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X(旧Twitter)アナリティクスの基本的な使い方と最低限見ておくべき部分・分析方法を解説

X(旧Twitter)を集客に活用しようと考えている方は、必ず押さえておきたいX(旧Twitter)の公式アナリティクス。このTwitterのデータを見て、ツイートの効果分析や反応が良いツイートの傾向などをつかむことにより、より多くのユーザーを増やし、エンゲージメントを獲得できる運用が可能となります。

本記事では、これからX(旧Twitter)を本格的に使いたいと考える方へ向けてX(旧Twitter)アナリティクスの基本的な使い方や押さえておくべきポイント、分析方法について解説します。

X(旧Twitter)アナリティクスの使い方

X(旧Twitter)アナリティクスを確認する方法は、X(旧Twitter)のアカウントを持っていれば、どなたでも利用することができます。ただし自分のアカウントの運用状態を確認することができますが、他の運用者のアナリティクスをチェックすることはできません。

さっそく、X(旧Twitter)アナリティクスの使い方についてみていきましょう。

まずはWebブラウザの画面から「もっと見る」をクリックし、メニューから「アナリティクス」をクリックしましょう。

ホーム画面の確認方法

ここでは、はじめにホーム画面の見方についてご紹介します。

ツイート

「ツイート」とは、自社アカウントから発信したツイートの数になります。投稿をこまめにしているか、アカウント運用が活発かといった指標となります。

ツイートインプレッション

「ツイートインプレッション」とは、投稿したツイートがどれだけ表示されたかを示しています。

プロフィールへのアクセス

「プロフィールへのアクセス」は、ユーザーにプロフィールの画面が見られた回数です。どどれだけユーザーから興味をもたれているかをチェックできる指標となります。

@ツイート

「@ツイート」は、自社のアカウントに来たメンションの数になります。交流の度合いの指標になります。

フォロワー

「フォロワー」は、フォロワー数の増えたか減ったか確認することができます。

月ごとの概要とハイライトの確認方法

つづいては、月ごとの概要とハイライトの確認方法についてみていきましょう。

ホーム画面下では、これまでの「月ごとの概要とハイライト」が表示されます。また月別の象徴的な結果が得られた投稿を確認することができます。細かな分析を行わずに傾向分析を行うときに活用できます。

  • ・もっともインプレッションの多かったツイート
  • ・もっともインプレッションの多かった画像/動画つきのツイート
  • ・もっともエンゲージメントの高かったツイート
  • ・もっともエンゲージメントの高かったメンションつきツイート(@ツイート)

ツイートアクティビティの確認方法

つづいては、ツイートアクティビティについてです。こちらは、さらに細かく投稿単位で結果を確認することができます。


具体的には、それぞれのツイートのインプレッション数やエンゲージメント数、エンゲージメント率を見ることができ、反応の多いツイートを確認できたり、ツイート種別で分析することもできます。

エンゲージメント数

一つのツイートにユーザーがどれだけ反応を示したかを確認するときに便利なのがエンゲージメント数です。主に以下の合計数がまとめて表示されます。

  • ・リツイート
  • ・いいね
  • ・返信
  • ・プロフィールへのアクセス
  • ・リンククリック
  • ・メディアの再生数
  • ・メディアのエンゲージメント数

エンゲージメント率

エンゲージメント率については、インプレッション数の中のエンゲージメント数の割合で算出された数値です。ユーザーに関心を持たれたツイートを分析したい場合は、エンゲージメント率の高いツイートをチェックするといいでしょう。

詳細タブの確認方法

つづていは、詳細タブの確認方法をご紹介します。

「詳細」タブでは、「動画アクティビティ」にて投稿した動画を分析できたり、広告配信の際に利用できる「コンバージョントラッキング」などを確認することができます。

動画アクティビティ

投稿した動画の再生数や再生完了率などが確認できる機能で、ユーザーに多く閲覧されている動画を分析することが可能です。
よく動画を投稿している方は、動画の再生状況をチェックしてどの動画が最後まで閲覧されたかなどコンテンツ改善に向けたヒントを得ることが可能です。

コンバージョントラッキング

サイトにX(旧Twitter)のウェブサイトタグを設置することで、広告を見たあとのユーザーの行動をトラッキングし、広告効果を確認できます。

なお、オーガニックの成果を調べる際は、GoogleAnalyticsなどの解析ツールを導入している場合、それを確認するだけで完結するケースも多いです。

スマートフォンからX(旧Twitter)アナリティクスを見る場合の注意点

X(旧Twitter)のアナリティクスを見る方の中には、スマートフォンからチェックしたいという方も少なくないでしょう。

スマートフォンからX(旧Twitter)を見る場合、アナリティクス機能のうち、個別のツイートアクティビティのみチェックすることができます。その場合は、詳しい情報を確認したいツイートをタップし、「ツイートアクティビティを表示」をタップすることで閲覧することができます。とくに直近で発信したツイートの結果を見たい場合に活用することが可能です。

分析して今後の投稿に活かしていくために

最後にX(旧Twitter)アナリティクスのデータ分析し、今後の投稿に活かしていくためのコツをカンタンにご紹介します。

今のフォロワーに好まれる投稿の傾向をつかむ

まずは、アナリティクスのデータから、今のフォロワーに刺さっている部分とそうでない部分を明確にすることが大切です。

たとえば、20代の女性をターゲットにしたいけれど、実際は30代の女性のフォロワーが多いといった状況です。この場合は、投稿の内容がターゲット層とずれていないかや、商品などの設計に問題がないかなどをチェックするようにしましょう。

改善・改良していく

X(旧Twitter)アナリティクスのデータを分析することで、ふつうにアカウントを運用しているだけでは見えてこない課題を発見することができます。
その課題から仮説を立て、投稿する際の内容を改善しながら、繰り返し行っていきます。

ただし、課題から仮説を立て、改善案を考える際に、これらが複数ある場合は一つずつ実行するようにしましょう。2つ以上の改善案を同時に試してしまうと、改善があったとしてもどの改善案が効果的だったのか判断できずに再現性に欠けるためです。そのため、複数ある場合は、1つずつ実行するようにしましょう。

まとめ

今回は、X(旧Twitter)アナリティクスの基本的な使い方や押さえておくべきポイント、分析方法について分かりやすく解説しました。X(旧Twitter)アカウント運用分析から得たデータを活用することで、X(旧Twitter)マーケティングの改善にも役立てることが可能になります。とはいえ、施策を立てたのにそのまま放置してしまっては意味がありません。しっかり施策を立てたあとは、分析をして改善アクションにつながる分析を行っていきましょう。

 

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Wiz Cloud編集部

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