「マンション設備であると嬉しい機能はどれ?」
マンションの設備の充実度は、物件選びで重要視している方が多く、「最新設備が整っているか」「設備管理が行き届いているか」を基準にえらんでいる方もいるほどです。
立地や交通の便の良さももちろん重要であるものの、マンション自体に良い設備が整っていることで、日々の生活の質が上がり、のちのち「必要なものが足りない」と後悔することが少なくなります。
そこで本記事では、世帯別や利用シーンごとに、人気のマンション設備ランキングを公開します。高級マンションに設置してあるようなグレードから、一般的なアパートにも取り付けられているグレードまで、マンション設備に関する知識を大公開しますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
▼この記事で紹介している商品
マンション設備ランキング【ファミリー世代】
ファミリー世代に人気のマンション設備一覧 |
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1位 インターネット無料 |
2位 IHクッキングヒーター |
3位 床暖房 |
4位 食器洗い乾燥機 |
5位 ウォークインクローゼット |
6位 パントリー収納 |
7位 対面キッチン |
8位 ウォールドア |
9位 追い焚き機能 |
10位 シューズインクローゼット |
インターネット無料
インターネット無料の物件は、ファミリー向けのマンション設備の中で、最も人気の設備です。自分でインターネット回線やプロバイダを契約する必要がなく、入居してすぐにWiFiが使えます。最近では、テレワークやオンラインゲームの普及にも後押しを受け、固定回線の導入が当たり前になっているため、ファミリー世代だけでなく様々な層から支持を受けています。
IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターは、小さなお子様がいるご家庭に人気のマンション設備です。ガスを使わず、電気で調理を行うため、やけどの心配がなく、安心して使うことができます。天板がフラットになっていることでキッチンがすっきりと見えやすく、汚れや吹きこぼしもサッと拭き取ることが可能です。
また、IHクッキングヒーターの耐用年数は10年〜15年が寿命です。お湯が沸きにくかったり、電源が入りにくいなど入居者に過失がなければ、大家が取り替え費用を負担するのが一般的です。
床暖房
ファミリー向けマンションの設備として、設置率が上がっているのが床暖房です。床暖房があれば、裸足でフローリングを歩いても冷えを感じず、快適に過ごすことができます。
床暖房の耐用年数は30年で、他の設備より交換時期が長めに設定されています。一度導入すればメンテナンスも不要なので、床暖房は費用対効果の高い設備です。
食器洗い乾燥機
ファミリー向けマンションの人気設備としてチェックしておきたいのが、食器洗い乾燥機です。食器を入れて放置しておくだけで、食器洗いと乾燥を自動でおこなってくれるので、家事の時間を短縮させ、生活を豊かにしてくれます。
なおパナソニックの調査によれば、共働き家庭で人気が高まっている家電第1位は食洗機です。ビルドインタイプの食洗機ならキッチンの場所を取らないため、引越し先のマンション設備として人気を集めています。
ちなみにビルドイン食洗機の耐用年数はおおよそ10年と短いので注意しましょう。故障時の費用負担は、大家か入居者どちらが持つのかあらかじめ決めておくことをおすすめします。
各部屋の大型収納
ファミリー向けのマンションでは、荷物が多いことが考えられるので収納力も大事です。マイボイスの調査によれば、アンケートに回答した約4割が、家の収納が少なく不満を感じていると回答していることからも、備えつきの収納の大きさは重要です。
とくに、お子様がいらっしゃる家庭では、子供の洋服や日用品やおもちゃが増えていくため、キッチンやリビングなど各部屋の収納力はマンション選びの重要なポイントといえます。
ウォークインクローゼット
マンションの大型収納設備として、あったら嬉しいという声が多いのがウォークインクローゼットです。衣類をまとめてすっきり収納できることはもちろん、スーツケースやゴルフバックもしまうことができます。
ウォークインクローゼットをチェックするときには、パイプハンガーや棚が備え付けられているか、コートをシワならずにかけられる高さがあるかを確認しましょう。
パントリー収納
マンションの大型収納の中でも、キッチンの収納を重視したい方に人気なのがパントリーです。パントリーには食材や保存食置き場として使われることはもちろん、ホットプレートやたこ焼き器といった普段使わない調理器具を収納するのにも利用できます。
まとめ買いをする頻度が多いご家庭や、キッチンをすっきり見せたいと考えている方は、パントリーつきのマンションをチェックしてみましょう。
シューズインクローゼット
マンションの大型収納設備として、ウォークインクローゼットやパントリーの次に需要があるのがシューズインクローゼットです。家族が増えるほど玄関に靴が散らばりがちですが、シューズインクローゼットがあれば靴をたっぷりと収納できます。
なおシューズインクローゼットは物件によっては、ベビーカーやゴルフバックをしまえるほど余裕があるものもあるので、ファミリー層に人気です。
対面キッチン
ファミリー向けマンション設備の中で次に人気なのが、対面キッチンです。キッチンが壁で遮られることがないので、家族とコミュニケーションをとりやすく、調理中の孤独感がありません。
また、壁がないことでリビングに解放感があり、部屋が広々と見えます。壁付けキッチンに比べて配膳動線もいいため、料理をよくするファミリー世帯におすすめです。
キッチン本体の耐用年数は20~25年となっていますので、大家の方は交換時期やリフォームの参考にしてください。
ウォールドア
ファミリー向けのマンション設備の中でも、コロナ禍で需要が伸びたのがウォールドアです。ウォールドアはリビングに取り付けられる間仕切りできるドアのことで、テレワークするための部屋が欲しいという家庭に人気があります。
またウォールドアで部屋を区切ることで、ゲストルームや子供部屋としても利用可能です。部屋の使い勝手を上げるためにも、ウォールドア付きマンションの物件価値は高くなっています。
お風呂の追い焚き設備
マンション設備として、ファミリー層の必須条件になるのが、お風呂の追い焚き機能です。いつでも暖かいお湯に浸かれるので、入浴時間が異なる家庭や、冬の寒い時期におすすめとなっています。
また、ボタンひとつでお湯張りや、お湯のストップができるのも魅力です。マンションの場合、後付けで追い焚き設備を導入することはほぼ不可能なので、お風呂のお湯張り機能の有無は確認しておきましょう。
一人暮らしに人気のマンション設備ランキング
一人暮らしに人気のマンション設備一覧 |
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1位 インターネット無料 |
2位 浴室乾燥機 |
3位 独立洗面台 |
4位 宅配ボックス |
5位 エアコン付き |
インターネット無料
一人暮らし向けのマンション設備で需要が急激伸びているのが、インターネット無料物件です。インターネット無料物件では大家がネット費用を負担してくれるので、ネットを使うけれどコストは抑えたいという方に人気となっています。
インターネット無料物件を見るときには、下り速度最大1Gbpsが出る固定回線であるか確認しておきましょう。速度の遅いネット回線は、オンラインゲームをするときや、動画を見る場合に映像が止まってしまう可能性があります。
浴室乾燥機
一人暮らし向けのマンション設備として、あったらいいなという声が多いのが浴室乾燥機です。浴室乾燥機があれば雨の日でも部屋干し臭を出すことなく、気軽に衣類を干すことができます。
また、浴室乾燥機はカビ対策にもおすすめです。浴室内の湿気を吸収してカビの黒ずみができにくくなりますので、風呂掃除の手間から解放されます。
なお、浴室乾燥機の耐用年数は10年が目安です。電源やファンの劣化が原因で動作不良が起きやすく、交換には10万円程度費用が発生します。
室内用物干しもおすすめ
一人暮らし向けのマンション設備として、浴室乾燥機がない家庭でおすすめなのが室内用物干しです。物干し竿があれば部屋干しが簡単にできるので、梅雨の時期は特に重宝します。
一人暮らしの場合、夜になってから洗濯物を干すことも多いので、時間帯を気にせずに洗濯物ができるのも魅力です。
独立洗面台
一人暮らし向けのマンション設備で、譲れない条件として挙げられやすいのが独立洗面台です。洗面台がトイレや浴室と別れているので、地面が水浸しになることがなく、身支度がしやすいというメリットがあります。
また、独立洗面台があれば、ドライヤーや整髪剤などをすっきり収納できるのも魅力です。独立洗面台付きの物件は家賃が若干上がりますが、生活の質を上げてくれます。
なお、洗面台の耐用年数は15年程度です。陶器のひび割れや排水管の水漏れ、湿気による腐食など何らかの要因によって洗面台が使えなくなることで、設備交換となります。
宅配ボックス
一人暮らし向けのマンション設備の中でも、需要が伸びてきているのが宅配ボックス付きの物件です。宅配ボックスがあれば、仕事で家にいない日でも荷物を受け取ることができます。
また、宅配ボックスがあれば、水やお米などの重い商品を歩いて持ち帰らず、ネットで注文して届けてもらうことができるので、女性の一人暮らしには必須といっても過言ではありません。エアコン
一人暮らし向けのマンション設備で人気なのが、エアコン設置済みの物件です。すでにエアコンが取り付けられているため、自分でエアコンを購入したり取り付けをする必要がありません。
1人暮らし用のエアコンの相場は7〜8万円、設置代には2万円ほどかかります。エアコン付き物件であれば、何かと物入りな引越しの時期に、10万円ほど節約することにつながります。
家庭用の壁掛けエアコンの耐用年数は6年が目安です。経年劣化が原因で故障した場合は、大家負担でパーツ交換か、新品交換が行われることが多いです。
24時間ゴミ出し可
一人暮らしのマンション設備で人気があるのが、24時間ゴミ出し可能な物件です。ゴミ出しの曜日を気にすることなくゴミ捨てができるので、夏場に生ごみの匂いを気にしたり、虫が発生する心配もありません。
特に一人暮らしの場合、通販で大量の段ボールが積んであることも多いはずです。24時間ゴミ出し可の物件なら、常に部屋をすっきりとさせることができます。
バルコニー(ベランダ)
一人暮らしのマンション設備で需要があるのがバルコニーです。バルコニーがあると大きな窓が壁一面に取り付けられるので、部屋が大きく感じられます。
また衣類の外干しができたり、タバコを吸われる方は部屋の中にタバコの煙を持ち込まずに喫煙することも可能です。
セキュリティ・防犯で人気のマンション設備ランキング
セキュリティ・防犯で人気のマンション設備一覧 |
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1位 スマートロック |
2位 カメラ付きインターホン |
3位 防犯性の高い鍵 |
4位 1ドア2ロック |
5位 エントランス内集合ポスト |
スマートロック
セキュリティの高さを重視してマンション設備をみるなら、スマートロックが搭載されている物件がおすすめです。スマートロックでは、登録したスマホしか鍵を開閉できないので、万が一鍵を無くしてしまった時も複製される心配がありません。
またスマホから鍵の開閉が行えるので、外出時に鍵が閉まっているか不安になっても、家に戻らずにその場で施錠できます。
オートロックもおすすめ
セキュリティの高さからマンションの人気設備となっているのがオートロックです。暗証番号を打ち込まないと共用部分のドアが開かないので、不審者や訪問販売をシャットアウトすることができます。
またオートロック付きマンションは、防犯カメラが設置されている物件も多いので、空き巣対策にも有効です。
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「ALLTO」シリーズは、従来のオートロックシステムよりも低コストで導入することが可能です。「セキュリティ対策をしたいけれど予算がない」「なるべくコストをかけずにオートロックを導入したい」という方でも安心できます。
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カメラ付きインターホン
マンション設備として、あったら嬉しいという意見が多いのがカメラ付きインターホンです。事前に誰がインターホンを押したか確認できるので、不審者対策や訪問セールス対策に効果があります。
カメラ付きインターホンは工事不要で後付けできるタイプもあるので、物件価値の向上や空室対策をしたいという大家さんにおすすめです。
カメラ付きインターホンは、録画機能付きでスマホから映像が確認できるのもや、カラー映像で相手が確認しやすいものだと、さらにセキュリティレベルが上がります。
防犯性の高い鍵
マンションの空き巣対策として気にしたいのが、鍵の防犯性です。昔ながらのディスクシリンダーやピンシリンダーと呼ばれる「ふち」がギザギザの鍵の場合、ピッキングで簡単に侵入されてしまいます。
ディンプルキーなど、ふちにギザギザした溝のない鍵や、カードタイプの鍵の方がピッキング難易度が高く、防犯効果があります。
防犯カメラ
防犯意識の高まりを受け、マンションに導入される頻度が高くなっている設備が防犯カメラです。マンションの共用部分や、各階のエレベーター前などに設置されていることが多く、空き巣や不審者対策に効果があります。
万が一、空き巣が入ったときにも犯人の特定に役立つため、セキュリティの高いマンションに住みたいと考えている方におすすめです。
防犯カメラによっては初期費用0円、月額2,800円〜使えるタイプもあるので、コストを抑えて防犯カメラを導入したいという大家さんはぜひお問い合わせください。
1ドア2ロック
マンション設備の防犯面を意識するなら、1ドア2ロック構造がおすすめです。玄関ドアに2つの鍵が取り付けられているので、空き巣対策に効果があります。
都市防犯研究センターによると、空き巣は鍵開けに5分以上かかると70%が侵入を諦めるというデータもあるため、1ドア2ロック構造は空き巣に「この家は侵入しにくい」と思わせる「犯罪抑止」としても有効です。
エントランス内集合ポスト
マンション設備の中でも、個人情報保護の観点から需要が伸びているのがエントランス内集合ポストです。エントランスにオートロックが付けられているので、オートロックを解除できる住民しかポストを触ることができません。
エントランス外にポストがあると、不要なチラシが投函されていたり、個人情報を不特定多数に見られる可能性もあるため、比較的新しいサービスが導入されているマンションでは、エントランス内集合ポストの設置率が上昇しています。
キッチン周りで人気のマンション設備ランキング
セキュリティ・防犯で人気のマンション設備一覧 |
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1位 ディスポーザー |
2位 ビルトイン浄水器 |
3位 コンロ備え付け |
ディスポーザー
マンション設備の中でも、高級マンションや、築浅物件への設置が進んでいるのがディスポーザーです。シンクの排水溝に生ゴミを入れると、ゴミを自動で粉砕して流してくれるので、生ゴミが一切排水溝にたまりません。
そのため排水溝に手を入れる不快感や、生ゴミの匂いからも解放されます。三角コーナーを置く必要もないので、シンクがすっきりするのも魅力です。
ビルトイン浄水器
マンション設備として、キッチンにあると嬉しいのがビルドイン浄水器です。シンク下に浄水器が取り付けられているので、シンクをすっきりさせたまま、いつでも美味しい水を飲むことができます。
ウォーターサーバーは設置場所が気になるという方や、毎回水を買うのが面倒という方はビルドイン浄水器がおすすめです。
なおビルドイン浄水器は、年に1度フィルター交換として1〜2万円程度費用が発生します。そのため費用負担を入居者と大家どちらが持つのか、あらかじめ書面に記しておくことで、金銭トラブルを回避できます。
コンロ備え付け
マンション設備の中で確認しときたいのが、コンロが備え付けてあるかという項目です。一人暮らしの物件や家賃が安い物件だと、コンロがなく自分で購入する必要があります。
コンロは自分で購入する場合でも1万円程度で済みますが、万が一故障したら自分で修理費を払う必要があったり、引越しのタイミングで処分費用がかかります。そのため、トータルの手間を考えるとコンロ備え付けの物件の方がお得です。
洗面所・浴室・トイレで人気のマンション設備ランキング
洗面所・浴室・トイレで人気のマンション設備一覧 |
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1位 節水トイレ |
2位 オートバス |
3位 ハンドシャワー水栓 |
4位 保温浴槽 |
5位 乾きやすい風呂床 |
節水トイレ
マンション設備として意外と見落としがちなのがトイレ機能です。10年ほど前のトイレと最新のトイレを比較すると、約4分の1の水量で水を流すことができるので、節水効果が高くなっています。
また節水トイレは水の流れが渦巻き状なので、従来の縦に水が流れるトイレに比べて縦ジマがつきにくく、手入れが簡単というメリットがあります。
なおトイレ自体の耐用年数は15~20年が目安です。水の流れが悪くなってきたり、陶器のヒビが入った場合は交換時期と考え、トイレの交換を行いましょう。
オートバス
マンションの入浴設備として使い勝手がいいのが、オートバス機能です。オートバス機能があれば、リビングにいながら浴槽のお湯張りと自動停止ができます。
また、追い焚き機能や呼出し機能があるので毎日お風呂に入るという家庭にはなくてはならない設備です。
ハンドシャワー水栓
マンション設備の中で、意外と見落としがちなのがハンドシャワー水栓です。ハンドシャワー水栓とはヘッド部分を取り外しできてホースが伸びる水栓のことで、シャワーのように伸びるので、シンクの掃除がしやすいというメリットがあります。
また、背の高い入れ物に水を入れやすかったり、大きな鍋を洗いやすいなど、暮らしがラクになるポイントが詰め込まれています。
保温浴槽
マンションの設備の中でも、お風呂にこだわりがある人におすすめなのが保温浴槽です。浴槽を断熱材で覆っているのでお湯が冷めにくく、帰る時間がバラバラのご家庭や、長風呂をするのが好きという方に人気があります。
また、お湯の温度が下がりにくいので、追い焚きの頻度を減らして光熱費の節約にもつながります。
なお、浴槽の耐用年数は20〜30年と長めです。浴槽のパッキンの劣化や、ヒビ割れがあれば早めに大家に相談することで、腐食や水漏れを防ぎ長く使うことができます。
乾きやすい風呂床
お風呂掃除を手軽にしたいなら、乾きやすい風呂床が導入されているマンションがおすすめです。水が流れやすいよう細かな溝が掘ってある床であれば、カビの予防になるので、手入れの手間がなく便利に使えます。
また、水ハケの良い風呂床はヌメりにくいため、転倒防止にも効果があります。衛生面と安全面を考えるのであれば、風呂床の材質もチェックしてみましょう。
スティックリモコン
マンションのトイレ設備として、確認しておきたいのがスティックリモコンです。スティックリモコンとは、通常トイレと一体化しているビデや水洗ボタンを壁に取り付けられる機能のことで、お店や駅のトイレで見かけたことがあるという方も多いでしょう。
トイレは空間面積が小さいため、リモコンがトイレと一体化しているだけで圧迫感があります。スティックリモコンであれば、空間を広々と感じることができるので、トイレまでこだわりたいという方は、スティックリモコン付き物件を検討すべきです。
マンションで人気の最新設備ランキング【共用部】
最新共有設備一覧 |
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1位 ゲストルーム |
2位 トランクルーム |
3位 フィットネスジム |
4位 キッズルーム |
5位 保育園(認可保育園/非認可保育園) |
ゲストルーム
中規模以上のマンションの共用設備として備わっていることが多いのがゲストルームです。入居者のもとに訪れた来客が泊まれるようにベットやバスルームが取り付けられています。
ゲストルームがあれば、親族や友人を気軽に呼ぶことができます。事前に部屋の掃除をしたり、寝具の準備をしなくてもいいのが魅力です。
トランクルーム
マンション設備を検討するにあたって、トランクルームが併設されているのは大きなメリットです。ゴルフバックやキャンプグッズなど容量のある荷物を、部屋の外に収納できるので、部屋をすっきりさせることができます。
トランクルームは玄関横やバルコニーのそばに併設されることが多いので、ベビーカーや園芸用品といった汚れるものをしまうにも効果的です。
フィットネスジム
比較的新しいマンション設備では、入居者の満足度アップを目的に、フィットネスジムが併設されることが多くなっています。入居者であれば誰でもフィットネスジムを使うことができるので、気軽に運動不足を解消できるのが魅力です。
トレンド的にもジムは人気な上に、フィットネスジムがマンション内にあれば、天候や気温を気にすることなくジムに通うことができ、運動後はすぐに自宅に帰ってシャワーを浴びることもできます。
キッズルーム
子育て世代に人気のマンション設備がキッズルーム付き物件です。子ども用の専用スペースが設けられているので、天候に左右されずに子どもを遊ばせることができます。
キッズルームによっては室内用のジャングルジムや、ボールプールが併設されていることもあるので、家に置くには邪魔だけど子どもを思い切り遊ばせたいという方におすすめです。ライブラリー
最新のマンション設備として、注目されているのがライブラリーです。その名の通りマンション内に図書館が併設されているので、お子さんのいる家庭では、気になる本をライブラリーで借りて、家で読み聞かせをすることができます。また、ライブラリーにはWi-Fiが完備されていることも多いので、テレワークやちょっとした調べ物をするのにも便利です。
集会室
物件が50戸以上ある中規模〜大規模マンションでは、共用設備として集会室が設けられているところもあります。集会室では、管理組織の話し合いに使われる他、子どもたちの習い事やクリスマス会といったイベントに活用されます。
マンションの住民同士で交流をはかりたい方や、子どもの勉強スペースを確保したいという方は、集会室の設備もチェックしておきましょう。
保育園
最新の大規模マンション設備として、子育て世代から支持を受けているのが、保育園付きマンションです。都市部では保育園が足りずに待機児童が発生していますので、保育園に送迎をすることなく子どもを預けられるのは大きな利点です。
しかし併設された保育園が認可保育園だと、自治体のルールによって優先的に入園できる子どもが決まるため、マンションの住人だから入園保証があるという訳ではありません。確実に子どもをマンションの保育園に預けたいなら、無認可保育園を選択しましょう。
無人ストア
マンションの最新共用設備として注目されているのが、無人ストアです。無人ストアがあるマンションは、食べ物や飲み物、日用品などを24時間365日いつでも外出せずに購入できるので、入居者からの満足度が高くなっています。
大家向けのメリットとしては、無人ストアなら、コンビニのように人件費や高額な光熱費もかからずに運用できるので、初期費用やランニングコストを抑えることが可能です。
ペット用足洗い場
ペット可のマンション設備として、入居者から人気なのがペット用の足洗い場です。ペットの足の裏に汚れを、エントランスに入る前にきれいにすることができるので、部屋の中で泥を落とす手間がありません。
またエレベーターや共用フロアを汚される心配がないので、ペットを飼っている住民とそうでない住民のトラブルを回避することができます。さらに大家にとっては、床の汚れを未然に防ぎ、清掃代などのメンテナンス費用の削減にも効果があります。ペット可の物件設備を検討している方におすすめです。
防災備蓄倉庫
都市部の大型マンション設備に、災害発生時の備えとして導入が増えているのが防災備蓄倉庫です。世帯分の食料や保存水などがリュックにまとめられていたり、手回し発電機やランタンが用意されています。
地震の多い日本では、万が一の備えとして備蓄が推奨されていますが、収納スペースがないという家庭も多いため、防災備蓄倉庫があれば安心です。
太陽光発電
マンションの共用設備として、太陽光発電を導入している物件にも注目です。
マンションに太陽光発電を導入することで、屋根や屋上のスペースを有効活用したり、発電した電気を共用部分の電気代削減に効果があります。
なお、太陽光発電の耐用年数は17年です。耐用年数以内に発電した金額で得られる金額で設置費用の元が取れるのか見積もりを取ってから導入を決めましょう。
設備グレードの高いマンションと低いマンションの違い
松 | 竹 | 梅 | |
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キッチン カウンター |
天然石 | 石粉入り人工大理石 | ステンレス |
キッチン設備 | ディスポーザー 食洗機 |
ディスポーザー | なし |
浴槽 | 1618サイズ(膝を伸ばして入浴可能) 窓あり |
1618サイズ(膝を伸ばして入浴可能) 窓なし |
1468サイズ(膝を曲げて入浴可能) |
洗面ボウル | 天然石材 | 人工大理石 | 陶器 |
トイレ | タンクレス | 一体型 | タンクあり |
窓ガラス | トリプルガラス | 複層ガラス | 単板ガラス |
エアコン | 埋め込み式 | 備え付け | なし |
コンロ | ビルドイン | 後付け | なし |
フローリング | 無垢フローリング | 複合フローリング | シートタイプ |
天井高 | 2.5m以上 | 2.4~2.5m | 2.4m 下り天井 |
外壁 | 大理石 御影石 |
タイル | 吹き付け |
マンション設備のグレードはピンからキリまでありますので、キッチンや浴室、リビングなど、自分にとって重要度の高い項目は何かを考えるのが大切です。
分譲マンションを検討されている場合は、賃貸よりも長く住むことが予想されるので、設備の手入れのしやすさや耐用年数もチェックしましょう。
マンションの設備点検について知っておきたいこと
消防設備点検
消防設備点検には、半年に一度の機器点検と、年に一度の総合点検があります。機器点検は共用部分に置かれたマンションの消火器や、火災報知器が正常に作動するかの確認が主な業務です。
また総合点検では、各部屋ごとの消防設備の点検のために立ち会いが必要になります。万が一火災が起きたときに、設備が正常に作動するよう面倒でも立ち会いを行いましょう。
給水設備点検
給水設備点検では、給水タンクから各部屋の蛇口へ水が届けられる際に、異物が混入していないかや、水に濁りがないかがチェックされます。
点検は年に4度ほど行われ専門の作業員が実施するため、立ち会いは不要です。
排水管清掃
マンションの設備点検として定期的に行われるのが、排水管清掃です。排水溝に水圧洗浄を行うことで、内部にこびりついた汚れを落とし、詰まりや悪臭を防ぐ効果があります。
マンションの排水管清掃は義務ではないものの、年に1度のペースでおこなわれるケースがほとんどです。
エレベーター点検
マンションのエレベーターの点検は、月に一度の定期メンテナンスと、年に一度の法的点検が行われます。
点検は専門業者が実際にエレベーターに乗りながら、安全面や動作面を確認するので、点検の時間帯はエレベーターが使えなくなるのが特徴です。
マンションにおける減価償却について
投資用にマンションやアパートを所持している方は、耐用年数に応じて減価償却費を経費計上することができます。 対象は、経年劣化が予想される建物や設備部分で、 物件価格だけでなく、設備投資費用等の精算分も含めた金額を計上可能です。
そのため、新築でも築年数が経ったマンションでも、設備に投資をすれば、その分経費に計上することができるようになります。
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減価償却を詳しくみる
- 減価償却とは、”減価”、つまり年数が経つごとに”価値が減少するもの”を経費として計上できる仕組みのことです。
そのため、マンションなどの物件を所持している場合に発生する減価償却は、物件とその設備のみが対象になり、劣化しないと考えられる土地は計上の対象にはなりません。
なお、減価償却費は、1年間でどのくらい価値が減少するかを、税制で定めた「償却率」をもとに算出されます。
▶︎経理代行(会計業務代行)とは?メリットや費用相場、おすすめサービスを徹底解説!
▶︎マンション管理会社の仕事とは?おすすめランキングや管理会社を変えたいときの手順を解説
新築マンションの減価償却の計算式
新築マンションの減価償却は「取得価額×償却率」で計算できます。償却率は国税庁が定めている耐用年数応じて係数が定められており、鉄骨鉄筋コンクリート造の新築マンションの償却率は0.022です。
新築マンションの減価償却の計算式 例)鉄骨鉄筋コンクリート造 物件取得価格 1,800万円 鉄骨鉄筋コンクリート造の新築マンションの法定耐用年数=47年 耐用年数47年の償却率=0.022 減価償却=取得価額×償却率 =1,800万円×0.022 =396,000円 |
中古マンションの減価償却の計算式
中古マンションの減価償却は「取得価額×償却率」で計算できます。中古物件の償却率を算出するには、物件の耐用年数を計算する必要があります。新築物件の法定耐用年数から経過年数を引いて、物件の耐用年数を算出したあとに、国税庁の数値から償却率を当てはめましょう。
ちなみに築10年の鉄骨鉄筋コンクリート造中古マンションの償却率は0.026です。
築10年中古マンションの減価償却の計算式 例)鉄骨鉄筋コンクリート造 築10年 物件取得価格 1,800万円 新築マンションの法定耐用年数 47年 物件の耐用年数=(法定耐用年数ー築年数)+経過年数×0.2 =(47ー10)+10×0.2 =39 耐用年数39年の償却率=0.026 減価償却=取得価額×償却率 =1,800万円×0.026 =468,000円 |
マンションの耐用年数について
- 鉄骨鉄筋コンクリートSRC:47年
- 鉄筋コンクリートRC:47年
- 重量鉄骨:34年
- 軽量鉄骨:19年もしくは27年
- 木造:22年
マンションの購入を考えるのであれば、新築でも中古でも耐用年数を知っておくべきです。マンションの耐用年数は、鉄骨鉄筋コンクリート造で47年となっており、耐用年数が超えた場合は、物件自体の資産価値はほぼありません。
マンションを購入した方は、耐用年数を超える前にデベロッパーに売却するか、そのまま住み続けるか検討する必要があります。
▶︎マンションの耐用年数は何年?寿命を過ぎたら物件はどうなるのか解説
マンションを選ぶ時は設備も確認してみよう
マンションを分譲や賃貸契約する場合、マンションの立地だけでなく、設備のグレードを確認するようにしましょう。設備を見るときには、キッチンや浴室など、自分がどこにこだわりがあるのか優先順位を決めて検討するのが大切です。
マンション設備に関する知識がないという方でも、「どれがあれば生活の質があがるのか」「あったらいいなと思っている設備は何なのか」という視点で探すと、自分にとって便利な設備が充実しているマンションを探すことができ、失敗のない物件選びにつながります。
▶︎マンションの耐用年数は何年?寿命を過ぎたら物件はどうなるのか解説
▶︎マンション管理会社の仕事とは?おすすめランキングや管理会社を変えたいときの手順を解説
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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