「ウチみたいな小さな店舗でも使えるのかな?」
レジ選びは失敗したくないけれど、情報が多すぎて判断に迷ってしまうことも。
この記事では、初期費用を抑えながら導入できるSquareレジの特徴や機能、実際に必要な機器や導入手順、他社との違いまで丁寧に解説します。
導入に不安がある方向けに、無料相談サービスや比較資料の案内も用意していますので、まずは情報収集から始めたい方にも最適です。
目次
▼この記事で紹介している商品
Squareレジとは?|スマホやタブレットで使えるPOSレジ
Squareレジ(スクエアレジ)は、スマホやタブレット1台で使える無料のクラウド型POSレジです。特別なレジ機器を用意しなくても、アプリをインストールすればすぐに使い始められる手軽さが支持されています。
iPadやiPhoneなど、店舗で使い慣れた端末がそのままレジになるため、初期費用を抑えて導入したい小規模店舗や開業準備中の個人事業主に最適です。
Squareレジの基本スペック
項目 | 内容例 |
---|---|
提供元 | Square株式会社(米Block, Inc.) |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 無料プランあり(一部機能は有料) |
対応端末 | iOS(iPhone/iPad)、Android |
対応業種 | 飲食、小売、美容、イベントなど |
インターネット環境 | 必須(Wi-Fi推奨) |
※有料の「Square for Retail」や「Square for Restaurants」といった業種特化型プランも用意されています。
Squareレジを導入するメリットとは?
初期費用・月額固定費がほぼゼロ
Squareレジの最大の強みは、基本的なPOS機能を完全無料で利用できる点です。アプリのダウンロードも使用も無料で、必要なのは手持ちのスマホやタブレットのみ。専用のPOS端末を購入する必要がなく、スタート時の費用負担を大幅に抑えられます。
導入・設定がカンタンでスピーディ
初めてPOSレジを導入する方でも、アプリをダウンロードし、簡単な設定をするだけで即日運用が可能。専門知識は不要で、ITが苦手な方でも迷わず扱えるユーザーインターフェースが特長です。
キャッシュレス決済との相性が抜群
Squareはクレジットカード・電子マネー・QRコード決済など、主要なキャッシュレス決済とスムーズに連携します。別途決済端末(Squareリーダー)を使えば、レジと決済が完全に一体化。1台のスマホで完結するため、オペレーションの簡素化にもつながります。
レポート機能で売上管理もスマートに
無料プランでも、売上の集計や商品別分析、曜日・時間帯別の売上傾向などをリアルタイムで確認可能。これまでエクセルなどで手動管理していた業務が、大幅に自動化されます。
Squareレジはこんな人・店舗におすすめ!
開業したばかりの個人事業主・フリーランス
例:キッチンカー・移動販売・イベント出店など
→「まずはお金をかけずにPOSレジを始めたい」という方には最適。場所に縛られない運用も可能です。
スタッフ数が少ない小規模店舗
例:カフェ、雑貨屋、美容室、ネイルサロンなど
→スマホで簡単操作できるため、スタッフ教育の手間も最小限。人手不足の業種には特に有効です。
キャッシュレス決済に対応したいが複雑な機器管理は避けたい店舗
→Squareのカードリーダーと連携するだけで、1台でレジ+決済+売上集計が完結。 操作が一元化されているので、管理もラクになります。
シンプルで使いやすいPOSを求めている人
→「多機能すぎて逆に使いづらいPOSレジ」は避けたいという方に。 Squareは「使う人が迷わないこと」を最優先に設計されています。
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Squareレジの機能一覧|売上管理から決済までワンストップ
Squareレジは、単なる会計システムにとどまらず、店舗運営に必要な機能をすべて一元化できるクラウド型POSレジです。決済・売上・在庫・顧客情報の管理まで、1台のスマホやタブレットで完結します。
会計・決済機能|主要キャッシュレス決済に幅広く対応
Squareレジで使える決済手段(一部は専用リーダーが必要)
決済方法 | 対応状況 |
---|---|
クレジットカード(Visa/Mastercardなど) | 対応(Squareリーダー経由) |
電子マネー(交通系IC、iD、QUICPayなど) | 対応(同上) |
QRコード決済(PayPayなど) | 対応(Square連携 or 別途導入) |
タッチ決済(NFC) | 対応(Squareリーダー経由) |
- Square公式のカードリーダーと連携することで、レジと決済が完全一体化。
- 利用手数料は業界最安水準(例:クレカ3.25%〜)。月額固定費は不要。
売上管理・レポート機能|リアルタイムで収支を見える化
これにより、 Excelでの手入力管理から卒業でき、日々の売上が自動で可視化 されます。
在庫管理機能|仕入れ・販売を連動してコントロール
これにより、 無駄な仕入れや欠品のリスクを低減 できます。飲食や小売に特に便利です。
顧客管理・予約管理|リピーター獲得やサービス向上に貢献
これにより、 リピート促進やメルマガ・DM対応にも活用できます。
スマホやPCでいつでも確認できるクラウド連携
Squareレジの導入に必要な機器と手順
必要な機器|最低限で始められる省スペース設計
導入にあたって、必ずしもフルセットのPOS機器は不要です。以下の表に、業態別に「必須」「あると便利」な機器をまとめました。
業種別|必要機器早見表
機器名 | 飲食店 | 小売店 | 美容室・サロン |
---|---|---|---|
タブレット(iPad等) | 必須 | 必須 | 必須 |
Squareリーダー | 必須(決済対応) | 必須(決済対応) | 必須 |
レシートプリンター | 推奨 | 推奨 | 任意 |
キャッシュドロアー | 推奨(現金扱う場合) | 推奨 | 任意 |
Wi-Fi環境 | 必須 | 必須 | 必須 |
導入ステップ|申し込みから運用開始までの流れ
-
STEP.1
Square公式サイトからアカウント作成(無料)
事業者情報・業種・振込口座などを入力
-
STEP.2
アプリをダウンロードしてセットアップ
App StoreまたはGoogle Playで「Square POSレジ」アプリを入手し、ログイン
-
STEP.3
商品・メニュー登録
商品名・価格・カテゴリを入力(CSV一括アップロードも可)
-
STEP.4
Squareリーダーの接続(Bluetooth接続)
決済端末をペアリングしてクレカ・電子マネー対応に
-
STEP.5
テスト会計で動作確認 → 本番運用開始!
通常会計を試して、レジ・決済・レシート出力がスムーズに動くかチェック
導入前に準備しておきたいこと|スムーズな運用のために
-
Squareレジはクラウド型のため、通信環境が不安定だと決済エラーや同期遅延が起こるリスクがあります。
特に電子決済・オンラインレポート機能を使う場合、店舗用Wi-Fiを整備しておくことをおすすめします。 -
法人や複数店舗運営の場合、決済手段の導入には社内承認や会計部門の確認が必要なケースがあります。
導入後の運用トラブルを防ぐためにも、どの決済方法を使うか・振込先の銀行口座はどこにするかなど、事前に関係部門とすり合わせましょう。 -
Squareリーダーやレシートプリンターなどはオンラインで簡単に購入できますが、導入日から使いたい場合は早めの発注をおすすめします。特に初期在庫が少ない機器やUSB/Bluetoothの接続形式には注意が必要です。 -
Squareレジの初期設定時には、商品名/価格/カテゴリなどを登録する必要があります。事前にExcelや紙でリストアップしておけば、登録作業が大幅に短縮できます。
一括インポートにも対応しているため、準備しておくとスムーズです。 -
会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)や予約管理システムとの連携を検討している場合、Squareと連携できるかを事前に調べておくことで導入後の拡張がスムーズになります。
Squareレジのメリット・デメリットを比較
Squareレジの主なメリット
- 導入コストがほぼゼロ
・アプリ利用は無料。基本機能も0円でスタート可能
・端末も手持ちのスマホやiPadでOK
・決済端末(Squareリーダー)も安価で入手可 - 操作が直感的でスタッフ教育が不要に近い
・アイコンベースのシンプルなUI設計
・タブレット操作に慣れていれば、すぐに使える
・アルバイトや短期スタッフでも数分で習得可能 - マルチ決済に対応しやすい
・クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応
・1つのリーダーで多種の決済を受けられる - クラウド管理でどこでも売上チェック可能
・店舗にいなくても、スマホやPCでリアルタイムに売上把握
・多店舗管理や在宅オーナーにもぴったり
Squareレジの主なデメリット
- 一部高度な機能は有料プランが必要
・業種特化(例:レストラン専用)の機能は「Square for ○○」という有料プランに限定
・自動在庫補充や顧客ランク管理などは非対応(他社POSと比較した場合) - カスタマイズ性が低め
・画面レイアウトやボタン配置の自由度は限定的
・他システムとのAPI連携も制限あり(フルスクラッチで構築するようなニーズには不向き) - Androidでは一部機能に制約
・SquareはiOS(iPad/iPhone)を前提に最適化されており、Android端末では一部操作性や機能に制限が出ることがある
Squareレジが向いている店舗・向いていない店舗
- 初期費用をかけたくない個人経営の飲食・小売・美容系店舗
- POSレジを初めて使う事業者(UIがシンプル)
- キャッシュレス決済を導入したい移動販売やイベント出店型の店舗
- 高度な在庫管理や複雑な顧客管理を求める中規模以上の事業者
- 独自機能や外部システムとの深い連携を求める店舗
- Android端末のみで運用を完結させたい事業者
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実際の導入事例|Squareレジを使う店舗の声
カフェ(個人経営)|レジ待ち解消&売上把握がスマホで完結
店舗概要
東京都内/カウンター8席のカフェ/スタッフ2名体制
導入のきっかけ
オープン時にレジを新調する予算がなく、手持ちのiPadとSquareリーダーで済むという点に惹かれて導入。
導入後の変化
- レジ待ちが解消し、ピークタイムのオペレーションがスムーズに
- 売上が自動で集計され、スマホで確認できるので閉店後の事務作業が激減
- お客様からも「クレカが使えるのはありがたい」と好評
アパレルショップ(10坪)|在庫と連動して売れ筋分析がラクに
店舗概要
地方都市の路面店/1日平均来客20名/取扱商品数300点以上
導入のきっかけ
エクセルでの手入力在庫管理に限界を感じ、POSレジ導入を検討。
導入後の変化
- 商品ごとの売上分析がリアルタイムで見えるように
- 在庫切れや売れ筋がすぐに分かり、仕入れの精度がアップ
- スタッフ別売上も可視化され、教育やシフト調整に活用中
ネイルサロン(1人運営)|予約・決済・顧客管理を一元化
店舗概要
自宅サロン/予約制/1日2〜4名対応
導入のきっかけ
手書きカルテ・現金会計のアナログ運営に不安を感じ、クラウド管理への移行を検討。
導入後の変化
- Square予約と連携し、予約→来店→決済までが自動化
- 顧客ごとの来店履歴・メモ管理ができ、リピート対応がスムーズに
- タブレット1台で全業務が完結し、紙の管理から完全脱却
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Squareレジと他社POSレジの比較【Airレジ・スマレジ等】
POSレジの導入を検討する際、Squareレジのほかにも「Airレジ」や「スマレジ」など、有名な選択肢があります。ここでは、主要3社の機能・価格・サポート体制を一覧で比較し、それぞれの特徴とおすすめの店舗タイプをわかりやすく解説します。
主要POSレジ3社の比較表
比較項目 | Squareレジ | Airレジ(リクルート) | スマレジ |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円(スマホ・タブレットがあればOK) | 0円(iPad必須) | 0円〜(有料プランあり) |
月額料金 | 無料(オプションで有料) | 無料(Airレジ ハンディ等は有料) | 無料〜6,600円(プランにより異なる) |
対応業種 | 飲食・小売・美容など幅広い | 飲食・小売向け中心 | 飲食・アパレル・複数店舗向け |
決済対応 | Squareリーダーと一体型で対応 | Airペイ連携が必要 | 外部端末と連携(PayPay、Square等) |
特徴 | 決済まで一体化/導入が非常に簡単 | UIが親しみやすくサポート充実 | 高機能・細かい設定が可能 |
サポート体制 | メール・電話(有料で訪問も可) | 電話・チャット・訪問 | メール・チャット(一部は有料) |
Squareレジの強みと、他社との違い
決済との一体運用ができるのはSquareだけ
- Airレジやスマレジは、決済端末(Airペイ・PayPay等)と別に契約・連携設定が必要です。
- Squareはレジと決済が同一アカウント/同一アプリで完結。
→ 複数端末の管理や設定が苦手な人には、Squareが圧倒的にシンプルです。
店舗の成長とともに他社への切り替えも視野にいれよう
Squareは操作性と導入の簡単さでは群を抜いていますが、多機能・細かい在庫連携などを求めるなら、スマレジや有料Airレジに切り替える選択肢もあります。最初はSquareレジでスモールスタート→将来は他社へ乗り換えという使い方も実際に多く見られます。
よくある質問(FAQ)
A
はい、基本的なPOSレジ機能は無料で利用できます。必要に応じて有料機能の追加も可能です。
A
タブレットやスマホをお持ちであれば、Squareリーダー(約7,000円程度)の購入だけで始められます。
A
はい、Squareリーダーを使えば主要なクレカ・電子マネー・QR決済に対応可能です。
A
はい、Squareレジはクラウド型のため、安定したインターネット接続が必要です。
A
基本的にはiPad/iPhone向けに最適化されていますが、Androidでも一部機能を除き使用可能です。
A
はい、一部のクラウド会計ソフト(freeeなど)との連携が可能です。
A
はい、Squareは複数店舗の売上や在庫の一元管理にも対応しています。
A
直感的なUI設計のため、スマホやタブレットに慣れていればすぐに使いこなせます。
まとめ
Squareレジは、スマホやタブレットがあればすぐに使える、コストパフォーマンスに優れたPOSレジです。
直感的な操作性やキャッシュレス対応、売上管理など、店舗運営に必要な機能がワンストップで揃っています。Airレジやスマレジと比較しても導入の手軽さが際立ち、特に初めてPOSレジを導入する店舗には最適です。
「自分の業態に合うのか不安…」という方は、まずは無料相談や比較資料のダウンロードからスタートしてみてください。

この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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