アンチウイルスやVPN、ファイアウォールなど、数々のセキュリティ機能を搭載したUTM(統合脅威管理)が注目を集めています。 さまざまなブランドから販売されるようになったUTMですが、利用料金などはリースやレンタルなどの契約形態によって異なります。 今回は、UTMのレンタルサービスにスポットをあてながら、購入と比較した場合のメリットやデメリット、費用相場を中心に解説していきます。
▼この記事で紹介している商品
UTMとは
UTM(Unified Threat Management)とは、日本語では「統合脅威管理」と訳されている、統合型のセキュリティサービスを総称するものです。アンチウイルスやスパムブロックをはじめとする諸々のセキュリティ機能が集約されているため、ネットワークセキュリティの強化に最適です。
・ファイアウォール
・VPNシステム
・IDS/IPS
・WEBフィルタリング
・アンチウイルス
・アンチスパム
UTMには、上記のような複数のセキュリティ機能が搭載されているため、それぞれのセキュリティソフトを単体で購入する必要はありません。
機能ごとに個別で販売されていたセキュリティ機能の数々も、UTMを導入することによって、単体のサービスで完結させることができます。
▶︎UTMの必要性とは?中小企業には必要?セキュリティ対策の機能・効果について解説
UTMを利用する選択肢とは?レンタルできる?
UTMの導入を検討している場合、より具体的な導入の方法としては、主に以下の3つの選択肢が挙げられることでしょう。・購入による契約
・リースによる契約
・レンタルによる契約
アプライアンス型のUTMの場合、端末本体を買い取る「購入」か、月額料金のなかに本体の割賦金が含まれている「リース」が多いイメーシです。
クラウド型のUTMの場合、物理的な端末というものが存在しないため、サブスクリプション契約に代表されるような「レンタル」が多い印象です。
▶︎ UTMアプライアンスとは?機能やメリット・選び方も解説!
▶︎ クラウド型UTMとは?メリット・デメリットとアプライアンス型との違いを比較!
購入・リース・レンタルの費用相場を比較!
購入の費用相場
購入の場合のUTMの費用相場は、おおよそ「10万円〜50万円」のサービスが多い印象です。購入の場合は、端末本体は会社の所有物になるため、今後も継続してサービスを利用する場合や、長期間の利用などにおすすめです。
レンタルの費用相場
レンタルの場合のUTMの費用相場は、おおよそ「5千円〜1万円」のサービスが多い印象です。レンタルの場合は、端末本体は会社の所有物にならないため、サービスの途中変更を行う場合や、短期間の利用などにおすすめです。
レンタルのメリットとデメリットを解説!
レンタルする場合のメリット
UTMをレンタルすることのメリットとしては「使い心地や使用感などを試すことができる」というものが挙げられます。購入やリースとは異なり、レンタルの場合には、端末本体を購入する必要がないため、サービスの途中変更なども容易に行うことができます。
また、購入と比べて初期費用を削減しやすく、毎月の経費精算にともなうコストの把握も容易であるため、始めての導入などにもおすすめです。
レンタルする場合のデメリット
UTMをレンタルすることのデメリットとしては「契約更新の手間や手数料などが発生してしまう」というものが挙げられます。購入やリースとは異なり、レンタルの場合には、端末本体は自身の所有物にはならないため、一定期間おきに契約を更新しなければなりません。
また、長期間でのレンタル利用などはコストの悪化を招いてしまう恐れもあるため、ケースバイケースで選んでおきたいところです。
まとめ
今回は、UTMのレンタルサービスにスポットをあてながら、購入と比較した場合のメリットやデメリット、費用相場を中心に解説していきました。数々のセキュリティ機能を単体のサービスに集約させたUTMなどは、オフィス全体のセキュリティ強化には最適な選択肢といえます。
あらかじめ運用の目的や利用する期間などを明確にしておくことなどで、最適なプラン選択を行うことが重要といえるでしょう。
無料ご相談フォーム
商品に関するお問い合わせや、
業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。
この記事が良かったら、“いいね!”をしてください!
最新情報をお届けします!
この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!