「SESAMEタッチや5 Proとの違いは?」
「反応しないことってあるの?評判は?」
SESAMEタッチProは、スマートロック「セサミ」シリーズと連携し、指紋・ICカード・暗証番号による解錠を可能にする拡張デバイスです。
とはいえ、「他のセサミ製品と何が違うの?」「自分の環境に合うのか不安…」という声も少なくありません。
この記事では、SESAMEタッチProの特徴や使い方、対応機種との違い、活用シーンまでをわかりやすく解説します。
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SESAME(セサミ)タッチProとは?
セサミタッチプロは「スマートロックの解錠に使うカードリーダー」
セサミタッチプロは、 スマートロック「セサミ」シリーズに対応した外付けのカードリーダー です。
壁やドアに取り付けるだけで、指紋認証、ICカード、暗証番号による解錠が可能になります。
スマホを使わずにロックを開けたいときや、家族・スタッフの出入りを簡単にしたい場面に便利です。

セサミタッチプロで何ができる?指紋・ICカード・暗証番号対応
セサミタッチプロでは、 3種類の認証方式(指紋・ICカード・暗証番号)により、多人数での鍵管理が可能に なります。
指紋は100件、ICカードは1,000枚、暗証番号は100通り登録でき、店舗やシェアハウス、事務所など多様な環境に対応可能です。
暗証番号は最大16桁まで設定可能で、誕生日など推測されやすい番号を除外する機能もあります。
セサミタッチプロと他モデル(セサミ5 pro)の違いは「役割」

セサミタッチプロは ロック本体ではなく、解錠手段を増やす拡張デバイス です。
一方、セサミ5 Proはドアに直接取り付けるスマートロック本体で、別売りのHub3またはWiFiモジュール2の設定により遠隔操作が可能です。
セサミ5 Pro単体では指紋認証が使えませんが、セサミタッチプロを組み合わせることで指紋認証が可能になります。

セサミタッチプロとセサミタッチの違いは「暗証番号の有無」

セサミタッチプロとセサミタッチは姉妹モデルですが、最大の違いは「暗証番号の有無」です。
セサミタッチプロは最大100通りの暗証番号登録が可能で、キーパッド付き。法人やシェアハウスなど、複数人の出入り管理に向いています。
一方、 セサミタッチは暗証番号機能はありませんが、セサミタッチプロと同様に指紋認証は100件、ICカードは1,000件まで登録が可能 です。

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セサミタッチプロの反応速度と耐久性
セサミタッチProは、指紋・ICカード・暗証番号での解錠を可能にし、指紋認証は指一本で瞬時に反応するスムーズさが特徴です。
特に、指紋センサーは直径16mmの大型設計で、ユーザーから「約0.2秒で開く」と高評価を得ています 。防水防塵(IP65)で雨の日の屋外設置も安心です。
公式に耐用年数は明記されていないものの、関連機種であるセサミ5 Proは1日200回の操作で10年以上の使用を想定しているため、タッチProも同様に高頻度の使用に耐えうる設計と考えられます。
実際、ユーザー報告では1日10回の利用で500日以上動作した例も確認されています。
反応速度と耐久性に関する実際の評判まとめ
反応速度は非常に良好 ★★★★★ |
指紋認証の精度は やや個人差あり |
指紋登録にコツあり | 耐久性に対する信頼 ★★★★★ |
改善要望 |
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参考:SESAMEタッチPro│candyhouse公式サイト
セサミタッチプロの電池寿命と設置場所の適正
SESAMEタッチProは CR123A電池を2本使用し、約550日間使用できます。4本装着すれば約1100日と、さらに長期間の運用が可能 です。
電池交換はスライドカバーを外すだけで簡単に行えます。設置は3Mテープで行い、金属製ドアにも対応。別売りの強力マグネットを使えば位置調整も容易です。
また、IP65の防水防塵仕様により雨や埃に強く、マンションのオートロックや屋外ゲートでも安定して動作します。
ただし、直射日光や極端な温度は避け、遮光や温度管理を行うとより安心です。電池寿命と設置場所に関する実際の評判まとめ
電池持ちは非常に優秀 ★★★★★ |
設置・取り付けは簡単 ★★★★★ |
色や形状による設置上の注意点 | 対応ドアの自由度 |
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参考:SESAMEタッチPro│candyhouse公式サイト
SESAMEタッチProのメリット・デメリット
セサミタッチプロのメリット
- 指紋・ICカード・暗証番号で解錠可能
- 指紋100件、ICカード1,000枚、暗証番号100通り登録可
- 高速&高精度の大型指紋センサー(iPhone比250%)
- 電池寿命550~1100日(2~4本)と長持ち
- 防水防塵(IP65)で屋外利用にも対応
- アプリ連携で履歴確認・権限設定が可能
- 両面テープで簡単に取り付け可能
- スマートリングEVERINGにも対応
セサミタッチプロの 最大のメリットは、スマホ不要で誰でも直感的に使える操作性 です。
特に指紋・ICカード・暗証番号という3つの手段に対応しており、高齢者や子ども、スマホを持たない人でもストレスなく利用できます。
さらにセサミタッチプロ1台で、2つのセサミスマートロックを操作できる点は、二世帯住宅や表裏2ドアを持つ店舗などにおいて非常に便利です。
iPhone比で約2.5倍の大型指紋センサーも、濡れた指や冷えた手でも高精度に反応し、認証エラーを抑えてくれます。

編集部
こうした細部の設計が、他スマートロック製品にはない実用性を支えています。

セサミタッチプロのデメリット
- セサミ本体(3/4/5)が別途必要
- 初期設定はアプリ登録などでやや手間がかかる
- 付属の固定具は3Mシールのみで、強度には注意が必要
- Wi-Fi操作は本体のモジュール依存(タッチプロ自体は非対応)
- コンパクトだがドアの色や素材によっては目立つ可能性あり
- セット導入でのコストが想定より上がることも
セサミタッチプロの 最大のデメリットは、本体単独では使えず、必ずセサミスマートロック本体(セサミ3/4/5など)が必要な点 です。
そのため、タッチProのみを購入しても施錠・解錠はできません。また、設置が両面テープ式のため屋外では盗難やいたずらのリスクにも注意が必要。
さらに、Wi-Fiを内蔵していないため、遠隔操作には別売りのWi-Fiモジュールやセサミ5 Proが必要になります。
セサミタッチプロは盗難防止の工夫が必要
セサミタッチProは 3Mテープで簡単に設置でき、賃貸でも跡が残りません。その反面、屋外設置では盗難やいたずらのリスクが高まります 。
付属のネジは電池カバー用で、本体固定には使用されず、粘着テープのみでの固定が一般的です。
対策としては、金属製カバーやDIY防犯ケースの活用、設置場所を目立たない場所にする工夫が有効です。
また、防犯カメラとの併用やアプリの不正アクセス通知設定で、物理的・デジタル両面からの対策が安心につながります。

セサミタッチプロはこんな方に最適
セサミタッチプロは、 スマホ操作が苦手な方や複数人で鍵を管理したい方に最適 です。特に、高齢者や子どもがいる家庭、従業員が多い店舗での利用に向いています。
- スマホを持たない方:指紋やICカードで簡単に解錠可能
- オフィス・店舗経営者:最大1,000人分のアクセス権を効率的に管理
- セキュリティ重視の方:16桁の暗証番号設定で高い安全性を確保
- 忙しい家庭:アプリの履歴機能で子どもの帰宅確認が可能
- 屋外利用者:防水防塵仕様で玄関外の設置も安心

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【無料】お問い合わせはこちらSESAMEタッチProの初期設定と取り付け方
セサミタッチプロの登録・設定手順(Apple Watchなど)
セサミタッチプロを 取り付ける前に、まずセサミアプリからデバイスの登録を済ませておく 必要があります。
ICカード・指紋認証・暗証番号が正常に動作するかも、事前にアプリ上で確認してください。
また、アカウント登録済みの方は、アプリにログインした状態で登録作業を行うことが重要です。
セサミタッチプロの登録手順 | ICカード・指紋・暗証番号の登録方法動画 |
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●ステップ1:事前準備 ・セサミアプリをダウンロードし、ログイン状態を確認 →App Store/GooglePlay ・本体設置前に、アプリ上で登録とセサミとの連携を完了 ・ICカード・指紋・暗証番号の動作確認もこの段階で行う ●ステップ2:デバイス登録 ・アプリ右上の「+」→「新規デバイス」からセサミタッチ/タッチProを登録 ●ステップ3:解錠方法の登録 ・登録済みデバイスを選び、設定画面からICカード・指紋・暗証番号を登録 ・指示に従って本体にタッチし、反応音と画面表示で登録完了を確認 ●ステップ4:セサミ本体との連携 ・「セサミを追加」→ペアリング対象のセサミを選択し、近距離で連携 |
●ICカードの登録方法動画 ・セサミタッチのICカード登録方法はこちら ・セサミタッチProのICカード登録方法はこちら ●指紋の登録方法動画 ・セサミタッチの指紋登録方法はこちら ・セサミタッチProの指紋登録方法はこちら ●暗証番号の登録方法動画 ・セサミタッチProの暗証番号登録方法はこちら |
セサミタッチプロ自体はWi-Fiの設定を必要としない
セサミタッチプロは Bluetoothを介してセサミスマートロック(セサミ3/4/5/5Proなど)と直接通信 し、指紋認証、ICカード、または暗証番号での解錠・施錠を行います。
そのため、セサミタッチプロ単独での使用ではWi-Fi接続は不要です。
ただし、遠隔操作やスマートホーム連携を行う場合、Hub3またはWiFiモジュール2のWi-Fi設定が必要です。
- Hub3またはWiFiモジュール2の設定方法はこちら
セサミタッチプロの取り付け方(説明書参照)
SESAMEタッチProの設置方法には、「3M強力両面テープ」を使う定番の貼り付け方式と、「SESAMEマグネット」を使う非破壊・再利用に適した方式の2種類があります。
賃貸物件や仮設での利用には、取り外しや再設置がしやすいマグネット方式が特におすすめ です。
どちらの方法でも、設置面が水平・垂直かを事前に確認することで、安定した動作と長期使用を実現しやすくなります。
パターン1:3M強力両面テープでの取り付け(定番)
ステップ1:設置前の準備 | ステップ2:取り付け | ステップ3:設置後の注意 |
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参考:取扱説明書1冊、保証書1冊(原稿pdfこちら)│candyhouse公式サイト
パターン2:SESAMEマグネットでの取り付け(非破壊・再利用向け)
ステップ1:スライドカバーの準備 | ステップ2:マグネットの装着 | ステップ3:設置 |
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セサミタッチプロが「読み取れない・反応しない」とき
確認 項目 |
電池残量 | 接続状態 | アプリ・OSの バージョン |
指紋が 読み取れない |
指紋センサーの汚れ | ICカードが 反応しない |
Bluetooth干渉 | 暗証番号が 反応しない |
環境要因 (湿気・固定) |
アプリやFWの 不具合 |
ハード 不良・再発 |
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主な 原因 |
セサミ/タッチProの電池切れ | セサミとのペアリング未完了 | アプリが古い/SesameOS非対応 | 指が汚れている/乾燥しすぎ | センサーに埃や油分 | 非対応カード/読み取り位置のズレ | スマホBluetoothの影響 | 登録ミス/入力ミス | 湿気/設置不良 | アプリ不具合/ファームが古い | 繰り返し発生/感度低下 |
対処法 | CR123A電池2本を交換、セサミ本体も確認 | アプリで接続確認・再ペアリング | 最新バージョンにアップデート | 指を清潔に、アプリで再登録、センサーを軽く押す | 柔らかい布で清掃 | FeliCa/MIFARE確認、カードを中央にゆっくりかざす | 一時的にBluetoothオフ、スマホ再起動 | アプリで確認、キーパッドのLED・清掃もチェック | 乾燥させる、設置状態を再確認 | アプリ再インストール、FWを最新に更新 | サポートに連絡(動画添付推奨)、交換・修理検討 |
SESAMEタッチProの電池に関する基礎知識と交換方法
セサミタッチプロの電池の種類と使用本数
SESAMEタッチProは 標準でCR123Aリチウム電池を2本使用し、約550日間持続 します。
最大4本まで装填可能で、4本使用時は約1100日とさらに長期間の稼働が可能です。
CR123A電池はカメラ用としても一般的で、家電量販店やネット通販で手軽に入手できる点も魅力です。
セサミタッチプロの電池交換方法と頻度の目安
SESAMEタッチProの 電池交換は工具が不要で、背面のスライドカバーを開けてCR123A電池を入れ替えるだけ です。
作業時間は約1分で、誰でも簡単に行えます。1日10回の使用で、2本装填の場合の交換目安は約1年半です。
ただし、解錠回数が多い場合や寒冷地では電池寿命が短くなるため、年に1回は電池の状態を点検することをおすすめします。
SESAMEタッチProの導入活用事例(法人/施設)
コワーキングスペースでの非対面チェックイン管理に活用
都内の小規模コワーキングスペースでは、SESAMEタッチProを入口に設置し、会員のICカードや暗証番号で入退室を管理。
スタッフが常駐しない時間帯でもセキュリティを維持でき、入室ログもセサミアプリで一元管理可能 です。
従来のキーボックス管理からの移行で、利用者の利便性と運営側の負担軽減を実現しました。
複数拠点での運用にも対応しやすく、拡張性も高い点が評価されています。
スポーツジムの会員管理と入退室制限を効率化
24時間営業のスポーツジムでは、SESAMEタッチProを活用して、指紋認証による会員の自動チェックインを導入。
退会者や期限切れ会員のアクセスはアプリから即時に無効化でき、無断利用のリスクを大幅に削減 できました。
また、トラブル時には入室履歴の確認で防犯対応に役立ち、受付の省略によりスタッフの人件費削減にも貢献しています。
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SESAMEタッチProに関するよくある質問
A
ネジ穴の上の小さな赤い穴を、クリップやSIMピンで優しく押し、カチッと音がするまで長押ししてください。青いランプが消灯したらリセット完了です。強く押しすぎないよう注意してください。リセット後、指紋やICカード、暗証番号の再登録が必要です。
まとめ
セサミタッチProは、スマートロック「セサミ」シリーズに対応した後付け型の解錠デバイスで、スマートフォンを使わずに指一本やICカード1枚で解錠できる手軽さが特長です。
ICカードは最大1,000枚、暗証番号は100通りまで登録可能で、シェアオフィスやスポーツジム、研究施設など、多くの利用者が出入りする環境に適しています。
本体単体では使用できず、別途セサミスマートロック本体が必要な点には注意が必要ですが、スマートフォンを持たない方や、高齢者・お子さまでも直感的に操作できるのは大きな利点です。
導入をご検討の際は、ご自身の利用環境に適しているかどうかを、専門スタッフによる無料相談でぜひご確認ください。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!