Squareレジ(スクエアレジ)の機能や周辺機器、メリット・デメリットを解説!

POSレジが街中で利用されているのを見かける機会が増え、少しずつ市場のシェアが広がっています。 POSレジの導入を検討している店舗も増えてきているのではないでしょうか。POSレジシステムを導入する際に、事前にチェックしておきたい点は、機能面やコスト使いやすさなどさまざまだと思います。 今回はタブレットPOSレジの「Square(スクエア)レジ」について、搭載されている機能やコスト、メリットやデメリットを含めて解説していきます。他にも低コストで導入ができるPOSレジシステムについて紹介しますので、POSレジの導入を検討している方は是非参考にしてみてください。

Squareレジ(スクエアレジ)とは?

Square株式会社が提供している「Squareレジ(スクエアレジ)」とは、iPadやAndroid端末を利用したタブレット型のPOSレジアプリです。スクエアレジでクレジットカード決済に対応するには、無料のアカウントを作成し、タブレットに専用のアプリをダウンロードします。Square Readerという端末を利用するか、カード情報を手入力し決済を行う方法でも利用することができます。

スクエアレジの最大の特徴は、POSレジ機能が無料で利用することできる点です。他のPOSレジシステムの場合、顧客管理や複数店舗を管理する場合にはプラスでコストがかかることがありますがスクエアレジであれば無料で利用できるので、まずPOSレジ機能を試してみたい店舗にはおススメのサービスになります。

スクエアレジでは、クレジットカード決済に対応できる「Square Reader」を利用することでタッチ決済にも対応できます。さらに、メールで送ることのできるクラウド請求書、パソコンで決済を行うブラウザ決済にも対応しています。新型コロナウイルスの影響を受けよりニーズが高まっている非接触決済にも、スクエアレジであればこうした形で対応できますので、ウイルスの感染拡大を防止しながら安心して決済を行うことができます。

Squareレジ(スクエアレジ)の申込方法

スクエアレジは、登録が簡単で最短申し込み当日から利用できます。アカウントの登録はオンラインで数分あれば完了するので、もし急なイベントなどで必要になった際でも短期間でクレジットカード決済を導入することができます。 万が一の際でも、スクエアレジでは10:00~18:00(月~日)の間であれば電話受付、24時間受け付けているメールフォームでサポートを行っているので安心して利用ができます。Square 加盟店コミュニティも用意されているので、質問を他の加盟店に聞くことも可能です。

Squareレジ(スクエアレジ)の機能

スクエアレジの毎日の業務に利用できる機能について紹介していきます。

顧客管理(無料)

スクエアレジでは顧客情報を登録しておくことができます。内容としては、お客様の氏名・電話番号・メールアドレス・住所・生年月日・会社情報・リファレンスID・グループ・メモ・写真などを登録できます。

オンライン請求書発行(無料)

オンライン請求書発行サービスである「スクエア請求書」では、請求書をパソコンやスマートフォンから送ることができます。パソコンもしくはスマートフォンで、請求書の作成しメールで送信することができるので、請求書を印刷したり郵送する手間も省くことができます。

売上分析(無料)

スクエアレジでは、細かな売上分析を行うことができます。過去の売上データと比較して今後の戦略を計画したり、期間や商品をカスタムして比較することも可能です。リアルタイムで売上データを確認することもできます。

在庫管理(無料)

商品の在庫をリアルタイムで確認することができるので、現場にいない場合でもスクエアレジを利用して在庫管理を行えば商品の発注も可能になります。「スクエア請求書」の在庫機能をオンにしておくことで、請求書で支払った商品の在庫も管理することができます。

複数店舗管理機能(無料)

スクエアレジでは、最大75店舗までであればひとつのアカウントで管理することができます。それぞれの店舗の商品の在庫を確認できたり、銀行口座の管理なども一括して行うことができるので複数店舗を管理している方でも利用できるのかスクエアレジです。

スタッフ管理(無料)

タイムカードの代わりにスクエアのアプリを利用して、従業員の勤怠管理を行うことができます。従業員別にアクセス権限の設定をしたり、ひとりひとりの売上を把握したい場合であれば月額3,000円の「スタッフ Plus」の機能も用意されています。

クレジットカード対応

スクエアでは「Square Reader」(7,980円)を購入することで、主要ブラントのクレジットカードとデビットカード決済にも対応することができます。対応ブランドと決済手数料は以下になります。

・VISA、MasterCard、American Express、Diners Club、Discover:3.25%
・JCB:3.95%
・カード情報手入力する場合の決済:3.75%

決済手数料は3.25%から利用ができます。またスクエアレジでは、カード情報を読み込むだけでなく、手入力をし決済を行うこともできるため通信状況が不安定な場合でも利用することができます。

また、売上金の入金サイクルは、みずほ銀行と三井住友銀行を利用している場合は翌営業日の入金、その他の銀行を利用している場合であれば毎週金曜日に入金される仕組みです。振込手数料はどちらの場合であってもSquareが負担してくれるので、店舗が振込手数料を支払う必要がありません。

Squareレジ(スクエアレジ)の周辺機器

スクエアレジに対応している周辺機器を揃えることで、簡単にPOSレジシステムを構築することができます。
周辺機器や消耗品もSquareショップで購入することが可能です。スクエアレジで利用できる主な周辺機器を紹介していきます。

レシートプリンタ

決済を行った際のレシートを紙で印刷することができます。設置方法も据え置きやモバイルから選べたり、接続方法もLAN・Bluetooth・USB、用紙にサイズもありますので店舗にあったレシートプリンタを選ぶことができます。

キャッシュドロアー

キャッシュドロアーを利用することで、現金の管理を行うことができます。手動で開け閉めをするタイプやプリンタと連動して自動で開くタイプ、レシートプリンタと一体型になっているタイプもあります。

バーコードスキャナー

バーコードスキャナーで会計をよりスムーズに行うことができます。正確に商品情報を読むことができるので打ち間違いの心配がありません。USBもしくはBluetoothに対応しているバーコードスキャナーから選ぶことができます。

 

Squareレジ(スクエアレジ)のメリット・デメリット

スクエアレジの機能についてみていきましたが、ここからは具体的にスクエアレジ導入の店舗メリットや、気になるデメリットを紹介していきます。

Squareレジ(スクエアレジ)のメリット

まずはスクエアレジのメリットを紹介します。

おしゃれなデザイン

スクエアレジは、シンプルで機能的なデザインが特徴です。省スペースでスタイリッシュで、どんなコンセプトのお店でも馴染むのは大きなメリットです。

POSレジの利用料金は無料

スクエアレジでは、上記で紹介した通りPOSレジの機能が無料で利用できます。リアルタイムで売上を確認できたり、どのカテゴリーの商品が人気なのか、先月の売上と比較することも可能なので、幅広く店舗で利用することができます。 他のPOSレジシステムの場合、売上データをダウンロードしたり、顧客管理などの機能は有料プランに該当することもありますがスクエアレジではそのような機能も無料で利用できるのはコスト削減をしたい店舗にとって嬉しい点です。

アプリとの連携

スクエアは他のアプリやサービスと連携して利用することができます。クラウド会計ソフトのfreeeやMoney Forward、オンラインストアのWixやWoocommerce(ウーコマース)などと連携しているので、普段利用してるアプリをやサービスが利用できるのは便利です。

Squareレジ(スクエアレジ)のデメリット

次にスクエアレジのデメリットを紹介します。

POSレジとしては必要最低限の機能のみ

スクエアレジのPOSレジ機能は無料で利用できる分、必要最低限の機能のみ搭載されています。そのため飲食店や美容室、小売店などに特化した機能が欲しい店舗に関しては物足りなさを感じる場合があります。あくまで決済や会計が行えればよいという店舗であれば問題ないでしょうが、のちのち機能の不足を感じるといった恐れもありますので、自分の店舗の業種に特化したPOSシステムと比較したうえで導入を検討することをおススメします。

予約管理が出来ない

飲食店や美容室などでよく利用される予約機能はスクエアレジでは未対応になります。スクエアレジに予約機能を連携させることができないので、予約機能は別で利用する必要があります。
 

Squareレジ以外にも低コストでPOSレジは導入できる

「Squareレジ」は、POSレジ機能が無料で利用でき、決済を行うことができる専用の端末も7,980円で購入ができるので低コストで利用できるサービスになります。他にもWizcloudがおすすめする低コストで導入することができるPOSレジがございますので、3つのサービスを紹介していきます。

低コストで導入できるPOSレジ(1)Airレジ

リクルートライフスタイルが提供している「Airレジ」は、レジ機能が0円で導入することができ月額費用も無料で利用できるPOSレジです。商品登録や会計などの基本的なレジ機能、そして売上管理や売上分析、導入時のサポートもすべて無料なので導入の際にかかるコストを抑えることができます。
利用店舗数はトップクラスを誇っており、2020年3月時点で488,000以上の店舗で利用されています。 「Airレジ」と一緒に利用することで、専用のカードリーダー1台導入すればクレジットカード決済や交通系電子マネーなどのさまざまな決済に対応することができます。

低コストで導入できるPOSレジ(2)UMaTレジ

「UMaT(ウマッタ)レジ」は、飲食店に特化した機能が多く搭載されているPOSレジサービスになります。月額費用に関しては3つのプランが用意されており、無料プランで利用することもできます。無料プランの場合でも、基本的なPOSレジ機能や商品登録も200点まで行うことができますし、365日の電話サポート(10:00〜20:00)・メールサポートを受けることができるので安心して利用することができます。

さらに、デザイン賞を4度も受賞したシンプルでおしゃれなデザインは、店舗の雰囲気を損なうことがなく、従来のPOSレジと比べて約1/3のサイズ感になりますので省スペースで利用できます。

飲食店特化に開発されたPOSレジなので、機能の充実度が違う!月額無料プランもあるので、ランニングコストの面も気になりません!
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低コストで導入できるPOSレジ(3)USENレジシリーズ

株式会社USENが提供する「USENレジシリーズ」は、飲食店に特化した「USENレジ FOOD」小売店専用の「USENレジ STORE」理美容サロン向けの「USENレジ BEAUTY」整体院などの治療向けの「USENレジHEALTHCARE」と業態に合わせた4種類のPOSレジを展開しています。
月額費用はPOSレジ1台につき9,980円かかりますが、高度な集計機能や売上分析、オプション機能を利用することでハンディ端末とも連携ができたりと、より店舗にあったPOSレジシステムとして利用することができます。
さらに365日24時時間体制で電話サポートも受け付けているので、年末年始や深夜帯の営業でも安心して利用することができます。

また「USENレジ FOOD」では、テイクアウトサービスの「LINEポケオ」やフードデリバリーサービスの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」との連携も開始しているので、注文のデータが自動で「USENレジ FOOD」に反映されますので売上を手打ちで入力する必要がなく、業務効率化にもつながります。

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Squareレジと他POSレジの比較表

Squareレジと上記で紹介した3社の比較表は以下の通りです。

  Squareレジ Airレジ UMaTレジ USENレジ
初期費用 7,980円
※Square Reader費用
※POS機能は無料
約9万円~ POSレジ本体料金+周辺機器料金 約20万円~
月額費用 0円 0円 0円~9,800円 9,980円/台
サポート体制 ・電話サポート
(10:00~18:00)
・メールフォーム
(24時間受付)
・メール、チャット
・初期設定サポート(電話)
365日の電話・メールサポート(10:00〜20:00) ・365日24時間の
電話サポート
・緊急時の
駆け付け対応
メリット 月額0円で
基本的なレジ機能を
利用できる
月額0円で
基本的なレジ機能を
利用できる
飲食店専用
POSレジとして
機能が行き届いている
サポート体制が充実
安心して利用できる
デメリット 基本機能のみであるため
多機能を望む店舗の場合は
不足を感じることが多い
あくまで基本機能が0円
周辺機器を購入する場合は
費用が発生する
飲食店特化のため
他業種向きではない
月額費用が台数ごとに
発生するため
ランニングコストも必要

 

まとめ

今回はPOSレジアプリの「Square(スクエア)レジ」や低コストで導入できるPOSレジサービスについて詳しく紹介していきました。店舗にPOSレジシステムを導入したいけれど、費用面でなかなか利用できていなかった店舗も、お店に合ったPOSレジサービスが見つかったのではないでしょうか。 売上分析や在庫管理、レジの打ち間違い防ぐことができ、多くのメリットがあるPOSレジサービス。それぞれにのサービスで特徴や使える機能が異なりますので、店舗で利用しやすいPOSレジサービスを導入してみてはいかがでしょうか。

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Wiz Cloud編集部

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