QRコード決済サービスの導入に必要なものは?
QRコード決済サービスを導入する準備として、専用の端末など用意しておくものが多いと考えている方もいると思います。
しかし準備するものは、お客様が提示したQRコードやバーコードの読み込みや、専用の管理画面にアクセスするためのスマートフォン、タブレット、パソコンのいずれかのみとなります。
スマートフォンやタブレットをすでに店舗で利用している方はすぐに導入ができ、お客様が店舗のバーコードを読み取り決済を行う「ユーザースキャン方式」であれば、アプリをダウンロードすることで利用開始できるサービスもあります。
人気QRコード決済サービス4社のコストを比較
早速、人気のQRコード決済サービスである「au PAY」「d払い」「楽天ペイ」「メルペイ」の導入や利用でかかるコストをまとめましたので見ていきましょう。
au PAY
携帯キャリアのKDDIが提供している「au PAY」を利用した場合のコストを紹介していきます。 au PAYの入金手数料はどの金融機関を指定した場合でも0円となり、コストの負担を少しでも軽減できます。他のサービスの場合、特定の金融機関を指定した場合や、条件を満たした場合のみ入金手数料が無料の場合が多いため、どんな金融機関でも0円というのは他のサービスよりも優れた点だと言えます。
初期費用 | 0円 ※スマートフォンもしくは タブレットを店舗で用意 |
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月額費用 | 0円 |
決済手数料 | 2021年7月31日(土)まで0% 通常決済手数料は3.25% |
入金手数料 | 0円 ※早期振込サービスの場合 2021年7月31日(土)以降から 別途事務手数料発生 |
違約金 | なし |
d払い
NTTドコモが提供している「d払い」について紹介していきます。 d払いは、フリマアプリのメルカリの決済サービス「メルペイ」と連携し統一のQRコードになったことから、決済手数料が2.6%と以前よりも低コストで利用できるようになりました。さらに2021年3月31日(水)までであれば0%で利用できます。
初期費用 | 0円 ※スマートフォン、タブレット、パソコンの いずれかを店舗で用意 |
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月額費用 | 0円 |
決済手数料 | 2021年3月31日(水)まで0% 通常2.6% |
入金手数料 | 0円 |
楽天ペイ
楽天グループが設立している楽天ペイメント株式会社が提供する「楽天ペイ」の導入や利用の費用を見ていきます。 楽天ペイでは、専用のカードリーダーを購入することで楽天ペイのQRコード決済に対応できるだけでなく、クレジットカードや電子マネーの決済にも対応できるようになります。クレジットカードや電子マネーも一括で導入したいと考えている店舗にはおススメです。
初期費用 | カードリーダー代:19,800円(税込) |
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月額費用 | 0円 |
決済手数料 | 3.24%~ |
入金手数料 | 【楽天銀行の場合】0円 【その他の金融機関の場合】330円 |
違約金 | なし |
メルペイ
フリマアプリで有名なメルカリのから登場している決済サービス「メルペイ」について紹介していきます。 メルペイの導入で月間利用者数1,755万人のメルカリユーザーだけでなく、d払いとの連携により7,815万人を超えるdポイントクラブ会員の集客にも繋がります。
初期費用 | 0円 ※スマートフォン、タブレット、パソコンの いずれかを店舗で用意 |
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月額費用 | 0円 |
決済手数料 | 2021年6月30日(水)まで0% 通常2.6% |
入金手数料 | 入金額が1万円以上:0円 入金額が1万円未満:200円(税込) |
違約金 | なし |
まとめ
今回は、QRコード決済サービスの導入や利用するコストについて解説していきました。決済サービスの導入にはどのくらいのコストがかかるかは非常に重要になります。 サービスによって手数料などが異なり、本記事で導入後の費用がイメージできたのではないでしょうか。 まだQRコード決済サービスを導入していない店舗は、コストなどを比較して利用しやすいサービスを選んでみてください。
※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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