【スマホが会社の電話に】工事不要&最短1週間で市外局番も使えるクラウドPBX
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目次

  1. クラウドPBXとは?基本を解説
    1. クラウドPBXの特徴・メリット
    2. クラウドPBXの主要な機能一覧
    3. クラウドPBXの主な利用シーン・導入すべき会社
  2. クラウドPBXの料金構成(コスト内訳)
    1. 初期費用(導入費用)の相場
    2. 月額費用(ランニングコスト)の相場
    3. 意外とかかる追加費用
  3. クラウドPBXのケース別料金相場
    1. 新しく電話システムを構築するケース
    2. 既存のビジネスフォン・PBXと併用するケース
    3. 【サービス例】小規模・中規模・大規模で利用する場合
  4. コスト削減が可能!クラウドPBXが安い理由
    1. 配線不要で工事費を削減できる
    2. 別途端末を購入する必要がない
    3. 拠点間で内線通話できるため外線通話料が無料
    4. 転送料がかからないため従来の転送料も無料
  5. サービスごとに価格差が出る理由
    1. サービス品質の違い
    2. 機能の豊富さ
    3. 利用規模
    4. 各社の経営戦略
  6. クラウドPBX導入の費用を抑えるコツ
    1. 必要機能を洗い出し、過不足ないプランを選ぶ
    2. 相見積もりで複数のサービスを比較する
    3. 回線数やプラン変更による料金の変化を把握する
    4. 拠点間の通話は内線を積極的に利用する
  7. クラウドPBXの導入で失敗しないための選定ポイント
    1. 料金体系や契約条件が自社の予算・規模に合っているか確認する
    2. 必要な機能や外部ツール連携など、自社業務に合うサービスを選ぶ
    3. 音質や使い勝手を無料トライアルで検証する
    4. 既存の電話番号や機器タイプを確認する
    5. 拡張性とサポート体制が整っているか確認する
  8. 安くて高品質のおすすめクラウドPBX5選を比較【料金表】
    1. CLOUD PHONE(株式会社Wiz)
    2. トビラフォンCloud(トビラシステムズ株式会社)
    3. モバビジ(クラウドテレコム株式会社)
    4. 03plus(株式会社グラントン)
    5. ひかりクラウドPBX(NTT西日本・東日本)
  9. クラウドPBXに関するよくある質問
  10. まとめ

クラウドPBXの初期費用・月額料金の相場は?コストを抑える選び方や安いサービス5社を比較

「クラウドPBXの導入費用、月額費用の相場は?」
「結局高くついてしまうのでは?」
「クラウドPBXを料金で比較したい」


クラウドPBXを導入することで、維持費の高騰やリモートワーク対応など、固定電話によくある課題を解決できます。

しかし、気になるのが"料金"ではないでしょうか?実は表面上の料金だけでなく、隠れた費用も存在します。

そこで本記事では、クラウドPBXの料金内訳を詳しく解説し、知っておくべき費用の全容をお伝えします。

デメリットや成功事例、おすすめ5選も紹介しているので、ぜひ導入検討の参考にしてください。

目次

▼この記事で紹介している商品

クラウドPBXとは?基本を解説

クラウドPBXとは、 インターネットを介して提供される次世代の電話システム です。

従来の固定電話のように物理的な交換機を必要とせず、システムがクラウド上で管理されるため柔軟性が高く、コスト効率に優れています。

導入も迅速で、初期費用を抑えられるため、大企業だけでなく、小規模事業者や個人事業主にも親和性が高いサービスといえるでしょう。

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クラウドPBXの特徴・メリット

  • 導入~運用開始までがスピーディー
  • 自動でアップデートされる
  • 設定の変更が簡単にできる
  • 外部システムとの連携などの機能が満載
  • 場所や事業所数にしばられない
  • 導入コストの削減

クラウドPBXの最大の特徴は、 システムの管理や提供がクラウド上ですべてが完結する 点です。メンテナンスもメーカーが対応するため、自社での手間がかかりません。

さらに、ハードウェアの設置が不要なため、機器購入や配線工事にかかる導入コストを大幅に抑えられます。回線の設定もクラウド上で管理できるため、環境の整備が容易です。

導入のしやすさや運用の手軽さ、コスト削減を考慮すると、クラウドPBXは非常にメリットの多い選択肢です。

クラウドPBXの主要な機能一覧

内線通話 社内での通話を、インターネット回線を利用して実現
外線通話 電話発信・着信を、インターネット回線を利用して実現
転送 着信を別の内線や外線に転送する
保留 通話を一時的に保留する
留守番電話 留守中の電話を録音する
通話録音 通話内容を録音し、品質管理や記録として活用
共通電話帳 社員全体の電話帳を共有する
IVR(自動音声応答) 自動音声で問い合わせに対応し、適切な部署に転送
CTI(顧客情報表示) 電話着信時に顧客情報を表示し、スムーズな対応を支援
スマホ連携 スマートフォンをビジネスフォンとして利用できる
Web会議システム連携 電話会議とWeb会議をシームレスに連携できる
CRM/SFA連携 顧客情報管理システムや営業支援システムと連携し、顧客情報をリアルタイムに確認しながら対応できる
AIによる通話分析 AIによる通話分析で、通話品質の向上や営業の効率化を実現
多拠点連携 複数の拠点間で、あたかも一つのオフィスのように利用

クラウドPBXの主な利用シーン・導入すべき会社

クラウドPBXは、主に以下のような企業で導入されています。

  • テレワーク対応の電話環境を整えたい営業会社・コールセンター
  • 社用スマホの貸与をやめ、私用スマホ(BYOD)を活用したい企業
  • 老朽化したPBXを機にクラウドPBXへ移行したい企業
  • オフィスの新設・移転に伴い、電話環境を最適化したい企業

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クラウドPBXの料金構成(コスト内訳)

内訳 用途 相場
初期費用 導入にかかる費用 1~5万円
月額利用料金 ベンダーに毎月支払う費用 1,500~2,500円前後
通話料金 電話をかける際にかかる費用
  • 固定電話8.8円/3分
  • スマートフォン16円/1分

【算出方法】例えば、電話でのカスタマーサポートを1日7時間行う企業の場合は、以下の通話料金が発生します。

・電話でのカスタマーサポート7時間(固定電話)=60×7÷3×8.8=1,232円/1日
・1,232円×31日=3万8,192円
➡ 1日7時間、電話をしても1ヶ月の通話料金3万8,192円です

初期費用(導入費用)の相場

先述した通りクラウドPBXは「機器設置型(オンプレミス型)」「完全クラウド型」の2種類があり、 どちらを選ぶかによって初期費用は大きく変わります

種類 タイプ 必要な初期費用
機器設置型
(オンプレミス型)
社内に機器を設置した上で
NTTのひかり電話を活用するタイプ
本体費用+工事費
完全クラウド型 アプリケーションをインストールする
だけで利用できるタイプ
サーバー設定費

以下では、2種類のクラウドPBX初期費用の相場を詳しく解説していきます。

機器設置型|機器代+工事費+端末費用

機器設置型(オンプレミス型)のクラウドPBXの初期費用には「設置機器代+工事費+本体費用」が含まれます。

インターネット回線に光回線を利用するためアダプターの設置が必要で、 設置機器代は3~5万円工事費は1万円程度 かかります。

さらに、社員のスマホではなくSIPフォンを利用したい場合は端末購入代金が、既存の電話番号をそのまま継続したい場合はVoIPゲートウェイ設置費用が必要です。

  費用相場
アダプター設置 機器代 3~5万円
工事費 1万円前後
SIPフォン端末購入費 1万円前後/1台
VoIPゲートウェイ設置 機器代 10万円前後/1台
作業費 1万円前後

完全クラウド型|サーバー設定費

完全クラウド型のクラウドPBXの初期費用には「サーバー設定費」が含まれます。

スマホやパソコンにアプリをインストールするだけで利用できるため、主装置の設置や配線工事は不要です。

設定費用は1~5万円程度 で、従来のビジネスフォンと比べて大幅にコストを抑えられます。

さらに、一部のサービスでは初期費用無料のプランもあり、比較的低コストで導入が可能です。

  費用相場
サーバー設定費 1~5万円
※初期費用無料のサービスも多い

月額費用(ランニングコスト)の相場

月額利用料金|1回線あたり1,500~2,500円

クラウドPBXの月額利用料金は、 内線数やユーザーライセンス数に応じて変動する、毎月固定で発生する費用 です。

1回線あたり1,500~2,500円程度が相場です。

オプション費用|月額2,000~3,000円

クラウドPBXのオプション料金​​​​​​は、 自動録音、IVR(自動音声応答)、電話会議など、付加機能を利用する際に発生する費用 です。

機能によって料金は異なりますが、一般的に月額2,000~3,000円程度が相場です。

  費用相場
通話録音 2,000~3,500円前後
電話会議 3,000円前後
IVR(自動音声応答) 1,500~3,000円前後

通話料金|固定電話は3分8円、携帯電話は1分15円前後

通話料は、 クラウドPBXを経由して通話する際に発生する費用 です。

固定電話、フリーダイヤル、携帯電話など、相手先によって料金が異なります。

一般的に、固定電話が3分8円前後、携帯電話が1分15円前後が相場です。

意外とかかる追加費用

クラウドPBXの料金は、 利用する番号帯(050、06など)によって追加費用がかかる場合があります

また、プランに含まれる通話時間を超過すると、追加料金が発生することがあるため、利用前に確認しておくことが重要です。

その他にも、以下のような思わぬ追加費用がかかる可能性があります。

初期追加コスト 従量課金 通話量が増えた場合に発生する追加料金
オプション料金 高度な機能を利用する場合に発生する料金(例:自動音声応答、ビデオ会議など)
セキュリティ強化費用 情報漏洩対策などのセキュリティ強化のために必要な費用
スマホアプリ利用料 社員がスマートフォンで利用する場合、アプリの利用料金が発生する場合がある
インターネット回線費用 クラウドPBXの利用に伴い、インターネット回線の増強が必要になる場合がある
社内トレーニング費用 従業員への操作説明や研修にかかる費用
維持・管理追加費用 システムアップデート費用 システムのバージョンアップや新機能追加に伴う費用
セキュリティ対策費用 セキュリティ対策の強化や、新たな脅威への対応に必要な費用
ライセンス費用 ユーザー数の増加に伴い、ライセンス費用が増える場合がある
カスタマイズ費用 システムを自社のニーズに合わせてカスタマイズする場合に発生する費用
サポート費用 システムトラブル発生時のサポート費用や、定期的なメンテナンス費用
トラブル対応追加費用 緊急サポート費用 システムダウンや通話障害が発生した場合の緊急サポート費用
復旧費 トラブルの原因究明や復旧作業にかかる費用
メンテナンス費用 システムの安定稼働を維持するための定期的なメンテナンス費用

編集部

これらの「隠れたコスト」を事前に把握し、予算に組み込むことで、クラウドPBXの真の費用対効果が見えてきます

クラウドPBXのケース別料金相場

新しく電話システムを構築するケース

新しく電話システムを構築するケースとして 「少人数規模の店舗・オフィスの場合」「20~30名規模の中小企業の場合」 を紹介していきます。

初期費用には新設工事費が含まれ、月額費用にはユーザーID利用料やオプション費用などが含まれます。

ケース 初期費用 月額費用
従業員6名程度の
少人数規模店舗・オフィス
約2万5,000円 約2万円
20~30名規模の中小企業 約5万円 約4~7万円

既存のビジネスフォン・PBXと併用するケース

既存のビジネスフォン・PBXと併用する場合、 初期費用は約5万円月額費用は2~3万円程度 が一般的です。

初期費用には設定費、場合によってはゲートウェイ設置費用が含まれます

月額費用は、新しく電話システムを構築するケースと同様に、ユーザーID利用料やオプション費用などが含まれます。

【サービス例】小規模・中規模・大規模で利用する場合

規模 主なサービス 月額料金(税込) 初期費用(税込)
小規模
2名で利用する場合
トビラフォンCloud 月額3,000円
(2回線含む)
3万円
MiiTel 月額1万3,156円
(6,578円×2回線)
0円
中規模
20名で利用する場合
MOT/TEL 月額4,980円
(20回線含む)※スタンダードプラン
2万9,800円
Arcstar Smart PBX 月額10万5,000円
(5,000円+500円×200回線)
1万円
大規模
200名で利用する場合
03plus 26万4,088円
(1,320円×199回線+1,408円)
100万円
(5,000円×200回線)
BIZTELビジネスフォン 月額39万500円
(210回線含む)
143万円

CHECK!おすすめサービス

CLOUD PHONE|工事費・転送電話料金無料!固定電話がスマホで使えるクラウドPBX

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コスト削減が可能!クラウドPBXが安い理由

  • 配線不要で工事費を削減できる
  • 電話機不要、スマホやパソコンで使えるため端末代が無料
  • 拠点間で内線通話できるため外線通話料が無料
  • 転送料がかからないため従来の転送料も無料

配線不要で工事費を削減できる

クラウドPBXは、物理的な機器を使用せず、インターネット回線を介して提供されるサービスなので、主装置や電話機の購入、設置・配線工事が不要です。

従来のビジネスフォンの初期費用相場は40万円前後なのに対し、クラウドPBXは1~5万円前後のため、 最大35万円の大幅なコスト削減が期待できます

また、将来的なオフィスレイアウト変更時もアプリを操作するだけで対応できるため、運用規模を拡大する際にもコストも抑えられます。

別途端末を購入する必要がない

クラウドPBXは、社員が普段使用しているスマートフォンやパソコンで利用できるため、従来のビジネスフォンのように専用の電話機を新たに購入する必要がありません。

従来のビジネスフォンでは、一台あたり約2万円前後の端末費用が発生していましたが、 クラウドPBXなら既存端末を活用できるため、導入規模によっては数十万円のコスト削減が可能 です。

例えば、10台分の回線を構築する場合でも、電話機を新規購入するケースと比べて約20万円の初期費用を抑えられます。

拠点間で内線通話できるため外線通話料が無料

クラウドPBXは、離れた場所にいる社員とも内線通話が可能なため、外線通話料金を抑えられます。

従来のビジネスフォンでは、主装置に接続された電話機間でのみ内戦が利用できる仕組みなので、オフィス外の社員への連絡には外線が必要で、通話料が発生していました

クラウドPBXなら、 社内外を問わずスマホからでも無料の内線通話が可能 なため、通話コストの削減や円滑なコミュニケーションが実現します。

転送料がかからないため従来の転送料も無料

従来のビジネスフォンでは、電話の転送時に料金が発生し、転送先も1つに限定されていました

その結果、受電があった際に即時対応できる社員が限られ、顧客満足度の低下につながることもありました。

一方、クラウドPBXは、複数の転送先を設定できるうえ、オフィス外にいる社員もスマホやPCから内線を利用できるため、転送料が不要になります

クラウドPBXなら、 外回りの営業担当が多い企業でも転送料を削減 しつつ、顧客対応の効率化も可能です。

サービスごとに価格差が出る理由

  • サービス品質の違い
  • 機能の豊富さ
  • 利用規模
  • 各社の経営戦略

サービス品質の違い

クラウドPBXに価格差が出る理由として、音質やセキュリティ、サポート体制など、サービス品質の違いが挙げられます。

サービスの品質が良いほど、一般的に料金は高くなります

音質 通話のクリアさや安定性など、音質の良し悪しによって価格が変動します。
セキュリティ データの安全性を確保するための対策のレベルによっても価格に差が生じます。
サポート体制 何かトラブルが発生した場合のサポート体制の充実度も、価格に影響を与えます。

機能の豊富さ

クラウドPBXには、基本的な通話機能に加えて、様々な付加機能が提供されています。

録音機能やチャット機能、カスタマイズ機能など、 機能が充実しているほど、一般的に料金は高くなります

利用規模

クラウドPBXサービス各社が提供するプランでは、「回線数・電話番号数・拠点数・ユーザー数」の各要素によって料金体系が異なります。

利用者が少ないほどお得なプランや、多拠点向けで割安になるプランなど、 自社の利用状況に合わせて最適なプランを選ぶことが重要 です。

各社の経営戦略

クラウドPBX市場は競争が激しく、各社は顧客獲得のために戦略的な価格設定を行っています。

競合の動向に応じて料金を調整しなければならずその結果、各社ごとに価格差が生じています

低価格戦略 初期費用を抑え、多くの顧客を獲得する
高品質戦略 高品質なサービスを提供し、特定の顧客層に特化する
機能特化戦略 特定の機能に特化し、競合との差別化を図る

自社のニーズに合った最適なクラウドPBXを選ぶためには、各社の料金プランを比較検討し、自社にとって何が重要なのかを明確にすることが大切です。現状分析、機能の優先順位付け、コストの検討などを行い、総合的に評価しましょう。​​​​​​

▶他のビジネスフォン・PBXの価格は?

  価格
 ビジネスフォン 購入 1台あたり1〜5万円程度
中古 1台あたり5,000〜2万円程度
リース  月額5,000〜1万円程度
※3〜5台の機器を5〜7年程度契約
IP-PBX IP電話機が1台あたり1万5,000〜2万円程度
PBXが数百万円程度
オンプレミス型PBX IP電話機が1台あたり1万5,000~2万円程度
PBXが専用サーバーで数百万円程度

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クラウドPBX導入の費用を抑えるコツ

  • 必要機能を洗い出し、過不足ないプランを選ぶ
  • 相見積もりで複数のサービスを比較する
  • 回線数やプラン変更による料金の変化を把握する
  • 拠点間の通話は内線を積極的に利用する

必要機能を洗い出し、過不足ないプランを選ぶ

クラウドPBXは機能が豊富なため、全てを導入すると無駄なコストが発生します。

外線転送、録音機能、IVR(自動音声応答)など、 業務に必要な機能を明確にし、利用頻度が低いオプションは契約から外しましょう

例えば、小規模事業者であれば代表番号とスマホ内線化だけで十分なケースもあります。

業務フローに合った“必要最小限構成”を意識することが、コスト最適化の第一歩です。

相見積もりで複数のサービスを比較する

同じクラウドPBXでも、事業者ごとに料金体系やサポート範囲は大きく異なります。

最低3社以上から相見積もりを取り 、初期費用・月額費用・通話単価・サポート体制を総合的に比較しましょう。

特に、セット割やキャンペーンによる割引の有無も確認が必要です。

比較検討の際は「何が含まれていて」「どこまでが有料か」を明確化することで、導入後の想定外コストを防げます。

回線数やプラン変更による料金の変化を把握する

クラウドPBXの料金は、回線数やユーザー数、プラン変更によって変動します。

契約当初は低コストでも、拠点拡大や人員増加に伴い費用が上がるケースがあります。 将来的な利用規模を想定し、スケーラブルなプランを選ぶことが重要 です。

また、利用者数に応じて課金される“ユーザー課金型”の場合は、利用停止や削減が容易かも確認しておきましょう。

拠点間の通話は内線を積極的に利用する

クラウドPBXでは、 社内・拠点間の通話をすべて内線で行えるため、通話料を大幅に削減できます

例えば、本社と支店、在宅勤務者間の通話を内線化すれば、携帯通話料や転送料が不要になります。

社員同士のコミュニケーションもスムーズになり、コストだけでなく業務効率の面でもメリットがあります。

通話ルールを社内に浸透させ、内線の活用を習慣化することが効果的です。

クラウドPBXの導入で失敗しないための選定ポイント

  • 料金体系や契約条件が自社の予算・規模に合っているか確認する
  • 必要な機能や外部ツール連携など、自社業務に合うサービスを選ぶ
  • 音質や使い勝手を無料トライアルで検証する
  • 既存の電話番号や機器タイプを確認する
  • 拡張性とサポート体制が整っているか確認する

料金体系や契約条件が自社の予算・規模に合っているか確認する

クラウドPBXは、初期費用・月額利用料・オプション料金などの構成がサービスごとに異なります。

安価に見えても最低利用ユーザー数を設けているケースも多く、結果的にコストが膨らむこともあるため注意が必要です。

導入規模や利用人数を踏まえ、トータルコストが予算内に収まるかを必ず確認 しましょう。

契約条件を細かく比較することで、長期的に無理なく運用できるサービスを選定できます。

必要な機能や外部ツール連携など、自社業務に合うサービスを選ぶ

クラウドPBXには、通話録音・IVR・モニタリングなど多彩な機能があります。

自社の業務フローに本当に必要な機能が揃っているかを明確にし、 不要なオプションを省くことがポイント です。

さらに、CRMやSFA、チャットツールなど外部システムとのAPI連携に対応していれば、顧客対応や営業活動を自動化できます。

業務効率を高めるためには「機能の多さ」よりも「業務との親和性」を重視しましょう。

音質や使い勝手を無料トライアルで検証する

クラウドPBXは通信環境やネットワーク構成によって通話品質が変化します。

導入前に無料トライアルを活用し、音質・遅延・通話の安定性を実際に確認することが重要 です。

操作画面のわかりやすさや、スマホ・PC間での切り替えのしやすさもチェックポイントです。

営業現場やコールセンターなど、使用頻度が高い部署のスタッフにも試してもらい、現場目線で使いやすいかを検証しましょう。

既存の電話番号や機器タイプを確認する

クラウドPBX導入時は、現在利用している電話番号をそのまま引き継げるか必ず確認しましょう。

新しい番号になると顧客や取引先への周知コストが発生するため、 番号継続ができるサービスを選ぶのが理想 です。

また、「機器設置型」「完全クラウド型」のどちらのタイプのサービスかもチェックポイントです。

  • 機器設置型:VoIPゲートウェイなどの機器が必要になり、設置や初期設定に時間がかかることがある
  • 完全クラウド型:物理的な設置が不要で、スムーズに導入可能

それぞれの特徴を理解し、自社の業務環境や導入スケジュールに合ったタイプを選ぶことが重要です。

拡張性とサポート体制が整っているか確認する

クラウドPBXは、導入後のサポート体制や拡張性も重要な比較ポイントです。

トラブル時に迅速に対応してくれるサポート窓口があるかFAQやマニュアルが整備されているかを確認しましょう。

また、 社員数の増減や拠点追加に柔軟に対応できるサービス なら、将来的な成長にも対応可能です。

導入後の運用を見据え、「使い続けやすい環境」を基準に選定することが失敗を防ぐ鍵です。

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安くて高品質のおすすめクラウドPBX5選を比較【料金表】

  CLOUD PHONE トビラフォンCloud モバビジ 03plus ひかりクラウドPBX
初期費用
(税込)
無料 3万3,300円~(2/ID) 要問合せ 5,000円 ・訪問工事を行う場合:8,250円
・訪問工事を行わない場合:2,200円
月額料金
(税込)
1アカウント:770円
管理システム:7,150円
+えらべる番号料金
・050番号:330円
・市街局番:1,100円
・0120番号:2,200円
3,300円~(2/ID) 要問合せ (1) 1,408円(1/ID)
(2) 2,508円(1/ID)
(1) 1万1,000円~(10/ID)
(2) 2万900円~(20/ID)
(3) 2万7,500円~(30/ID)
対応できる
導入規模
個人事業主~中小企業 個人事業主~中小企業 中小企業 中小企業~大企業 中小企業~大企業
利用可能な
電話番号
市外局番
※全国14都道府県
050番号
0120番号
市外局番
050番号
0120番号
0ABJ番号 約46種類の市外局番
050番号
0120番号
0800番号
市外局番
通話品質
拡張性
API連携
セキュリティ
管理の容易さ
機能 IVR機能
通話録音機能
複数の番号契約
複数の番号契約
SMSの自動送信
スマホで内線通話
外出先への転送電話
スマホで会社番号受発信
ステータス設定
ユーザーの状態表示
電話番号の使い分け
ナンバーポータビリティ
発信元の電話番号を特定
迷惑電話フィルタリング
紛失時電話ロックアウト

など
保留転送
着信、発信
着信優先機能
クラウド電話帳
音声ガイダンス
テキストチャット
など
内線電話
パーク保留
WEB電話帳
クラウドFAX
通話録音
受付アプリ
IVR
など
内線通話
ダイヤルイン
外線の取り次ぎ
複数番号への転送
スマートフォンの内線利用
など

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CLOUD PHONE(株式会社Wiz)

CLOUD PHONE(株式会社Wiz)

CLOUD PHONE(クラウドフォン)は、  低コストで電話番号をスピード発番できるクラウドPBX です。

従来のPBXと異なり、設備導入費用やメンテナンス費用が不要で、月額料金のみで利用できます。

導入後に発生しがちな移転や電話機の追加といった、プラスアルファの運用費も一切かかりません

さらに、ビジネスフォンよりも機能が豊富で、スマホやパソコンから会社番号に受発信できるため、外出時やテレワークにも最適です。

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トビラフォンCloudは、電話業務の効率化を目指したい企業におすすめのクラウドPBXです。 業務効率化を進めるオプションが豊富に用意されています。

誰が電話対応中か一目でわかる「ステータス管理」や、誰が何件受電対応したかわかる「利用状況の可視化」を使うことで、従業員の管理が簡単に行えます。

導入規模は中小企業から大企業まで幅広く対応しており、最短翌営業日には導入できるので、クラウドPBXを迅速に導入したい場合におすすめです。
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モバビジ(クラウドテレコム株式会社)

モバビジ

モバビジは、 業界最安値に挑戦している、いつでもどこでも使えるオフィス電話サービスです。

スマートフォンアプリでどこでも会社の電話の発着信が可能で転送不要です。電話機は新品のPanasonic製最新IP電話機がすぐに届きます。

機器が届いたらコールセンターに電話するだけで、すぐに利用できるのも魅力です。
公式サイトはこちら

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03plus(ゼロサンプラス)は、株式会社グラントンが提供する、 コストパフォーマンス抜群のクラウドPBXサービス です。

1ユーザーあたり月額2,508円(税込)で、国内通話10分まで無料(かけ放題プラン)。頻繁に電話を利用する企業様にとって、大幅なコスト削減が期待できます。

30ID以上の法人・自治体には、より高度な機能が充実した「03plus エンタープライズ」が用意されています。

公式サイトはこちら

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ひかりクラウドPBXは、NTT東日本が提供するクラウドPBXで、 既存NTT回線との親和性総合的なトータルサポート体制 が魅力です。

今までのビジネスフォンやPBXと連携できるので、クラウドPBXへの段階的な移行もスムーズに行うことが可能です。

大規模な組織での利用を想定したサービスですが、安定性と信頼性を重視する個人事業主の方にもおすすめす。
公式サイトはこちら

クラウドPBXに関するよくある質問

Q
個人事業主向けのクラウドPBXは?

A

個人事業主向けのクラウドPBXは以下の通りです。
・CLOUD PHONE
・ナイセンクラウド
・circle
・​​​​​​​Good Line

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Q
クラウドPBXにかけ放題のサービスは存在する?

A

かけ放題プランのあるクラウドPBXは「03plus」です。

Q
クラウドPBXのデメリットは?

A

クラウドPBXのデメリットは以下の通りです。
・通話品質がインターネット環境に左右される
・110番や119番など、緊急通報が利用できない
・利用頻度とランニングコスト
​​​​​​​・サービスによっては現在使っている電話番号が引き継げない
・カスタマイズの制限がある

まとめ

クラウドPBXを検討する際は、料金比較や隠れたコストを理解し、自社に最適なサービスを選ぶことが重要です。

導入前には、機器の設置や番号の引き継ぎ、トータルコストなどを慎重に確認しましょう。

また、トライアルを活用して音質や使用感をチェックすることをおすすめします。

クラウドPBXについての詳細な情報や導入サポートについては、お気軽にWiz Cloudへお問い合わせください。

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