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「DocuSignに無料プランはある?」
DocuSign(ドキュサイン)ンは、4つの有料プランと2つの無料プランに分かれます。
しかし、プラン内容の詳しい違いが分からず、どれに申し込むべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、DocuSignの価格・料金プランを徹底解説していきます。
DocuSignの強み・特徴やメリット・デメリット、評判も紹介しているので、導入を検討している方は必見の内容です!
▼この記事で紹介している商品
DocuSign(ドキュサイン)とは「世界シェアが高く、機能が豊富な電子契約システム」
DocuSign(ドキュサイン)は、世界180か国以上、100万社以上の企業が利用している、世界標準の電子契約システム です。
高度なセキュリティや豊富な機能を提供し、契約プロセスの効率化と法的効力のある電子署名を可能にします。
また、多言語対応や世界各国の法規制に準拠しており、さまざまな業界やビジネス規模に対応しています。
契約のデジタル化を推進し、企業のコスト削減や迅速な取引を実現することが可能です。
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▶そもそも紙と電子、どっちが安い?
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紙の契約書では、印刷代、紙代、郵送料、封筒代、印紙税、人件費が発生し、1契約あたり最低1,250円+印紙代がかかると言われています。これが年間300件なら37万5,000円+印紙代です。
一方、電子署名を使用すれば、紙代や郵送料、印紙税などの物理的なコストや作業に伴う人件費を削減でき、契約プロセス全体のコストを大幅に減らすことが可能です。
DocuSignの運営会社情報
DocuSignの運営会社は、アメリカに本社を置く DocuSign, Inc. です。
2003年に設立され、電子署名およびデジタル取引管理を提供するリーディングカンパニーとして、グローバルに展開しています。
電子契約プラットフォームの分野で先駆的な存在であり、多国籍企業や政府機関など、幅広い業界に採用されています。
セキュリティやコンプライアンスを重視し、各国の法規制に準拠したサービスを提供しています。
編集部
なお、日本法人は「ドキュサイン・ジャパン株式会社」です。
DocuSign, Inc.の会社概要
設立年 | 2003年 |
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所在地 | 221 Main Street Suite 1000 San Francisco, CA 94105 United States |
CEO | Allan Thygesen |
ドキュサイン・ジャパン株式会社の会社概要
設立年 | 2015年 |
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所在地 | 105-6035 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー35階 |
取締役社長 | 竹内 賢佑 |
DocuSignの料金プラン・費用
有料プラン
DocuSignの有料プランは、 「Personal」「Standard」「Business Pro」「Enhanced Plans」 の4種類があります。
Personal | Standard | Business Pro | Enhanced Plans | |
---|---|---|---|---|
年間一括払い(税込) | 1万5,950円/人 (月額換算1,328円/人) |
4万920円/人 (月額換算3,410円/人) |
6万4,020円/人 (月額換算5,335円/人) |
お問い合わせ |
月額払い(税込) | 1,980円/人 | 6,050円/人 | 8,690円/人 | お問い合わせ |
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▶プラン別「主な機能」の違い
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Personal Standard Business Pro Enhanced Plans 署名者への文書の送信数 毎月5通 年間100通
※月額プランの場合は毎月10通/人年間100通
※月額プランの場合は毎月10通/人お問い合わせ eHanko 〇 〇 〇 〇 署名順の指定 〇 〇 〇 〇 基本フィールド 〇 〇 〇 〇 リアルタイムの監査証跡 〇 〇 〇 〇 44言語に対応 〇 〇 〇 〇 通知とリマインダー 〇 〇 〇 〇 高評価のモバイルアプリ 〇 〇 〇 〇 モバイルデバイスに
最適化された文書表示〇 〇 〇 〇 レポート 〇 〇 〇 〇 再利用可能なテンプレート 〇 〇 〇 〇
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▶プラン別「署名機能」の違い
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Personal Standard Business Pro Enhanced Plans 相互コメント ✕ 〇 〇 〇 送信スケジュールの設定 ✕ 〇 〇 〇 同席署名 ✕ 〇 〇 〇 事前入力フィールド ✕ 〇 〇 〇 価値計算ツール ✕ 〇 〇 〇 カスタマイズ可能なブランド設定 ✕ 1ブランド 1ブランド 複数ブランド
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▶プラン別「チーム管理機能」の違い
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Personal Standard Business Pro Enhanced Plans ユーザー数 1ユーザー 最大50ユーザー 最大50ユーザー 51ユーザー以上 ユーザーおよびグループの権限 ✕ 〇 〇 〇 チームレポート ✕ 〇 〇 〇 共有テンプレート ✕ 〇 〇 〇 文書やフォルダーの共有 ✕ 〇 〇 〇 署名の委任 ✕ 〇 〇 〇 所有権の転送 ✕ 〇 〇 〇 アクセス管理 ✕ ✕ ✕ お問い合わせ 組織管理 ✕ ✕ ✕ お問い合わせ
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▶プラン別「ワークフロー機能」の違い
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Personal Standard Business Pro Enhanced Plans テンプレート・ロック ✕ ✕ 〇 お問い合わせ フォームフィールド
(ドロップダウン、ラジオボタン、承諾/辞退)✕ ✕ 〇 お問い合わせ 描画フィールド ✕ ✕ 〇 お問い合わせ 支払い ✕ ✕ 〇 お問い合わせ ファイルの添付 ✕ ✕ 〇 お問い合わせ PowerForms ✕ ✕ 〇 お問い合わせ 一括送信 ✕ ✕ 〇 お問い合わせ エンベロープカスタムフィールド ✕ ✕ 〇 〇 Webフォーム ✕ ✕ 〇 〇 契約アクション ✕ ✕ 〇 お問い合わせ マルチチャンネル配信 ✕ ✕ ✕ お問い合わせ Docusign Gen for Salesforce ✕ ✕ ✕ お問い合わせ
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▶プラン別「セキュリティ」の違い
-
Personal Standard Business Pro Enhanced Plans 利用国・地域
180ヶ国以上〇 〇 〇 〇 完了証明書と電子記録開示 〇 〇 〇 〇 ISO 27001 〇 〇 〇 〇 SOC 2 Type 2 〇 〇 〇 〇 WCAG 2.0 Level AA 〇 〇 〇 〇 eIDAS SeS SeS SeS SeS、AeS、QeS GDPR 〇 〇 〇 〇 メール アクセスコード 〇 〇 〇 〇 電子印鑑管理を最適化 ✕ ✕ 〇 ✕ SMS/電話認証 ✕ ✕ お問い合わせ お問い合わせ HIPAA ✕ ✕ ✕ お問い合わせ 21 CFR Part 11 ✕ ✕ ✕ お問い合わせ Docusign Monitor ✕ ✕ ✕ お問い合わせ
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▶プラン別「外部システム連携とAPI連携」の違い
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Personal Standard Business Pro Enhanced Plans 開発者アカウント 〇 〇 〇 〇 業界をリードするAPI お問い合わせ お問い合わせ お問い合わせ 〇 クラウドストレージ
(Google Drive、OneDrive、Dropbox、Box)〇 〇 〇 〇 グループウェア
(Google Workspace、Microsoft 365)〇 〇 〇 〇 コラボレーションツール
(Slack、Microsoft Teams、Zoom)✕ 〇 〇 〇 900点以上のパートナーインテグレーション 〇 〇 〇 〇 Salesforce、Microsoft Dynamics、
Netsuiteとの統合✕ ✕ ✕ お問い合わせ
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▶プラン別「コンプライアンスと高度なカスタマイズ」の違い
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Personal Standard Business Pro Enhanced Plans 文書の保持ポリシー ✕ ✕ ✕ お問い合わせ 条件付きルーティング ✕ ✕ ✕ お問い合わせ 補足文書 ✕ ✕ ✕ お問い合わせ 署名グループ ✕ ✕ ✕ お問い合わせ 文書の表示条件 ✕ ✕ ✕ お問い合わせ ルーティングの遅延 ✕ ✕ ✕ お問い合わせ
Personal(個人向け)
DocuSignのPersonalプランは、 自営業者や少量の文書を扱う個人向けの基本機能を網羅したプラン です。
テンプレート機能で文書作成を効率化でき、モバイルアプリを使えば外出先でも簡単に署名・送信が可能です。
Google WorkspaceやMicrosoft 365との統合により、日常のアプリ上で利用できます。
Personal | |
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年間一括払い(税込) | 1万5,950円/人 (月額換算1,328円/人) |
月額払い(税込) | 1,980円/人 |
ユーザー数 | 1ユーザー |
使える機能 |
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Standard(企業向け)
DocuSignのStandardプランは、 文書の送信、署名・捺印、共有作業を必要とするチームまたは小規模企業向けのプラン です。
Personalプランの機能に加え、共有テンプレートや管理者設定の共有機能が搭載されています。
さらに、署名依頼メールや署名画面に自社のロゴやコーポレートカラーを適用できたり、ZoomやSlackなどのツールと連携できたりします。
署名依頼の送信スケジュールや、チーム間での文書共有も可能なため、契約業務の多い士業(弁護士、税理士、行政書士など)の方にもおすすめです。
Standard | |
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年間一括払い(税込) | 4万920円/人 (月額換算3,410円/人) |
月額払い(税込) | 6,050円/人 |
ユーザー数 | 最大50ユーザー |
使える機能 |
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Business Pro(企業向け)
DocuSignのBusiness Proプランは、 署名プロセスだけでなく、契約プロセス全体の自動化を目指す組織向けのプラン です。
Standardプランの機能に加え、自動データ収集が可能なWebフォーム機能や決済機能が魅力です。
さらに、一括送信機能や署名後のタスク自動化機能、SMS配信で署名プロセスを効率化できます。
署名プロセス前後の工程を自動化する高度な機能が搭載されているため、大量の契約処理や業務効率化を求める企業におすすめです。
Business Pro | |
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年間一括払い(税込) | 6万4,020円/人 (月額換算5,335円/人) |
月額払い(税込) | 8,690円/人 |
ユーザー数 | 最大50ユーザー |
使える機能 |
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Enhanced Plans(ニーズに合わせた自由度の高いプラン)
DocuSignのEnhanced Plansは、 複雑な契約プロセスを持つ企業向けに、カスタマイズ可能な高度なプラン です。
Business Proプランの機能に加え、高度なコンプライアンスや管理者ツール、ワークフローのカスタマイズが特徴です。
詳細なレポートや分析機能も含まれ、企業のニーズに合わせて最適なプランを提案してもらえます。
Enhanced Plans | |
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年間一括払い(税込) | お問い合わせ |
月額払い(税込) | お問い合わせ |
ユーザー数 | 51ユーザー以上 |
使える機能 |
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無料プラン
DocuSignの無料プランは、 「無料アカウント(フリーアカウント)」「無料トライアルアカウント」 の2種類です。
無料アカウント(フリーアカウント)
DocuSignの無料アカウント(フリーアカウント)は、 有効期限なく、署名するだけであれば常に無料で使えるプラン です。
エンベロープの受信と署名は無制限に行えますが、エンベロープの送信は3通までに制限されています。
有料プランに比べて利用できる範囲は少ないものの、基本的な機能は備わっています。
編集部
エンベロープとは電子的な封筒のことで、電子封筒の中には、合意が必要な文書やデータ、署名者などの情報が含まれます。
無料アカウント(フリーアカウント) | |
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料金 | 無料 |
有効期限 | なし |
ユーザー数 | 1ユーザー |
使える機能 |
署名者の認証など、署名以外の機能を利用する場合は有料です。 |
無料トライアルアカウント
DocuSignの無料トライアルアカウントは、 プランを購入するかどうかを判断する前にDocuSignについて知るためのトライアルプラン です。
試用期間は30日間で、有料プランの機能をフルに利用できます。また、4人までトライアルに招待できます。
なお、30日間の無料トライアル期間が終了すると、通常の無料アカウントにダウングレードされるため、キャンセルは必要ありません。
編集部
有料アカウントにアップグレードするには、サインインして画面の右上隅の[アップグレード]を選択しましょう!
無料トライアルアカウント | |
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料金 | 無料 |
有効期限 | 30日間 |
ユーザー数 | 4ユーザー |
使える機能 | 有料プランの機能をフルに利用可能 |
DocuSignの強み・特徴
世界シェアの7割を占める
DocuSignは、 世界シェアの7割を占め、180か国以上で100万社に導入 されています。
シンプルな操作性が特徴で、ドラッグ&ドロップや簡単な入力作業で契約が完了するため、誰でも使いやすいと評価されています。
さらに、44の言語に対応しており、世界中のどの国でも電子契約が可能な点が、広く支持されている理由です。
契約業務の効率化が可能
DocuSignは、契約業務の効率化に優れた電子署名サービスで、契約プロセスの自動化を支援します。
紙ベースの契約書にかかる印刷や郵送の手間を省き、 オンラインで迅速かつ安全に署名を完了させることが可能 です。
さらに、契約状況の追跡や管理が一元化されるため、契約の進行がスムーズになり、ミスや遅延を防ぎつつ、業務全体の生産性向上を実現します。
SalesforceやGoogleなど、外部システム連携とAPI連携が350以上
DocuSignは、DropboxやGoogle Drive、Microsoft 365、Salesforceなどの 350以上の外部システムやビジネスアプリケーションと連携可能 です。
例えば、Salesforce内で契約書の作成、署名、管理が完結するため、他のソフトを使う必要がありません。
また、API連携を活用すれば、自社の既存システムとDocuSignを統合でき、契約業務をさらに効率化できます。
編集部
豊富なアプリケーションと簡単かつ安全に統合できます!
世界標準の強固なセキュリティ体制とプライバシー対策
DocuSignは、 国際規格に基づく情報セキュリティ や 24時間365日のマルウェア対策・監視 を提供し、強固なセキュリティを誇ります。
ドキュメントや署名は暗号化され、機密性が高く、電子帳簿保存法にも対応。
さらに、二段階認証やSMS認証、ID認証などのオプションで本人確認を強化し、セキュアな契約業務を実現します。
電子契約システム最多の言語対応!海外企業との取引にも活用できる
DocuSignは、 文書送信・管理画面を14言語、署名画面を44言語で表示 でき、電子契約システムの中でも最多の言語対応を誇ります。
他の多くの電子契約システムが英語や中国語のみ対応する中、DocuSignはグローバルな取引を行う企業におすすめです。
なお、多言語対応はオプションではなく、基本プランに含まれている点も魅力です。
編集部
日本の電子署名法はもちろん、アメリカのESIGN法、UETA、EUのeIDASにも対応しているため、国内外の取引も安心して利用できます!
実質稼働率99.99%以上と、高可用性を実現
DocuSignは、 無停止でのメンテナンスやアップグレードを行い、稼働率99.99%以上を実現 しています。
セキュリティとコンプライアンスを最優先とし、安定した運用を確保するための継続的な努力により、過去数年でダウンタイムゼロの実績を誇ります。
高可用性を実現しているため、ユーザーは常に安心して利用できるでしょう。
優れた契約書作成機能
DocuSignは、ワークフローをテンプレート化し、契約書作成の手間を大幅に効率化できます。
複数人での共同編集機能 もあり、契約相手とリアルタイムで確認しながら編集できるため、ミスのないスムーズな契約を実現します。
さらに、WordやPDFなど、 さまざまな書類形式に対応している ため、契約先に合わせた柔軟な業務が可能です。
マルチデバイスに対応している
DocuSignは、マルチデバイスに対応しており、パソコンだけでなくスマホやタブレットからも操作が可能です。
モバイルアプリを使えば、 場所や時間に縛られずに契約書の送信や捺印ができます 。
オフライン作業も可能で、接続時に自動的に同期されるため、どこでもスムーズに作業を進められるのが特徴です。
DocuSignの導入メリット
電子署名を簡単に作成・導入できる
DocuSignは、直感的な操作で簡単に電子署名を作成・導入できます。
受信した文書の指定欄に名前やイニシャルを入力するだけで署名できる ため、パソコン操作に不慣れな方でも扱いやすいのが特徴です。
また、無料アカウントを作成することで、コストをかけずに電子契約を導入できるため、お試し感覚で始められる点も嬉しいポイントです。
時間や場所を選ばずに素早く署名できる
DocuSignは、スマホやタブレットからも利用可能で、時間や場所を問わず素早く署名ができます。
操作は直感的で、受信した文書の付箋をクリックし、指示に従って必要事項を入力するだけで簡単に署名できます。
iOSやAndroid向けのモバイルアプリが提供されており 、どんなデバイスからでもスムーズに電子署名が実現できます。
手持ちの文書を簡単にアップロードできる
DocuSignは、手持ちの文書を簡単にアップロードできます。
契約書や合意書などに使用でき、 デスクトップやネットワークドライブ、クラウドストレージからもアップロード可能 です。
BoxやDropboxと連携し、署名後の文書を自動で元のストレージに保存すれば、関連書類の一元管理が実現します。
文書管理を効率化できる
DocuSignでは、作成・署名済みの文書がクラウドに保存され、 24時間365日必要な文書にアクセス可能 です。
文書はいつでもダウンロードや印刷ができ、管理が簡単です。
ユーザー管理、コンプライアンスポリシー設定、詳細なレポーティング機能も備えており、文書のステータス管理やリマインダー送信も簡単に行えます。
主な機能1.契約書作成機能
DocuSignでは、Microsoft Office、Dropbox、Google ドライブなどの 既存アプリケーションで作成した文書を電子契約に変換できます 。
最新のコンプライアンスに対応したテンプレートも用意されており、海外企業との契約にも安心です。
また、Salesforceから取得した企業情報を基に、自動的に契約書のドラフトを作成する機能も搭載しています。
主な機能2.メモ・付箋の貼付機能
DocuSignには、契約書にコメントや付箋を追加できる機能が搭載されており、契約依頼者と署名者の双方がスムーズに業務を進められるようになります。
付箋やファイル添付機能により、 記入箇所の指示や重要な情報の共有が簡単に行えます 。
主な機能3.電子印鑑機能
電子印鑑は、法的に必須ではないものの、企業の慣例によって必要なケースもあります。
DocuSignでは、 個人の印鑑や社判をスキャンして画像登録 したり、 シャチハタの電子印鑑サービス*¹を利用 したりできます。
シャチハタは販売パートナーなので、シャチハタ導入時にDocuSignをセットで購入することも可能です。
※1シャチハタとは、シヤチハタ株式会社が運営し、電子印鑑・電子決裁・電子契約をデジタル化できる「シヤチハタクラウド」のことです。
主な機能4.管理機能
DocuSignの管理機能では、契約書がラベリングとグループ化されて自動保存され、 権限設定や監視の下でいつでも検索可能 です。
これにより、決算や監査の準備がスムーズに行え、契約プロセスの進行状況もリアルタイムで確認できるため、ガバナンスの強化にも役立ちます。
取引先への負担が小さい
DocuSignでは、 取引先がアカウントを持っていなくても署名や契約が可能 で、導入による負担が軽減されます。
契約文書は「dse@docusign.net」からメール送信され、受信者はそのメール上で署名と契約プロセスを完了できます。
なお、取引先に無料アカウントを作成してもらうことでセキュリティを高められ、署名トラブルも防げます。
操作画面が分かりやすく、直感的に使いこなせる
DocuSignの操作画面は直感的なデザインで、ユーザーが簡単に理操作できるよう設計されています。
シンプルなグラフィカルインターフェースを採用し、文章や付箋の追加もドラッグ&ドロップで行えます。
システム操作に不慣れな方でも使いやすい ので、導入後の教育コストを大幅に削減し、迅速な業務運用を実現します。
ワークフローで契約を自動化!よく使う設定はテンプレートとして保存可能
DocuSignのCLM(契約ライフサイクル管理)機能では、ワークフロー設定が可能で、 契約書作成から承認、署名、保管までの一連の契約プロセスを効率化できます。
よく使う設定はテンプレートとして保存できるため、契約書送信の手間と時間を削減できます。
署名者や順序の設定も自由に行え、業務の一貫性と効率を高めます。
DocuSignの導入デメリット
機能が多すぎて使いこなせない
DocuSignは、多機能で契約書作成に優れていますが、 機能が豊富なため初心者には使いこなすのが難しい場合があります 。
システム操作が不安な方は、代理店や電話、メール、オンラインサポートを活用するのがおすすめです。
ストップしている工程が確認しづらい
DocuSignでは、契約プロセスの中で 作業や承認が停滞している箇所が確認しづらい というデメリットがあります。
送信者と受信者間でのみ更新情報が通知されるため、進行状況を把握するには送信者に直接確認する必要があります。
進行状況を把握しやすくするために、コミュニケーションツールやワークフローを併用するのがおすすめです。
送付できる契約書は年間100通に限定
DocuSignのStandardおよびBusiness Proでは、 送付できる契約書が1ユーザーあたり年間100通までと制限されています 。
StandardおよびBusiness Proを月額プランで契約している場合は、1ユーザーあたり毎月10通を上限としています。
そのため、年間契約数が多い企業は、プランの選定や追加コストについて検討してから契約することが大切です。
ユーザーが増えるとコストが掛かる
DocuSignの料金は、Personalで月額1,980円、Business Proでも月額8,690円と比較的安価ですが、これは 1ユーザーあたりの価格 です。
利用人数が多すぎると予算オーバーになりやすいため、会社全体で利用するなど、利用人数が多い場合は、ユーザー数無制限の電子契約システムがおすすめです。
DocuSignを使うべき企業・人
グローバルな取引に使える電子契約システムを導入したい企業
DocuSignは、 44か国語対応が標準で、多言語対応が追加料金なしで利用できる ため、グローバルな取引を重視する企業に最適です。
世界的なシェアの高さから、大企業・中小企業問わず国際的な取引に対応したい企業に向いています。
Salesforceを契約管理の軸に利用している企業
DocuSignは、 Salesforceと連携できる ため、Salesforceを契約管理の軸に利用している企業に最適です。
契約の作成から締結、管理まで一元化できるため、プロセスの自動化が可能です。
しかし、設定が難しいとの声もあるため、導入初期には外部のサポートを利用するのがおすすめです。
顧客先・店舗で契約締結したいBtoB、BtoC企業
DocuSignは、顧客先や店舗で契約締結を行いたいBtoB、BtoC企業に最適です。
マルチデバイス対応により、現場で契約書の修正や署名が可能 で、クラウドストレージと連携して文書の一元管理も実現します。
不動産業やフィットネスクラブなど、多様な業種での契約業務を効率化できます。
システム連携で契約締結をスピードアップしたい企業
DocuSignは、SFAやCRMなど、 API連携による外部システムとの統合機能を搭載している ため、契約締結をスピードアップさせたい企業に最適です。
例えば、Salesforceでは契約書の内容が自動的にデータ入力されるため、入力ミスをゼロにできます。
また、Gmailアプリと連携することで、受信トレイを開いたまま署名することも可能です。
DocuSignを利用するまでの流れ
無料トライアルアカウントの登録手順
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STEP.1
情報登録
無料トライアルの登録ページにアクセスします。
「お名前」「メールアドレス」「電話番号」「部署名・役職名」「業種」を入力して [試用する] をクリックします。
無料トライアル利用にはクレジットカードの登録は必要ありません。 -
STEP.2
アカウント作成
「会社名」「従業員数」「DocuSignをお試しになる理由」「国」を入力し [アカウントの作成] をクリックします。
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STEP.3
アカウントのアクティブ化
まず、登録したメールアドレス宛に確認メール(件名:アカウントのアクティブ化)が送信されるので、受信ボックスを確認します。
メールを開き、[アクティブ化] をクリックします。
次に、パスワードを設定します。ログイン時にはメールアドレスとパスワードが必要になるため、パスワードは大切に保管してください。
完了後、[ログイン] をクリックします。 -
STEP.4
準備完了
これでDocusign 無料トライアルアカウントの作成は完了です。
無料トライアルの有効期限(残日数)は、マイページ画面右上に表示されます。
無料アカウント(フリーアカウント)の登録手順
-
STEP.1
情報登録
無料アカウント(フリーアカウント)の登録ページにアクセスします。
姓名並びに電子メールアドレスを入力し、[試用する] のボタンをクリックします。 -
STEP.2
アカウントのアクティブ化
登録が完了すると「メールアドレスの確認」の画面に推移します。
登録したメールアドレス宛に確認メール(件名:アカウントのアクティブ化)が送信されるので、受信ボックスを確認します。
メールを開き、[アクティブ化] をクリックすると、アカウントをアクティブ化するためのWeb画面に遷移します。
パスワードを設定し、Docusign eSignatureフリーアカウントをアクティブ化(有効化)します。 -
STEP.3
準備完了
これでDocusign フリーアカウントの作成は完了です。
▶参照:Docusign eSignatureフリーアカウントの作成方法
DocuSignの使い方・署名の流れ
文書の送信方法(送信側の使い方)
-
STEP.1
文書をアップロードする
1.マイページにログインする。
2.マイページで、[開始]>[エンベロープの送信]の順に選択します。
3.コンピューターから文書をアップロードするため、[アップロード]を選択します。アップロードする文書を選択して、[開く]を選択します。 -
STEP.2
受信者を追加する
1.[名前]ボックスに名前を入力し、配信情報を入力します。
2.別の受信者を追加する場合は、[受信者の追加]を選択します。
3.自分も文書に署名する必要がある場合は、自分を受信者として追加します。 -
STEP.3
メールの件名とメッセージを追加する
文書をアップロードすると、メールの件名が自動的に追加されます。
既存の件名を編集したり受信者に対するメッセージを追加したりするには、[メッセージの追加]部分を編集します。
1.[メールの件名]ボックスに件名と、[メールメッセージ]ボックスにカスタムメッセージを入力します。
2.完了したら、[次へ]を選択します。 -
STEP.4
署名フィールドを追加する
「署名」「イニシャル」「印鑑」「署名日」など、受信者が文書内で入力すべき内容を割り当てることができます。
1.[標準フィールド]セクションで、文書に含める内容をドラッグ&ドロップします。
2.特定の受信者の内容を変更する場合は、左上隅で名前を選択してから、その受信者に割り当てる内容を追加または削除します。 -
STEP.5
文書をプレビューして送信する
1.ページ上部の[プレビュー]を選択して、文書をプレビュー します。
2.ページ下部の[送信]をクリックして、文書を送信します。
受け取った文書に電子署名をする方法(受け取り側の使い方)
-
STEP.1
メールを確認する
文書への電子署名が必要な場合、まずDocusignの通知メールが届きます。
1.メールを開き、[文書の確認]を選択します。
2.[続行]を選択します。 -
STEP.2
文書を確認して署名する
1.ナビゲーションペインで、スクロールまたはページサムネイルを使用して、文書を確認します。
2.署名の準備ができたら、黄色い[開始]タブを選択して開始します。
3.[署名]アイコンを選択して署名を追加します。 -
STEP.3
送信する
文書に追加したすべての署名を確認し、ページ上部の[完了]を選択します。
DocuSignの評判・口コミ|実際に利用した人の声
クラウドサインとドキュサイン、後者のUXが圧勝かと思っていたけど、先方に契約書を送る前に捺印ができるところはクラウドサインがいい。ドキュサインは契約送信後に捺印のメールが双方に入る。捺印のUXはドキュサインがいい。やっぱプロダクトは色々触ってみるべきやな
— たんぽぽ-お悩み相談受付中- (@takami_biz) June 17, 2024
電子契約サービス、クラウドサインとドキュサイン。明らかにドキュサインの方が安いですね。明らかに価格が高いクラウドサインを有料利用する理由があれば知りたいです。 pic.twitter.com/nxt3iy9CBi
— 野﨑繁裕|マックス山本ファクター@株式会社M&AスタジオCEO (@nozaki_mastudio) February 10, 2024
ドキュサイン便利すぎて、新規で契約を締結する際はすべからく電子契約でお願いするようになった。「電子契約やったことない」て相手も気になってること多く「では試しに」と応じてくれる。複数文書印刷して、押印、郵送、押印後返送、保管とか、減ってく未来 容易に想像つく。
— ケンゴ 9月上旬 古民家改装クラファン開始 (@mikkinsey) March 4, 2023
最近、大手を中心に電子契約するときにドキュサインの利用が増えてきた気がする。権限設定とかワークフロー管理とかが優れてるのかな??
— 貴山敬 | Tebiki (@tkiyama) May 22, 2023
DocuSignの導入事例・実績
電子署名で契約業務の効率化を実現
ヤマハ株式会社は、2020年9月からDocuSignを全社で導入し、契約業務の効率化を実現しました。
特に法務部と情報システム部が連携し、電子署名の活用を推進したところ、契約締結のスピードが大幅に向上しました。
雇用契約の締結期間が数週間から数日以内に短縮される など、業務効率化やコスト削減に成功し、導入後、全社的に電子署名の活用が拡大しています。
▶参照:ドキュサインの電子署名で契約業務の効率化を実現したヤマハ
契約1件あたり2,500円ほどのコスト削減に成功
ソフトバンク株式会社は、2021年4月からDocuSignの電子署名を全社に導入しました。
導入の目的は、事業展開のスピードアップや業務の効率化で、特に押印の電子化に注力しました。
導入後、契約締結のスピードが向上し、郵送費や印紙代も不要のため、 契約1件あたり2,500円ほどのコスト削減を実現 しています。
また、全社展開後3か月で約200社との契約に利用し、さらなる普及と押印電子化100%達成を目指しています。
▶参照:ドキュサインで推進する、ソフトバンクの電子署名の導入プロジェクト
DocuSignに関するよくある質問
A
海外企業との取引で電子契約がおすすめな理由は以下の通りです。
・契約書のやり取りにかかる時間を最小限に抑えられる
・契約書の郵送にかかるコストを抑えられる
・海外との契約締結が効率的に行える
・契約書管理の効率化が実現する
A
電子印鑑GMOサインとドキュサインを併用するメリットは以下の通りです。
・コストの最適化ができる
・海外と国内で使い分けられる
・どちらが使いやすいかを試せる
A
海外企業との契約で電子契約システムを利用する際の注意点は以下の通りです。
・各国の法律に準拠する
・法律に関しては弁護士への相談を行う
・文化や商慣習への理解、配慮も忘れない
A
DocuSignの無料アカウントでは、パソコンだけでなくスマホやタブレットから無料で文書に署名できます。
さらに、他の人に署名してもらう文書を3件まで送信で可能です。
また30日間の無料トライアルアカウントでは、完全版の製品を試すこともできます。
A
DocuSignのログインページはこちらです。
▶Docusignのログインページにアクセス!
A
DocuSignを使う際、受け取り側の費用は発生しません。
ログイン不要で使えるため、DocuSignを導入していない相手方も利用可能です。
A
DocuSignの支払いは、PayPal、クレジット/デビッドカード、または銀行口座です。
まとめ
DocuSignは、豊富な機能と使いやすさ、柔軟な料金プランで多くの企業に支持されています。
契約業務の効率化やコスト削減を目指すなら、電子契約サービスの導入は必須です。
今すぐDocuSignの導入を検討し、ビジネスのスピードを加速させましょう。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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