「他の勤怠管理システムと何が違うの?」
「料金はいくら?トライアルはある?」
多様な勤務形態に対応し、勤怠管理を効率化するクラウド型システムとして注目されるジンジャー勤怠。
しかし、導入を検討する際に気になるのが、実際の評判や口コミではないでしょうか。
本記事では、ジンジャー勤怠の評判や特徴をはじめ、機能やメリット・デメリットまで詳しく解説します。
目次
▼この記事で紹介している商品
ジンジャー勤怠とは「クラウド型勤怠管理システム」
ジンジャー勤怠は、 パソコンやスマホを使って出退勤を記録できる、クラウド型の勤怠管理システム です。
出退勤の打刻はもちろん、残業や深夜労働の自動集計、有給休暇の申請・承認まで一元管理でき、毎月の集計作業にかかる手間を大幅に削減します。
さらに、労働法の改正にも自動でアップデートされるため、勤怠管理ミスや法令違反のリスクも最小限に抑えられます。
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ジンジャー勤怠は「jinjer株式会社」が提供
- ・会社名:jinjer株式会社(jinjer Co., Ltd.)
・事業開始:2016年1月18日
・従業員数:509名(2025年5月時点)
・代表者:代表取締役社長 CEO 冨永 健
出典:会社概要│jinjer株式会社
ジンジャー勤怠の評判・口コミ
ジンジャー勤怠の良い評判・口コミ
操作性・使いやすさ
- 出退勤ボタンが大きく、直感的で誰でもすぐ使える
- スマホ・PC・タブレットなどマルチデバイス対応で打刻しやすい
- デザインがシンプルで、マニュアル不要の操作性
- ログイン後すぐに打刻でき、待機時間なしでスムーズ
モバイル対応・直行直帰もスムーズ
- スマホアプリでどこでも打刻・申請可能(出張・直行直帰にも対応)
- GPS機能で打刻場所の確認も可能、不正防止にも寄与
- カメラ起動による顔認証打刻など、不正対策も強化
勤怠・休暇管理の効率化
- 有給の残数や期限が一目で分かり、計画的な休暇取得が可能
- シフトや残業、休暇申請などもアプリで完結、紙のやり取り不要
- 管理画面でリアルタイムに勤怠状況を把握・集計
管理者の業務効率化
- 出退勤データの自動集計で集計ミスや手間が大幅削減
- 申請や承認のワークフローがオンライン化されスピードUP
- アラート機能で長時間労働や打刻漏れを即時把握
- フレックス・夜勤・休日勤務など多様な勤務形態にも対応可能
その他のメリット
- セキュリティ強化(コード認証・操作ログ管理など)
- 導入・定着もスムーズで、ITに不慣れな社員でも使いやすい
- ペーパーレス化・在宅勤務対応にも貢献
- サポート対応は丁寧で迅速という評価あり
ジンジャー勤怠の悪い評判・口コミ
操作性・UIの不便さ
- 申請画面が複雑・分かりづらい(有給・公休・修正など申請が別々で分かりにくい)
- スマホアプリの使い勝手が悪い(見づらい、操作階層が深い、再申請が分かりにくい)
- 時間入力が面倒(時と分を個別に入力、休憩時間が自動で入らない)
- 打刻修正の操作が複雑・場所がわかりづらい
- 申請完了に2段階操作が必要でミスしやすい(全体としては使いやすい)
機能不足・改善要望
- スケジュールを一括申請できない(1日ずつ入力が必要)
- 勤務場所メモ機能がない(在宅勤務の場所記録ができない)
- 個人スケジュールのテンプレート登録ができない
- 有給・休暇取得履歴を確認する一覧がない
- 勤務終了後でも「出勤」ボタンが押せてしまう
修正・承認の煩雑さ
- 打刻ミス修正に毎回承認が必要で面倒
- 申請後の修正がうまく反映されないことがある
- 誤申請後の取り消し・再申請が手間
- 承認画面が見づらく、一覧性がない
- 修正申請だけを絞って表示できない
管理者側の不満
- 操作が分かりづらく、慣れるのに時間がかかる
- 承認・取消の処理フローが煩雑
- ユーザーごとの勤怠状況が直感的に見づらい
システム・安定性の課題
- メンテナンス中に打刻できない
- アップデート後にエラーが出やすい(猶予がない)
- 打刻した内容が稀に反映されないことがある
- 打刻時間の修正で入力済み内容が消える場合がある
- 背景やレイアウトが見づらい(特にスマホ)
通知・連携関連
- 給与明細の通知が社用メール限定(個人アドレス登録不可)
- サブ通知メールの設定ができない
ジンジャー勤怠の総評
ジンジャー勤怠は、打刻や申請のしやすさに定評があり、特にスマホ対応の利便性が高く評価されています。
一方で、複雑なUIやシステムの重さに不満の声も見られ、慣れるまでに時間がかかるとの指摘も少なくありませんでした。
総じて、 シフト制や申請フローが複雑な現場では運用効率を大幅に改善できますが、導入時のサポート体制や操作トレーニングが重要なポイント となります。
利便性と使いこなしやすさのバランスを見極めて導入判断を行いましょう。
ジンジャー勤怠の料金
ジンジャー勤怠は初期費用+月額料金制
ジンジャー勤怠の料金体系は、「初期費用」と「月額利用料」の2つで構成されています。
- 初期費用:導入時に一度だけ発生する費用(設定支援や初期環境構築などにかかる)
- 月額利用料:毎月発生する基本利用料金(機能と利用人数に応じて変動)
月額料金は 最もシンプルなプランで330円/人(税込)から利用可能 です。
勤怠管理機能だけの導入もでき、会社規模や業務内容に応じて複数機能を組み合わせた最適なプランを提案してもらえます。
なお、料金の詳細は公式サイトからの問い合わせが必要です。
ジンジャー勤怠は1か月の無料トライアルあり
ジンジャー勤怠では、導入前にシステムを実際に試せる「1か月間の無料トライアル」が用意されています。
トライアル期間中に試せる主な機能
- 出退勤の打刻(スマホ・PC対応)
- 勤怠データの自動集計
- 有給休暇の申請・管理
- 残業・深夜勤務の計算
- 各種ワークフロー(申請・承認)
無料トライアルを利用することで、 「自社の働き方に合っているか」「実際に操作しやすいか」といった不安を解消できます 。導入後のギャップも減り、スムーズな本格運用が可能になるでしょう。
申し込みはジンジャー公式サイトから簡単に手続き可能です。「まずは触ってみたい」という段階の方にもおすすめします。
ジンジャー勤怠導入前に知っておきたいその他のポイント
- 最小利用人数は10名から
- 契約期間途中で利用者数が増えた場合、増加分の料金が残月数に応じて請求される
- 退職した利用者の料金は発生せず、アカウントは無料で保存可能
- 契約期間途中の解約や利用者数減少時の払い戻しは対応していない
- 設定代行サービスプランもあり、詳細は問い合わせが必要
- 専任サポートによる導入・運用フォロー(電話/オンライン)あり
- 導入から運用開始までは概ね2~3ヶ月程度が推奨される
※参考:ジンジャー勤怠のよくある質問│ジンジャー勤怠公式サイト
ジンジャー勤怠の主な機能一覧
出退勤管理 | 自動集計 | 各種申請・承認 | シフト管理 | 有休管理 | 予実管理 | アラート機能 | システム連携 | 法改正対応・ガバナンス強化 |
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ジンジャー勤怠のメリット・デメリット
ジンジャー勤怠のメリット
- ジンジャーシリーズと連携し、勤怠から給与・人事を一元管理できる
- スマホアプリからの打刻や申請が直感的で使いやすい
- 打刻忘れや申請ミスの防止機能が充実している
- 有給や休暇申請などのワークフローが効率化できる
- 承認フローがスムーズで管理者側の負担軽減につながる
- 多様な勤務形態に対応できる柔軟性がある
- アプリとブラウザの両方で利用可能で環境に合わせやすい
- 導入時のサポートやマニュアルが充実している
ジンジャー勤怠の 最大のメリットは、勤怠管理だけでなく給与計算や人事労務管理も「ジンジャー」シリーズで一元管理できる点 です。
各システム間でデータが自動連携するため、手入力や転記の手間が大幅に減り、作業ミスのリスクも抑えられます。
その結果、担当者の負担が軽減され、業務効率が大きく向上します。複数の人事業務をまとめて管理したい企業に特に適したシステムです。
ジンジャー勤怠のデメリット
- 申請の画面遷移が多く、操作に迷うことがある
- アプリのアップデートが頻繁で即対応が必要な場合がある
- 一部の機能は社内運用ルールと合わず、混乱することがある
- スマホアプリの表示や申請状況の見やすさに改善余地がある
ジンジャー勤怠の 最大のデメリットは、申請や修正操作の一部が分かりにくく、初心者には迷いやすい点 です。
特に複数日の申請や打刻修正の手続きが複雑だと感じるユーザーが多く、スマホアプリの画面遷移も多いため操作性に課題があります。
また、管理者向けの操作にも慣れが必要で、頻繁なアップデートに対応しきれないケースも見られます。
ジンジャー勤怠の導入が最適な企業
ジンジャー勤怠は、 基本的な打刻や休暇申請が直感的に操作できるため、中小企業やスタートアップに特に適しています 。
また、スマホアプリでの打刻や申請が可能なため、多様な勤務形態やリモートワークを導入している企業にも便利です。
一方で、複数日の申請や打刻修正など一部操作はやや複雑で、初心者には迷うこともあります。
画面遷移が多い点や頻繁なアップデートへの対応も課題で、社内での習熟が求められます。ジンジャー勤怠の使い方(打刻方法一覧)
ジンジャー勤怠は、パソコン(PCブラウザ)、タブレットアプリなど多彩な打刻方法に対応しており、時間や場所を問わず勤怠管理が可能です。
パソコン(PCブラウザ) | タブレットアプリ | スマートフォンアプリ | ICカード打刻 | GPS連動打刻 | チャットアプリ打刻 | 笑顔打刻(写真撮影) | 生体認証打刻 |
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こうした多彩な打刻方法により、企業の勤務形態や現場環境に合わせて柔軟に活用できる点がジンジャー勤怠の大きな魅力
ジンジャー勤怠の導入実績事例
事業拡大に備え、ジンジャーで人事業務を一元化
株式会社PLAYBASEは事業拡大に伴い、管理体制の強化を目指してジンジャー勤怠を含む複数のジンジャー製品を導入しました。
従来は勤怠、給与、人事評価を別々のシステムで管理していたため、手間やミスが課題でしたが、 ジンジャー導入後は人事マスタの統合と手続きのペーパーレス化を実現 。
勤怠や評価データを一元管理でき、業務効率と情報の透明性が大幅に向上しています。これにより、今後の成長に向けたデータ活用基盤の構築も進められています。
参考:株式会社PLAYBASEの導入事例│ジンジャー勤怠公式サイト
紙とExcelから脱却し、柔軟な人事評価と一元管理を実現
株式会社日本電商では、300名を超える社員の人事評価を紙やExcelで管理しており、評価シートの作成・回収・保管に大きな負担がありました。
半期ごとの人事異動時には複数システムへのデータ反映が煩雑で、ミスや非効率も課題に。
ジンジャー導入により、評価項目のウエイト変更や勤怠・人事・経費の一元管理が可能に なり、評価や労務業務の効率化とペーパーレス化を実現。
組織変更時のデータ更新もスムーズになり、将来の拡大にも対応できる柔軟な体制を整えています。
ジンジャー勤怠とおすすめ勤怠管理システムを比較
POS+ time recorder
POS+ time recorderは、 POSレジ「POS+」と連携し、シフト作成から勤怠管理、人件費シミュレーションまでを一元化できるクラウド型勤怠管理システム です。
顔認証やパスワードによる打刻機能を備え、不正打刻を防止。従業員のスマートフォンからも簡単に打刻・申請ができ、リモートワークや直行直帰にも対応可能です。
また、従業員の時給や雇用形態を登録するだけで、人件費を自動でシミュレーションできるため、予算管理やコスト最適化にも貢献します。
- 勤怠・シフト・人件費管理を一元化し、業務効率とペーパーレス化を実現
- 顔認証・パスワードで正確な打刻と不正防止を両立
- 人件費の自動計算により、経費管理の手間を大幅に削減
💡こんな企業におすすめ!
POS+をすでに導入しており、人件費と売上を連携して管理したい企業。業務の可視化と効率化を図りたい中小〜中堅企業に最適
POS+連携で、店舗運営を劇的に効率化
【無料】お問い合わせはこちらマネーフォワードクラウド勤怠
マネーフォワード クラウド勤怠は、 スマートフォンやICカード、GPS打刻に対応した柔軟性の高いクラウド型勤怠管理システム です。
未打刻や未承認のアラート通知、自動集計機能により、人的ミスを防ぎながら業務の効率化を実現できます。
フレックスタイム制、シフト勤務、リモートワークなど多様な勤務体系にも対応しており、独自の就業ルールも反映可能な柔軟性が特長です。
- スマホ・ICカード打刻、GPS連携で柔軟な働き方に対応
- アラート機能で有休・残業時間の管理ミスを削減
- 就業ルールのカスタマイズが可能で、給与計算ソフトとスムーズに連携
💡こんな企業におすすめ!
法令遵守を重視しつつ、複雑な勤務形態や就業規則に対応したい企業。多様な働き方を取り入れている成長企業や中堅企業に向く
給与計算と1クリック連携&法改正も安心
【無料】お問い合わせはこちら
ジョブカン勤怠管理
ジョブカン勤怠管理は 業界トップクラスのクラウド型システムで、シンプルな操作性と誰でも使いやすい点が特徴 です。
ICカード、GPS、スマホなど豊富な打刻手段に対応し、変形労働時間制・フレックス制・裁量労働制など、多様な勤務形態にも適応しています。
さらに、給与計算ソフトと連携すれば、勤怠データが自動で反映され、管理業務にかかる時間と手間を大幅に削減できます。
- 直感的な操作と柔軟な設定で多様な勤務形態や打刻方法に対応
- 給与計算ソフトと連携し勤怠業務と人事労務の工数を大幅削減
- 導入実績25万社以上で信頼性が高くサポート体制も充実
💡こんな企業におすすめ!
はじめて勤怠システムを導入する企業や、拠点数が多く多様な勤務形態に対応する必要がある企業。人事労務の効率化を求める中小〜中堅企業におすすめ
KING OF TIME
KING OF TIME(キングオブタイム)は、 導入実績6万2,000社・利用者390万人以上を誇る業界トップシェアのクラウド勤怠管理システム です。
初期費用なし・月額330円(税込)で、顔認証・ICカード・GPS・モバイル打刻など業界最多の打刻手段を利用できます。
複雑な就業ルールや勤務体系(変形労働、フレックスなど)にも対応し、多拠点・リモートワークを含む企業の柔軟な勤怠管理に貢献します。
- 月額330円(税込)で全機能が使え、コストを抑えながら業務効率化が可能
- 顔認証・ICカード・位置情報など業界最多の打刻方法に対応
- 就業ルールに合わせて柔軟に設定でき、働き方改革にも最適
💡こんな企業におすすめ!
多拠点・リモート・直行直帰など多様な働き方を取り入れる企業。勤怠ルールが複雑でも簡単に運用したい中〜大規模企業に最適

タッチオンタイム
タッチオンタイムは、 導入実績6万2,000社・利用者390万人以上を誇る業界トップシェアのクラウド勤怠管理システム です。
ICカード、顔認証、スマートフォンなど多様な打刻手段に対応しており、リモートワークや直行直帰など柔軟な働き方にも適しています。
また、残業時間や休暇の自動集計、シフト作成、申請・承認フローも自動化できるため、勤怠管理の手間を大幅に削減可能です。
- 初期費用0円、月額330円/人(税込)と低コストで高機能
- 多様な働き方にフィットする柔軟な機能と打刻方法
- 電話応答率96%、利用満足度96%を誇るサポートセンター
💡こんな企業におすすめ!
勤怠集計の効率化と法令遵守を重視する中〜大規模企業。サポート体制の手厚さや導入時の安心感を重視したい企業にもおすすめ

勤怠管理システム導入に使えるIT導入補助金
勤怠管理システムの導入には「IT導入補助金」が活用できます。
IT導入補助金は中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際、費用の一部を国が補助する制度 です。
対象となるのは、国の登録を受けたシステムで、勤怠管理ソフトも多くの製品が対象に含まれます。
なお、導入前に申請が必要で、補助金のスケジュールや申請期間は年度ごとに異なるため、必ず最新情報を公式サイトで確認してください。
詳細はこちらをチェック

まとめ
ジンジャー勤怠は、スマホやPCから簡単に出退勤の打刻や休暇申請ができ、多様な勤務形態や法改正にも柔軟に対応するクラウド型勤怠管理システムです。
管理者は勤怠データの自動集計や申請承認のオンライン化で業務効率を大幅に改善できます。
ただし、一部の申請操作や修正手続きが複雑で、慣れるまで時間がかかることや、頻繁なアップデート対応が必要な点には注意が必要です。
導入を検討する際は、ジンジャー勤怠に限らず、操作性や機能、サポート体制などを比較して自社に最適な勤怠管理システムを選びましょう。
勤怠管理システムの導入や補助金の利用に不安がある方は、お気軽にWiz Cloudまでご相談ください。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!