【2024年厳選】CTIシステムのおすすめ10選を比較!CTIの基本もわかりやすく解説

「CTIシステムを比較したい」
「そもそもCTIとはどんなもの?」
「無料のツールはある?」


CTIシステムは、企業の電話システムとコンピューターを統合し、効率的な顧客対応を実現するためのツールです。

しかし、数多くのCTIソリューションが市場に出回っている中、どれを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。

本記事では、企業のニーズに合ったCTIシステムの選び方や、おすすめの製品を紹介します。システムの概要や導入時の注意点なども解説しているので、ぜひ、参考にしていただき、最適なCTIシステムを見つけてください。
通話費50%削減「Mostable」

▼この記事で紹介している商品

【比較表】今すぐおすすめ製品を見る

CTIシステム(ツール)とは「コンピュータと電話通信を統合するシステム」

CTIシステム(ツール)とは「コンピュータと電話通信を統合するシステム」

CTIシステムとは

CTI(Computer Telephony Integration)システムは、企業が効率的に顧客サービスやビジネスプロセスを遂行するためのツール です。

主な機能には、電話の自動応答、通話制御、電話番号の識別、データの収集や分析などがあり、顧客とのコミュニケーションを最適化できます。

CTIシステムは、CRMシステムやその他のビジネスアプリケーションと統合されることが一般的で、組織全体の生産性向上に寄与します。

CTIシステムの仕組み

CTIシステムは、コンピュータと電話システムを統合する技術であり、通話データをコンピュータネットワーク上で処理・管理します。

具体的には、 CTIサーバーが電話システムとの接続を担当し、通話の着信や発信、転送などの制御を行います

電話番号の識別や顧客情報の自動取得によって、オペレーターは顧客の情報を即座に参照しながら対応することが可能です。

CTIシステムと類似システムの違い

機能
システム
CTIシステム PBXシステム CRMシステム コールセンター
システム
主な目的
  • 電話通信とコンピュータの統合
  • 通話の自動化とデータ統合支援
  • 内部の電話通信管理
  • 内線通話や外部通話のルーティング※
  • 顧客関係の管理
  • 売上や顧客満足度の向上
複数のコミュニケーションチャネルを統合し、顧客対応業務を支援
主な機能
  • 通話の自動応答
  • 通話の記録と分析
  • 顧客情報の自動取得
  • 電話の発着信管理
  • 内線通話、転送機能
  • 顧客データの管理
  • 履歴の追跡
  • 顧客対応の自動化
  • キューイング※
  • エージェントのスケジューリング
  • 通話の監視と管理
対象
データ
通話データ、顧客情報 電話番号、内線番号、
通話時間
顧客の連絡先情報、購買履歴、サポート履歴 通話記録、顧客情報、担当者のパフォーマンスデータ
利用範囲
  • 企業内での顧客対応
  • 販売支援
  • 顧客サービス向上
  • 企業内の内線通話管理
  • 外部への通話ルーティング
  • 営業活動
  • マーケティング
  • 顧客サポート
電話、メール、チャット、ソーシャルメディアなどの統合された顧客対応業務の支援
  • ※ルーティング:通信ネットワークやコールセンターなどで、データや通話を特定の目的地や受信者に送るための方法や手順
  • ※キューイング:リソース(例えば、オペレーター、サーバー、データ処理ジョブなど)の順次処理を管理する技術

CTIシステムとPBXの違い

CTIシステムとPBX(Private Branch Exchange)は、異なる役割を持つ通信技術です。

PBXは従来から存在する電話交換機 であり、内部の電話網を管理し、内線通話や外部への通話を処理します。

一方、CTIシステムはPBXとコンピュータを統合することで、通話の自動応答やデータの自動取得、顧客情報の統合管理を可能にします。

編集部

CTIシステムは通話の制御だけでなく、顧客サービスの効率化やデータ分析を支援します。

CTIシステムとCRMの違い

CTIシステムとCRM(Customer Relationship Management)は、異なる目的と機能を持つビジネスソリューションです。

CTIシステムは、電話システムとコンピュータを統合することで、通話の自動化や顧客情報の取得・管理を可能にします。

一方、 CRMシステムは顧客管理を中心としたソフトウェア であり、顧客の情報、履歴、取引記録を統合的に管理し、顧客対応の効率化や売上の増加を目指します。

編集部

CRMは営業活動やマーケティング、顧客サービスの改善を支援するため、CTIシステムとは異なる観点で企業の顧客関係の強化をサポートします。

CTIシステムとコールセンターシステムの違い

コールセンターシステムは、顧客対応業務を包括的に管理するソリューションであり、 CTIはコールセンターシステムの一部 と言えます。

電話だけでなくメール、チャット、ソーシャルメディアなど複数のコミュニケーションチャネルを統合しているのが特徴です。

また、CTIの他にPBX(構内交換機)やCRM(顧客関係管理)などの機能を搭載しているケースも多く、さらに広範な顧客サービスの支援を実現しています。

【比較表】今すぐおすすめ製品を見る

CTIシステムの種類

特徴 クラウド型CTIシステム オンプレミス型CTIシステム
導入の速さ 迅速で比較的短期間で導入可能 導入に時間がかかる場合がある
初期費用 低い 高額
月額利用料 あり なし
カスタマイズ性 限られる場合がある 自社のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズ可能
セキュリティ管理 提供企業が担当 自社が完全にコントロールする
メンテナンス 提供企業が行う 自社が行う
技術リソース
知識必要性
低い 高い

クラウド型CTIシステムとは

クラウド型CTIシステムは、クラウド上のサーバーからインターネット経由でサービスが提供されるため、 導入が迅速で比較的低コスト です。

利用企業は自社のサーバーを管理する必要がなく、提供企業がシステムの更新やメンテナンスを行うため、運用管理にかかる負担が軽減されます。

ただし、セキュリティやデータの管理も提供企業に委ねることになるため、企業の情報セキュリティポリシーとの整合性を確保する必要があります。

編集部

クラウド型CTIシステムは月額利用料が発生する他、自社の特定のニーズに応じたカスタマイズが限られる場合があります。

オンプレミス型(パッケージ型)CTIシステムとは

オンプレミス型(パッケージ型)CTIシステムは、企業が自社のインフラストラクチャー内でシステムを運用するタイプです。

高いセキュリティレベルを確保でき、 特定の業務ニーズに応じて柔軟にカスタマイズできる 利点があります。

導入初期においては、システムの設計やインフラの整備に時間と費用がかかる場合がありますが、月額料金は発生しないため長期的には経済的です。

編集部

ただ、技術的な知識やリソースが必要なので、専門的な管理体制を整備しなければなりません

CTIシステムの基本機能一覧

基本機能一覧
  • 自動発信機能
  • 呼び出し待ち行列
  • 通話録音/通話監視
  • 統計情報とレポート
  • ワークフローの自動化
  • IVR(自動音声案内)
  • 顧客管理システム(CRM)との連携
  • コールを適切な担当者や部署に振り分け
  • スクリーンポップ(顧客情報や履歴を自動的に表示)

CTIシステムの活用シーン

活用シーン 活用シーンでよくある課題 CTIのソリューション
コールセンター ・通話量の増加に伴うシステム負荷
・スタッフの教育不足による操作ミス
顧客対応の効率化、通話履歴の管理、リアルタイムの通話監視
テレマーケティング ・自動発信に対する顧客の反発
・リストの品質低下による成果の減少
自動発信機能を活用した効率的なリードジェネレーション
カスタマーサポート ・顧客情報の更新遅延
・システムの複雑化による操作ミス
スクリーンポップ機能で顧客情報を迅速に表示し、迅速なサポートを提供
セールスチーム ・データの正確性の確保
・情報管理不十分によるフォロー遅延
客情報と通話履歴を一元管理し、効率的なフォローアップを実現
予約受付 ・顧客の操作負担増加
・IVRの設定ミスによる誤誘導
IVRを利用して自動化された予約受付システムを構築
技術サポート ・保管の複雑さ
・通話録音データの管理
・プライバシー保護の課題
話録音と通話履歴を活用し、問題解決のための詳細な情報を提供
医療機関 ・患者情報の機密性保持
・システムの導入コストの高さ
患者情報の管理、予約システムの自動化、緊急通話の迅速な対応
金融機関 ・データ漏洩リスク
・厳格なセキュリティで運用が複雑
顧客の認証と取引履歴の管理、セキュリティ強化
不動産業 ・データの正確性維持
・顧客情報の更新遅延
顧客との通話履歴を管理し、効率的な物件案内やフォローアップ
教育機関 ・操作の簡便さ
・通信のタイムリーさの確保
学生や保護者とのコミュニケーション管理、通知システムの自動化

CTIシステムの導入メリット

CTIシステムの導入メリット
導入メリット
  • CRMとの統合
  • コスト削減
  • セキュリティの向上
  • 業務の効率化
  • 顧客満足度の向上
  • コミュニケーション手法の統一

CRMとの統合

CTIシステムの導入がCRM(顧客関係管理)システムと統合されることで、 顧客対応の効率と品質が向上 します。

例えば、顧客が過去にどのような問い合わせをしていて、それに対してどのような反応を示していたかを把握することが可能です。

顧客にとって価値のある情報や提案を的確に提供できるため、顧客満足度の向上やリピート購入率の増加、さらには新規顧客の獲得につながります。

コスト削減

CTIシステムの自動化されたコールルーティングや自己サービスオプション(※)により、 オペレーターの業務が減るため、人件費を削減できます

例えば、顧客や問い合わせの属性に応じて、自動的に最適なオペレーターに通話を割り振ることで、不必要な待ち時間が減少し、効率的な対応が可能になります。

また、自己サービスオプションを充実させれば、基本的な問題解決や情報取得を顧客自ら行えるので、問い合わせ数の削減に効果的です。

自己サービスオプションとは?​​​​

自己サービスオプションとは、顧客が自分自身で問題解決や情報取得を行うためのオプションです。
具体的には、音声ガイダンスやメニューオプションを通じて、顧客が自分の問題を解決するための手順や情報を選択・進行できます。

セキュリティの向上

CTIシステムは通話やコンタクトセンターのデータを集約管理し、 データの暗号化や厳格なアクセス制御、監査ログの記録を通じて情報の安全性を確保 します。

アナログ電話では電気的な信号で通信を行うため、物理的な接続を傍受することで通話内容が盗聴される可能性があります。

その点、デジタル化された通信環境へ移行すれば、アナログ電話まらではのセキュリティリスクを低減し、信頼性の高いサービス提供を実現することが可能です。

業務の効率化

CTIシステムの自動化されたコールルーティングにより、 顧客の問い合わせを即座に割り振り、適切なオペレーターに繋げることが可能 となるため、待ち時間が短縮されます。

具体的には、システムが顧客の電話番号や過去の履歴を参照し、自動的に最も適したオペレーターに通話を割り振ります。

手動での履歴確認は、情報の取得にムラが生じ顧客対応の質が低下する可能性もあるため、CTIシステムで顧客体験の向上と業務効率化を進めましょう。

顧客満足度の向上

CTIシステムはコールセンターにおいて顧客の情報を即座に取得するため、 顧客は再度同じ情報を提供する必要がなくなり、効率的な問題解決が促進されます

例えば、顧客が以前に問い合わせた際に提供した名前やアカウント番号、過去の購入履歴などの情報が、CTIシステムを通じて画面に自動表示されます。

顧客の嗜好や行動を理解しやすくする分析機能もあり、よりパーソナライズされた情報提供で顧客満足度の向上につなげることが可能です。

コミュニケーション手法の統一

CTIシステムは 電話やメール、チャットなどのコミュニケーション手段を一元化し、顧客対応情報の統合管理を実現 します。

コミュニケーション手段ごとに別々のシステムでやり取りを管理している場合、情報の断片化によって誤解が生じるケースも少なくありません。

顧客がどの手段を利用しても一貫したサービスを受けられるようにするためには、システムを活用し、顧客ごとの問い合わせ履歴や特定の要望を把握することが重要です。

【比較表】今すぐおすすめ製品を見る

CTIシステム導入で注意すべきデメリット

CTIシステム導入で注意すべきデメリット
注意すべきデメリット
  • 専門知識が必要な場合が多い
  • 業務が停止するリスクがある
  • セキュリティリスクが伴う

専門知識が必要な場合が多い

CTIシステムは複雑な技術を使用しており、それを適切に設定・管理するためには、 ITスキルや通信技術に関する深い知識が求められます

特に、大規模な組織や複雑なインフラを持つ企業では、システムの統合やカスタマイズがさらに難しくなるケースがあると理解しておきましょう。

専門知識がないと、エラーが発生した場合にシステム全体に及ぶ可能性もあるため、適切なトレーニングやサポート体制を整えることが重要です。

業務が停止するリスクがある

CTIシステムは通信やデータ処理に深く依存しており、 システムの不具合やメンテナンス作業によってサーバーに負荷がかかった際に業務が停止することがあります

例えば、通信回線に障害が発生した場合、エージェントは顧客との通話やチャットを途中で切断せざるを得ず、業務の一時的な停止が生じるケースも少なくありません。

リスクを最小限に抑えるためには、複数の通信回線やサーバーを用意したり、顧客データやシステム設定を定期的にバックアップしたりすることが重要です。

セキュリティリスクが伴う

CTIシステムは顧客情報や通信データを扱うため、 悪意のある第三者が不正にアクセスし、データを盗み見る可能性があります

特に、暗号化されていない通信やデータの保存方法が適切でない場合には、データ漏洩のリスクが高まるため注意が必要です。

セキュリティリスクを最小限に抑えるためには、強力な認証とアクセス管理、データの暗号化、定期的なセキュリティ監査と診断などの対策が欠かせません。

CTIシステム導入にかかる費用相場

CTIシステム導入にかかる費用相場

クラウド型「数万円程度」

CTIシステムの導入にかかる費用は、導入方法やシステムの規模によって大きく異なりますが、 クラウド型の場合は数万円から数十万円程度が相場 とされています。

インフラの保有やメンテナンス費用が低減され、月額サブスクリプションや利用量に応じた料金体系が一般的です。

初期投資が少なく導入が迅速に行えるため、中小企業から大企業まで幅広い規模の企業で選択される傾向があります。

オンプレミス型「数百万円から数千万円程度」

オンプレミス型のCTIシステムの場合は、 一般的に数百万円から数千万円程度が相場 とされています。

専用のハードウェアやソフトウェアを自社のデータセンターやサーバールームに設置し、それらを管理・保守するためのコストがかかります

初期投資が大きい反面、データセキュリティの管理や法的規制への対応、柔軟なカスタマイズなどが可能であるため、特定の業種や大規模企業におすすめです。

無料のCTIシステムの注意点

無料のCTIシステムは通常、基本的な機能や少数のユーザー向けに提供されることが多く、 大規模な企業では十分な機能を提供しきれない可能性 があります。

例えば、通話記録や顧客情報の統合といった基本機能はありますが、高度な分析機能、カスタマイズ可能なレポートなどの機能が制限されるケースが多いです。

ユーザー数の制限によって、急成長中の企業ではすぐ限界に達してしまうリスクもあるため、成長計画や将来のニーズを考慮して選定しましょう。

無料のCTIシステムに適した企業

無料のCTIシステムは 特に小規模事業やスタートアップ企業に適しています

高額なCTIシステムの導入コストを負担する余裕がない場合でも、基本的な通話管理や顧客情報の統合を低コストで実現できます。

ただし、ユーザー数や機能の制限には注意が必要であり、企業の成長と共にシステムを拡張できるかどうかの確認が不可欠です。

有料のCTIシステムに適した企業

有料のCTIシステムは、多岐にわたる機能や柔軟なカスタマイズが求められる、 中規模から大規模の企業に適しています

有料のCTIシステムは通常、高い拡張性、堅牢なセキュリティ、手厚いサポートなどが提供されており、運用の安定性と効率性を確保することが可能です。

大規模で成長中の企業や、高度な顧客体験を提供したい企業にとって、有料のCTIシステムは投資に値する選択肢となります。

【比較表】今すぐおすすめ製品を見る

CTIシステムの比較ポイント・選び方

CTIシステムの比較ポイント・選び方
比較ポイント
  • CRM/システム連携
  • インバウンド・アウトバウンド
  • サポートの手厚さ
  • スマホへの対応有無
  • セキュリティの高さ
  • 使いやすさ
  • 通話品質
  • 導入実績・事例
  • 分析・教育支援機能

CRM/システム連携

CRMやシステムとの連携に対応していれば、 顧客情報の自動取得や更新、来訪履歴の記録などを可能に し、顧客サービスの向上や効率化に貢献します。

例えば、CRMと連携する場合、通話終了後に自動的にシステムに通話内容や取引状況が記録されるため、顧客情報を最新の状態で管理することが可能です。

製品の比較時には、CTIシステムがどのように主要なCRMやシステムと統合できるかを確認し、APIの柔軟性やデータの同期方法などを検討しましょう。

インバウンド・アウトバウンド

CTIシステムには、 顧客からの電話を処理するインバウンド業務向けと、電話営業やアンケート調査などで顧客に電話をかけるアウトバウンド業務向け があります。

インバウンド向けのCTIシステムは、自動的なコールルーティングや顧客情報の即時表示など、顧客満足度向上に貢献する機能を確認しましょう。

アウトバウンド向けのCTIシステムは、自動ダイヤラーやキャンペーン管理機能など、効率的な顧客獲得と関係構築を促進する機能を選定することが重要です。​​​​​

サポートの手厚さ

CTIシステムの導入後は、定期的なメンテナンスやアップデート、トラブルシューティングが必要なので、導入後のサポート体制も確認しておきましょう。

具体的には、 サポートの種類や範囲、提供時間帯や方法、費用や契約期間などを把握することが重要 です。

導入前にデモやトライアルを受け、CTIシステムのサポート体制や性能を評価する機会を確保すれば、長期的かつ安定性のある運用を実現できます。

スマホへの対応有無

CTIシステムがスマートフォンに対応している場合、 従業員はオフィス外や移動中でも電話応対や顧客情報の管理を行うことが可能 です。

時間や場所に制約されずに効率的に業務が遂行できるため、生産性が向上する他、問い合わせへの素早い対応によって、顧客満足度の向上にもつながります。

比較時には、どのようなスマートフォンプラットフォーム(iOS、Androidなど)に対応しているか、操作の容易さや機能の制限などを考慮しましょう。

セキュリティの高さ

顧客情報や 企業の重要データが含まれる通信を取り扱うCTIシステムでは、高度なセキュリティ対策が不可欠 です。

具体的には、エンドツーエンドのデータ暗号化、アクセス制御と認証の強化、定期的なセキュリティ監査や脆弱性評価の実施が求められます。

比較時には、各システムがどのようにセキュリティ要件に対応しているかや、安全性を確保するための措置が適切に実施されているかを評価しましょう。

使いやすさ

使いやすいUIのCTIシステムは、 オペレーターが効率的に操作でき、業務の生産性を高めます

具体的には、直感的な操作性、シンプルなナビゲーション、カスタマイズ可能なダッシュボードやレポート機能などが挙げられます。

比較時には、実際にシステムを試して操作性を確認し、利用者のフィードバックを考慮して製品を選定することが重要です。

通話品質

音声のクリアさや音質の高さ、通話の安定性や信頼性といった 通話品質は、顧客満足度や業務効率に直接影響します

具体的には、ノイズやエコーの少ない環境での通話、高品質のマイクやスピーカーの使用、そして安定したインターネット接続とシステム自体の信頼性が求められます。

比較時には、各システムの通話品質に関するテストやレビューを行い、実際の使用状況での評価を重視して選定するのがおすすめです。

導入実績・事例

導入実績や事例は、システムがどのような業種や企業規模で適用され、どれだけの効果が得られたのかを把握できる重要な指標です。

特に同業他社の事例は、 自社のニーズや課題にどれだけ適合するかを判断するのに役立つ 他、課題克服の方法も参考になります。

自社に合った製品を見極めるためにも、同様の業界や規模の事例を探し、その成果や課題解決策を詳細に分析することが大切です。

分析・教育支援機能

CTIシステムの中には、AIによる会話の分析と評価によって、 オペレーターや営業担当者のスキル向上を支援する機能もあります

具体的には、AIが会話のトーンや言語の選択、顧客対応の質をスコアリングしたり、自己評価やスキル向上のための具体的な改善点を示唆したりします。

個々のスキル向上だけでなく、組織全体のサービス品質向上にも寄与することが期待されるため、分析・教育支援機能の有無も比較・検討するのがおすすめです。

CTIシステムの導入時の注意点

CTIシステムの導入時の注意点
導入時の注意点
  • 導入目的を明確にする
  • ネットワーク環境を確認する
  • 従業員への研修が必要

導入目的を明確にする

CTIシステムの導入目的を明確にすることで、 システムの効果的な活用が促進され、投資のリターンを最大化できます

例えば、導入目的として、顧客サポートの効率化、通話品質の向上、営業活動の効果測定、顧客満足度の向上、運営コストの削減などが挙げられます。

導入目的を定めずにシステムを導入すると、運用中に必要な機能が欠如していたり、使われない機能が多く無駄な投資となる可能性があるので注意が必要です。

ネットワーク環境を確認する

適切なネットワーク帯域と安定した接続を確保することで、 システムの正常な運用と効果的な利用が可能となり、組織の業務効率化や顧客満足度の向上に寄与します

例えば、CTIシステムが要求する帯域幅や安定性について、現行のネットワークインフラストラクチャを評価し、不十分であれば環境を整える必要があります。

要件を満たさないネットワーク環境でシステムを運用する場合、障害対応や改善のための追加投資が必要になる可能性もあるので、事前確認が欠かせません。

従業員への研修が必要

CTIシステムを効果的に活用するためには、従業員が新しいシステムの操作方法や利用する機能を理解する必要があります。

例えば、 基本的な操作方法、画面のナビゲーション、データの入力と保存方法、顧客データの管理方法といった研修 が求められます。

研修が不十分な場合、エラーやミスが発生しやすくなるので、従業員が必要なスキルと理解を習得できるよう十分な準備をすることが重要です。

【比較表】クラウドCTIシステムおすすめランキング

ランキング 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
サービス名 Mostable CALLTREE Comdesk Lead MiiTel Zendesk CT-e1/SaaS 楽天コネクト SmaCom CallConnect COLLABOS PHONE InfiniTalk
おすすめ度 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆
タイプ テレアポ向け テレアポ向け テレアポ向け テレアポ向け 多様なニーズに対応 カスタマイズ可能 カスタマイズ可能 システム連携に強み コスト削減に強み スモールスタートに
提供形態 クラウド クラウド クラウド クラウド クラウド クラウド/ASP クラウド クラウド クラウド オンプレミス/クラウド
初期費用(税込) 要問い合わせ 要問い合わせ 0円 0円 0円 30万円~ 0円 0円 20万円 0円※クラウド
月額費用(税込) 要問い合わせ 要問い合わせ 6,000円~/ID
定額料金プランもあり
6,578円/ID 
※年次契約の場合
$55/ID~
※Suite Teamプラン
5,000円/ID 2,178円/ID~ 2,400円/ID~ 要問い合わせ 3万5,800円~※クラウド
お試し × × ×
導入実績 200社以上
通話費最大50%削減
コール数約1.5倍
約100社 600社以上
通話費70%削減
架電効率70%向上
2,200社以上 世界10万社以上 1,745社以上
継続率90%以上
1,200社以上 3,000ID以上
継続率97.5%
750社以上 400社以上
連携システム - - ZOHO
Zaiper
Hubspot
salesforce
kintone
Hubspot
salesforce
kintone
Slack
Amazon S3
Hubspot
Slack
など多数
salesforceなど - ZOHO
Hubspot
salesforce
kintone
など多数
- salesforce
kintone
楽テル
Re:lation
など多数
インバウンド
アウトバウンド
アウトバウンド アウトバウンド インバウンド
アウトバウンド
インバウンド
アウトバウンド
インバウンド
アウトバウンド
インバウンド
アウトバウンド
インバウンド
アウトバウンド
インバウンド
​​​​​​​アウトバウンド
インバウンド
​​​​​​​アウトバウンド
インバウンド
​​​​​​​アウトバウンド
サポート
スマホ対応 - - - - - -
セキュリティ
使いやすさ
通話品質
分析機能 -
教育支援機能 - - - - - - - -
特徴 ■直感的に操作できる
■約9割が効果を実感
■見込み管理もスムーズ
■秒単位の通話料金
■最短3日で導入可能
■受発信機能を網羅
■携帯回線も使用できる
■AIで会話を自動要約
■柔軟なシステム連携
■AI音声解析で品質改善
■架電状況の簡単可視化
■架電は1Clickするだけ
■チャネルを統合管理
■柔軟なカスタマイズ
■AI活用で業務効率UP
■充実のCTI基本機能
■柔軟な外部連携
■高い評価と信頼性
■最短5営業日で導入可能
■はじめてでも簡単操作
■大手の安心サポート
■最短即日で始められる
■データ活用で品質改善
■情報管理・共有が簡単
■初心者でも使いやすい
■必要な機能を標準搭載
■多様な基本機能を搭載
■幅広い業種に対応
■オプション機能が豊富
■業務支援も受けられる

クラウドCTIシステムのおすすめ10製品一覧

Mostable

株式会社シナジーが提供する「Mostable」は、 アウトバウンドコール専用のクラウド型CTIシステム です。

​​​​​​​コールセンターで必要な機能が備わっているだけでなく、パソコンが苦手なオペレーターでも効率よく架電できるようシンプルで直感的な操作仕様になっています。

​​​​​​​見込み案件の管理「マイフォルダ」機能では、リストごとの発信件数や見込み数・架電率などをリアルタイムでチームと共有することが可能です。

特徴・費用

タイプ テレアポ向け
提供形態 クラウド
初期費用
(税込)
要問い合わせ
月額費用
(税込)
要問い合わせ
お試し あり
導入実績 200社以上
通話費最大50%削減
コール数約1.5倍
主な機能

主な機能

オートコール
リストの追加投入
モニタリング設定
リストの分配と共有
発信通知番号の選択
内線転送・外線転送
アンケートシステム
重複電話番号検知機能
リスト項目の内容修正
個人テレアポリスト作成
架電状況のカスタマイズ
架電時の詳細な絞り込み
特徴 ■直感的な操作でコール数UP
■98.7%の企業が効率UPを実感
■見込み管理もスムーズ化

​​​​​​​導入事例

​​​​​​​※公式サイトに事例掲載なし

Mostable(モスタブル)がまるごとわかる基本情報ガイド

ガイドブック

コール数が1.5倍になるアウトバンド専用コールシステム「Mostable」。Mostableの便利な使い方やノウハウが満載の資料です。

【無料】資料のダウンロードはこちら

CALLTREE

CALLTREE

株式会社ジーシーが提供する「CALLTREE」は、 コールセンター業務に特化したクラウド型の営業支援システム です。

​​​​​​​パソコン上で電話の受発信や履歴確認ができる他、顧客リストの作成や架電履歴のメモにより、業務を大幅に効率化できます。

​​​​​​​サーバー機器の設置が必要ないため、設備投資費用を抑えながら、業界最安値の低コストで安価に導入することが可能です。

特徴・費用

タイプ テレアポ向け
提供形態 クラウド
初期費用
(税込)
要問い合わせ
月額費用
(税込)
要問い合わせ
お試し あり
導入実績 約100社
主な機能

主な機能

手動発信
内線転送機能
アラート機能
ウィスパリング
誤操作防止機能
ヘルプアップ機能
稼働レポート機能
見込/再コール機能
メモPOPアップ機能
コネクト状況確認機能
発信禁止番号登録機能
コール間隔秒数調整機能
特徴 ■秒単位の通話料金
■最短3日のスピード導
■受発信機能を網羅

導入事例​​​​

導入企業 株式会社ソルフェリオーナ JTM合同会社
課題 以前のCTIでは、
・バグへの対応が遅い
・kintoneとうまく連携できない
以前のCTIでは、
・通話を一括ダウンロードできない
・複数のオペレーターに共有できない
・稼働状況の把握が十分にできない
効果 ■バグや不具合への対応が迅速化
■案件ごとに項目を設定できるように
■席数での課金でコスト削減
以下が可能に
■通話の一括ダウンロード
■複数人とリストの共有
■発信番号と回線数の紐づけ
■必要データの絞り込み・抽出

※参考:公式サイト

Comdesk Lead

株式会社Widsleyが提供する「Comdesk Lead」は、 モバイル回線と連動するインサイドセールス向けのクラウドCTIシステム です。

​​​​​​​基本機能に加え、再コールリマインダーやオートコールモードなどの機能が営業効率を向上させ、導入後の架電効率が平均で240%向上しています。

プロジェクト単位でのアクセス権限管理や自動レポーティング機能も備えており、管理者の負担も軽減してくれるのも魅力です。

特徴・費用

タイプ テレアポ向け
提供形態 クラウド
初期費用
(税込)
0円
月額費用
(税込)
6,000円/ID
定額料金プランもあり
お試し あり
導入実績 600社以上
通話費70%削減
架電効率70%向上
主な機能

主な機能

見込み管理
レポート機能
禁止番号追加
再コール設定
架電結果の編集
自動文字起こし
自動録音・要約
着信フロー設定
リスト情報の編集
ワンクリック発信
Web-SMS発信
活動履歴の自動生成
特徴 ■IP回線と携帯回線を併用できる
■ChatGPT連携で会話を自動要約
■あらゆるシステムと連携可能
​​​​​​​​​​​

導入事例​​​​

導入企業 株式会社MANIFEST Simple株式会社
課題 架電後の折り返しにも対応したい 一人あたりの生産効率を上げたい
効果 ■架電数が約2倍に増加
■コストは1/3にまで削減
■初回通電率16%→23%にアップ
架電数300%アップ

※参考:公式サイト

MiiTel

MiiTel

株式会社RevCommが提供する「MiiTel」は、 営業電話やコールセンターの可視化・効率化に特化したクラウド型システム です。

​​​​​​​通話機能、コールセンター機能、CRM連携などの基本機能に加え、電話営業のコーチング・教育にも対応する機能が豊富に搭載されています。

​​​​​​​音声解析AIによる会話スコアリングやキーワード検出により、トークの質を自動で評価・向上させる機能もあり、サービス改善に効果的です。

特徴・費用

タイプ テレアポ向け
提供形態 クラウド
初期費用
(税込)
0円
月額費用
(税込)
6,578円/ID 
※年次契約の場合
お試し なし
導入実績 2,200社以上
主な機能

主な機能

応対メモ
スコアリング
ダッシュボード
IVR・待ち呼
ワンクリック発信
応対履歴の自動登録
自動全文文字起こし
文字起こし要約機能
通話内容の定量評価
キーワード自動認識
録音データの抜粋共有
通話中のモニタリング
特徴 ■AI音声解析によるサービス改善
■個人の架電状況を簡単に可視化
■架電は電話番号を1Clickするだけ

導入事例​​​​

導入企業 株式会社三好商会 シロカ株式会社
課題 ・稼働状況の可視化
・的確なフィードバック
・アポ獲得率の向上
・放棄率の改善
・通話の処理にかかる時間の短縮
効果 ■会話内容をいつでも確認可能に
■的確なフィードバックを実現
■アポ獲得率が20%から72%に向上
■目標を上回る放棄率削減を実現
■時には放棄率0%を達成する日も
■リスト処理時間を23.5%短縮

※参考:公式サイト

Zendesk

Zendesk

株式会社Zendeskが提供する「Zendesk」は、 世界中で10万社以上が導入するクラウド型カスタマーサービスプラットフォーム です。

​​​​​​​電話に限らず、あらゆるチャネルで顧客の行動履歴を把握・管理できるため、よりパーソナライズされた対応を提供できます。

​​​​​​​1,200以上のアプリが揃うマーケットプレイスや多彩なテーマ設定があり、自社のニーズに合わせてサービスの機能や性能を自由に拡張できるのも魅力です。

特徴・費用

タイプ 多様なニーズに対応
提供形態 クラウド
初期費用
(税込)
0円
月額費用
(税込)
$55/ID~
※Suite Teamプラン
お試し あり
導入実績 世界10万社以上
主な機能

主な機能

メッセージング
転送機能・自動機能
パフォーマンス管理
AIによる対応自動化
ヘルプセンターの構築
問い合わせの状況管理
顧客データの一元管理
分析・レポーティング
特徴 ■多様なチャネルで管理可能
■柔軟にカスタマイズできる
■AI活用で効率アップ

導入事例​​​​

導入企業 株式会社セガ
課題 ■以前のCTIの評価
・運用コストが高く、オペレーションに馴染まない
・FAQ管理システムやメールツールと連携できない
■その他の課題
・業務効率化と運営コスト削減
・多言語・多文化対応の必要性
・内製したフォームで工数や安全性に懸念
効果 ■運用枠の拡大
・ブランドの管理数を最大300まで増加
・緻密な利用状況把握と的確なサポート提供が可能に
■コミュニケーションの効率化
・社内の情報共有がスムーズ化
・ヘルプページ用記事とチャットボット用記事を共用化
・全チャネルの問い合わせ内容・顧客情報を同一画面で閲覧
■PDCAサイクルの円滑化
・ヘルプページ利用状況、検索結果、初回回答時間などを可視化
・課題抽出から改善案の実施、効果測定までを円滑に回せる
■業務効率化とEX向上
・定期的なUIデザイン変更、スタッフ研修、効果測定
・Zendesk Assistサービスによるシステム移行・機能カスタマイズ
・返信トリガ機能、自動処理、ノーコード実装により、構築・運用時間を削減
■カスタマーサポート品質向上とCX向上
・24時間以内に95%以上の返信
・回答品質が悪い対応を5%未満に留める
・FAQによる自己解決率を70%以上に高める

※参考:公式サイト

CT-e1/SaaS

CT-e1/SaaS

株式会社コムデザインが提供する「CT-e1/SaaS」は、 自社開発のクラウド型コールセンターシステム です。

​​​​​​​ACD、IVR、待ち呼などの必須機能を標準装備している他、IP電話、既設PBX、スマートフォンなど、自由な組み合わせで利用できます。

​​​​​​​堅牢なシステム構成と高度なセキュリティによって、大手企業を中心に1,550テナント・31,000席以上の導入実績を誇っているのもポイントです。

特徴・費用

タイプ カスタマイズ可能
提供形態 クラウド/ASP
初期費用
(税込)
30万円~
月額費用
(税込)
5,000円/ID
お試し なし
導入実績 1,745社以上
継続率90%以上
主な機能

主な機能

非通話制御
有線着信機能
通知番号選択
通話録音機能
ボイスメール
IVR・待ち呼
既設PBX連携
ダッシュボード
アンケート機能
稼働モニタリング
レポートの即時取得
モニタリングアドバイス
特徴 ■充実のCTI基本機能
■柔軟な外部連携とカスタマイズ
■高い評価と信頼性を誇る

導入事例​​​​

導入企業 きらぼし銀行
課題 3行の銀行が合併し、コールセンターの統合が必要
コールセンターとCRMシステムが連携していない
効果 ■顧客特定が迅速化
■コミュニケーターの業務効率化
■聞き間違いや聞き取り漏れが減少
■感情解析機能による顧客満足度向上
■テキスト化された会話データの活用
■コミュニケーターの応対品質向上・評価
■CRMシステム連携で回答スピードが向上
■音声認識システムの導入で後処理時間を短縮
■新人コミュニケーターの自習教材として活用

※参考:公式サイト

楽天コネクト SmaCom

楽天コネクト SmaCom

楽天コミュニケーションズ株式会社が提供する「楽天コネクト SmaCom」は、 CRMやPBXを含む多彩な機能を備えたコンタクトセンターシステム です。

​​​​​​​設計から構築、保守まで包括的にサポートし、24時間365日のシステム監視と24時間体制のサポートを提供しています。

​​​​​​​オペレーターや管理者はFAQを登録し、ナレッジ共有として利用できる他、公開FAQとして顧客の自己解決を支援することも可能です。

特徴・費用

タイプ カスタマイズ可能
提供形態 クラウド
初期費用
(税込)
0円
月額費用
(税込)
2,178円/ID~
お試し なし
導入実績 1,200社以上
主な機能

主な機能

FAQ
通話履歴閲覧
顧客データ管理
ダイヤラー機能
PBX基本機能
リアルタイムレポート
ヒストリカルレポート
スーパーバイザー機能
IVR・ACD(自動通話配分)
特徴 ■最短5営業日で導入可能
■はじめてでも簡単操作
■大手提供の安心サポート

​​​​​​​導入事例

​​​​​​​公式サイトに事例掲載なし

CallConnect

CallConnect

合同会社selfreeが提供する「CallConnect」は、 外部ツールとの連携に強みをもつクラウド型電話システム です。

​​​​​​​HubSpot CRMやSalesforce、Zoho CRMなどさまざまなCRMと統合し、着信時に顧客情報を即座に表示できます。

​​​​​​​SlackやChatWorkなどのチャットツールと連携すれば、不在着信通知や通話内容の記録により、逃した電話への迅速な対応や、会話の詳細な把握が可能です。

​​​​​​​費用・特徴

タイプ システム連携に強み
提供形態 クラウド
初期費用
(税込)
0円
月額費用
(税込)
2,400円/ID~
お試し あり
導入実績 3,000ID以上
継続率97.5%
主な機能

主な機能

レポート
モニタリング
クリックコール
データの統計表示
通話中の感情分析
架電ステータス表示
録音のテキスト変換
通話内容の録音・再生
通話履歴の検索・DW
顧客情報の作成・閲覧
発着信時の顧客情報表示
メモやタグによる通話管理
特徴 ■最短即日で始められる
■データ活用で品質改善
■情報管理・共有が簡単

導入事例​​​​

導入企業 株式会社SQUEEZE ゾーホージャパン株式会社
課題 ・応対内容の引き継ぎに課題
・電話番号取得に1か月かかる
・通話内容の抜け漏れが発生
・外国人スタッフの通話内容理解
・運用コストが高いCTIの利用
・通話履歴/録音データが残らない
・パソコン上で電話の発着信ができない
・ZohoCRMとの連携作業に工数がかかる
効果 ■電話対応の質向上
■電話番号取得を1日に短縮
■通話内容を漏れなく引き継げる
■外国人スタッフの自学自習促進
■受注率3倍向上
■新人教育への活用
■セールスチームの活動量増加
■メンバーによるトーク振り返り促進
■着信の振り分けによる顧客満足度向上

※参考:公式サイト

COLLABOS PHONE

COLLABOS PHONE

株式会社コラボスが提供する「COLLABOS PHONE」は、 750以上のコールセンターでのCRM導入実績を誇るクラウド型PBX/CTIサービス です。

​​​​​​​従来のCTIサービスは3分単位での課金が一般的ですが、COLLABOS PHONEは1秒単位での課金なので、効果的に通話料金を削減できます。

​​​​​​​IVR、ACD、通話録音、着信ポップアップなどの機能も完備している他、COLLABOS CRMと連携すればより柔軟な顧客管理が可能です。

特徴・費用

タイプ 通話コスト削減に強み
提供形態 クラウド
初期費用
(税込)
20万円
月額費用
(税込)
4,800円/ID
お試し あり
導入実績 750社以上
主な機能

主な機能

メモ機能
言語変更
コーチング
稼働状況閲覧
モニタリング
外線/内線転送
待ち呼状況確認
最大5人同時通話
着信ポップアップ
トークスクリプト
発信通知番号の変更
発信/応答/切断/保留
特徴 ■初心者でも使いやすい
■必要な機能が豊富に搭載
■多様な基本機能を搭載

導入事例​​​​

導入企業 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
課題 ・窓口規模の予測が難しい
・ナレッジが社内に蓄積されない
・センターの規模をフレキシブルに拡大したい
・最小限の設備投資でインハウスコールセンターを立ち上げたい
効果 ■最小限の設備投資でコールセンターを立ち上げ
■コラボーサービス導入により、ナレッジの社内蓄積を実現
■クラウド型サービスで、コール数に合わせて席数を増減可能
■AVAYAの機能を活用し、窓口の拡大・縮小をスムーズに実施
■会員増加に合わせてサポートセンターの規模をフレキシブルに拡大

※参考:公式サイト

InfiniTalk

InfiniTalk

ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供する「InfiniTalk」は、 幅広い業種で400社以上の導入実績を誇るCTIシステム です。

​​​​​​​クラウドPBXやIVRなどの基本機能に加え、SMS送信やオートコール、テキストマイニングにも対応しています。

​​​​​​​システム提供にとどまらず、業務改善提案やアウトソーシング、人員調達など多岐にわたる業務支援も受けられるため、運営の継続的な改善が期待できます。

特徴・費用

タイプ スモールスタート向け
提供形態 オンプレミス/クラウド
初期費用
(税込)
クラウド:0円
オンプレミス:29.8万円~
月額費用
(税込)
クラウド:3万5,800円~
オンプレミス:0円
お試し あり
導入実績 400社以上
主な機能

主な機能

通話録音・管理
留守番電話機能
稼働状況の可視化
通話モニタリング
会話内容の自動分析
個人成果の統計表示
顧客情報の一覧表示
社内用チャットアプリ
着信時の業務名称表示
用件ごとの着信振り分け
窓口ごとのガイダンス変更
特徴 ■幅広い業種での導入実績
■オプション機能が豊富
■業務支援も受けられる

導入事例​​​​

導入企業 株式会社メトロコンピュータサービス 株式会社テレマートジャパン
課題 ・顧客特定の遅延
・在宅勤務への対応
・老朽化したPBXによる電話トラブル
・システム保守終了
・在宅・多拠点運用
・特殊な運用への対応
・増加する顧客ニーズへの対応
・急な受電対応・運用変更への対応
・CTI連携できるCRMシステムの必要性
効果 ■業務平準化
■雇用機会拡大
■事業継続性向上
■いつでも在宅勤務可能
■応対時間短縮 (1件あたり2分)
■SVの負担軽減
■処理時間20%削減
■通話ログ検索・提出の効率化
■急な呼量増加への柔軟な対応
■新人オペレータの早期戦力化
■クライアント企業への迅速な対応
■オペレータスキルに応じた対応

※参考:公式サイト

CTIシステムの導入手順

  1. STEP.1

    【事前準備】ニーズの把握と要件定義

    ・現在の業務プロセスを分析し、CTIシステムで改善したい点を明確にする
    ・必要な機能や対応する通話量など、システムの要件を具体的に定義

  2. STEP.2

    【事前準備】ベンダーの選定

    ・市場にあるCTIシステムを比較し、ニーズに最も適したベンダーを選定する
    ・デモンストレーションを実施し、システムの操作性や機能を確認

  3. STEP.3

    【設計と計画】システム設計

    ・CTIシステムのアーキテクチャを設計し、他の業務システム(CRM、ERPなど)との連携方法を決定する

  4. STEP.4

    【設計と計画】導入計画の策定

    ・導入スケジュールを作成し、導入プロジェクトのマイルストーンを設定する
    ・導入に伴うリスクや対策を洗い出し、リスク管理計画を立てる

  5. STEP.5

    【システム構築と設定】ハードウェアの準備

    ・必要なサーバーや通信機器を準備し、設置・設定する

  6. STEP.6

    【システム構築と設定】ソフトウェアのインストール

    ・CTIソフトウェアをサーバーにインストールする
    ・必要なライセンスを取得・適用

  7. STEP.7

    【システム構築と設定】設定とカスタマイズ

    ・CTIシステムを業務要件に合わせてカスタマイズする
    ・電話番号のマッピングやルーティング設定を行う
    ・他のシステムとのインテグレーションを実施する

  8. STEP.8

    テストの実施

    ・システム全体の動作確認を行う
    ・通話テスト、データ連携テストなどを実施し、不具合を修正

  9. STEP.9

    ユーザートレーニング

    ・マニュアルや操作ガイドを提供し、利用者がスムーズにシステムを使用できるようにする

  10. STEP.10

    運用開始

    ・初期段階でのサポート体制を強化し、ユーザーからのフィードバックを収集する

  11. STEP.11

    保守とサポート

    ・定期的なメンテナンスやアップデートを実施する
    ・システムの運用状況をモニタリングし、問題が発生した際には迅速に対応

導入事例​​​​

導入企業 株式会社ソルフェリオーナ JTM合同会社
課題 以前のCTIでは、
・バグへの対応が遅い
・kintoneとうまく連携できない
以前のCTIでは、
・通話を一括ダウンロードできない
・複数のオペレーターに共有できない
・稼働状況の把握が十分にできない
効果 ■バグや不具合への対応が迅速化
■案件ごとに項目を設定できるように
■席数での課金でコスト削減
以下が可能に
■通話の一括ダウンロード
■複数人とリストの共有
■発信番号と回線数の紐づけ
■必要データの絞り込み・抽出

※参考:公式サイト

CTIシステムと関連のあるシステム

システム 説明 CTIシステムとの連携で
得られるメリット
CRMツール 顧客関係管理を目的とするソフトウェア。顧客情報の管理、営業支援、マーケティング活動の管理などに使用される。
  • 電話やメッセージの履歴を自動的に顧客のレコードに追加できる
  • 顧客が問い合わせをした際に、過去の対話履歴や情報を自動的に表示できる
  • コールセンターとのデータ統合が容易になる
SFAツール 営業活動を支援するためのソフトウェア。営業プロセスの管理、見込み顧客の管理、営業予測などに使用される。
  • 電話やメッセージでの営業活動の記録が自動的にSFAツールに反映される
  • 顧客の購買履歴や行動パターンをリアルタイムで分析し、営業戦略を最適化できる
  • コールセンターのデータと統合して全体像を把握できる
コールセンター
システム
顧客対応や問い合わせ管理を効率化するためのシステム。通話管理、スキルベースルーティング、モニタリングなどが可能。
  • 顧客がコールセンターにかけてきた際に、自動的に顧客情報や過去の履歴を表示できる
  • CTIデータを活用して、顧客の問題解決時間を短縮できる
  • CRMやSFAとの連携により、より一貫した顧客対応が可能になる

CTIシステムは自作することも可能

プログラミングスキルがあれば、 VBA、VB.NET、C#などを使って、自社の要件に合わせたCTIシステムを比較的簡単に開発できます

​​​​​​​データベースとの連携も容易で、顧客情報の呼び出しや通話履歴の記録など、高度な機能を自作で実現することが可能です。

​​​​​​​コストパフォーマンスの良いCTIシステムを構築できる反面、保守運用の負担も大きくなるため、社内リソースや運用体制を十分に検討する必要があります。

CTIシステムに関するよくある質問

Q
CTIシステムのダウンタイムが発生した場合の対策は何ですか?

A

ダウンタイムを最小限に抑えるためには、冗長性の高いシステム構成を採用し、バックアップシステムやフェイルオーバー設定を準備します。
定期的なモニタリングとアラートシステムの設置も重要です。

Q
CTIシステムの利用でデータ分析がどのように役立ちますか?

A

CTIシステムを利用したデータ分析により、顧客の行動パターンを理解し、ターゲティングを精緻化することができます。
また、エージェントのパフォーマンスを評価し、システムの効率化や改善施策の提案に役立ちます。

Q
CTIシステムの導入にあたって、必要なハードウェアやソフトウェアは何ですか?

A

CTIシステムの導入には、CTIサーバー、通信機器(例えばPBXなど)、データベースサーバーなどのハードウェアが必要です。
ソフトウェア面では、CTIアプリケーションソフトウェア、CRMシステム、データ分析ツールが重要です。

まとめ

CTIシステムは、企業が電話システムとコンピューターを統合して効率的に顧客対応を行うためのツールです。

​​​​​​​顧客満足度の向上や業務効率の向上が期待できる反面、専門的な知識が必要な場合が多い、業務停止のリスクがあるといったデメリットもあります。

​​​​​​​自社のニーズに合ったCTIシステムを選ぶためには、以下の比較ポイントを考慮して検討してみてください。

比較ポイント
  • CRM/システム連携
  • インバウンド・アウトバウンド
  • サポートの手厚さ
  • スマホへの対応有無
  • セキュリティの高さ
  • 使いやすさ
  • 通話品質
  • 導入実績・事例
  • 分析・教育支援機能

編集部

CTI導入に関するご相談や、具体的なソリューションについて詳しく知りたい方は、ぜひ「Wiz Cloud」にお問い合わせください。専門のスタッフが丁寧にサポートいたします。

テレアポ業務特化の
コールシステム「Mostable」
【無料】お問い合わせはこちら
合わせて読みたい関連記事

無料ご相談フォーム

商品に関するお問い合わせや、
業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。

※ご入力いただいた情報をもとに、お客様の課題解決に最適な企業をご紹介します。
本サービスでお問い合わせ、資料請求、資料ダウンロードをしていただいた際にご入力頂きました情報は、お問い合わせに対する回答のために利用いたします。また、弊社が取り扱う商品・サービスに関する情報のご案内・商品・サービスのご提供、広告・宣伝・告知などを内容とする電子メール、電話、DM、ハガキ等でのお知らせ等の目的におきましても利用・管理・保管されます。

この記事が良かったら、“いいね!”をしてください!
最新情報をお届けします!

この記事を書いたライターの画像

この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!