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「freeeサインに無料プランはある?」
「freeeサインで料金改定が行われたって本当?新プランと旧プランの違いは?」
freeeサインの料金プランは、大きく分けて「法人向け」「個人事業主向け」「フリープラン」の3種類があります。
しかし、料金プランの詳しい内容の違いが分からず、どのプランに申し込むか迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、freeeサインの料金プランを徹底解説していきます。
freeeサインの特徴・メリットや使い方、電子印鑑GMOサイン・クラウドサインとの比較も紹介しているので、導入を検討している方は必見の内容です!
▼この記事で紹介している商品
freeeサインとは「契約書の署名や押印をオンラインで完結できるサービス」
freeeサインは、 契約書の電子署名や押印をオンラインで完結できる電子契約サービスです。
法的に有効な電子署名を提供し、業務効率化を図ります。紙の契約書管理から脱却し、デジタル化することでコスト削減とセキュリティ向上を実現します。
ビジネスプロセスのデジタル化において、信頼性と利便性を兼ね備えたツールです。
freeeサインの運営会社はfreeeサイン株式会社(旧株式会社サイトビジット)
freeeサインの運営会社は、 freeeサイン株式会社です。なお、元々の運営会社は株式会社サイトビジットです。
2021年4月、サイトビジット社はfreee株式会社に買収され、「NINJA SIGN」は「NINJA SIGN by freee」に改称、さらに2022年3月には「freeeサイン」となりました。
freee会計など、freeeサービスと連携できる
freeeサインは、freee会計などの他のfreeeシリーズと連携可能です。
これにより、 契約書の電子署名や押印がシームレスに会計処理や経費精算と統合され、業務全体の効率が向上します。
また、データの一元管理により手間やミスを減らし、ビジネスプロセスを円滑に進行させることもできます。
編集部
様々なサービスとの連携により、企業のデジタル化を強力に支援します。
【2024年8月最新情報】freeeサインの料金プラン
freeeサインの料金プラン:法人向け
freeeサインの法人向けプランは、 「Starter(スターター)」「Standard(スタンダード)」「Advance(アドバイス) / Enterprise(エンタープライズ)」の3種類あります。
料金
Starter | Standard | Advance / Enterprise | |
---|---|---|---|
年一括払い (年間契約) |
6,578円/月 7万8,936円/年 |
32,780円/月 39万3,360円/年 |
要問い合わせ |
月払い (1ヶ月契約) |
7,898円/月 | 3万9,336円/月 | |
契約期間 | 1年契約 (自動更新) |
1年契約 (自動更新) |
機能
Starter | Standard | Advance / Enterprise | ||
---|---|---|---|---|
基本機能 | 基本ユーザー数 | 1 | 10 | 50〜 |
追加ユーザー | 追加2ユーザーまで | 無制限 | 要問い合わせ | |
電子サイン無料枠 | 50通/月 | 100通/月 | 300通/月~ | |
電子契約の送信・締結 | 〇 | 〇 | 〇 | |
タイムスタンプ | 〇 | 〇 | 〇 | |
フォルダ管理 | 〇 | 〇 | 〇 | |
公式テンプレート (弁護士作成) |
〇 | 〇 | 〇 | |
送信機能 | URL発行 | 〇 | 〇 | 〇 |
CC送信 | 〇 | 〇 | 〇 | |
送信時ファイル添付 | 〇 | 〇 | 〇 | |
SMS送信 | 〇 | 〇 | 〇 | |
API/Webhookの利用 | 〇 | 〇 | 〇 | |
文書一括作成・送信 | ✕ | 〇 | 〇 | |
Wordテンプレート | ✕ | 〇 | 〇 | |
受信機能 | 受信時ファイル添付 | ✕ | 〇 | 〇 |
本人確認書類必須化 | ✕ | 〇 | 〇 | |
文書管理 | 文書保管 | オプション | 〇 | 〇 |
内部統制 | グループ管理 (閲覧権限) |
✕ | 〇 | 〇 |
ワークフロー | ✕ | ✕ | 〇 | |
ユーザー権限管理 | ✕ | ✕ | 〇 |
セキュリティ
Starter | Standard | Advance / Enterprise | |
---|---|---|---|
IPアドレス制限 | ✕ | ✕ | 〇 |
SSO認証 | ✕ | ✕ | 〇 |
アクティビティ | ✕ | ✕ | 〇 |
サポート
Starter | Standard | Advance / Enterprise | |
---|---|---|---|
電話 | 〇 | 〇 | 〇 |
メール・チャット | 〇 | 〇 | 〇 |
freeeサインの料金プラン:個人事業主向け
freeeサインの個人事業主向けプランは、 「スターター」「スタンダード」「アドバンス」の3種類があります。
料金
スターター | スタンダード | アドバンス | |
---|---|---|---|
年一括払い (年間契約) |
1,078円/月 1万2,936円/年 |
3,278円/月 3万9,336円/年 |
5,478円/月 6万5,736円/年 |
月払い (1ヶ月契約) |
1,408円/月 | 4,268円/月 | 7,128円/月 |
機能
スターター | スタンダード | アドバンス | ||
---|---|---|---|---|
基本機能 | 基本ユーザー数 | 1 | 3 | 3 |
電子サイン送信数 | 10通/月 | 10通/月 | 10通/月 | |
文書配付 | 〇 | 〇 | 〇 | |
タイムスタンプ | 〇 | 〇 | 〇 | |
公式テンプレート (弁護士作成) |
〇 | 〇 | 〇 | |
マイ印鑑 | 〇 | 〇 | 〇 | |
追加機能 | 文書保管 | ✕ | 10通/月 | 10通/月 |
CC送信 | ✕ | 〇 | 〇 | |
契約チェック | ✕ | ✕ | 〇 |
サポート
スターター | スタンダード | アドバンス | |
---|---|---|---|
メール・チャット | 〇 | 〇 | 〇 |
freeeサインの料金プラン:無料プラン
freeeサインの無料プランは、 freeeサインの基本的な機能が揃ったプランです。文書の送信数が月1通まで、PDFテンプレートを3つまで登録できます。
料金 | 無料 | タイムスタンプ | 〇 |
---|---|---|---|
アカウント数 | 1 | サポート (電話・メール・チャット) |
✕ |
電子サインで送信 | 0円/通 | 電子署名で送信 | ✕ |
送信数 | 1通/月 | 公式テンプレート利用 (弁護士作成) |
✕ |
テンプレート登録数 | 3個まで | テンプレート登録 (Wordファイル) |
✕ |
テンプレート登録 (PDFファイル) |
〇 | 文書の一括送信 | ✕ |
文書の送信・締結 | 〇 | セキュリティ強化 | ✕ |
文書の保管・管理 | 〇 | API連携 | ✕ |
freeeサインの無料プランと有料プランの違い
freeeサインの無料プランと有料プランの違いは、 テンプレート登録数と サポートにあります。
無料プランでは、登録できるテンプレートは3個までで、メールやチャットでのサポートもありません。
一方、有料プランでは、無制限にテンプレートを登録できるうえ、メールやチャットでのサポートも付いています。
freeeサインで料金改定が行われたって本当?旧プランと新プランの違い
freeeサインでは、2024年3⽉1⽇から新プランになり、 プラン名の変更と プランの新設、 法人向けプランの料金改定が行われました。
なお、新プランと旧プランで、機能やサポート体制などの内容は変更されていません。
旧プラン
個人事業主向け | 法人向け | ||||
---|---|---|---|---|---|
スターター | Light | Light Plus | Pro | Pro Plus | |
年一括払い (年間契約) |
1,078円/月 1万2,936円/年 |
5,478円/月 6万5,736円/年 |
21,780円/月 26万1,360円/年 |
5万円~/月 60万円~/年 |
12万円~/月 144万円~/年 |
月払い (1ヶ月契約) |
1,408円/月 | 6,578円/月 | 2万6,180円/月 | 6万6,000円~/月 | 15万8,400円~/月 |
新プラン
個人事業主向け | 法人向け | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
スターター | スタンダード (新設プラン) |
アドバンス (新設プラン) |
Starter (プラン名変更) |
Standard (プラン名変更) |
Advance / Enterprise | |
年一括払い (年間契約) |
1,078円/月 1万2,936円/年 |
3,278円/月 3万9,336円/年 |
5,478円/月 6万5,736円/年 |
6,578円/月 (+1,000円の料金改定) 7万8,936円/年 |
32,780円/月 (+1万円の料金改定) 39万3,360円/年 |
要問い合わせ |
月払い (1ヶ月契約) |
1,408円/月 | 4,268円/月 | 7,128円/月 | 7,898円/月 | 3万9,336円/月 | 要問い合わせ |
freeeサインの文書保管プランとは?
freeeサインの文書保管プランは、 契約書や重要書類を安全かつ効率的に保管するためのサービスです。
このプランでは、電子署名済みの文書をクラウド上で管理し、いつでもアクセス可能な状態に保ちます。
法的要件に準拠したセキュリティ対策が施され、長期的な保存と迅速な検索機能が搭載されているため、ビジネスのデジタル化と文書管理の効率化を実現します。
▶freeeサイン 文書保管プランの詳しい内容はこちらから!
freeeサインの特徴・メリット
月額固定料金によるコスト削減が可能
freeeサインは月額固定料金制を採用しており、予算管理しやすくコスト削減が期待できます。
これにより、 契約書の作成や管理、電子署名にかかる費用が一定となり、コストの予測が可能です。
さらに、追加費用なしで利用できる機能が充実しており、業務効率の向上とコストパフォーマンスの最適化を実現します。
契約書を作成できる
freeeサインは契約書の作成機能を提供し、ユーザーが迅速かつ効率的に契約書を作成できます。
テンプレート機能やカスタマイズオプションにより、法的要件を満たしつつ、 個々のビジネスニーズに応じた契約書を作成可能です。
この機能により、書類作成の時間と手間を大幅に削減し、業務効率の向上とミスの低減を実現します。
ワークフロー機能の充実
freeeサインのワークフロー機能では、 契約書の作成から承認、署名までのプロセスを一元管理でき、関係者間の連携がスムーズになります。
例えば、各段階での通知や承認依頼が自動化されることで、手動での連絡や確認作業が減り、関係者全員がリアルタイムで進捗状況を把握できます。
また、ワークフロー設定はカスタマイズできるので、各企業の業務フローに合わせた運用が可能です。これにより、業務効率が向上し、時間の節約とミスの削減が実現します。
契約の締結ができる
freeeサインは、オンラインでの契約締結を可能にします。
電子署名機能を活用することで、 物理的な署名や印鑑を必要とせず、迅速かつ効率的に契約を完了できます。
これにより、契約プロセスが大幅に短縮され、地理的な制約も解消されます。
電子署名・タイムスタンプ付与で法的効力を担保
freeeサインは、法的効力を担保する電子署名とタイムスタンプ機能を搭載しているため、 契約書や重要書類が法的に有効となり、安全性と信頼性が確保されます。
電子署名は本人確認を強化し、タイムスタンプは署名時刻を証明することで、文書の真正性を保証します。
そのため、法的要件を満たしながら、ビジネスの効率化とリスク管理を実現することが可能です。
文書のひな形をテンプレート化
freeeサインは、契約書やその他の文書のひな形をテンプレート化する機能を搭載しています。
これにより、 頻繁に使用する書類を簡単に作成でき、作業の効率化と時間の節約が実現します。
また、テンプレートはカスタマイズ可能で、特定のビジネスニーズや法的要件に合わせて調整できるため、文書作成の一貫性と正確性が向上し、業務プロセスの最適化が図れます。
送信料がかからない・送信件数の制限なし
freeeサインは、送信料が一切かからず、送信件数にも制限がありません。これにより、 コストを気にせず多くの契約書や文書を効率的に送信できます。
例えば、事業成長に伴い企業の規模が大きくなって契約書の送信件数が増えても、freeeサインであれば送信件数の増加に対応でき、追加料金は発生しません。
このように、コスト管理と送信プロセスの迅速化を実現できるのはもちろん、企業の成長に応じた柔軟な対応も可能となります。
Googleドキュメントで編集が可能
freeeサインは、Googleドキュメントと連携し、契約書や文書の編集が可能です。
これにより、 リアルタイムでの共同編集やコメントができ、効率的に文書を作成できます。
Googleドキュメントの利便性と連携することで、場所やデバイスを問わず作業が進められ、業務の柔軟性と生産性が向上します。
相手方も契約書の編集が可能
freeeサインでは、契約書の編集権限を相手方にも付与できる機能があります。
これにより、 契約の詳細を双方で確認しながらリアルタイムで修正や調整が可能です。
共同編集機能により、契約内容の合意形成がスムーズになり、誤解やミスの防止に役立ちます。
編集部
双方の合意を迅速に反映できるため、契約プロセスの効率化が図れます。
紙の契約書も一元管理可能
freeeサインは、電子契約書だけでなく、紙の契約書も一元管理できます。
スキャンやデジタル化された文書をシステムにアップロードし、すべての契約書をデジタルプラットフォームで管理できるため、文書の検索や保管が効率的に行えます。
この機能により、 紙の契約書と電子契約書の両方を統合的に管理し、業務の一貫性と管理の効率性を向上させます。
契約書の修正履歴を管理可能
freeeサインの修正履歴管理機能では、 契約書・文書の変更履歴や誰がどの部分を修正したかを追跡でき、透明性が確保されます。
履歴の管理により、契約内容の変更過程を確認できるため、コンプライアンスの遵守やトラブル防止に役立ちます。
また、過去の契約書・文書にも簡単にアクセスできるため、文書の整合性と信頼性が向上します。
操作画面がシンプルで使いやすい
freeeサインの操作画面は直感的でシンプルで、 複雑な設定や操作が不要なので、契約書の作成や管理がスムーズに行えます。
この使いやすさにより、システム操作に慣れていないユーザーでも短時間で習得でき、業務の効率化が図れます。
シンプルなインターフェースは、業務の迅速な遂行とミスの削減を実現します。
文書保管で、電子帳簿保存対応に使える
freeeサインは、契約書や重要書類をデジタル形式で保存し、法的に有効な電子帳簿として管理できます。
これにより、 紙文書の保管に伴うコストやスペースの問題を解消し、法令遵守が可能です。
電子保存された文書は、検索やアクセスが容易で、業務の効率化と監査対応の手間を大幅に軽減します。
-
電子帳簿保存法にも対応
-
freeeサインは、電子帳簿保存法にも対応しています。
これにより、 電子契約書や重要書類を法的に有効な形でデジタル保存でき、法令に準拠した帳簿管理が可能です。
また、文書のデジタル保存により、紙文書の保管コストを削減し、検索やアクセスも効率的に行えます。
サポート体制が充実している
freeeサインは、サポート体制が充実しているため、運用が不安な方でも安心して利用することが可能です。
専門的なサポートチームが導入から日常の運用まで幅広く対応し、迅速な問題解決とトラブルシューティングを実施します。
また、オンラインマニュアルやFAQも整備されており、ユーザーが自分で問題解決できる環境も整っています。
情報・データの暗号化など万全なセキュリテイ体制を実施
freeeサインは、情報・データの暗号化を含む万全なセキュリティ体制が整えられています。
電子契約書や重要文書は、 業界標準の暗号化技術によって保護され、不正アクセスや情報漏洩のリスクを最小限に抑えます。
さらに、多層的なセキュリティ対策が施され、セキュリティの高い環境でデータが安全に管理されるため、法的な信頼性と業務の安心感を保証します。
freeeサインの主な機能
電子署名・タイムスタンプ | 法的効力を担保 |
---|---|
テンプレート | 弁護士監修のひな型でスムーズな書類作成が可能 |
Wordテンプレート登録 | 事前に作成したWordテンプレートを登録・再利用できる |
契約書一括作成 | 一度に最大10通の契約書を送信可能 |
マイ印鑑 | オリジナルの電子印影を登録可能 |
ワークフロー | 契約締結の進捗を可視化できる |
API連携 | 外部システムとの連携でさらなる業務効率化 |
ソーシャルログイン | Googleアカウントを利用したソーシャルログイン |
電子署名・タイムスタンプ:法的効力を担保する
freeeサインの主な機能に、電子署名とタイムスタンプが挙げられます。
電子署名は 契約書や重要文書に対して法的に有効な署名を付与し、文書の真正性と本人確認を強化します。
タイムスタンプは 文書の作成・変更日時を記録し、署名時刻の証明を行うため、契約の履歴が明確になり、法的効力と業務の信頼性が確保されます。
テンプレート:弁護士作成の契約書類のひな型が利用できる
freeeサインは、弁護士が作成した契約書類のひな型を提供するテンプレート機能を搭載しています。
これにより、 法的に適正な契約書を迅速に作成でき、契約内容の正確性と信頼性が保証されます。
なお、テンプレートはカスタマイズでき、ビジネスニーズに合わせて調整可能です。
Wordテンプレート登録・管理機能:契約業務を時間短縮できる
freeeサインには、Wordテンプレート登録・管理機能が搭載されています。
事前に作成したWordテンプレートをシステムに登録し、簡単に再利用できるため、契約業務の時間短縮が実現します。
テンプレートの管理機能により、最新の契約書ひな型を一元管理でき、業務の標準化とミスの削減が図れます。
契約書一括作成:安いプランでも一度に10通まで送信できる
freeeサインの契約書一括作成機能では、 一番安価なスタータープラン(980円)でも一度に最大10通の契約書を送信可能です。
これにより、大量の契約書処理が効率化され、手間を大幅に削減します。
また、契約書一括作成機能では、入力項目のミスなどを検知する「エラー検知」もしてくれるため、ミスの削減にも繋がります。
マイ印鑑:オリジナルの電子印影を利用できる
freeeサインのマイ印鑑機能では、オリジナルの電子印影を登録できます。
この機能により、 個別の企業やユーザー専用の印鑑を設定し、契約書や重要文書に対して独自の電子署名を付与できます。
なお、登録できるマイ印鑑の数に制限はなく、またチーム間での共有も可能です。
ワークフロー:業務の進捗を可視化できる
freeeサインのワークフロー機能では「作成依頼」「レビュー依頼」「承認依頼」の3種類のプロセスを設定できます。
また、文書の進捗状況は「作成中」「進行中」「取り下げ」「差し戻し」「承認」「却下」の6つのステータスで管理され、業務の進捗が可視化されます。
ワークフロー機能は業務の効率化に貢献しますが、 Advance/Enterpriseプランのみ対応しており、導入には追加コストがかかる点に注意が必要です。
API連携:外部システムとの連携でさらなる業務効率化を図れる
freeeサインのAPI連携機能は、 セールスフォースやkintone、zohoなどの既存システムと統合が可能で、データの自動転送や操作の自動化が実現します。
例えば、顧客詳細画面からワンクリックで契約書を送付でき、契約締結後はその契約書リンクをCRMの顧客詳細画面に登録できます。
契約書を作成するたびに、freeeサインにログインし、顧客名やメールアドレスを入れたり捺印個所を設定したりする必要がなくなります。
編集部
これにより、手動作業の削減やデータ整合性の向上が図られ、業務の迅速化とエラーの低減が可能です。
ソーシャルログイン:Googleアカウントでログインできる
freeeサインには、Googleアカウントを利用したソーシャルログイン機能が搭載されています。
この機能により、 ユーザーは既存のGoogleアカウントを使って簡単にログインでき、複数のアカウント管理の手間を省けます。
また、企業内で使用する場合、シングルサインオン(SSO)によってパスワードを増やさずに済むため、セキュリティも強化することが可能です。
-
▶シングルサインオン(SSO)とは?
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シングルサインオン(SSO)は、一度のログインで複数の関連するアプリケーションやサービスにアクセスできる認証方式です。
ユーザーが一度認証を行うと、そのセッションが他のアプリケーションやサービスでも認証として利用されるため、再度ログインする必要がありません。
freeeサインと電子印鑑GMOサイン・クラウドサインを比較
電子印鑑GMOサインは導入企業数350万社以上、累計送信件数2,000万件を超える電子契約サービスです。 セキュリティ面や多様な署名方法が強みで、特に金融機関や大企業など高いセキュリティを求める企業に適しています。
クラウドサインは導入企業数250万社以上、累計送信件数1000万件を超える電子契約サービスです。 操作のシンプルさとテンプレートの豊富さが強みで、中小企業や個人事業主に適しています。
以下では、「freeeサイン」「電子印鑑GMOサイン」「クラウドサイン」で、料金プラン、オプション、機能を比較していきます。
クラウドサインとは?料金や仕組み、メリット、導入によってできることを解説
電子契約サービスの「クラウドサイン」について紹介しています。 サービスの仕組みや強み、導入することによってできること、料金体系、利用する際の注意点などを解説しているため、クラウドサインの導入を検討している方や、電子契約サービスの導入を検討している場合に役立つ記事です。
詳しくはこちらfreeeサインと電子印鑑GMOサイン・クラウドサインを料金プランで比較
freeeサイン Standard |
電子印鑑GMOサイン 契約印&実印プラン |
クラウドサイン Corporate |
---|---|---|
3万2,780円 | 9,680円 | 3万800円 |
法人向けプランで料金を比較すると、 電子印鑑GMOサインは、freeeサインやクラウドサインに比べて安価であることがわかります。
ただし、電子印鑑GMOサインは有料プランが1種類のみなので、自社の電子契約利用規模に合わせてプランを選べない点に注意が必要です。
なお、3社とも無料プランがあります。
freeeサインと電子印鑑GMOサイン・クラウドサインを機能で比較
freeeサイン Standard |
電子印鑑GMOサイン 契約印&実印プラン |
クラウドサイン Corporate |
|
---|---|---|---|
ユーザー数 | 10 | 無制限 | 無制限 |
送信数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
文書送信料 (電子署名) |
220円/通 | 電子サイン 110円/件 電子実印 330円/件 |
220円/件 |
タイムスタンプ | 〇 | 〇 | 〇 |
テンプレート 作成・管理 |
〇(PDF・Word) | 〇(PDF) | 〇(PDF) |
契約書一括 作成・送信 |
〇 | 〇 | 〇 |
マイ印鑑 (印影登録) |
〇 | 〇 | ー |
ワークフロー設定 | ー | 〇 | ー |
API連携 | オプション 5,500円 |
1万1,000円/月 ※別途初期費用 |
〇 |
機能を比較すると、3社とも扱っている機能が違うため、 自社にとって必要な機能を搭載している電子契約サービスを選ぶと良いでしょう。
freeeサインと電子印鑑GMOサイン・クラウドサインをオプションで比較
freeeサイン | 電子印鑑GMOサイン | クラウドサイン |
---|---|---|
|
|
|
電子印鑑GMOサインは、オプションが豊富にあるため、自社の業務フローに合わせて機能をカスタマイズできます。
ただし、オプションを追加すればするほど料金も高くなるため、 3社で1番安いプランである電子印鑑GMOサインを選んだとしても、オプション追加で結果的に料金が高くなることもあります。
そのため、電子契約利用規模が小さい場合は電子印鑑GMOサインで問題ありませんが、電子契約をある程度利用し基本機能もしっかり使いたい場合はfreeeサインやクラウドサインがおすすめです。
機能で電子契約サービスを選ぶ際、以下を参考してみてください。
freeeサインの評判・口コミ
良い評判・口コミ
freeeサイン、入力項目がビタ止めできるようになってるしテキストの配置も設定できるようになってるすげえええ。 pic.twitter.com/Nqwo3460j3
— ばん よーたろー@BANZAI税理士事務所 (@ban_tax240) January 17, 2023
開業してから基本ずーっとクラウドサインを活用していたけど、freeeサインのが安いことに気づいたのでクラウドサインの解約してきました
— 村上ゆういち@魔界の税理士 (@Jeanscpa) July 26, 2022
固定費をしっかりと削減していかなければ・・・ pic.twitter.com/h8WjhTeWpB
悪い評判・口コミ
— のんたん@超絶美少女エンジニア (@nontangent) February 7, 2024
日々電子捺印している立場だとクラウドサインは使いやすく、freeeサインとみんなの電子署名は使いづらい。
— 佐俣アンリ (@Anrit) December 12, 2022
freeeサインが向いている会社・使うべき人
安い電子契約サービスを利用したい、電子契約サービスの月額料金を抑えたい企業
freeeサインは、コストパフォーマンスに優れた電子契約サービスを求める企業に最適です。
低価格のプランでも充実した機能が揃っており、電子契約の導入コストを抑えたい中小企業や個人事業主に向いています。
リーズナブルな料金で電子契約の効率化と法的有効性を実現でき、業務のスムーズな運営をサポートします。
契約書の作成・管理を効率化したい企業
freeeサインは、契約書の作成・管理を効率化したい企業に最適です。
テンプレート機能やワークフロー機能を活用することで、契約書の迅速な作成や承認プロセスの自動化が可能になります。
さらに、電子署名とタイムスタンプにより法的有効性を確保しながら、文書管理の手間を削減し、業務のスピードアップとミスの減少を実現します。
契約プロセスをフォローするシンプルな電子契約サービスを利用したい企業
freeeサインは、契約プロセス全体をカバーするシンプルな電子契約サービスを求める企業に最適です。
直感的な操作画面と簡単な設定で、契約書の作成、署名、管理を一元化できます。
シンプルな機能設計により、特別な専門知識がなくても迅速に導入でき、業務の効率化とスムーズな運営を実現します。
freeeサインの使い方を動画で解説
テンプレートを登録する
PDFまたはWordファイルをアップロードし、テンプレートを登録します。
【PDF】テンプレート登録
-
STEP.1
ファイルをアップロードする
1.[テンプレート管理]をクリックします。
2.[アップロードして作成]をクリックします。
3.登録するPDFファイルをアップロードします。
-
STEP.2
基本設定
1.アップロードしたファイルが画面左側に表示されます。必要に応じて各種情報を入力・選択し[入力項目の設定/配置へ進む]をクリックします。
2.受領者が複数名の場合は、受領者の人数をプルダウンで選択し[入力項目の設定/配置へ進む]をクリックします。
3.PDFファイルがテンプレートとして登録されたことを確認します。
▶参照:テンプレートを登録する(PDF) – freee ヘルプセンター
【Word】テンプレート登録
-
STEP.1
ファイルをアップロードする
1.[テンプレート管理]をクリックします。
2.[アップロードして作成]をクリックします。
3.登録するWordファイルをアップロードします。
-
STEP.2
基本設定
1.アップロードしたファイルが画面左側に表示されます。必要に応じて各種情報を入力・選択し[入力項目の設定/配置へ進む]をクリックします。
2.受領者が複数名の場合は、受領者の人数をプルダウンで選択し[入力項目の設定/配置へ進む]をクリックします。
3.Wordファイルがテンプレートとして登録されたことを確認します。
▶参照:テンプレートを登録する(Word) – freee ヘルプセンター
契約書を作成する
登録したテンプレートから契約書を作成します。
なお、テンプレートを使わずに契約書作成することも可能です。
クイック作成
-
STEP.1
[文書を作成する]をクリックします。
-
STEP.2
[テンプレートを選択する]をクリックします。
-
STEP.3
[クイック作成]をクリックします。
テンプレートが一つも登録されていない場合は、テンプレート作成のできる画面に遷移します。
-
STEP.4
ファイル名と、必要に応じて保存先フォルダを選択します。
基本情報の入力後、[入力へ進む]をクリックします。
-
STEP.5
自分の入力項目を入力します。
-
STEP.6
登録したマイ印鑑を文書に押印する場合は印鑑を選択します。
-
STEP.7
入力文字を印影にし文書に押印する場合は[文字を入力する]をクリックし、印鑑に文字を入力します。
-
STEP.8
全ての入力が完了したら[確認・送信へ進む]をクリックします。
▶参照:文書を作成する(クイック作成) – freee ヘルプセンター
一部修正して作成
-
STEP.1
[文書を作成する]をクリックします。
-
STEP.2
[テンプレートを選択する]をクリックします。
-
STEP.3
[一部修正して使用する]をクリックします。
テンプレートが一つも登録されていない場合は、テンプレート作成のできる画面に遷移します。
Wordテンプレートの場合のみ表示され、PDFテンプレートの場合は表示されません。
-
STEP.4
「ファイル名」を入力後、[入力へ進む]をクリックします。
-
STEP.5
文言を修正する場合は画面上で修正し[押印箇所の配置へ進む]をクリックします。
-
STEP.6
押印箇所は自分のみ・相手のみ設定することも、両者とも設定することもできます。
また、どちらも設定しなくても契約上問題はありません。設定が終わったら[入力へ進む]をクリックします。
-
STEP.7
自分の入力項目を入力します。
-
STEP.8
登録したマイ印鑑を文書に押印する場合は印鑑を選択します。
-
STEP.9
入力文字を印影にし文書に押印する場合は[文字を入力する]をクリックします。
-
STEP.10
「印鑑」に文字を入力します。
-
STEP.11
全ての入力が完了したら[確認・送信へ進む]をクリックします。
▶参照:文書を作成する(一部修正して作成) – freee ヘルプセンター
契約書を送信する
作成した契約書を契約相手に送信します。
-
STEP.1
「送り先」を入力し[確認して送信]をクリックします。
必要に応じて「メッセージ」の入力、「有効期限」の変更を行います。
メッセージ欄に薄く表示されている文言をそのままメッセージとして使用する場合は[定型文を挿入]をクリックします。
-
STEP.2
送信内容を確認し[送信]をクリックします。
-
STEP.2
受領者に署名依頼メールが送信されます。
▶参照:文書を送信する – freee ヘルプセンター
契約を締結する
契約書を受信した契約相手に、契約内容の確認後、受領・署名して返送してもらいます。
受領・署名して返送された契約書を確認し、締結完了します。
なお、文書の締結完了の操作は、 文書の送信を実施したアカウントまたは チーム内で全権管理権限、締結・文書管理権限の付与されているアカウントでのみ実施できます。
-
STEP.1
「文書管理画面」で確認(締結完了)を行いたい文書のファイル名をクリックします。
-
STEP.2
文書内容を確認し[締結を完了]をクリックします。
却下する場合は[却下]を、相手方に文書内容を修正してもらう場合は[差し戻す]をクリックします。
却下した文書は再送できず、再度文書の新規作成・送信を行う必要があります。
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STEP.3
[OK]をクリックし契約締結を完了します。
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STEP.4
freeeサインから締結完了(却下)がメールで通知されます。
締結完了(却下)メールは、送信者にも受領者にも送信されます。
なお、TOP画面または文書管理画面から、文書を一括で確認することも可能です。
▶参照:署名・合意済みの文書を確認する(締結完了する) – freee ヘルプセンター
freeeサインはIT導入補助金の対象?
freeeサインは、 デジタル化基盤導入枠でIT導入補助金の対象となります。これにより、中小企業はfreeeサインを手軽に導入可能です。
IT導入補助金は、中小企業がITツールを導入する際に、その費用を一定割合で補助する制度です。
補助金額は導入するツールやプロジェクトの規模によって異なります。
IT導入補助金の概要詳細をわかりやすく解説!インボイスとは?対象ソフトは?
IT導入補助金とは、飲食店や美容室などの個人事業主から、大規模の企業まで、ITツールを導入する際に利用できる補助金のことです。 2023年の公募も、3月31日に始まりましたが、今年は特に2023年に開始されるインボイス制度に向けて、2021年とは支援内容に変更があります。 今回は、IT導入補助金2023の詳細をわかりやすく解説するとともに、インボイス制度との関連性、インボイス制度とは何かというところまで解説していきます。
詳しくはこちらfreeeサインに関するよくある質問
A
freeeサインは、個人事業主におすすめの電子契約システムです。
スタータープランは月額1,078円(税込)で、送信数は月10件まで利用可能です。
最低限の機能を低価格で提供しているため、個人事業主に適しています。
A
freeeサインでは、契約書の保管・管理・検索が可能です。
文書タイトル、送信先メールアドレス、フォルダ名、フリーワードなどで検索できるため、紙より効率的に契約書を管理できます。
A
freeeサインでは複数承認が可能です。受信者が文書を転送し、他の承認者が署名する設定ができ、送信相手以外の承認もスムーズに行えます。
A
複数の電子契約サービスを併用するメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
■両サービスのメリットを生かせる
■自社に適したサービスの選択が可能になる
【デメリット】
■担当者の負担増大
■長期の併用はコスト増になるリスクがある
A
freeeアカウントを使用したログイン方法は以下の通りです。
1.[freeeアカウントでログイン]をクリックします。
2.「freeeアカウントでログイン」または「他のアカウントでログイン」を使用し、ログインします。
3.「アプリ連携の開始」の表示後に[許可する]をクリックします。
4.freeeサインへログインします。
▶freeeサインのログインはこちらから!
まとめ
freeeサインは、手軽でコストパフォーマンスに優れた電子契約サービスとして、多くの企業や個人事業主に支持されています。料金プランも幅広く、ニーズに応じた選択が可能です。
また、より安価で機能も充実しているサービスを探している場合は「KANBEI SIGN」がおすすめです。
機能が全て揃って月額2万2,000円(税込)で利用できるため、他社製品よりもコストパフォーマンスが高いです。「KANBEI SIGN」について詳しく聞きたい方はお気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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