店舗経営者の中には、STORES(ストアーズ)の名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
STORESは、ネットショップの開設、便利なキャッシュレス決済、集客に役立つ予約システムといった幅広い内容を展開するブランドです。こうしたSTORESのサービスは、インターネット上でのショッピングや現金を用いないキャッシュレス決済など、時代に合ったサービスを簡単に開始できる利便性で、多くの人から注目を浴びています。
そこで今回は、STORESに興味がある方はもちろん、これからネットショップ開設をしていきたいという方、キャッシュレス決済の導入を検討している方、集客強化をしていきたい方向けに、STORESが展開する3種類のサービスについてわかりやすくご紹介していきます。
▼この記事で紹介している商品
STORES(ストアーズ)とは
STORESでは、先ほども申したように3種類のサービスを提供していますが、実際にはサービスごとに運営会社は異なっています。
オンラインショップを簡単に開設できる「STORES」は、STORES・ドット・ジェーピー株式会社が運営しています。グループ会社であるコイニー株式会社が「STORES 決済」を、同じくグループ会社のクービック株式会社が「STORES 予約」を運営しています。
STORESでは、ネットショップの開設と運営・決済サービス・予約システムを中心としてそれぞれのサービスを展開しています。
STORESというサービスブランドのもとで展開されている各サービスについて、以下でチェックしていきましょう。
STORES(旧:STORES.jp)
STORESは、テレビCMなどでも注目を集めていますが、インターネットショップを開設・運営するためのプラットフォームを提供するサービスです。
誰でも簡単にネットショップを開設・運営できるようになっていて、手軽に商売を始めることができるサービスとして人気を集めています。
個人はもちろん、費用を抑えてネットショップの運営をしたい事業者、試しにやってみたいという場合でも、すぐに本格的なショップを開設することができるでしょう。
STORESのメリット(1)簡単に始められる
独自にネットショップを展開する場合、専門業者に依頼したり、サイトを構築するなど時間と労力がかかるものでした。しかし、STORESのようなプラットフォームを利用することで、すぐに自分のお店を始めることができるようになっています。
STORESでは、必要事項(メールアドレスやパスワード)を入力・設定するだけで始めることができます。
STORESのメリット(2)デザインも豊富
お店の印象を決めるデザインに関しても、STORESでは種類豊富に用意されているため、すぐにお洒落でターゲットユーザーの興味を引くお店作りができるでしょう。
STORESのメリット(3)コストを抑えて開設可能
STORESでは、無料プラン(フリープラン)と有料プラン(スタンダードプラン)を用意しています。無料プランを利用することで、コストを抑えてネットショップを運営することができるようになっている点も大きな特徴でしょう。
STORESのメリット(4)無料お試し期間
STORESでは、有料プランで1ヶ月の無料期間を設けています。こちらを利用すれば、有料プランの機能も無料で使ってみることができるようになっています。
STORESの注意点:決済手数料がかかる
注意しておきたい点としては、STORESでの販売には手数料がかかるという点です。売上を計上した際に、無料プランでは5%、有料プランでは3.6%の手数料をSTORESに納めることになります。ある程度の売上や集客が見込めるようになったら、手数料の安い有料プランを検討してみるといいでしょう。
STORES 決済(旧:Coiney)
次に、キャッシュレス決済サービスとして展開されている「STORES 決済」についてわかりやすく解説していきます。
STORES 決済は元々、「Coiney(コイニー)」という名称で展開されていましたが、2020年4月からサービスブランド統合がされ、2020年11月5日より「STORES 決済」に名称が変更となりました。
【こちらもチェック!】STORESターミナル(旧:Coiney)とは?特徴やキャンペーンを解説!
STORES 決済のメリット(1)マルチ決済サービスで複数のキャッシュレスに対応
STORES 決済は単一のキャッシュレス決済サービスではなく、複数のキャッシュレス決済サービスの一括導入を可能にしたマルチ決済サービスです。クレジットカード、9種類の電子マネーに対応でき、別途「STORES 決済(QR)」に申し込みをすれば、中国で利用されているQRコード決済、WeChat Payを利用することも可能です。
キャッシュレス化が推進されているなかで、さまざまなキャッシュレス決済サービスが登場しています。STORES 決済を利用することで、店舗としてもより多様な決済手段に対応でき、様々なお客様のニーズに応えることができます。
STORES 決済のメリット(2)決済情報をクラウド管理
STORES 決済では、データ情報をクラウド上で管理できるため、安心して利用することができるでしょう。国際的なセキュリティ基準「PCI DSS」にも対応しており、決済と同時にリアルタイムで情報がクラウド上に保存される仕組みとなっています。情報は、常時確認することも可能です。
STORES 決済のメリット(3)外部サービスとの連携も可能
STORES 決済では、POSレジや会計ソフトとも連携が可能になっているため、会計作業や事務作業の効率化も実現できるでしょう。特にPOSレジとの連携機能は、売上管理をより円滑に行えますので、店舗であれば積極的に活用しておきたい機能です。
STORES 決済のメリット(4)中国で定番のWeChat Payにも対応
STORES 決済は、キャッシュレス大国として君臨する中国で人気のキャッシュレス決済「WeChat Pay」による決済にも対応が可能です。そのため、訪日外国人の中で圧倒的な数を誇る中国人観光客の集客にも繋がり、インバウンド対策・売上アップも期待できるでしょう。
新型コロナウィルスの影響で訪日外国人が大幅に減少していますが、JINTOによる2020年の最新データでも100万人が中国から日本に訪日していることがわかります。これらのインバウンド需要に応えていくためにも、中国で広く使われているWeChat Payに対応しておくことは欠かせないポイントだと言えます。
(参考資料:国籍/月別 訪日外客数(2003年~2020年)日本政府観光局HP)
STORES 予約(旧:Coubic)
最後にご紹介するのが予約システム「STORES 予約」です。こちらは、元々Coubicとして提供されていましたが、サービスブランド統合のため、2020年10月19日より名称を変更しました。 予約システムとして、集客や顧客管理を効率化することのできるツールであるとともに、顧客の予約をさらに便利に行えるものとして展開されています。
STORES 予約のメリット(1)様々な業種に対応
STORES予約は、180以上の業種に対応しています。
オンラインレッスン・フィットネスジム・公共施設・病院・理美容・ネイルサロンや健康診断など、様々なジャンルの用途に合わせた機能やサービスを用意している点も多くの企業に取り入れられている理由のひとつでしょう。公式サイトの情報によると毎月1,000社以上の企業に導入されているとされています。こうした実績からも、法人個人を問わず、様々なジャンルに対応した予約システムとして「STORES 予約」は注目を集めています。
STORES 予約のメリット(2)24時間ネット受付
「STORES 予約」は24時間の予約受付に対応しています。これにより、従来営業時間以降の問い合わせや受付を取りこぼしていた場合でも、漏れなく対応することが可能です。こうした機能により、集客・売上アップに効果が期待できるでしょう。
STORES 予約のメリット(3)予約・顧客管理を自動化
「STORES 予約」では、予約に関する管理を自動化して行えるため、業務効率化が図れるでしょう。顧客への予約確認メールや予約日の前日、来店後におけるフォローに関しても自動でメール配信できるようになっています。顧客情報や支払い等に関する様々な業務もこのサービスで、効率化できます。
まとめ
今回はSTORESというサービスブランドとして展開されている3つのサービスをご紹介しました。
ひとつひとつが、企業や個人が事業や商売を進めていくうえで、インターネットを活用した便利で快適なサービスとして展開されています。
今回ご紹介した「SOTRES決済」は、キャッシュレス決済の導入を検討している店舗では、一度に多くのキャッシュレス決済を可能とする便利なサービスです。対象のPOSレジと連携することも可能になっているため、今後キャッシュレス決済の導入や切り替えを検討している場合は是非チェックしてみてください!
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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