小売店でもデリバリーサービスは利用できる?
ウーバーイーツは国内最大級のデリバリーサービスで、近年では料理だけでなくさまざまな商品を注文者に届けることが可能です。
しかし、小売店でも利用できるかわからない、売上が見込めるかを知りたいなどで、まだ導入できていない店舗も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、小売店がウーバーイーツを利用するメリットを徹底解説していきます。
売上アップの方法やウーバーイーツに加盟するための手順も解説していくため、小売店オーナーの方必見の内容です。
ウーバーイーツは小売店でも利用できる?
そもそもウーバーイーツはどんなサービス?
ウーバーイーツとは、アメリカにある企業「ウーバー・テクノロジーズ」が展開するフードデリバリーサービスです。
もともと、配車サービスで有名な企業で「車に乗りたい人」と「車に乗せて運転ができる人」をマッチさせるサービスを行っています。 その会社が、食事のデリバリーサービスに目を付けて開始したのが「ウーバーイーツ」です。
「食事のデリバリーを注文したい人」と「配達できる人」と「飲食店」を結んで展開する新しいデリバリーサービスなのです。
ウーバーイーツは小売店でも利用できる
ウーバーイーツは、レストランなどの飲食店向けのデリバリーサービスのイメージが強いですが、小売店でも加盟して利用することができます。
例えば、大手チェーンのコンビニやスーパーなどでは導入が進んでいて、利用者は家にいながら食料品や生活用品をデリバリーすることができます。
悪天候時など買い物に行けない場合でも、手軽に注文できるため飲食店だけでなく小売店でも売り上げアップを狙うことができます。
ネットスーパーとの違いは?
ネットスーパーは、スーパーマーケットや実店舗を持たないパルシステムなどのサービスに食料品を注文して配達してもらうサービスです。
一度に多くの注文ができるメリットがありますが、配達までの時間が長く、あらかじめ必要な商品を決めて利用するユーザーが多いです。
一方で、ウーバーイーツは注文してからすぐに商品が届く強力なデリバリー網があるため、急に材料や商品が必要になった場合などで多く利用されています。
ウーバーイーツを小売店が利用するメリット
悪天候でも売上が見込める
ウーバーイーツは、売上が落ちやすい悪天候の日でも収益を得ることができます。
多くの小売店では、天気が悪いと客足が遠のきやすくなり、商品がなかなか売れないこともあります。
ウーバーイーツを利用していれば、注文者に商品をデリバリーするため、天候に左右されづらい店舗を実現できます。
集客効果がある
ウーバーイーツは、登録しているだけでさまざまなユーザーに店舗を知ってもらうチャンスがあるため、集客効果を期待できます。
ウーバーイーツのアプリ利用者数は月間400万人を超えており、チラシや口コミなどでの集客よりも効果的です。
実店舗の場所がわかりづらい場合や、新しい客層の開拓したいなどの理由から始めてみるのもおすすめです。
ギフト目的での利用が増える
ウーバーイーツは、注文者が送りたい住所を知っていれば、本人以外への受け渡しも可能です。
例えば、Amazonなどの配達サービスでは早くても翌日のお届けですが、ウーバーイーツであれば即日デリバリーすることができます。
小売店で販売している商品をギフトとして送ることができるので、さらなる利用者増加を期待できます。
ランニングコストが発生しない
ウーバーイーツは、売れたときだけ手数料が発生する成果報酬型のサービスであるため、ランニングコストがかかりません。
また、契約期間の縛りが無く解約時の違約金も発生しないため、安心して登録できます。
インバウンド対策としても使える
ウーバーイーツは、海外でも浸透しているサービスであるため、インバウンド対策としても利用できます。
国外の人にとって、知らないお店に入るよりウーバーイーツに登録されているお店の方が安心感があります。
今後、外国人観光客が増加することが期待されている日本において、インバウンド対策として登録しておくのもおすすめです。
ウーバーイーツを小売店が利用する仕組み
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STEP.1
ユーザーがスマホアプリなどを通して商品を注文する
ウーバーイーツを利用するユーザーは、専用のスマホアプリやWebサイトから注文をします。
一品から注文できる手軽さで多くのユーザーが利用します。 -
STEP.2
お店に注文通知が入る
ウーバーイーツを通して注文された商品は、専用のタブレットで通知されます。
ワンタッチで受付けや配達パートナーの手配ができるため、店内の顧客対応と並行してスムーズに作業が可能です。 -
STEP.3
注文された料理を作る
店内が混雑してデリバリー対応が間に合わない際は、注文を30分まで遅らせることが可能です。
注文のキャンセルも可能なので、急に忙しくなった場合でも安心です。 -
STEP.4
商品を配達するパートナーを手配する
配達パートナーは、ワンタッチで手配完了です。
お店の位置や配達先の住所、料理にかかる時間などから到着予想時間が瞬時に割り出されるためユーザーからの評価も高いです。 -
STEP.5
商品を配達パートナーに渡す
商品は受け取りに来るパートナーに渡すだけなので人的コストも最小限です。
商品の取り違えが起きないように専用の注文番号で確認できます。 -
STEP.6
配達パートナーがユーザーに商品を届ける
注文が届くまでの間、ユーザーは配達パートナーの位置情報をリアルタイムで確認できます。
そのため、正確に注文できているかわからないといった不安もありません。
ウーバーイーツに加盟している小売店の一例
- コンビニ
- スーパー
- 酒屋
- ドラッグストア
- ペット用品店
ウーバーイーツに加盟している小売店は、コンビニやスーパーなどの食料品を扱う店舗や、花屋やドラッグストアなどさまざまな店舗が加盟しています。
専門店などでは、登録しているだけで集客効果も期待できます。
また、料理以外のデリバリーは近年ますます需要が拡大しているため、今後も利用者や加盟店が増加していくと考えられます。
ウーバーイーツに登録するための条件
- 1日に3時間以上の営業している
- 週に4日以上営業している
- 配達対応エリアに店舗がある
- 5種類以上の商品を用意する
- 営業許可証がある
ウーバーイーツに加盟するための条件は上記の5つです。
小売店であれば商品数などに問題はないケースが多いため、営業時間などの条件が当てはまるか確認しておきましょう。
ウーバーイーツ利用にかかる主な費用
初期費用
ウーバーイーツを始めるには、注文を受け取り用のタブレットや掲載する写真の撮影などで50,000円の初期費用が必要となります。
ただし、初期費用は一週間ごとに分割で支払うことができ、売上が手数料を下回る場合は、支払う必要がありません。
売上が発生した週だけ支払うことで、無理なく導入を進めることができます。
配達手数料
ウーバーイーツを利用してデリバリーを依頼すると、売上の35%が手数料として発生します。
売上の35%と聞くと、手数料が高くて利益が残らなくなってしまうと感じる方も多いでしょう。
しかし、ウーバーイーツを利用する多くの店舗では、商品にデリバリー手数料を上乗せした料金設定をしているため、店舗側の負担が無く売上アップを狙うことができます。
ウーバーイーツに小売店が加盟するための手順
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STEP.1
飲食店名
お店の名前(屋号)を入力します。こちら後から変更することも可能になっていますのでご安心ください!
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STEP.2
店舗住所
店舗が所在する住所を入力します。固定の住所にて営業を行う飲食店を対象していて、移動販売車(キッチンカー)などは対象外となっていますのでご注意ください。
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STEP.3
部屋番号
任意項目となっていますが、ビルの中などで営業を行う店舗などは入力しましょう。
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STEP.4
名前
ウーバーイーツ加盟店登録を行う担当者のお名前を入力します。漢字入力のあとに平仮名入力も行います。
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STEP.5
電話番号
電話番号を入力します。なにかあった際に連絡が入る可能性があるので、連絡のつきやすい番号を入力しましょう
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STEP.6
メールアドレス
メールアドレスを入力します。
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STEP.7
登録店舗数
ウーバーイーツに掲載する店舗数を入力します。
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STEP.8
ジャンル
提供する商品のジャンルを入力します。
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STEP.9
送信完了
最後に送信ボタンを押して完了となります。後日、Uber担当者から連絡が入る流れになります。まずは登録に関する連絡を待ちましょう!
ウーバーイーツで小売店の利益増やす方法
メニュー金額を考える
ウーバーイーツは、デリバリーの手数料として35%の手数料が発生します。
そのため、商品の料金設定を工夫して、商品の金額を通常よりも高めに設定していることが多いです。
しかし、もとの商品の金額よりも高すぎると集客ができなくなる可能性もあるため、ウーバーイーツに掲載されている他の店舗の価格設定を参考にしつつ、利益が少しでも残りやすい設定を検討してみましょう。
ウーバーイーツ専用のメニューを考える
小売店がウーバーイーツで利益を増やすには、デリバリー限定のメニューを考えるのも一つの方法です。
例えば、いくつかの商品をセットとしてお得に販売したり、デリバリー上でしか販売しないメニューを作成することで利用者の目を引くことができます。
包装コストを削減
ウーバーイーツで売上が見込めるようになった場合、注文数に比例して商品を包装するコストがかかります。
売上が伸びれば伸びるほど、梱包にかかるコストも高くなるためより包装コストを抑える方法を考える必要があります。
容器や袋のロゴを無くしたり、包装資材などの仕入れ先の見直をしたりと、工夫してコストを削減しましょう。
まとめ:ウーバーイーツは小売店でも活用できる!
ウーバーイーツは、日本最大級のデリバリーサービスであり、近年は料理以外にも日用品や食料品などで需要が高まっています。
小売店が加盟することで、ランニングコストなく集客や売上アップ効果が見込めるため、導入を検討してみましょう。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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