「おすすめのiPadレジを知りたい」
iPadレジとは、iPadを利用したレジのことで、店舗での決済や在庫管理などの業務を効率的に行うことが可能です。
営業や飲食、美容など幅広い業界で活用されており、操作が簡単で低コストで始められることから、多くの店舗で採用されています。
しかし、機能や価格、導入メリット・デメリットなどを、詳しく知らないという方も少なくありません。
そこで本記事では、iPadレジの基礎知識を徹底解説し、おすすめシステム6選を紹介していきます!
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iPadレジとは「iPadを利用したタブレットPOSレジ」
iPadレジとは、 iPadを利用したレジのことで、店舗での決済や在庫管理などの業務を効率的に行うことが可能です。
専用アプリをダウンロードして設定すれば、簡単に導入できます。
営業や飲食、美容など幅広い業界で活用されており、操作が簡単で低コストで始められることから、多くの店舗で採用されています。
編集部
iPadレジとは、タブレットPOSレジの種類のひとつです。
▶関連記事:タブレットPOSレジ(iPadレジ)おすすめ10選を比較!無料のレジアプリも紹介
iPadなら簡単?タブレットレジ端末が選ばれる理由
iPadを利用したタブレットレジ端末が選ばれる理由は、 操作が簡単で導入費用が抑えられる点です。
従来のレジに比べて設定や変更が容易であり、タッチパネル操作でスタッフの研修も最小限にできます。
また、オンライン上でのデータ管理が可能で、業務の効率化や分析が容易になります。
そもそもPOSレジとは?
POSレジとは、 商品の販売情報を自動で集積できる「POSシステム」を搭載したレジのことです。
「いつ・どこで・いくらの商品を・何個販売したか」などのデータが、リアルタイムに記録されます。
POSレジを使って集計したデータは、売上分析やマーケティング戦略に活用することも可能です。
編集部
POSとは、「Point Of Sales(販売時点情報)」の略称です。
▶関連記事:POSレジとは?仕組みや導入メリット、費用相場、使い方を解説
「iPadレジ」と「従来のレジ」との違い
従来のレジとiPadレジの違いは、主に 操作方法と 機能の充実度です。
従来のレジでは、ボタン操作が基本であり、新規スタッフの研修に時間がかかることがありますが、iPadレジはタッチパネル操作で簡単かつ迅速に操作ができます。
また、従来のレジでは限定的な機能しか提供されていなかったのに対し、iPadレジでは顧客管理や在庫管理、売上分析など多機能が利用でき、業務効率化に役立ちます。
iPadレジの特徴
タッチパネル画面で操作しやすい
iPadレジの特徴の一つが、タッチパネル画面による操作のしやすさです。
従来のキー操作に比べて 迅速かつ直感的な操作が可能であり、研修時間が短縮されます。
また、画面上での商品選択や金額入力も一目瞭然で、ミスの防止にもつながります。
編集部
さらに、画面のレイアウトやデザインを変更することも容易です。
周辺機器との連携機能など、端末の汎用性が高い
iPadレジのもう一つの特徴は、端末の汎用性が高いことです。 会計処理以外にも、集計・分析機能、システム連携機能も充実してます。
外部システムと連携すると、勤怠管理や顧客管理も可能で、周辺機器と連携すると、レシートプリンターやバーコードリーダーと簡単に接続できます。
機能の豊富さを考慮すると、専用端末よりもコストを抑えて導入可能です。
拡張性が高い
iPadレジは高い拡張性を持っており、 店舗のニーズに合わせて機能追加やカスタマイズが容易です。
例えば、新たな決済方法が登場した際に、アプリを利用するだけで簡単に対応することができます。
また飲食業界や美容業界、小売業界など、業界や業種に合わせて必要な機能だけを搭載できるサービスもあります。
クラウドサービスだから持ち運びできる
iPadレジはクラウドサービスを活用しているため、 データがリアルタイムで同期され、持ち運びが容易です。
オンライン上でのデータ共有や、複数の店舗での一元管理も可能なため、外出先でもデータを確認できます。
さらに、クラウドサービスを利用することで、デバイスの故障や紛失のリスクを軽減し、データのバックアップや復元も簡単に行えます。
スペースをとらず見た目がすっきりしている
iPadレジは従来のレジに比べてスペースをとらず、見た目がすっきりしています。
これにより、 店舗内のデザインやレイアウトが自由になり、お客様にも清潔感や美しさを醸し出します。
また、わずかなスペースでも設置が可能で、小規模な店舗や移動販売でも活用できます。
データを一元管理できる
iPadレジはクラウドサービスと連携しており、データの一元管理が可能です。
売上や在庫、顧客情報などのデータをリアルタイムで確認し、迅速な意思決定や業務効率向上につながります。
また、複数店舗やスタッフ間の情報共有も容易で、効果的なマネジメントが実現できます。
iPadレジの主な機能
会計・レジ機能(クレジット決済)
iPadレジの会計・レジ機能は、クレジットカード決済をはじめとした様々な決済方法に対応しています。
計算は自動でシステムが行うため、 人為的なミスを削減できます。
商品管理
商品管理機能を利用することで、商品情報の登録や更新が簡単に行えます。
正確な在庫数や値段を把握し、商品の購入履歴を分析することで、 売れ筋商品の把握や仕入れの計画立案ができます。
また、バーコードリーダーやQRコードリーダーを使って商品情報をスキャンして簡単に登録できるため、手軽に商品情報を管理可能です。
在庫管理
在庫管理機能は、商品の在庫状況をリアルタイムに把握でき、 在庫切れや過剰在庫の問題を避けることができます。
また、在庫数の変動履歴や商品の入出荷記録も管理できるため、効率的な在庫管理が可能です。
さらに、在庫が少なくなった際には、自動的に発注する機能も備えており、常に最適な在庫数を維持することができます。
売上管理・分析
売上管理・分析機能は、 売上情報をリアルタイムで収集し、商品別や時期別の分析を行うことで、最適な在庫管理や商品の販売戦略を立てられる機能です。
また、顧客ごとの売上データを把握することで、顧客嗜好やトレンドを把握し、マーケティング戦略に活用することもできます。
▶関連記事:面倒な売上管理はPOSレジの「売上管理機能」で一気に効率化!売上管理にオススメのPOSレジも紹介!
予算管理
予算管理機能は、 売上や利益に対するコストを把握し、適切な経費削減や投資計画を立てることができる機能です。
また予算管理機能を使えば、店舗や個々の部門のパフォーマンスも評価できるため、組織全体の効率化も図れます。
顧客情報管理
顧客情報管理機能を活用することで、顧客情報の一元管理が可能になり、 ターゲットに合わせたマーケティング施策を打てるようになります。
例えば、購入履歴や来店履歴、顧客の年齢や性別、好みなどを記録できます。
これにより、顧客満足度を向上させるとともにリピート率も上昇し、売上増加が期待できます。
座席管理(予約管理)
座席管理(予約管理)機能は、顧客の来店予約をスムーズに受け付ける機能です。
座席管理(予約管理)機能を活用することで、 従業員の予約取りや仕事の割り振りが容易になり、業務を円滑に進めることができます。
適切な予約管理は顧客満足度に直接影響するため、飲食店や美容室などの予約が重要なサービス業に必要な機能といえます。
▶関連記事:飲食店向けおすすめレジスター4選!簡単・小さい・安いを基準に厳選
勤怠管理
勤怠管理機能は、 スタッフの出勤・退勤時間やシフト管理を効率化し、適切に労働時間を管理できる機能です。
出退勤のタイミングでシフト管理の自動化も可能で、勤怠管理の効率化や従業員の管理業務の負担軽減につながります。
さらに勤務時間の把握により、従業員の過重労働や時間外労働の削減など、労働環境の改善にもつながるでしょう。
発注管理
発注管理機能を活用することで、 在庫管理の効率化や商品の補充タイミングの把握が可能になります。
iPadレジで受注した商品の発注管理も同時に行うことができ、在庫切れや品薄を回避することができます。
また、発注履歴から人気商品や需要の高い商品を把握し、売れ筋商品の予測に役立てることも可能です。
サービス・アプリ連携(機能拡張)
iPadレジでは、さまざまなアプリとの連携が可能です。例えば、 ECサイトと組み合わせて使えば、実店舗とサイトの在庫管理もしやすくなり、欠品のリスクを減らせます。
また、 予約管理アプリや 会計アプリと連携することで、繁忙期のダブルブッキング防止や書類作成におけるデータ入力の自動化も実現します。
LINEと連携できるiPadレジもあり、セール情報の告知や割引クーポンの送付を行うことで、リピーター獲得や売上アップが期待できます。
編集部
サービス・アプリと連携することで、従来のレジにはない機能を追加でき、効率化や売上向上に繋がります。
各種ポイント提携
iPadレジは、リクルートポイントや楽天ポイント、dポイントなど、多くのポイントサービスと提携が可能です。
一部のiPadレジでは、 複数のポイントサービスを同時に対応させることができるため、顧客満足度アップを図れます。
またポイントサービスとの連携により、顧客の購買履歴や利用傾向を分析でき、効果的なマーケティング戦略を立てることもできます。
iPadレジのメリット
簡単に導入できる
iPadレジは導入が容易で、 専門的な知識がなくても設定や操作が可能です。
アプリをダウンロードし、必要な周辺機器を接続すれば、すぐに利用開始できます。
また、多くのアプリが直感的な操作ができるようデザインされており、スタッフの研修時間も短縮できます。
コストが安価で済む
iPadレジは、従来のレジシステムと比較して導入費用やランニングコストが安価です。
初期投資に加え、月額利用料が低く抑えられることが多く、特に中小企業にとって負担が軽減されます。
さらにアップデートが容易で、新機能や改善が随時行われるため、長期的に見てもコスト効果が高いと言えます。
省スペースで使用できる
従来のPOSレジは大きいため、レジを置くためのスペースが必要でしたが、 iPadレジはコンパクトであるため、省スペースでも使用できます。
店舗内でもスペースを取らず、レジ周りがすっきりとするため、スペース効率の良い店舗レイアウトが可能です。
またiPadレジは軽量でもあるため、イベント会場や屋外販売などの移動販売を行う場合にもおすすめです。
常に最新のシステムにアップデートできる
iPadレジはインターネット経由でアップデートが容易であり、常に最新のシステムを利用できます。
新たな決済方法や機能が追加される際にも迅速に対応でき、競争力を保つことが可能です。
また、セキュリティ面でも定期的なアップデートが行われるため、お客様の情報を守ることができます。
様々な業務の管理に活用できる
iPadレジは、会計業務だけでなく、在庫管理、顧客管理、発注・仕入管理、予約管理、勤怠管理、年末調整、給与計算など、多くの機能をアプリで追加できます。
自社の事業活動に必要な機能をアプリで追加できるため、機能が限定されず、様々な業務の管理に活用できます。
データを分析・活用できる
iPadレジのデータ分析機能を活用すれば、販売データや顧客情報を詳細に確認できます。
これにより、 売れ筋商品や売上のトレンドを把握し、商品陳列やプロモーションの工夫が可能です。
また、顧客の購入履歴やポイント情報などを管理することで、顧客へのマーケティング活動が効果的に行えます。
直感的な操作が可能
iPadレジの操作は直感的で簡単です。 タッチパネル式の画面を用いて、いつでも瞬時に商品の登録や決済ができます。
また、レジアプリのUIデザインが工夫されており、操作ミスが少なくなります。
効率的な業務運営には、レジ操作の簡易化が欠かせません。iPadレジは、その点でも多くの企業や店舗に支持されています。
洗練されたデザイン
iPadレジは、スマートなデザインも魅力のひとつです。またiPadは、カバーやスタンド、ケーブルなど、オシャレな周辺機器も充実しています。
そのため「レジ周辺をスマートかつオシャレに見せたい」「レジで店内の雰囲気を壊したくない」など、 ブランディングを重視する企業や店舗におすすめです。
iPadレジのデメリット・注意点
本格導入する前の準備に時間がかかる
iPadレジを導入する際、商品や在庫のデータ登録や事前設定、アプリ選定など、 時間をかけて検討するべき項目が多くあるため、導入開始まで時間がかかります。
また、周辺機器の設定や接続方法も確認が必要です。十分な準備期間を確保し、導入後のトラブルを避けることが重要です。
周辺機器をそろえる必要がある
iPadレジ導入にあたっては、周辺機器の導入も必要です。
バーコードリーダーや レシートプリンター、 キャッシュドロアなど、iPadレジと連携できる機器を選定し、設置場所や接続方法を考慮する必要があります。
周辺機器の選定や設置にも十分なリサーチと時間が必要ですので、事前に慎重に検討しましょう。
システム・通信に不具合やトラブルが起きる可能性がある
iPadレジは、通信に無線LANを使用するため、 有線接続の端末に比べて不具合やトラブルが起きやすい傾向にあります。
例えば、インターネットの接続が切れた場合、レジが機能しなくなる可能性があるため、予備のWi-Fiルーターやモバイルルーターを用意する必要があります。
また、システム自体の不具合に対処するためにも、「定期的なアップデートがあるか」「迅速に対応してもらえるサポート体制が整っているか」導入前に確認しておきましょう。
ターミナルPOSレジよりも、動作の安定性や耐久性は下回っている
iPadレジはターミナルPOSレジに比べて、動作の安定性や耐久性が下回ることがあります。
特に、 水没や落下といった衝撃には非常に弱いです。
そのため、落下や水没に備えて保護ケースやプロテクターを使用したり、急な故障やトラブルに備えて定期的にメンテナンスを行ったりすることが重要です。
インターネット環境を用意しなければいけない
iPadレジを利用するためには、インターネット環境を用意しなければなりません。
加えて、通信速度や安定性も重要で、遅い通信速度だと、会計に行列ができたり在庫データを瞬時に取得できなかったりと、業務効率が落ちる恐れがあります。
レジの設置場所を変えるだけで通信速度が早くなることもあるため、 ルーター自体の通信速度と設置場所を確認してから通信機器を用意しましょう。
編集部
具体的には、Wi-Fiルーターやモバイルルーターなどの通信機器が必要です。
iPadレジの初期費用・月額費用相場
初期(導入)費用
機器 | 機器説明 | 費用相場 |
---|---|---|
iPad本体 | レジ操作に使う端末 | 64GB:6
万4,680円(税込) 256GB:9 万3,280円(税込) ※第10世代のiPad(10.9インチタイプ)を使用する場合 |
キャッシュドロア | レジでお金を保管しておく道具 | 約1万円 |
レシートプリンター (据置型・モバイル型) |
レシートの印刷機器 | 約3万円 |
バーコードリーダー | バーコード読み取り機器 QRコード決済時の必需品 |
約5,000円 |
カードリーダー | カード読み取り機器 クレジットカード決済や電子マネー決済の必需品 |
約3万円 |
POSレジアプリ | POSレジシステムが入っているアプリ | 無料~10万円 |
iPadレジの初期費用は、 20万~100万円が相場です。主に機器購入費や導入サポート費用などが含まれます。
通常、iPad本体や専用のスタンド、レシートプリンター、バーコードリーダーなどのハードウェアを揃える必要があります。
また、導入時にはプロバイダーや通信機器、さらには初期設定や操作トレーニングなどのサポート費用がかかることもあります。
編集部
初期費用は、各社のサービス内容や価格設定によって異なりますので、比較検討が必要です。
月額費用
iPadレジの月額費用は、 無料~1万円が相場です。主にソフトウェア利用料や通信費が含まれます。
多くのiPadレジサービスでは、月額費用が設定されており、機能やサポート範囲に応じて料金が変わることがあります。
また、通信費用も含まれる場合がありますが、これはプロバイダーや通信プランによって異なります。
編集部
費用対効果を考慮し、自分の店舗に合ったサービスを選ぶことが重要です。
iPadレジサービス・アプリの選び方
基本無料で使えるタイプ
基本無料で使えるiPadレジは、 「初期費用や月額費用を抑えたい店舗」や「シンプルなPOS機能だけが必要な小規模店舗」に向いています。
ただし、特定の機能を使用すると追加料金が発生する場合もあるため注意が必要です。
さらに、サポート体制が十分でない場合もあるため、自分で問題を解決できるスキルや知識が求められることもあります。
汎用性の高いタイプ
汎用性の高いiPadレジは、様々な店舗で対応可能なレジアプリを提供しており、小売業、飲食業、美容業など、幅広い業種で利用できます。
また、商品管理、在庫確認、決済機能、会計機能など、 基本的なレジ業務をカバーする機能が搭載されているため、初めてiPadレジを利用する店舗でも導入の手間がかかりません。
さらに、 多くの汎用性の高いiPadレジは周辺機器との接続も容易であり、バーコードリーダーやレシートプリンターなど、必要な機器を選んで接続することができます。
業種・業界特化タイプ
業種・業界特化のiPadレジは、特定の業種や業界に特化した機能を提供し、その業界のニーズに合わせたサービスを展開しています。
例えば、 飲食業向けにはオーダー管理や席次管理、 小売業向けには在庫管理やバーコード発行、 美容業向けには顧客情報管理や予約管理など、業種ごとに最適化された機能が搭載されています。
また業種・業界特化のiPadレジは、専門的な知識や経験が必要な業種でも簡単な操作で利用可能であり、業界のニーズに合わせたサポートも提供されているため、安心して導入することができます。
iPadレジサービス・アプリの比較ポイント
費用に対し、サポート体制は適切か
iPadレジを導入する際、費用に対しサポート体制が適切かどうか確認しましょう。
導入費用や月額料金が低いサービスでも、サポートが充実していれば安心して利用できます。
一方、費用が高いサービスでもサポートが不十分であれば、トラブル時に対応が遅れる可能性があります。
サポートの対応範囲や対応時間、対応スピードなどを確認し、 費用とサポート体制のバランスが適切であるかを比較しましょう。
レンタルは可能か
iPadレジを導入する際、レンタルが可能かどうかも比較ポイントの一つです。
レンタルが可能なサービスでは、初期費用を抑えることができ、また故障時や機器のアップデートにも対応してもらえます。
一方、購入が必要なサービスでは、初期費用が高くなることがありますが、長期的に使用する場合は費用が抑えられるメリットがあります。
自店舗の場合、レンタルか購入かどちらが良いか比較してから導入を決めましょう。
業種・業態に合った機能をどれくらい搭載しているか
業種・業態に合った機能がどれくらい搭載されているかも、iPadレジ選びの重要なポイントです。
例えば、 飲食業ならオーダー管理や席次管理が重要であり、 小売業なら在庫管理やバーコード発行が求められるでしょう。
自身の業種や業態に合った機能が充実しているサービスを選ぶことで、業務効率が大幅に向上し、顧客満足度も向上します。
キャッシュレス決済を導入しやすいか・ユーザーに合っているか
キャッシュレス決済の導入が容易かどうか、そしてその決済方法がユーザーに合っているかも、iPadレジ選びの重要なポイントです。
クレジットカードや電子マネーなど、様々なキャッシュレス決済に対応しているサービスであれば、 顧客が利用しやすく、売上向上につながるでしょう。
また、導入が簡単で手数料が安いサービスを選ぶことで、 コスト面でもメリットがあります。キャッシュレス決済の導入状況や手数料などを比較し、自身の店舗に最適なサービスを選びましょう。
必要な周辺機器を利用できるか
iPadレジを導入する際、必要な周辺機器を利用できるか確認しましょう。
多くのiPadレジサービスでは、 レシートプリンターや バーコードリーダー、 カードリーダーなどの機器が対応しています。
具体的な機器との接続方法は、サービスごとに異なるため、導入前に確認が必要です。
編集部
また、在庫管理や顧客管理などの機能を利用する場合、データの連携がスムーズに行えるかどうかも重要です。
各種法令への対応
iPadレジを導入する場合、各種法令への対応も重要です。
例えば、 消費税率の変更に対応できるかどうかや キャッシュレス決済に関する法令に適合しているかなどがポイントとなります。
また、 個人情報保護法や電子帳簿保存法なども遵守する必要があるため、各サービスが先述した法令に適切に対応しているかどうかを事前に確認しましょう。
編集部
導入後に問題が発生した場合、業務が滞るだけでなく、法令違反による罰則を受ける可能性もあるため注意が必要です。
IT導入補助金を申請しやすいか
IT導入補助金は、中小企業がITツールを導入する際に活用できる制度で、iPadレジ導入費用の一部を補助してもらえます。
申請のしやすさは、サービスのサポート体制や対応範囲によって異なります。
事前に 製品のIT導入補助金適用対象かどうかの確認や、 申請時の必要書類や手続き方法をリサーチしておくことが重要です。
iPadレジサービス・アプリおすすめ比較6選
スマレジ
スマレジは、会計機能に加え、売上分析や顧客管理も充実しているPOSシステムです。
外部サービスと柔軟に連携できるため、 店舗の課題や運営スタイルに合わせて自由にレジをカスタマイズできます。
また、クラウド型のシステムなのでアップデートが手軽にでき、常に最新の機能を使える点もメリットです。
スマレジ | |
---|---|
初期費用(税込) | 0円~ |
月額費用(税込) |
|
おすすめ業態 | 汎用(飲食店、美容室、小売店) |
無料プラン | 〇 |
特徴 |
|
Square(スクエア)
Square(スクエア)は、 POSレジとキャッシュレス決済を手軽に導入できるのが特徴です。
POSレジのアカウントを紐づけてECサイトのアカウントも作成できるので、オンライン販売を検討している店舗にも重宝されます。
レジスターの中でも特にスタイリッシュな端末デザインで、おしゃれな空間を演出します。
▶関連記事:Squareレジ(スクエアレジ)の機能や周辺機器、メリット・デメリットを解説!
編集部
持ち運べるレジなら「Squareターミナル」、超小型レジなら「Squareリーダー」がおすすめです。
Square(スクエア) | |
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初期費用(税込) | 【選べる4つの決済端末】
|
月額費用(税込) | 0円 ※決済手数料のみ負担 |
おすすめ業態 | 汎用 |
無料プラン | 〇 |
特徴 |
|
Airレジ
Airレジは、手持ちのiPadやiPhoneで気軽に導入できるPOSシステムです。
必要な機能はすべて備えていますが、他のPOSレジとは異なり特化したオプションはありません。
無駄な機能を排除し、シンプルかつスマートで使いやすいシステムを提供しているため、 「月額費用は0円」という他社にはない価格設定を実現しています。
▶関連記事:エアレジ(Airレジ)の基本機能や導入メリット・デメリットを解説!導入方法や使い方は?
▶関連記事:エアレジの費用はいくら?なぜ無料?機能や機器の購入費用、月額費用を解説
▶関連記事:Airレジ(エアレジ)の評判は?料金や口コミを徹底解説!
Airレジ | |
---|---|
初期費用(税込) | <合計>10万1,620~ ※機器をお持ちではない場合
|
月額費用(税込) | 0円 |
おすすめ業態 | 汎用(飲食店、小売店、サービス業) |
無料プラン | 〇 |
特徴 |
|
ユビレジ
ユビレジは、売上分析機能が充実したPOSシステムです。
時間帯・曜日ごとなど、多角々なデータ分析ができるため、 マーケティングや経営戦略を強化したい場合に重宝されます。
外部サービスとも柔軟に連携できるので、導入目的に合わせて機能を拡張したい店舗にもおすすめです。
ユビレジ | |
---|---|
初期費用(税込) | 要問い合わせ |
月額費用(税込) |
|
おすすめ業態 | 汎用 |
無料プラン | 〇 |
特徴 |
|
POS+(ポスタス)
POS+(ポスタス)は、ショップ・小売店、飲食店、美容・サロンなどそれぞれの業種に特化したPOSレジを提供しています。
キャッシュレスやセルフオーダーなど業種別の最新のニーズにも対応しており、 高機能なPOSレジを簡単に導入したい方におすすめです。
POS+ retail
POS+retailは、 小売店特化型の高性能POSレジです。
会計業務、売上管理はもちろん、シフト管理、在庫管理、売り上げ分析など、小売店に必要な機能が1台で完結します。
複数のツールやサービスを導入する必要がないので、管理コストの削減にもつながります。
POS+ food
POS+ foodは、 飲食店特化型の高性能POSレジです。
その場で会計をする「即会計」、テーブルでオーダーを取ってから会計をする「オーダー会計」の2つの会計方法に対応しています。
また、売上分析機能で店舗の売上や帳票をリアルタイムで見られるため、売上向上の対策も立てやすくなります 。
POS+ beauty
POS+beautyは、 美容・サロン特化型の高性能POSレジです。
会計機能・売上管理機能はもちろん、電子カルテ、予約管理、DM配信などの機能を搭載しています。
さらに、365日の電話サポートや店舗への駆けつけサポートなど、サポート体制も充実しているため安心です。
POS+(ポスタス) | |
---|---|
初期費用(税込) | 要問い合わせ |
月額費用(税込) | 要問い合わせ |
おすすめ業態 | 汎用(小売店、飲食店、美容・サロン) |
無料プラン | ✕ |
特徴 |
|
STORESレジ
STORESレジは、初期費用・月額料金が無料で使えるPOSレジアプリです。
ネットショップとの連携機能が充実しており、 店舗とオンラインの商品登録や在庫情報を1台でまとめて管理できます。
専用の周辺機器も豊富に展開されており、店舗に合ったものを自由に選べる点も魅力です。
STORESレジ | |
---|---|
初期費用(税込) | 0円~ |
月額費用(税込) | 0円~ |
おすすめ業態 | 小売店 |
無料プラン | 〇 |
特徴 |
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iPadレジ導入に活用できる補助金制度4選
IT導入補助金
IT導入補助金2024(通常枠)
IT導入補助金2024とは、 中小企業が情報処理システムの導入や改善にかかる費用を補助する制度です。
生産性向上や業務効率化を目的とし、中小企業の経営をサポートするために導入されました。
国や自治体によって異なる条件がありますが、 最大で補助額の半額まで支援される場合があります。
IT導入補助金2024(インボイス枠)
IT導入補助金2024は通常枠だけでなく、 インボイス制度に対応した会計ソフトや受発注ソフトなどの導入経費を補助するインボイス枠も設けられています。
通常枠と申請方法や申請期間は同じですが、「補助率・補助額」「補助対象」「受給条件」は異なる部分があるので注意が必要です。
業務改善助成金
業務改善助成金とは、 生産性向上のための設備投資と、事業場内最低賃金の一定額以上の引き上げを行った際に、その費用の一部を助成する制度です。
この制度を利用することで、企業の業務プロセスを改善し、より効率的な業務運営を実現できます。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金とは、 小規模事業者が 販路を広げたり生産性を高める取り組みを行う際に利用できる補助金です。
補助金は最大で200万円まで交付され、賃料や光熱費などに活用することができます。
申請には所定の条件がありますが、申請書作成や手続き代行などの支援サービスもあります。
ものづくり補助金
ものづくり補助金とは、 製造業における生産性の向上や新技術導入を支援する制度です。
設備投資や研究開発費用の一部を補助するため、中小企業や中堅企業にとっては貴重な支援となります。
補助対象となる事業内容や補助率は異なりますが、補助金を受けて設備の近代化や省力化を図り、生産性向上を図ることができます。
▶関連記事:POSレジ導入の補助金・助成金まとめ!対象条件や申請方法を徹底解説
iPadレジの導入までの流れ・使い方
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STEP.1
POSレジの導入検討・問い合わせ
iPadレジ導入を検討する際には、まずは自社の業務フローに適したサービスや機能を調査し、それに合ったPOSレジサービス会社と連絡を取ります。
また、 予算や運用コストを考慮し、最適なプランを選択することが重要です。
導入前にはデモ機の試用や導入事例の確認も行い、サービス会社とのコミュニケーションを大切にしましょう。 -
STEP.2
機器の購入
自社に適したPOSレジサービスを選択した後は、 iPadや専用スタンド、 レシートプリンター、 バーコードリーダーなどの機器を購入しましょう。
機器は複数のメーカーや販売店から選ぶことができ、価格や性能が異なりますので、適切な選択が重要です。 -
STEP.3
機器の設置・アプリのダウンロード
機器が揃ったら、店舗のレジカウンターに設置しましょう。
その後、iPadにレジアプリをダウンロードし、 アカウント作成やログインを済ませて使用できる状態にします。
また、バーコードリーダーやプリンターなどの周辺機器との接続も忘れずに行いましょう。
接続方法は様々で、BluetoothやWi-Fi、あるいは有線接続が可能な機器もありますので、店舗の状況や機器の互換性を確認しながら選択してください。 -
STEP.4
初期講習サポート
導入後は、サービス提供会社から初期講習サポートを受けることが一般的です。
運用方法やトラブルシューティング対応についての指導を受け、スタッフ全員が正しく操作できるようになることが大切です。 -
STEP.5
使用開始・商品登録
最後に、商品の登録を行い、本格的にiPadレジを使用開始しましょう。
商品の画像や名称、価格、在庫数などのデータを入力し、 販売チャンネルや分析機能と連動させることで、効率的な商品管理や販売促進が可能となります。
iPadレジ向けのタブレットスタンドを選ぶポイント
iPadに合うシンプルなものがおすすめ
iPadレジに適したタブレットスタンドを選ぶ際、まずはシンプルで使いやすいデザインのものがおすすめです。
過剰な装飾や機能は邪魔になることがあるため、操作が簡単で視認性の高いスタンドが最適です。
また、店舗内のデザインや雰囲気に合わせた色や素材を選ぶことで、統一感のある空間を演出できます。
編集部
無理に高価なものを選ばず、価格や品質のバランスも考慮することが大切です。
回転機能があると便利
タブレットスタンドに回転機能があると、 操作性が向上し、顧客とのスムーズなやり取りが可能になります。
例えば、クレジットカード決済時にカードリーダーを顧客に向けて回すことができれば、手間が省けて効率的な業務ができます。
また、角度調整機能があると、スタッフや顧客の視点に合わせて最適な角度で画面を見ることができて便利です。
使うiPadのモデルを確認しよう
適切なタブレットスタンドを選ぶためには、使うiPadのモデルを確認することが重要です。
異なるモデルではサイズや形状が異なるため、正確に把握しておくことで、 ぴったりと収まるスタンドを選ぶことができます。
また、Apple製品以外のタブレットを使用する場合も、対応機種をしっかり確認しましょう。
iPadレジ向けのタブレットスタンドおすすめ5選
- 角度調整つきアルミ製タブレットスタンド
- アーム付きタブレットスタンド
- 回転盤つきタブレットスタンド
- セキュリティボックス付きiPadスタンド
iPadレジに関するよくある質問
A
iPadレジの導入先は、飲食店やアパレル、美容室など業界やサービスを問わず様々です。
A
レジ(キャッシュレジスター)とは、商品金額の計算や、お客様への料金提示、釣り銭の計算といった、商品取引に必要な機能が揃っているシステムです。
A
iPad POSレジの初期設定で行うべきことは、商品(メニュー)やバーコード、税率、支払い種別、レジ担当者などの設定です。
A
毎日の開店前、「レジ画面や周辺機器の電源が入っているか」「アプリが正常に立ち上がっているか」確認しましょう。
A
タブレットPOSレジが対応するレシートプリンターを用意すれば発行できます。
まとめ: iPadレジ導入で効率的な店舗運営を
iPadレジの導入は、効率的な店舗運営に大きく貢献します。
機能を十分に活用するためには、周辺機器との接続や適切なタブレットスタンド選びが欠かせません。
本記事で紹介したポイントを押さえて、ぜひiPadレジを店舗運営に活用しましょう。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!