その開閉方法は、スマートロックの種類によって様々ですが、中にはスマートフォンのアプリを利用し、遠隔からでも開閉の操作ができるものもあります。
遠隔操作ができれば、『鍵をかけたっけ?』と心配になった場合や、お子様が鍵を持ち忘れた場合、会議室の貸し借りをする場合などでも、開閉可能です。
本記事では、遠隔開閉機能付きのスマートロックの魅力と注意点、そしておすすめのスマートロック3選をご紹介していきます。
お子様がいるご家庭の方、鍵の閉め忘れがいつも心配になる方などは、きっと重宝できる機能になりますので是非参考にしてください。
遠隔開閉機能付きのスマートロックのメリット
スマートロックの種類によっては、遠隔開閉機能が付いていないタイプのものもあり、中には遠隔開閉機能がついていることによって、少々スマートロック自体の値段が上がっているという場合もあるでしょう。
そのため、遠隔開閉機能付きのスマートロックを購入するときには、 ご自身の生活環境にメリットがあるかどうかを検討してから導入することが重要 です。
- 鍵の開閉状況を確認することができる
- 家族が鍵を忘れても安心
- 鍵の開閉履歴も確認できる
鍵の開閉状況を確認することができる
『鍵かけたっけ?』という心配は、外出時に誰もがしたことがあるでしょう。確かに鍵を閉めた記憶があるにも関わらず、開いていたという経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
その点、遠隔開閉機能付きのスマートロックは、アプリ上で鍵の開け閉めをおこなうことができるわけですから、 鍵の開閉の現状をアプリ上で確認することもできるようになる わけです。
特に、旅行や長期で家を空ける場合などは、鍵がしっかりしまっていなければ空き巣に入られてしまう可能性もあります。そういったリスクを回避できるという点がメリットであるといえるでしょう。
家族が鍵を忘れても安心
お子様がいらっしゃるご家庭で、共働きのご夫婦ですと、お子様が鍵を忘れて家に入ることができなかったということが起こったという方もいらっしゃるはずです。
比較的過ごしやすい日であれば問題ないのかもしれませんが、寒い日や雨の日などは、外で待っておかなければならず、かわいそうになってしまいますよね。
しかし、家族が鍵を忘れてしまった場合でも 連絡を取ることさえできれば遠隔から開けることができる ので、お子様のいらっしゃるご家庭でも安心です。
逆に、お子様には鍵を持たせずに遠隔から開けるシステムにするというルールでもよいかもしれません。
鍵の開閉履歴も確認できる
また、遠隔で操作ができるスマートロックのほとんどは、 鍵の開閉履歴もスマホのアプリ上で確認 をすることができます。
何時に誰が開けた、閉めた、などの履歴が確認できると、安心できるのではないでしょうか。
お子様が帰った時間、家族が帰った時間などを常に把握できることで、家族の安全を守ることにもつながるでしょう。
遠隔開閉機能付きのスマートロックのデメリット
とはいえ、遠隔開閉機能付きのスマートロックにもデメリットがありますので、 メリットとデメリットの兼ね合いをよく見て導入を判断することが大切 です。
考えられるデメリットは下記のような事項があげられます。
- スマホの電源が切れると操作ができない
- 価格が高い場合がある
スマホの電源が切れると操作ができない
まずは、遠隔からの操作はスマホのアプリからするようになりますので、当然スマホの電源が出先で切れてしまいますと操作ができなくなるというデメリットがあります。
また、データ通信の容量が越えていて、 なかなかアプリにアクセスできないといった不具合も起こる可能性 があるでしょう。
価格が高い場合がある
このように、遠隔からの操作ができるスマートロックですと、そういった機能がないスマートロックに比べて比較的高価な場合もあります。
数千円で購入できるものもあれば、数万円かかるものも ありますので、生活スタイルと、必要性を検討しながら導入する必要があるといえます。
遠隔開閉機能付きスマートロックおすすめ3選
では、最後に遠隔開閉機能付きのスマートロックのおすすめモデルを3つご紹介いたします。Qrio Lock(キュリオロック)
Qrio Lock(キュリオロック)は、『Qrio Hub』玄関近くのコンセントに挿しておくことで、Qrio Smart Lockの遠隔操作を行うことが可能になります。
遠隔地からのスマートフォンの操作をWi-Fi経由で受信し、Qrio Smart LockとBLEで通信します。
また、アプリを利用することで 外出時に鍵の開閉の通知を受け取ったり、開閉履歴を確認する機能も あり、家の状態を把握することができるためセキュリティの面でも安心です。
Qrioのスマートロックは、スマートロックの中でも利用者が非常に多いモデルになりますので、悩んだらQrioにするというのもありかもしれませんね。
公式サイトはこちら
SESAME(セサミ)
SESAME(セサミ)は、『Wi-Fiアクセスポイント』というBluetooth信号とご自宅のWiFiネットワークの信号を繋ぐブリッジのようなものを設置することで、遠隔操作ができるようになります。
また、遠隔での開閉操作に限らず、ゲストの追加や削除も行うことで、 お友達と数日だけシェアしたり、民泊に利用したりすることも可能に なるのです。
SESAMEもQrio同様に、アプリを利用することによって開閉の履歴を見ることができます。
スマートロックの王道『SESAME vs Qrio』結局どっちが買い?
『Qrio』と『SESAME』の製品比較を通して、利用用途やシチュエーションごとに、どちらの製品がオススメなのかを徹底的に分析
詳しくはこちらAkerun
Akerunは、ハブなどを利用せずに、スマートロック本体とつながったアプリを利用することで、アプリから簡単に開閉操作を行うことができます。
Akerunは主にオフィスなどで利用される場合が多く、 多数の拠点の鍵の開閉状況を一括して管理をすることができる というメリットがあります。
公式サイトはこちら
まとめ
スマートロックによる自宅の鍵の開閉は、意外にもスマホやICカードが主であるとお考えの方が多いかもしれません。
しかし、遠隔で開閉することができれば、荷物が多い場合でも自宅に帰る時間に合わせて鍵を開けて置いたり、車から降りるときに鍵を開けるなどのように、便利に利用することができるのです。
また、外に出ているときにも自宅の安全を守る大切の鍵の状態を知ることができるので、安心してショッピング等の外出を楽しむことができますよね。
家族が多い方、お子様のいらっしゃる方、民泊の管理者様、オフィスの管理者様などは特に有効的に活用することができるのではないでしょうか。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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