「固定電話がつながらないのはなぜ?」
固定電話が繋がらなくなると、企業や会社では様々な仕事に影響が出るため一刻も早く復旧させたいものです。
しかし、電話が繋がらない原因は、電話機の問題やインターネットの問題など多岐に渡り、解決に時間がかかってしまいます。
今回は、固定電話が繋がらなくなる原因と対処法を徹底解説します。万が一の解決手段としてぜひご活用ください。
目次
▼この記事で紹介している商品
固定電話がつながらない11個の原因

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▶固定電話がつながらない原因の早見表
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問題が考えられる箇所 発生する現象 電話機 インターネットはつながるが、受話器を上げても音がしない 光回線 インターネットがつながらずが、受話器を上げても音がしない ONU インターネットがつながらずが、受話器を上げても音がしない
ONUマークが消灯しているONUと電話機を
接続するケーブルインターネットはつながるが、受話器を上げても音がしない 相手の回線 相手に電話を掛けるとビジートーンが鳴る
受話器の発信音「プープープー」と鳴ったら相手が通話している可能性が高い
「プープープー」という音はビジートーン(話中音)と呼ばれ、相手が別の通話をしているサインです。
受話器から「プープープー」という音がする場合、相手が通話中である可能性が高いため、時間を置いてから電話をかけ直してみましょう。
また、相手側の受話器が正しく置かれていない場合も、同様の音が鳴ります。
電話機の設定がいつの間にか変わっている
固定電話がつながらない原因として、 電話機の設定が意図せず変わっている 可能性も考えられます。
受話器から発信音が聞こえるのに相手につながらない場合、設定が正しいか確認しましょう。
相手に着信拒否されている
固定電話がつながらない原因として、相手に着信拒否されている可能性も考えられます。
着信拒否は、特定の番号からの電話を受け付けない設定です。相手に着信拒否されいる場合、 発信しても「この電話にはおつなぎできません」などの自動音声が流れます。
また、相手側で、電話帳に登録された番号のみ着信を許可する設定や、「おやすみモード」が有効になっている場合も、電話が繋がらない可能性があります。
ケーブルに不具合や破損がある、外れてしまっている
固定電話がつながらない原因に、ケーブルの不具合や破損が考えられます。ケーブルが外れていたり、断線していたりしていても通話ができません。
また、 ショートが発生すると回線が正常に機能しなくなります 。さらに、相手側の電話ケーブルが外れているケースもあります。
ケーブルが重い機器の下敷きになっている、湿気で劣化しているなどの原因も考えられるため、長期間使用している場合は交換を検討するとよいでしょう。
インターネット回線に障害が発生している
IP電話や光電話がつながらない場合、インターネット回線の混雑や障害も原因として考えられます。
特に、セキュリティソフトの影響や周辺機器の更新、アクセスの集中などが通信トラブルを引き起こすケースは非常に多くみられます。
ONUに不具合が発生している
固定電話がつながらない原因に、ONUの不具合が考えられます。
ONUには「認証ランプ」「UNIランプ」「光回線ランプ」「電源ランプ」の4つのランプがあり、 通常はすべて緑色に点灯しています 。
ランプが消灯・点滅している場合、回線トラブルや機器の不具合が発生している可能性があります。
ランプ | 機能 | 状態 |
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認証ランプ (AUTH) |
光回線事業者から認証されているかわかる | 点灯:問題なし 消灯:問題あり (ONU自体に問題) |
UNIランプ (UNI) |
ルーターやパソコンとの接続が正常かわかる | 点灯:問題なし 消灯:問題あり (ルーターやパソコンに接続されてない) |
光回線ランプ (PON/TEST) |
光ケーブルとONUが接続されてかわかる | 点灯:問題なし 消灯:問題あり (光ケーブルとONUが接続されていない) |
電源ランプ (POWER) |
ONUの電源が入っているかわかる | 緑点灯:問題なし 消灯:問題あり (コンセントから電気が来ていない) 橙点滅:問題あり (ONU自体に問題) |
電話機が故障している
固定電話がつながらない原因に、電話機の故障が考えられます。
強い衝撃を受けた 、 埃が溜まっている 、 長期間使用している などの場合、老朽化による不具合が起こりやすくなるのです。
ビジネスフォンの法定耐用年数は新品で6年とされているため、4〜5年経過している場合は点検を検討しましょう。

編集部
多くの機種で、保証期間は1年と定められているため、修理より買い替えの方がコストを抑えられる場合もあります!
双方から同時に発信している
固定電話がつながらない原因として、双方が同時に発信しているケースも考えられます。
相手も同じタイミングで電話をかけると、発信が競合し、「プープープー」という話中音が鳴り、つながらなくなることがあります 。
特に、着信に出られず、すぐに折り返した際に発生しやすいトラブルです。
チャネルが塞がっている
固定電話がつながらない場合、チャネルが塞がっている可能性があります。
チャネルとは、同時に通話できる回線数のことで、例えば 1チャネル契約の場合、誰かが通話中だと他の人は発信できません 。
取引先に電話をかけてもつながらず、社内の別の電話が使えている場合は、この状況が考えられます。
通信事業者でトラブルが起きている
固定電話がつながらない原因に、通信事業者側のトラブルが考えられます。
インターネット回線を利用した電話は、システムの管理や保守を提供元の事業者が行っているため、障害が発生すると通話ができなくなることがあります 。
特に、数分前まで電話を使えていたのに突然繋がらなくなった場合は、通信事業者にトラブルが起きている可能性が高いです。
停電が起きている
固定電話がつながらない原因として、停電が考えられます。
地震や大雨、台風、落雷など、停電の原因はさまざまですが、 復旧には数日かかる こともあります。
停電が影響している場合は、復旧を待つか、予備の連絡手段を利用する必要があります。
固定電話がつながらないときの9つの対処法

時間をあけてもう一度かけ直す
相手が通話中の可能性が高い場合 や、 双方から同時に発信している可能性が高い場合 は、少し時間をおいてから再度かけ直すのがおすすめです。
しかし「時間をあけてかけ直してもつながらない」「プープープーという音が鳴らない」場合は、電話機やケーブルの故障が考えられます。
その場合は、以下で説明するポイントを抑えつつ機器や接続を確認し、i必要に応じて修理や交換を検討しましょう。
ケーブルの接続状況を確認する
固定電話がつながらない場合は、電話機やコンセントからケーブルが外れている可能性があります。
配線が正しく接続されているか確認し、必要があれば差し直しましょう 。
また、ケーブルの経年劣化が原因で接続不良が起きている場合は、 新しいケーブルに交換する ことをおすすめします。
ノイズ対策や断線対策が施されたケーブルを使用すると、断線によるトラブルを防げるので、事前に対策しておくと安心です。
ONUの接続確認・設置場所の確認をする
光電話を利用している場合は、光回線のONUの接続状況を確認しましょう。
一般的に、ONUには認証ランプ、UNIランプ、光回線ランプ、電源ランプがありますが、すべてのランプが点灯していれば接続は正常です。
もし 消灯している場合は、設置場所に問題があるかもしれません。電波障害を避けるため、障害物から離れた場所に移動して再確認しましょう。
電話用モデム・ONUを再起動する
固定電話がつながらない原因として、インターネット回線の不良が疑われる場合、電話用モデムやONUの再起動を試してみましょう。
使用中の機器に合わせて、説明書で正しい手順を確認 し、それでも回復しない場合は通信事業者に問い合わせましょう。
電話用モデム・ONUの再起動手順
- モデム・ONUの電源ケーブルを抜く
- 数分待ち、ランプの消滅を確認する
- 電源ケーブルを差し直す
- ランプの点灯を確認する
【注意】PBX(主装置)は安易に再起動しない
PBXを安易に再起動することは危険です。 内部に顧客情報など重要なデータが蓄積されており、再起動によってデータが破損する可能性があります 。
また、PBX自体が故障するリスクもあります。修理やバックアップで回復できることもありますが、時間やコストがかかり、その間は電話が使えないため、業務に大きな影響を与えることもあります。
再起動を行う際は、説明書を良く読んだ上で正しい手順で行うか、通信事業者のサポート担当者に依頼するのがおすすめです。
電話機が故障していないか確認する
固定電話がつながらないとき、電話機が故障していないか確認します。
別の電話機で通話できる場合は、故障の可能性があるため、電話機の交換を検討しましょう 。
また、接続先の電話に問題がある場合、「ネットワーク障害のため、現在つながりません」というアナウンスが流れることがあるため、相手にも状況を確認してもらいましょう。
電話機器やケーブルを交換する、買い換える
固定電話がつながらない場合は、電話機やケーブルの交換も検討しましょう。
特定の電話機だけがつながらない場合、 予備の電話機やケーブルと交換すれば、原因の電話機やケーブルを特定できる ことがあります。
ただし、ビジネスフォンの型番が古く、現行機が入手できない場合は、買い替えを検討しなければなりません。
電話機の交換となると、同時にPBXも全て交換しなければならず、高額な費用と時間がかかるため、 この機会にクラウドPBXの導入を検討するのもおすすめ です。
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通信事業者のWebサイトを確認する
固定電話が突然つながらなくなった場合は、通信事業者の公式サイトで障害情報を確認しましょう。
機器や建物内の設備に問題がない場合、通信障害が原因かもしれません。
大きな通信障害でない場合は数分で回復する ため、復旧を待つか、別の連絡手段を使うとよいでしょう。
通信事業者のサポートセンターに問い合わせる
固定電話がつながらない原因が不明な場合は、通信事業者のサポートセンターに問い合わせてみましょう。
専門スタッフのサポートにより、迅速に原因を特定できるほか、適切な対処法を教えてもらうことができます。
問い合わせ時には、 発信・着信の状態や発信音の有無、問題が発生した時期、試した対策を伝えるとスムーズ です。
電話がつながらない時はSMSも効果的
固定電話がつながらない時は、SMSを利用するのも効果的です。
SMSの利点は、 電話機やONUが故障していてもメッセージを送れること 、 相手が忙しくても配慮して伝えられること です。
また、留守番電話よりも確実に伝わり、郵便よりも早く、メールより開封率が高いというメリットもあります。電話が繋がらない時に、SMSで素早く用件を伝えましょう。
固定電話がつながらないときの問い合わせ先

NTT東日本/西日本の電話をご利用の場合
事業所名 | 問い合わせ先 |
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NTT東日本 |
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NTT西日本 |
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NTT以外の光電話をご利用の場合
ドコモ光やソフトバンク光などの「光コラボレーション」や、auひかりやNURO光、ケーブルテレビなど「電力系回線事業者の光電話サービス」を利用している場合、NTTの故障窓口では対応してもらえません。
問い合わせの際には、自身が契約している回線提供事業者のサポート窓口を確認 しましょう。
事業者名 | 問い合わせ先 |
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ドコモ光 |
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ソフトバンク光 |
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auひかり |
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NURO光 |
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固定電話がつながったとしてもシステムの脆弱性は残る

主装置、PBXの故障で起こる症状
主装置やPBXが故障している場合、応急処置により固定電話がつながっても、システムの脆弱性は残ります。
主装置はビジネスフォンの発着信を制御する装置で、その中でも大規模なものはPBXと呼ばれます。
主装置やPBXが故障すると、発着信ができなくなるだけでなく、ノイズや音声の途切れなどの不具合が発生する こともあります。
特に、耐用年数の6年を大幅に超えた機器では、故障のリスクが高まるため注意が必要です。また、交換には高額な費用がかかる点も課題です。
メンテンナンス費用が高額
オンプレミス型の主装置やPBXを使用している場合、 固定電話の不具合を受けてメンテンナンスをするとなると、 高額な費用が発生 します。
メンテナンス費用には機器の交換・修理費用や人件費が含まれ、通常は保守契約の一部となります。
故障時の対応はもちろん、問題がなくても毎月数万円程度の維持費がかかるケースもあり、コスト負担が大きい点がデメリットです。
クラウドPBXへ切り替えるとトラブルを減らせる

スマホやパソコンで固定電話番号を利用できる
クラウドPBXに切り替えると、専用のビジネスフォンが不要になり、 スマホやパソコンで固定電話番号を利用できます 。
専用アプリを入れるだけで使えるため、PBXとの互換性を気にせず端末を追加・削除できるのもメリットです。
電話回線のトラブルがなくなる
クラウドPBXはインターネット回線を利用するため、 電話回線の経年劣化や断線によるトラブルのリスクがありません 。
有線接続だけでなく、Wi-Fiや携帯回線でも利用できるため、物理的な配線減らし、メンテナンスの手間も軽減できます。
従来の固定電話のように、配線の不具合でつながらなくなることがないため、安定した通信環境を維持しやすくなります。
電話機やPBXの修理や買い替えがなくなる
クラウドPBXに切り替えると、 電話機やPBXの故障や修理、買い替えの心配がなくなります 。
従来の電話機やPBXでは、型の古い故障した際に必要な部品が供給されず、買い替えが必要になることがあります。
さらに、交換時に電話機の互換性が問題となり、追加の費用が発生する場合があります。
クラウドPBXであれば、メンテナンスやバージョンアップをベンダーが行うため、手間やコストを削減し、トラブルを防げます。
クラウドPBXを導入する際に確認すべきこと

対応している市外局番の数
クラウドPBXを導入する際は、対応している市外局番を確認しましょう。
多くのクラウドPBXはMNP(番号ポータビリティ)に対応し、既存の固定電話番号をそのまま使えますが、 すべての地域に対応しているわけではありません 。
サービスによって利用可能なエリアが異なるため、引き継ぎができないケースもあります。
また、対応エリアが限られていると、会社の移転や拠点拡大時に新たな番号を取得できない可能性があるため、事前の確認は必須です。
登録できるID数
クラウドPBXを導入する際は、登録できるID数を確認しましょう。
サービスごとに登録上限が異なり、 少人数のうちは問題なくても、従業員が増えるとIDが不足する可能性があります 。
一部のサービスでは、契約プランの変更でID数を増やせるため、将来的な事業拡大を見据えて柔軟に対応できるものを選ぶと安心です。
サポート体制
クラウドPBXを導入する際は、サポート体制を確認することが重要です。
クラウドPBXは従来のビジネスフォンよりも安定性が高いものの、 通信環境やシステム障害によるトラブルが発生する可能性もゼロではありません 。
問題が起きた際、迅速にサポートしてくれるサービスであれば、連絡手段を滞らせずに済みます。
導入前に、対応時間や問い合わせ手段などをチェックし、安心して利用できるサービスを選びましょう。
クラウドPBXなら「CLOUD PHONE」がおすすめ

スマホで固定電話の内線・外線通話が可能な「CLOUD PHONE」は、 会社や店舗、事務所の代表電話をスマホでも着信・発信が可能なクラウドPBXサービス です。
これまでオフィスに設置していたPBX(交換機)本体を、クラウドネットワーク上に設置し、インターネット環境があれば手軽にビジネスフォンを利用できます。
交換機の設置が不要なことで、オフィス内の省スペース化や、ビジネスフォンの管理コストや導入コストを抑えることが可能です。
オフィス内でしか受けることができなかった内線電話も、スマホに転送することもできるため、外出先でも会社へかかってきた電話を受けることができます。

編集部
CLOUD PHONEは「最短1週間で利用開始」「圧倒的低コスト」「市外局番が使える」などの魅力があり、IP電話と固定電話、両方のメリットを備える電話サービスです!
固定電話に関するよくある質問
A
受話器を上げても音がせず繋がらない場合、ケーブルが正しく接続されているか確認しましょう。
接続が確認できても解決しない場合、ケーブルの断線や回線トラブルの可能性があります。
A
「プープープー」という音は、相手が話し中のサインです。時間を空けて再度かけ直しましょう。
また、NTT契約の場合は「お話し中調べサービス(114番)」で確認できます。緊急時は他の連絡手段を検討しましょう。
A
相手の声が聞こえない場合、受話音量が消音になっていないか確認してください。
音量に問題がなければ、配線や電源、充電状態をチェックし、故障や回線トラブルが疑われる場合は、通信事業者に問い合わせましょう。
A
電話機やケーブルに異常がない場合、電話会社の故障受付に連絡しましょう。
A
NTT利用者はNTTのホームページにある「工事・故障情報」で障害情報を確認できます。
NTT東日本・西日本で対応エリアが異なるため注意が必要です。その他の事業者は、公式サイトで障害情報を確認しましょう。
A
固定電話がつながらないときに確認すべきことは以下の通りです。
・受話器の発信音
・電話回線と機器類の接続状況
・電話回線の状態
・機器類のランプの色や点灯状態
・通信事業者のWebサイト
A
会社の固定電話が使えない時の対応方法は以下の通りです。
・スマホを使う
・ソフトフォンを使う
A
話中音(ツー、ツー)や「この電話はお受けできません」「お繋ぎできませんでした」などの自動アナウンスがあります。
機種によって設定を選べる場合もあるため、目的に応じて適切なものを選びましょう。
A
携帯料金の未払いで通信が遮断されている場合、「お客様の都合によりお繋ぎできません」というガイダンスが流れます。
まとめ
今回は、固定電話が繋がらない原因と対処法を徹底解説しました。
固定電話が繋がらない原因は複数あるため、冷静に状況を見極めることが重要です。
原因が見当たらない場合は、ご利用のサポート窓口に状況を詳しく説明し点検してもらうか、この機会にクラウドPBXの導入を検討してみるのも良いでしょう。

この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!