スタッフの用意が不要であるため、基本的には人件費や配達手段等のコストをかける必要がありません。また、ウーバーイーツでは月額料金も無料となっているため、ランニングコストも発生しないでしょう。このように、ウーバーイーツなら、コストをかけずにデリバリーサービスを行うことができるようになっていて、新たな売上を作る方法としてメリットがあるのです。
コロナの集客対策に
昨今のコロナウィルスの影響により、消費者は外食を控える傾向が強まってきています。
飲食店にとっても売上が激減し、店舗の経営が厳しくなってきているケースが多いはず。そこで、人との関わりが少なく、外出する必要がないデリバリーサービスが注目されているのです。集客が厳しい状態のなかで、デリバリーサービスをできる環境がない場合でもすぐに始められるというメリットがあるとして、ウーバーイーツへの加盟店登録への注目が高まっているのでしょう。
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加盟店は オリジナルメニューと並行して、知名度の高いシェアブランドのメニューを販売できるため、集客効果アップや売上向上などが期待できます。
まとめ
今回はウーバーイーツと出前館について、デリバリーサービスの2大勢力としてそれぞれの特徴とともに比較を行いました。
出前館にはデリバリーサービスの安心感、ウーバーイーツには新たなデリバリーサービスとしての注目度が高まっています。
これからの動きにも注目していきましょう!
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この記事を書いたライター
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