設置の簡単さと操作性抜群!国内の主要スマートロック4選

早くからアメリカやヨーロッパなどでは広がりを見せていたスマートロックですが、日本でもIoTの動きが活発化した2015年以降、国内メーカーから続々とスマートロックが発売を開始しました。株式会社フォトシンスの「Akerun」が4月、株式会社ライナフの「NinjaLock」が5月、Qrio株式会社の「Qrio Smart Lock」が8月と、国内主要メーカー3社が立て続けに発売されたことから、2015年は日本における“スマートロック元年”と呼ばれるようになりました。では、国内のメーカー4社をみていきましょう。

Akerun(アケルン)

IoT関連の機器開発を行う株式会社フォトシンスが提供する「Akerun」は、グッドデザイン賞を受賞したスタイリッシュなデザインと機能性により、自宅からビジネスシーンまで様々な場面で利用されています。

「Akerun」は、既存のドアに貼りつけるだけで、お手持ちのスマホと同期させれば鍵の開け閉めが簡単に出来るようになっており、家族だけでなく友人や宅配業者などにも時間や日付を決めて一時的に権限を付与することができます。オートロック機能も備わっているため、閉め忘れも防止。さらに、入退室の履歴も残すことができるため、オフィスでの出退勤履歴確認や、子どもや高齢者の帰宅時間も把握できるなど安全面にも配慮されたシステムとなっています。
料金 38,880円(税込)
サイズ 118×68×41
重さ 200g
通信 Bluetooth 4.0 Low Energy OS OS iOS8 以上 /Android5.0以上
バッテリー DC6.0V(単三リチウム電池1.5V 4本)
※ドアセンサー:DC3V(リチウム電池 CR20321個)
 
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NinjaLock(ニンジャロック)

不動産に特化したシステムを開発している株式会社ライナフが提供する「NinjaLock」は、シンプル操作で大人から子供まで誰でも操作が可能です。2017年5月に新モデル「NinjaLock2」が発売され、接続速度が従来の3倍の速さとなりました。ワンタッチで簡単に取り付けられる本体は、無段階調整可変構造のアタッチメントにより、自宅のサムターンが大小問わずピッタリの幅に合わせることができるようになっています。 

高いセキュリティ技術で守られた「NinjaLock」は、オートロック機能に、合鍵招待機能、開閉記録の保存などスマートロックの基本機能も十分備わっているため、自宅だけでなくオフィスなどでも利便性の良いサービスとなっています。
料金 問い合わせ下さい
サイズ 151×71×40.5
重さ 約350g(電池を含む)
通信 Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0 Low Energy (BLE) OS  iOS 7.0以上、Android 4.3以上
バッテリー 単三形電池 x 4 本(同梱)
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Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)

ソニー系ベンチャー企業であるQrio株式会社が提供するのは「Qrio Smart Lock」というスマートロック。サーバーを介さず、スマホとスマートロックの間で直接通信を行い解錠・施錠することで、キー情報を盗み出されるリスクも低くなっています。鍵をシェアする時も、普段使っているLINEやFacebookなどのメッセージアプリでURLを送るだけ。初めて使う人にも操作はシンプルであり、「Qrio Smart Lock」の通信圏内に入ると自動的に鍵を認識してくれるので簡単です。 ちなみに、別売りの「Qrio Hub」とセットで使用することで、外出先からでも解錠・施錠が出来るようになっています。
 

DECIMEL(デシメル)

株式会社セリュールが提供するスマートロックの「DECIMEL」は、専用の鍵を持つ『スマートキーモデル』とスマホで操作が可能な『スマートフォンモデル』の2種類展開。さらにテンキーが付いており、暗証番号の入力でも解錠することができるので、カギを持ち歩く必要のないキーレス生活が可能となっています。また、不動産賃貸物件やレンタルオフィスなどの管理に便利なども、専用アプリを使ってしっかり管理することができます。

まとめ
国内で販売されている製品は、どれも工事不要でサムターン部分に簡単に取り付けることができる。単純な鍵の開け閉めだけでなく、一時的な鍵の権限を貸し出す機能や、入退室管理など個人から法人と様々なニーズに対応できる機能が可能となっています。国全体でIoT化を進める動きが強まるにつれ、生活シーンの全てがスマホに繋げられるようになっていくかもしれません。今後も様々な機能を持ったスマートロックが登場するでしょう。 関連記事:話題の民泊サービスAirbnbと相性の良いスマートロックまとめ

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Wiz Cloud編集部

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