「他の電子契約システムと何が違うの?」
「料金はいくら?トライアルはある?」
DocuSign(ドキュサイン)は、世界180か国以上・100万社以上で導入されている、世界標準の電子契約システムです。
しかし、「実際に使っている人の評判は?」「メリット・デメリットは?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、DocuSignの評判・口コミを中心に、主な特徴やメリット・デメリット、料金プランまで詳しく解説します。
目次
▼この記事で紹介している商品
DocuSign(ドキュサイン)とは「世界シェアが高く、機能が豊富な電子契約システム」
DocuSign(ドキュサイン)は、世界180か国以上・100万社以上の企業が導入する、世界標準の電子契約システム です。
高度なセキュリティと多機能性を備え、法的効力のある電子署名と契約プロセスの効率化を実現します。
多言語対応に加え、各国の法規制にも準拠しており、業種や企業規模を問わず幅広いビジネスに対応可能です。
導入により、契約業務のデジタル化が進み、コスト削減やスピーディーな取引が期待できます。

編集部
海外クライアントとの契約がある中小企業や、グローバル展開を視野に入れている大企業には、DocuSignの導入がおすすめです。
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▼紙と電子契約、コストが安いのはどっち?
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紙の契約書では、印刷代・紙代・郵送料・封筒代・印紙税・人件費など、さまざまなコストが発生します。一般的に、1件あたり最低でも1,250円+印紙税がかかると言われており、年間300件の契約があれば、約37万5,000円+印紙代のコストが必要です。
一方で、電子契約を導入すれば、紙代・郵送料・印紙税・人件費といった物理的・人的コストを大幅に削減できます。契約プロセスの効率化により、トータルのコストを大きく抑えることが可能です。
DocuSignの運営会社情報
DocuSignの運営会社は、アメリカに本社を置く DocuSign, Inc. です。
2003年に設立されて以来、電子署名とデジタル取引管理のリーディングカンパニーとして、グローバルに事業を展開しています。
電子契約プラットフォームの先駆的な存在であり、そのサービスは多国籍企業や政府機関をはじめ、さまざまな業界・業種で導入されています。
また、高いセキュリティ基準とコンプライアンス対応を重視しており、各国の法規制に準拠した信頼性の高いサービスを提供している点も特徴です。

編集部
なお、日本法人は「ドキュサイン・ジャパン株式会社」です。
DocuSign, Inc.の会社概要
設立年 | 2003年 |
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所在地 | 221 Main Street Suite 1000 San Francisco, CA 94105 United States |
CEO | Allan Thygesen |
ドキュサイン・ジャパン株式会社の会社概要
設立年 | 2015年 |
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所在地 | 105-6035 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー35階 |
取締役社長 | 竹内 賢佑 |
DocuSignの良い評判・口コミ
- 多言語対応で海外との契約に活用できる
- 操作画面がわかりやすく署名・捺印場所に悩むことなくサインできる
- Microsoft、Salesforceなどとの連携が非常に便利
- インターネットに接続できる環境であればどこでも素早く署名できる
- 契約書作成から署名完了まで一括管理できて便利
- グローバル標準のセキュリティで安心して利用できる
- グローバルでの契約には非常に便利
- 大幅なコスト削減効果がある
多言語対応で海外との契約に活用できる
チーム内に海外からテレワークで参加しているスタッフがおり契約関係は英語なのですが、従来使っていた電子契約システムは多言語化に対応していなかったのでイレギュラーの対応としてドキュサインを利用していました。
ドキュサインは多言語に対応しており、海外スタッフが在住している国の法律にも適法していたため使い勝手がよく、署名する側の操作も簡単であることで今は海外スタッフとの契約以外に取引先との契約にも活用しています。
操作画面がわかりやすく署名・捺印場所に悩むことなくサインできる
最も良い点は直感的に利用できる点だと考えます。どのように契約手続きをすれば良いのか、どこに署名・捺印すれば良いのかが、受信者側も大きく悩むことなくストレスなく利用できる設計となっているため、発信側としても頻繁に照会を受けることもなく、効率的に利用できています。
引用元:世界的に有名で使いやすい電子契約ツール - ドキュサインのレビュー |【ITreview】IT製品のレビュー・比較サイト
Microsoft、Salesforceなどとの連携が非常に便利
今まで使ってきた電子契約ツールはどれも単体で使うもので、他の業務アプリとの連携が取れなかったので、複数のアプリを開いているとアプリの遷移が多く、混乱してしまうことが多かったのですが、ドキュサインはMicrosoft系のアプリと連携でき、アプリの遷移無しでWordやOutlookからそのまま署名できるので複数のアプリを開いて混乱することがなく、作業時間も短縮できています。
インターネットに接続できる環境であればどこでも素早く署名できる
職場や自宅、出張先など、インターネットに接続できる環境であれば、どこからでも契約書に署名したり、他者に署名を求めたりすることが可能です。
紙ベースの書類と比較して手間が大幅に省けるとことが気に入っています。
また、契約過程がデジタル化されることで、書類の紛失リスクがほぼなくなり、情報を迅速に検索できます。
引用元:当社の電子署名はDocuSignのみ対応しています - ドキュサインのレビュー |【ITreview】IT製品のレビュー・比較サイト
契約書作成から署名完了まで一括管理できて便利
DocuSignを導入してからは、契約書の作成から署名完了までをオンライン上で完結できるようになり、契約締結までのリードタイムが大幅に短縮されました。また、契約書を一元管理できるようになったため、契約書の検索や管理が容易になり、業務の効率化に繋がっています。さらに、セキュリティ面でも安心できるのもメリットですね。
グローバル標準のセキュリティで安心して利用できる
承認担当者が複数いる場合に一括で電子契約書を送信、共有できるので署名が集まるのが速いです。
グローバル水準のセキュリティ性を保っており、国産製品と比べても不正対策が強固だという点で、これまで電子契約ツールを未導入のクライアントにも受け入れてもらえる率が高いです。
グローバルでの契約には非常に便利
グローバルでの契約には非常に便利です。これまでは国際郵便で郵送したり、画像可能なpdf署名で怪しく契約していましたが(よって重要契約は郵送)、本サービスで時間短縮も安全性確保も実現しました。またドキュサインの導入企業も増えてきている様子で、以前は利用できないと回答されることが多くありましたが、最近は対応可能な先が増えているのも良いです。
引用元:導入企業が増えている感覚あり、使い勝手良くなってきた - ドキュサインのレビュー |【ITreview】IT製品のレビュー・比較サイト
大幅なコスト削減効果がある
弊社が扱う医療機器などは、海外を含めた複数社間で賃貸借契約を締結します。以前は海外の会社が含まれていることもあり契約締結に最大で3ヶ月を要しましたが、ツールを利用することで、最短で1 ~ 2日まで短縮しています。また、契約書は収入印紙代などの郵送するためのコストがかかります。ツールの年間利用料と比べても、およそ4ヶ月分の収入印紙代・郵送費でカバーできる計算であり、大幅なコスト削減効果です。
DocuSignの悪い評判・口コミ
- 海外ツールのため管理画面のUIがわかりづらい
- 操作が慣れていないと分かりづらい
- 電子帳簿保存法に対応しきれていない
- 承認フローのカスタマイズ性が少ない
海外ツールのため管理画面のUIがわかりづらい
海外発のサービスということもあり、多少管理画面のUIがわかりづらい感じを受ける点を解消できるとより良いサービスになるかなと感じます。
引用元:オンラインでの契約締結に最適なツール! - ドキュサインのレビュー |【ITreview】IT製品のレビュー・比較サイト
操作が慣れていないと分かりづらい
・ツールを導入している側はわかりやすいが、契約相手がDocu signを使っていない場合、操作などよく聞かれるため、契約書を送る際の通知メールで、操作の動画のURLなど自動的に付与して、相手側にわかりやすい情報を伝えてほしい。現在だと、手作りマニュアルをお渡してい契約をしてもらっている。管理者サイドには動画などはあるかもしれないが、ツール使用者まで情報共有いただけないので、自動的に相手にもお知らせいただけると助かります。
引用元:契約書の取り交わしがラクになりました - ドキュサインのレビュー |【ITreview】IT製品のレビュー・比較サイト
電子帳簿保存法に対応しきれていない
承認フローのカスタマイズ性が少ない
承認フローのカスタマイズ性が少ないため、自社の業務フローに合わせた設定ができない場合があります。また、操作に慣れるまでは少し扱いにくい部分がある。ただし、メーカから提供されるサポート資料によりだいたいは解決可能
DocuSignの料金プラン・費用
DocuSignの有料プランは4種類
DocuSignの有料プランは、 「Personal」「Standard」「Business Pro」「Enhanced Plans」 の4種類があります。
プラン名 | Personal | Standard | Business Pro | Enhanced Plans |
---|---|---|---|---|
特徴 | 電子署名の基本機能が揃った、個人利用に最適なエントリープラン | 文書の送信や署名・捺印、チームでの共同作業に対応した、小規模企業やチーム向けのプラン | 契約業務の効率化・自動化を実現する、高度な機能を備えた法人・組織向けプラン | 企業の業種や業務に合わせて、最適なプランが提案される |
年間一括払い (税込) |
1万6,000円/人 (月額換算1,333円/人) |
3万9,600円/人 (月額換算3,300円/人) |
6万3,600円/人 (月額換算5,300円/人) |
お問い合わせ |
月額払い (税込) |
1,990円/人 | 6,050円/人 | 8,700円/人 | お問い合わせ |
プラン別機能比較や特長の詳しい解説はこちら!

DocuSignの無料プランは2種類
DocuSignには、 「無料アカウント(フリーアカウント)」と「無料トライアルアカウント」の2種類の無料プラン があります。それぞれの特徴を把握して、自分に合ったプランを選びましょう。
プラン名 | 無料アカウント(フリーアカウント) | 無料トライアルアカウント |
---|---|---|
特徴 | ずっと無料で使えるプランで、署名するだけであれば機能制限なく利用可能 | 有料プランを30日間お試しできるトライアルプラン |
料金 | 無料(無期限) | 無料(30日間) ※トライアル終了後は自動で無料アカウントにダウングレードされるため、キャンセル手続き不要 |
ユーザー数 | 1ユーザー | 最大4ユーザー |
主な機能 | 署名・エンベロープの受信(無制限)/エンベロープの送信(3通まで)※署名依頼・認証・ブランディングなど一部機能は有料 | 有料プランの全機能をフル利用可能 |
おすすめ | 「署名だけできれば十分」 「とにかく無料で使いたい」方 |
「将来的に導入を検討している」 「他社サービスと比較したい」方 |
登録URL | 無料アカウントはこちら | 無料トライアルアカウントはこちら |
DocuSignの契約期間・支払い方法
DocuSignの契約期間
DocuSignの契約期間は、 利用規約に同意した日からスタートし、サブスクリプションプランに基づいて通常は自動更新 されます。
契約は、プランの有効期限満了またはサービス利用停止のいずれか遅い方まで継続します。
自動更新を希望しない場合は、現在の契約期間終了の5営業日前までに解約手続きが必要です。
参考:DOCUSIGN サイトおよびサービス利用規約(参考和訳)│DocuSign公式サイト
DocuSignへの支払い方法
ドキュサインサービスの支払いは、 主にクレジットカードやアプリストア(iTunes, Google Playなど)経由 となります。
有効な支払い方法の提供と、プラン料金(更新料や税金等含む)の自動課金への同意が必要です。
支払いが遅れた場合、サービス停止やアカウント解約の可能性があります。
参考:DOCUSIGN サイトおよびサービス利用規約(参考和訳)│DocuSign公式サイトDocuSignの主な機能一覧
→横にスクロールできます。
機能 | 契約書作成 | 一括送信 | メモ・付箋の貼付 | 電子印鑑 | 管理 | 契約状況の可視化 | 過去ログ | テンプレート作成 | 著名グループ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
概要 | OfficeやGoogleドライブなどのファイルを電子契約に変換可能 | 複数の宛先に同時送信が可能 | 契約書にコメントや付箋を追加可能 | 印鑑画像の登録やシヤチハタ連携が可能 | 契約書の自動保存・分類・検索が可能 | 契約の進行状況をリアルタイムで確認可能 | 契約履歴をすべて保存・確認可能 | よく使う契約書をテンプレート化 | 承認者のうち1名が承認すれば次工程に進行※Business Pro・Enhancedのみ |
特長 | Salesforce連携で契約書の自動作成、海外対応のテンプレートあり | 手間をかけずに多数の相手と契約が結べる | 指示や情報共有がスムーズに行え、業務効率UP | 慣習に合わせた署名が可能、法務や社内稟議にも対応 | 権限管理や監査対応、進捗の可視化に有効 | 自動リマインダー機能で締切管理を効率化 | 契約の透明性確保、トラブル時の迅速な確認が可能 | 差し込み編集に対応し、契約処理を大幅に効率化 | 社内承認フローを自動化し、スピードと生産性向上に貢献 |
DocuSignはシャチハタの電子印鑑サービスに対応

電子印鑑は法律上の必須要件ではありませんが、日本企業においては商習慣として印鑑が求められるケースも少なくありません。
DocuSignでは、個人印や社判をスキャンして画像登録できるほか、シャチハタの電子印鑑サービス「シヤチハタクラウド」との連携にも対応しています。
シヤチハタ株式会社はDocuSignの販売パートナーであり、 DocuSignとシャチハタ電子印鑑サービスをセットで導入することも可能 です。これにより、電子契約と社内ワークフローのデジタル化を一括で推進できます。
DocuSignの強み・特徴
- 世界シェアの7割を占める
- 契約業務の効率化を実現
- 350以上の外部システム・APIと連携可能
- 世界基準の強固なセキュリティとプライバシー対策
- 電子契約システム最多の言語対応!
- 実質稼働率99.99%以上を誇る高い可用性
- 充実した契約書作成機能
- マルチデバイス対応
世界シェアの7割を占める
DocuSignは、 世界シェア約7割を誇る電子契約サービスで、180か国以上・100万社以上の企業に導入 されています。
シンプルで直感的な操作性が特徴で、ドラッグ&ドロップや最低限の入力作業だけで契約を完了できるため、ITに不慣れな方でも使いやすいと高く評価されています。
また、対応言語は44か国語におよび、グローバルな契約業務にも柔軟に対応できる点も、世界中の企業から支持されている大きな理由です。
契約業務の効率化を実現
DocuSignは、契約プロセスの自動化により、業務効率化を支援する電子契約サービスです。
紙ベースの契約書にかかる印刷・押印・郵送の手間を削減し、 オンライン上で迅速かつ安全に署名を完了 できます。
さらに、契約の進行状況をリアルタイムで追跡・管理できるため、業務の可視化が進み、ミスや遅延を防止しながら生産性の向上につながります。
SalesforceやGoogleなど、350以上の外部システム・APIと連携可能
DocuSignは、 Dropbox、Google Drive、Microsoft 365、Salesforceなど 、350以上の外部システムやビジネスアプリケーションとシームレスに連携できます。
例えば、Salesforce内で契約書の作成・署名・管理を完結できるため、別のツールを使う手間が省けます。
さらに、API連携を活用することで、自社の既存システムとDocuSignを統合し、契約業務全体をより効率化することも可能です。

編集部
豊富なアプリケーションと、簡単かつ安全に統合可能です!
世界基準の強固なセキュリティとプライバシー対策
DocuSignは、国際規格に準拠した情報セキュリティ体制を整備し、 24時間365日のマルウェア対策・監視により、高度なセキュリティを実現し ています。
すべてのドキュメントと署名データは暗号化され、機密性の高い環境で安全に管理されます。電子帳簿保存法にも対応しており、法令順守の面でも安心です。
さらに、二段階認証・SMS認証・ID認証などの多様な本人確認オプションにより、契約業務の安全性を一層高めることが可能です。
電子契約システム最多の言語対応!海外企業との取引にも最適
DocuSignは、 文書の送信・管理画面で14言語、署名画面では44言語に対応 しており、電子契約システムの中で最多の言語対応を誇ります。
多くの電子契約システムが英語や中国語のみに限定される中、DocuSignはより幅広い言語に対応しているため、グローバルなビジネス展開を行う企業に最適です。
しかも、この多言語対応はオプションではなく標準機能として提供されており、追加コストなく利用できる点も大きなメリットです。

編集部
日本の電子署名法はもちろん、アメリカのESIGN法やUETA、EUのeIDASにも対応しているため、国内外の取引でも安心して利用できます。
実質稼働率99.99%以上を誇る高い可用性
DocuSignは、 無停止でのメンテナンスやアップグレードを実施し、稼働率99.99%以上を実現 しています。
セキュリティとコンプライアンスを最優先に、安定した運用を継続的に維持しており、過去数年間はダウンタイムゼロの実績を誇ります。
可用性が高いにより、ユーザーは常に安心してサービスを利用できる点がメリットです。
充実した契約書作成機能
DocuSignでは、ワークフローをテンプレート化して契約書作成の手間を大幅に削減できます。
複数人での共同編集機能も備え、契約相手とリアルタイムに内容を確認しながら編集できる ため、ミスのないスムーズな契約締結が可能です。
また、WordやPDFなど多様な書類形式に対応しており、契約先に応じた柔軟な業務運用を実現します。
マルチデバイス対応
DocuSignは パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットからも操作できるマルチデバイス対応 です。
モバイルアプリを利用すれば、場所や時間を選ばずに契約書の送信や署名が可能です。
さらに、オフライン作業にも対応しており、オンライン接続時に自動で同期されるため、どこでもスムーズに作業を進められます。
DocuSignの導入メリット
- 電子署名を簡単に作成・導入可能
- 時間や場所を選ばず素早く署名可能
- 手持ちの文書を簡単にアップロード可能
- 文書管理を効率化
- 取引先への負担が小さい
- 操作画面がわかりやすく、直感的に使いこなせる
- よく使う設定はテンプレートとして保存可能
電子署名を簡単に作成・導入可能
DocuSignは、直感的な操作で電子署名を簡単に作成・導入できます。
受信した文書の指定欄に名前やイニシャルを入力するだけで署名が完了 するため、パソコン操作が苦手な方でも安心して使えます。
さらに、無料アカウントを作成すればコストをかけずに電子契約を始められるので、お試し感覚で導入できるのも魅力です。
時間や場所を選ばず素早く署名可能
DocuSignは スマホやタブレットにも対応しており、時間や場所を問わず素早く署名 できます。
操作は直感的で、受信した文書の付箋をクリックし、案内に従って必要事項を入力するだけで簡単に署名が完了します。
また、iOS・Android向けのモバイルアプリも提供されているため、どんなデバイスからでもスムーズに電子署名を行うことが可能です。
手持ちの文書を簡単にアップロード可能
DocuSignは、契約書や合意書などの文書を簡単にアップロードできます。
デスクトップやネットワークドライブ、クラウドストレージからのアップロードに対応 しており、手持ちの文書を手間なく取り込めます。
さらに、BoxやDropboxと連携し、署名後の文書を自動で元のストレージに保存できるため、関連書類の一元管理が可能です。
文書管理を効率化
DocuSignでは、作成・署名済みの文書がクラウドに保存され、 24時間365日いつでも必要な文書にアクセス可能 です。
文書はいつでもダウンロードや印刷ができ、管理も簡単に行えます。
また、ユーザー管理やコンプライアンスポリシー設定、詳細なレポーティング機能を備えており、文書のステータス管理やリマインダー送信もスムーズです。
取引先への負担が小さい
DocuSignでは、 取引先がアカウントを持っていなくても署名や契約が可能 で、導入による負担を軽減します。
契約文書は「dse@docusign.net」からメールで送信され、受信者はメール上で署名および契約手続きを完了できます。
また、取引先に無料アカウントを作成してもらうことでセキュリティが強化され、署名トラブルの防止にも効果的です。
操作画面がわかりやすく、直感的に使いこなせる
DocuSignの操作画面は直感的なデザインで、ユーザーが簡単に操作できるよう設計されています。
シンプルなグラフィカルインターフェースを採用しており、 文章や付箋の追加もドラッグ&ドロップで簡単に行うことが可能 です。
システム操作に不慣れな方でも使いやすいため、導入後の教育コストを大幅に削減し、迅速な業務運用を実現します。
ワークフローで契約を自動化!よく使う設定はテンプレートとして保存可能
DocuSignのCLM(契約ライフサイクル管理)機能では、契約書の作成から承認、署名、保管までの一連の契約プロセスをワークフローで自動化できます。
よく使う設定はテンプレートとして保存できるため、契約書の送信にかかる手間や時間を大幅に削減可能 です。
署名者の指定や署名の順序も自由に設定でき、業務の一貫性と効率向上に貢献します。
DocuSignの導入デメリット
- 機能が多すぎて使いこなせない場合も
- ストップしている工程が確認しづらい
- 送付できる契約書は年間100通に限定
- ユーザーが増えるとコストがかかる
- ホームページの情報が少ない
- サポートに不安がある
機能が多すぎて使いこなせない場合も
DocuSignは、多機能で契約書作成に優れていますが、 その豊富な機能ゆえに、初心者には使いこなすのが難しい ことがあります。
システム操作に不安がある場合は、代理店のサポートや電話・メール・オンラインサポートを活用するのがおすすめです。
ストップしている工程が確認しづらい
DocuSignでは、契約プロセスの中で作業や承認が停滞している箇所を確認しづらい点がデメリットとして挙げられます。
送信者と受信者間でのみ更新情報が通知されるため、進行状況を把握するには送信者に直接確認 する必要があります。
進行状況をより把握しやすくするために、コミュニケーションツールやワークフローと併用するのがおすすめです。
送付できる契約書は年間100通に限定
DocuSignのStandardおよびBusiness Proプランでは、送付できる契約書が1ユーザーあたり年間100通までに制限されています。
StandardおよびBusiness Proを月額プランで契約している場合は、1ユーザーあたり毎月10通が上限 です。
そのため、契約書の送付数が多い企業は、プランの選定や追加コストについて事前に検討することが重要です。
ユーザーが増えるとコストがかかる
DocuSignの料金は、Personalプランが月額1,980円、Business Proプランが月額8,690円と比較的リーズナブルですが、これは 1ユーザーあたりの価格です。
利用ユーザー数が増えると予算オーバーになる可能性があるため、 社内での全社利用など、多人数での利用が見込まれる場合は、ユーザー数無制限の電子契約システムの検討をおすすめ します。
ホームページの情報が少ない
DocuSignのデメリットとして、 機能面の説明が他の電子契約サービスに比べて少なく、比較検討が難しい 点が挙げられます。
また、導入事例も英語のものが多いため、具体的な効果や活用事例を把握しづらく、他社サービスと比較する際に十分な情報を得られない可能性があります。
サポートに不安がある
DocuSignのデメリットとして、サポート面に不安がある点が挙げられます。
平日日中に何度か問い合わせても電話がつながらなかったり、フォームからの問い合わせに対して返信が遅れるケースも 少なくありません。
また、海外サービスであることや、ホームページが完全に日本語化されていないことも影響し、サポート体制に不安を感じるユーザーもいます。
DocuSignの導入が最適な企業
- グローバルな取引に使える電子契約システムを導入したい企業
- 顧客先・店舗で契約締結したいBtoB・BtoC企業
- システム連携で契約締結をスピードアップしたい企業
- Salesforceを契約管理の軸に利用している企業
グローバルな取引に使える電子契約システムを導入したい企業
DocuSignは、 標準で44か国語に対応しており、多言語対応を追加料金なしで利用できる ため、グローバルな取引を重視する企業に最適です。
また、世界的に高いシェアを誇ることから、大企業・中小企業を問わず、国際的な取引に対応したい企業に向いています。
顧客先・店舗で契約締結したいBtoB・BtoC企業
DocuSignは、顧客先や店舗で契約を締結したいBtoB・BtoC企業に最適です。
マルチデバイス対応により、現場での契約書の修正や署名が可能で、クラウドストレージとの連携により文書の一元管理も実現 します。
不動産業やフィットネスクラブなど、多様な業種において契約業務の効率化に貢献します。
システム連携で契約締結をスピードアップしたい企業
DocuSignは、 SFAやCRMなどとのAPI連携による外部システムとの統合機能を備えており 、契約締結のスピードを重視する企業に最適です。
例えばSalesforceと連携すれば、契約書の内容が自動でデータ入力されるため、入力ミスを防ぎ、作業効率が向上します。
また、Gmailアプリと連携すれば、受信トレイから直接署名を行うことも可能です。
Salesforceを契約管理の軸に利用している企業
DocuSignはSalesforceとシームレスに連携できるため、Salesforceを契約管理の中心に据えている企業に最適です。
契約の作成から締結、管理までを一元化でき、契約業務の自動化と効率化が実現 。
ただし、連携設定には一定の専門知識が求められるため、導入初期は外部のサポートを活用するのがおすすめです。
DocuSignの導入事例・実績
電子署名で契約業務の効率化を実現
ヤマハ株式会社は、2020年9月よりDocuSignを全社的に導入し、契約業務の効率化を実現しました。
特に、法務部と情報システム部が連携して電子署名の活用を推進した結果、契約締結のスピードが大幅に向上しました。
雇用契約の締結期間が従来の数週間から数日以内に短縮されるなど、業務効率の向上とコスト削減を実現 し、導入後は全社的に電子署名の活用が拡大しています。
参考:ドキュサインの電子署名で契約業務の効率化を実現したヤマハ
契約1件あたり約2,500円のコスト削減に成功
ソフトバンク株式会社は、2021年4月よりDocuSignの電子署名を全社導入しました。
導入の目的は、事業展開のスピード向上と業務効率化であり、特に押印の電子化に注力しています。
導入後は契約締結のスピードが向上し、 郵送費や印紙代が不要となったことで、契約1件あたり約2,500円のコスト削減を実現 しました。
さらに、全社展開からわずか3か月で約200社との契約に活用されており、今後はさらなる普及と押印電子化100%の達成を目指しています。
参考:ドキュサインで推進する、ソフトバンクの電子署名の導入プロジェクト
DocuSignを利用するまでの流れ
無料トライアルアカウントの登録手順
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STEP.1
情報登録
無料トライアルの登録ページにアクセスし、以下の情報を入力します。
・お名前
・メールアドレス
・電話番号
・部署名・役職名
・業種
入力後、[試用する]をクリックします。
※無料トライアルの利用には、クレジットカードの登録は不要です。 -
STEP.2
アカウント作成
続いて、以下の情報を入力し、[アカウントの作成]をクリックします。
・会社名
・従業員数
・DocuSignをお試しになる理由
・国名 -
STEP.3
アカウントのアクティブ化
登録したメールに届く「アカウントのアクティブ化」メールを開き、[アクティブ化]をクリック後、パスワードを設定します。
※ログインにはメールアドレスとパスワードが必要なため、大切に保管してください。設定後は[ログイン]をクリックして完了です。 -
STEP.4
準備完了
これでDocuSignの無料トライアルアカウント作成が完了です。
無料トライアルの有効期限(残日数)は、マイページ画面の右上に表示されます。
無料アカウント(フリーアカウント)の登録手順
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STEP.1
情報登録
無料アカウント(フリーアカウント)登録ページにアクセスし、「氏名」と「メールアドレス」を入力して[試用する]をクリックします。
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STEP.2
アカウントのアクティブ化
登録完了後、「アカウントのアクティブ化」メールが届くので、メール内の[アクティブ化]をクリックし、パスワードを設定してアカウントを有効化します。
-
STEP.4
準備完了
これで、DocuSignのフリーアカウント作成が完了です。
参考:Docusign eSignatureフリーアカウントの作成方法
DocuSignの使い方・操作画面
文書の送信方法(送信側の使い方)
- 文書をアップロード
マイページにログインし、[開始]>[エンベロープの送信]を選択。[アップロード]から送る文書を選ぶ - 受信者を追加
受信者の名前と配信情報を入力。必要なら受信者を追加し、自分も署名する場合は自分を受信者に入れる - メール件名とメッセージ編集
自動で付く件名を編集し、メッセージを入力。終わったら[次へ]をクリック - 署名フィールドを配置
「署名」「イニシャル」などのフィールドをドラッグ&ドロップで配置し、受信者ごとに調整 - プレビュー・送信
文書をプレビューし、問題なければ[送信]をクリック
受け取った文書に電子署名をする方法(受け取り側の使い方)
- メールを確認
署名が必要な通知メールを開き、[文書の確認]>[続行]を選ぶ - 文書確認・署名
文書をスクロールして確認し、黄色の[開始]タブを選択。[署名]アイコンで署名を追加 - 送信
署名内容を確認し、[完了]をクリックして送信
DocuSignとおすすめ電子契約サービスを比較
KANBEI SIGN

KANBEI SIGNは、 契約書の作成から締結・管理までをオンラインで完結できる電子契約サービス です。
契約書の郵送や締結のための訪問が不要なため、印紙税や郵送費を削減できるほか、通常1週間以上かかっていた契約締結が最短3分にまで短縮されます。
初期費用が無料で、契約期間の縛りもないフリープランがあるため、まずは気軽に使ってみたい方におすすめです。
お気軽にお問い合わせください!
【無料】お問い合わせはこちら3分でさくっとご紹介!
【無料】資料ダウンロードfreeeサイン

freeeサインは、Googleドキュメントを活用して、 システム上でテンプレートやドラフトを編集できる点が特徴 です。
また、書類の送信料が無料のため、送信件数が多い会社でもコストを気にせず利用できます。
ただし、無料プランで送信できるのは月に1通までで、Lightプランは1アカウントのみ利用可能という点には注意が必要です。

電子印鑑GMOサイン

電子印鑑GMOサインは、これまでに 350万社以上が導入している電子契約サービス です。
契約の締結からその後の管理までワンストップで行えるうえ、契約データごとに暗号化して保存できるため、高いセキュリティレベルが評価されています。
無料で利用できる「お試しフリープラン」も用意されているので、一度使ってみてから導入を検討するのがおすすめです。
マネーフォワード クラウド契約

マネーフォワード クラウド契約は、電子契約の作成だけでなく、 紙の契約書についても決裁ワークフローが利用できます 。
電子契約と紙の契約書を一元管理できるため、紙の契約書を管理しながら徐々に電子契約を導入していくことも可能です。
また、ワークフロー機能を搭載しており、契約の申請から社内承認、契約締結までを一括管理できる点も魅力です。
お気軽にお問い合わせください!
【無料】お問い合わせはこちら3分でわかる基本情報ガイド!
【無料】資料ダウンロードクラウドサイン

クラウドサインは、 日本国内の電子契約市場をリードする代表的なサービス です。
弁護士監修の設計で高度なセキュリティ対策が講じられており、不正アクセスや契約書の改ざんを防止 。安心・安全に電子契約を締結したい企業に最適です。
さらに、Salesforceをはじめとする各種業務システムとの連携に対応しており、契約業務の効率化を実現します。


DocuSignに関するよくある質問
A
海外企業との取引で電子契約がおすすめな理由は以下の通りです。
・契約書のやり取りにかかる時間を最小限に抑えられる
・契約書の郵送にかかるコストを抑えられる
・海外との契約締結が効率的に行える
・契約書管理の効率化が実現する
A
電子印鑑GMOサインとドキュサインを併用するメリットは以下の通りです。
・コストの最適化ができる
・海外と国内で使い分けられる
・どちらが使いやすいかを試せる
A
海外企業との契約で電子契約システムを利用する際の注意点は以下の通りです。
・各国の法律に準拠する
・法律に関しては弁護士への相談を行う
・文化や商慣習への理解、配慮も忘れない
A
DocuSignは証券取引所から上場廃止されていません。
まとめ
DocuSignは、契約業務の効率化やコスト削減に貢献する信頼性の高い電子契約サービスです。
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導入することで契約手続きをスピーディーに進め、業務効率を大幅に向上させられるため、ぜひ検討してみてください。

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Wiz Cloud編集部
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