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050電話番号(IP電話)の契約時本人確認を義務化へ!現在契約中の回線はどうなる?対策方法を解説!

「050電話番号(IP電話)の契約時に本人確認が行われるって本当?」
「050電話番号(IP電話)を現在契約中の場合、本人確認はどうなる?」


6月16日の記者会見で、総務省の松本剛明総務大臣は、050電話番号の契約時における本人確認を義務化する方針を公表しました。

しかし、「どのような方法で本人確認が行われる?」「本人確認はいつから実施される?」など、疑問がある方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、050電話番号の契約時における本人確認が義務化される制度改正について解説していきます。

050電話番号以外の番号をビジネスで契約する方法も解説しているので、企業や店舗の電話番号を取得したい方に必見の内容です!

050電話番号(IP電話)の本人確認義務化へ

050電話番号(IP電話)の本人確認義務化へ

特殊詐欺対策のため

050で始まるIP電話サービスの契約時に本人確認が義務付けられた背景には、特殊詐欺対策があります。

050電話番号には、契約時に本人確認を義務づける法律がないことから、偽名で契約することも可能で、特殊詐欺グループが身元を隠すために利用することが多いです。

悪質な事業者による特殊詐欺の手口を防ぐために、契約時の本人確認を義務化する制度改正に向けて準備が進められています。

本人確認方法

050電話番号の契約時における本人確認は、 個人の場合、マイナンバーカードや運転免許証を用いた方法で行われます。

マイナンバーカードを活用することで、偽変造された本人確認書類による不正契約の防止を図ります。

なお、 法人の場合は、本人確認として登記事項証明書などの提出が求められます。

早ければ2023年夏までに決定

050電話番号の利用を制限するための制度改正は、 早ければ2023年夏頃までに行う方針で進められています。

松本総務大臣は、制度改正に向けた取り組みの内容を以下のように示しています。

制度改正に向けた取り組み
  • 契約時の本人確認を義務化する
  • マイナンバーカード活用で、偽変造された本人確認書類による不正契約の防止を図る
  • 悪質事業者が保有する在庫電話番号を一括して利用制限する

(参考:総務省|松本総務大臣閣議後記者会見の概要(令和5年6月16日)

現在契約中の回線の本人確認はどうなる?

現在契約中の回線の本人確認はどうなる?

050で始まるIP電話を現在契約中の場合、 原則として本人確認は不要となります。

本人確認が義務化されるのは、050で始まるIP電話サービスを新しく契約した場合に限るためです。

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050電話番号とは

050電話番号とは

050電話番号とは、インターネット回線を利用した電話のことで、IP電話とも呼ばれています。

安価な通話料金と電話番号の取得における手軽さが魅力で、個人だけでなく、大手企業や役所などの法人携帯でも使われています。

050電話番号の契約方法

050電話番号は、 IP電話のアプリやサービスを導入することで契約できます

固定番号は、固定回線を引く工事が必要ですが、050電話番号は回線工事を行わないため、申し込みから開通までにかかる日数が少ないです。

アプリをダウンロードするだけで電話番号を取得できるサービスもあるので、電話機を購入しなくて良いというメリットもあります。

050電話番号のメリット

電話番号の取得が早い

050電話番号は、電話番号を素早く発番できるので、 急いで電話番号を欲しい方におすすめです。

通常固定電話を開通するとなると、業者の決定から回線の確認を行い、回線工事を経て電話番号が開通するので、利用までに日数が必要です。

050電話番号は、アプリの利用で最短即日、050電話サービスやクラウドPBXも最短3日~利用できます。

通話料金が安い

050電話番号は、インターネット回線を用いて通話を行うため、通話料金が安価です。

​​​ ​​​​全国どこに電話をかけても通話料金が変わらないので、固定電話を使うよりも安く電話を使用できます。

国内だけでなく国外に電話をかけることが出来るサービスもあるので、海外に電話をかけたい人も利用できます。

番号が変わらない

050電話番号は、 オフィスの移転があっても電話番号をそのまま引き継いで利用できます

03や06などの市外局番の電話番号は、オフィスの移転が合った場合にNTTの基地局が変わると、電話番号を引き継ぐことができません。

電話番号が変わると、名刺の電話番号の変更や登記の変更、取引先や顧客への連絡が必要なので、引き継ぎ可能な番号を持つことはメリットです。

050電話番号のデメリット

緊急電話はかけられない

050電話番号は、 110や119の緊急通報を発信できません

万が一に備えて、IP電話機だけでなく通常の携帯電話を携帯しておくなどの備えができていると安心です。

その他にも0120のフリーダイヤルもかけられない、もしくは有料通話になることがあるので、あらかじめ認識しておきましょう。

通話品質が不安定

050電話番号は、インターネット回線を利用しているため、通信環境や電波状況によっては、通常の通話品質よりも劣る面があります。

取引先や顧客に不信感を抱かれてしまったり、思わぬトラブルを招いてしまったりなど、想定外のリスクを抱える可能性もあります。

インターネットの回線状況や提供会社によって異なるので、 導入前に提供会社側の注意点やレビューを確認しておきましょう

▶関連記事:050から始まる電話番号とは?企業でも使われている?取得方法や導入費用を解説!

050電話番号以外の番号をビジネスで契約する方法

050電話番号以外の番号をビジネスで契約する方法

クラウドPBXで契約する

050電話番号以外の番号をビジネスで利用する場合に注目したい選択肢が、クラウドPBXです。

クラウドPBXとは、従来オフィス内に設置しているPBX(電話交換機)を、クラウドにした形のインターネット上で利用するサービスです。

インターネットがつながる環境さえあれば、内線や外線、電話転送を利用でき、ビジネスフォンと比較して通話料金が安い点が魅力です。

さらに、 ビジネスで信頼性の高い、市外局番を取得できるサービスもあるため、オフィスで使用する電話機として非常におすすめです。

私用の電話番号をビジネスで使う

050電話番号以外の番号をビジネスで利用する方法に、私用の電話番号を使う方法が挙げられます。

​​​​​​​私用の電話番号を社用でも利用することで、導入コストをかけずに済みますが、 社員個人の不手際や悪意による個人情報漏洩のリスクが伴います

​​​​​​​また、私用携帯から業務システムへアクセスしている場合、私用携帯がウイルスに感染していれば、 業務システムにもウイルスがうつる可能性もあります

​​​​​​​ビジネスで私用の電話番号を利用するのは、さまざまな危険が伴うため避けるべきです。

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クラウドPBXならクラウドフォンがおすすめ

クラウドPBXならクラウドフォンがおすすめ

クラウドフォンとは

CLOUD PHONE(クラウドフォン)とは、株式会社Wizが運営している、 低コストで電話番号をスピード発番できるクラウドPBXです。

​​​​​​​CLOUD PHONEは、従来までのPBXサービスと違い、設備導入費や維持・メンテナンス費も不要な点が魅力です。

​​​​​​​余計な設備がいらないうえ、導入後に発生しがちな移転や電話機の追加といった、プラスアルファの運用費も一切かかりません。

​​​​​​​さらに、ビジネスフォンよりも機能が豊富で、スマホやパソコンから会社番号に受発信できるため、外出時やテレワークにも対応できます。

クラウドフォンのメリット

全国14都道府県の市外局番も050番号も自由に取得可能

CLOUD PHONEは、全国14都道府県の市外局番も050番号も自由に取得できます。

​​​​​​​一般的なクラウドPBXは、市外局番や050番号を取得するための申込が複雑で、専門機器の設置も難しく時間がかかる場合が多いです。

​​​​​​​しかしCLOUD PHONEであれば、 簡単な申し込みで市外局番や050番号をスムーズに取得できます

最短3日で利用開始が可能

CLOUD PHONEは、電話番号が一緒に取得できるため、最短3日で利用を開始できます。

​​​​​​​申し込み当日に電話番号の決定ができるため、電話番号が分かるまで1ヶ月以上も待つ必要がなくなります。

​​​​​​​また、導入後に発生しがちな電話番号やチャネルの増減も、わざわざオフィス用の電話回線を引かずに即日対応できます。

管理画面の操作が簡単で使いやすい

CLOUD PHONEは、管理画面の操作が簡単で、 機械操作が初心者の方も使いやすいメリットがあります

​​​​​​​受発信の設定や着信・通話録音の検索、受電時のガイダンス設定など、さまざまな設定を自分で行えます。

​​​​​​​電話内容の確認や留守番電話の設定も、簡単に画面操作によって行えるため、幅広い年齢層の方が在籍する中小企業にもおすすめです。

クラウドフォンの注意点

CLOUD PHONEは、通話品質において、固定電話と同等の安定性を示すAクラスを獲得しています。

​​​​​​​しかし、インターネット回線を利用していることには変わりないため、 自然災害時においては弱いという点が否めません

その点を踏まえると、会社として電話を利用する場合は、アナログ電話も念のため確保しておくとリスクヘッジできるでしょう。

クラウドフォンの導入方法

Wizcloudでは、クラウドPBXとしてCLOUD PHONEをご紹介しています。詳しく知りたい方やわからない点がある方は、お気軽にお問い合わせください。

​​​​​​​お問い合わせ後は、見積もりをふまえてプランを決め、申し込み、電話番号を決定して、開通の流れになります。

​​​​​​​CLOUD PHONEは、ネット回線を利用するため、 固定電話の開通時に必要な回線工事は行いません

クラウドフォンの導入ステップ
  1. 問い合わせ
  2. 見積もり、プラン決定
  3. 申し込み、電話番号決定
  4. 開通

▶関連記事:CLOUD PHONE(クラウドフォン)とは?機能や料金、導入におすすめな企業を徹底解説!

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050電話番号の本人確認義務化に関するよくある質問

Q
本人確認はどのような方法で行われますか?

A

個人の場合は、マイナンバーカードや運転者免許証を提示し、法人の場合、登記事項証明書を提出することで、本人確認が行われます。

Q
今利用中の回線は改めて本人確認がありますか?

A

今利用中の回線は、原則として本人確認はありません。

Q
マイナンバーカードがないと本人確認できませんか?

A

マイナンバーカード以外にも、運転免許証で本人確認ができます。
サービスによって、本人確認書類として利用可能なものが違うので、契約前にサービスを確認するようにしましょう。

Q
なぜ、050番号は怪しいのですか?

A

050から始まるIP電話は、通話料が安く、手軽に導入できるため、迷惑電話やセールス電話に使われやすい傾向があり怪しいとされています。

Q
クラウドPBXは市外局番も契約できますか?

A

一部のクラウドPBXサービスでは市外局番が利用できます。
市外局番が利用できるかどうか、契約前にサービスを確認するようにしましょう。

まとめ

今回は、6月16日の記者会見で公表された、050電話番号の契約時における本人確認が義務化される制度改正について解説していきました。

​​​​​​​悪質な事業者による特殊詐欺の手口を防ぐために、契約時の本人確認を義務化する制度改正に向けて準備が進められています。

​​​​​​​また、企業や店舗としてIP電話を使いたい(通話料を抑える)場合は、クラウドPBXの利用もおすすめです。

​​​​​​​IP電話の機能を持ちながら、内線・外線を時間や場所を選ばずに使えるので、電話業務のコスト削減と業務効率化を実現します。

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Wiz Cloud編集部

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