電気料金1000円超値上げ!?家庭の電気代削減術をご紹介!

重要なライフラインの1つである「電気」。毎日の生活に欠かせないものだからこそ、少しでも節約して負担を軽減させたいと思うものです。しかし、3月25日の各報道で2021年度の電気料金における、家庭の負担額が1000円以上値上げされることが明らかになりました。)
これまでと同じように利用していても、負担額が増える可能性があることに不満をいだく方も多いものの、仕方がありません。 今回は、電気料金値上げの話題を受け、家庭ですべき電気代削減術について解説していきます。

2021年度は電気料金1000円以上値上げ

3月25日の各報道にて、2021年度は電気料金の家庭負担額が1000円超値上げされる方針が明らかになりました。経済産業省は、各家庭の負担が1000円以上増えることで、年間1万円の負担になるとしています。

再生可能エネルギー普及のため

そもそも、何故電気料金が値上げされるのかといいますと、国の方針として”再生可能エネルギーを普及させるため”です。再生可能エネルギーについては、後述にて詳しく解説しますが、簡単に言えば太陽光や風力など自然の力で発電されるエネルギーのことです。

これらのエネルギーを普及させるために、電気利用者の負担額が上乗せされるということになります。

上乗せされる負担額とは?

ここまでの解説で、「電気料金は、自分が使った分だけをしはらっているのでは?」「負担額が上乗せされるとはどういう意味?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

上乗せされる”負担額”とは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度によって、電力の買い取りに必要な費用を、各家庭で電気の使用料に応じて負担する額のことです。これをいわゆる「省エネ賦課金」と呼びます。

つまり、簡単に言えば再生可能エネルギーで発電する設備にかかる費用を、皆で負担してくださいねということですね。そして、2021年度に更にこの設備を増やす方針でいるため、負担額が増えますとされたのが、今回の「電気料金値上げ」の報道というわけです。

再生可能エネルギーとは?

では、再生可能エネルギーとは一体何なのかというところが気になる方も多いでしょう。

自然界に常に存在するエネルギー

簡単に言えば、再生可能エネルギーとは、自然界に常に存在し、それを何らかの理由で使ったとしても何度でも再生が可能なエネルギーのことです。太陽光や風力、地熱といったエネルギーがあげられ、その特徴としては「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO2を排出しない」というのがあります。

逆に、再生ができないエネルギーでは何があげられるのかというところですが、石油や石炭、天然ガスなど有限な資源があげられるでしょう。

日常生活に不可欠な「電気」を、いつまでも環境に悪影響を及ぼすことなく発生し続けられる仕組みを作っていくために、再生可能エネルギーや、それを活用した発電設備が必要になるということです。

新エネルギーとの違い

再生可能エネルギーと混同しがちな言葉に「新エネルギー」というのがありますが、基本的には、太陽光発電や風力発電などが新エネルギーに含まれ、再生可能エネルギーに含まれる位置づけとされています。

そのため、双方の言葉自体に何らかの明確な差はないと考えて問題ないでしょう。
 

再生可能エネルギーについての問合せはこちら
お問い合わせ

再生可能エネルギーによる発電で電気料金削減に?

このように再生可能エネルギーは、今後の永続的な電力供給の重要なカギを握っているということで、普及促進、設備投資のために毎月の負担額が増えることになります。

とはいえ、値上げをする分までには届かなくとも、電気代を削減したいとお考えの方は多いでしょう。

実は、自宅に再生可能エネルギーによる発電設備を設置するだけで、電気料金削減に繋がる可能性もあるのです。

再生可能エネルギーで削減できる電気料金

そもそも、皆さんのご自宅で利用できている電力はいずれの電力会社の場合でも、電気を発電させている企業から電気を買って、提供されています。その時に追加される負担額が「省エネ賦課金」という事は、先述に解説しました。

しかし、再生可能エネルギーで発電する仕組み、いわゆる太陽光発電の設備などを導入することで、日中は太陽光発電で作った電力を使い、夜は買った電力をつかうということもできます。また、日中の使用電力が発電量を下回っていれば、電気代はかからず、余った電力は売ることができるのです。

そうすることで電力を買う総量が減り売電収入も得られるため、電気代を大きく抑えることができます。

実際、省エネドットコムが調査した内容によりますと、太陽光を設置したもしくは検討した理由について、約80%の回答者が「電気代削減のため」と回答したといいます。(出典:https://www.shouene.com/lp/solar-power-reduces-electricity-bills/)

一般家庭で、再生可能エネルギーの発電設備を導入するのであれば、現実的なのは「太陽光発電」です。初期費用0円で導入できるサービスもありますので、是非確認してみてください。

再生可能エネルギーに対応できる住居タイプ

ただし、再生可能エネルギーの発電設備設置に対応できるのは、マンションやアパートのオーナー、もしくは戸建て住宅の方です。

集合住宅にお住まいの方は、別で土地を購入して発電設備を取り付け、売電収入を得るということはできますが、自身の自宅でその電力を使うというのは難しくなるかもしれません。

再生可能エネルギーについての問合せはこちら
お問い合わせ

集合住宅の場合の電気料金削減術は?

では、集合住宅の場合は、電気料金値上げにあたりどのような対策をすれば電気代が削減できるのでしょうか。

新電力に変更しよう

細かい部分の節電という方法もありますが、手っ取り早いのは「新電力に変更する」という方法です。新電力への変更は基本的に集合住宅であっても自由に行うことができます。

戸建て住宅の方でも太陽光設備を取り付けるのはちょっと・・・という方は、新電力に変更することで、毎月の電気料金を削減することが可能です。

新電力についての問合せはこちら
お問い合わせ

新電力のメリット

新電力のメリットとしては

・電気料金が安くなる
・セット割で更にお得になる可能性がある
・好きな電気会社を自由に選べる


という点です。セット割とはガスや携帯などと請求先をまとめることで割引がきくサービスのことを指します。どの電気会社がご自身にとって一番お得かを見極めつつ、好きな電気会社を選ぶことができるのも特徴です。

新電力のデメリット

一方デメリットとしては、時期によって仕入れ値が変わり、電気代が高くなる可能性もあるという点です。基本的には地方の電力会社よりも安価に利用できるのですが、全国的に何らかの理由で電気の利用量が拡大し、新電力会社が仕入れるそもそもの電気代が高額になる可能性があります。

実際、2021年の冬、全国的に大雪が降ったことで、寒さに見舞われた際、こたつや暖房の使用で全国的に電気の利用量が拡大し、一部では通常の10倍ほどの電気代が請求されたというケースもありました。

この件については、新電力会社ごとに今後36ヶ月払いにするなど、対応しており、一件落着しているようです。ただし、基本的に電気料金は地方の電力会社よりも毎月安価に利用できると考えて問題ないでしょう。

新電力で削減できる電気料金

新電力で削減できる電気料金がどのくらいかという点については、新電力会社それぞれによるところであり、正確な数字は提示できません。

しかし、一般的な指標としては1年間で1ヶ月分の電気料金が削減できるとされています。そのため、現在1ヶ月に1万円程度の電気代を支払っている方であれば、1年間で今回の値上げ相当の額をペイできると考えてよいでしょう。

ただ、電気の使用量やその他セット割など各種サービスによって削減額は異なりますので、どこの電力会社がお得に利用できるかまずはご相談ください。

この機会に再生可能エネルギーや新電力に切り替えを


本記事では、電気料金値上げに関する概要と、家庭での電気代削減術について解説をしました。

再生可能エネルギーの普及をするため電気代に含まれる負担額が増えるということですが、自宅に再生可能エネルギーによる発電設備を導入したり、新電力に切り替えることで、その負担額をペイすることができる可能性もあります。

まだ再生可能エネルギーの導入をしていない方、新電力へのお切替えがお済でない方は、是非下記のお問い合わせ窓口からお気軽にご相談ください。

数あるサービスのなかからお客様の利用環境にピッタリのサービスをご案内します。

新電力・再生可能エネルギーについての問合せはこちら
お問い合わせ

無料ご相談フォーム

商品に関するお問い合わせや、
業務改善のお困りごとがあれば
どんなことでもWiz cloudにご相談ください。

※ご入力いただいた情報をもとに、お客様の課題解決に最適な企業をご紹介します。
本サービスでお問い合わせ、資料請求、資料ダウンロードをしていただいた際にご入力頂きました情報は、お問い合わせに対する回答のために利用いたします。また、弊社が取り扱う商品・サービスに関する情報のご案内・商品・サービスのご提供、広告・宣伝・告知などを内容とする電子メール、電話、DM、ハガキ等でのお知らせ等の目的におきましても利用・管理・保管されます。

この記事が良かったら、“いいね!”をしてください!
最新情報をお届けします!

この記事を書いたライターの画像

この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!

関連タグ