「電話代行を導入したら業務効率化になるのかな?」
fondeskは、オフィス電話をプロのオペレーターが代行し、チャットやメールで情報を通知するサービスです。
しかし、対応内容がテンプレート寄りでカスタマイズ性が低かったり、夜間や英語対応に制限があるのでは?という懸念も。
この記事では、fondeskのメリット・デメリットを実際の口コミを交えて整理し、どんな事業者におすすめかまで深掘りします。
目次
▼この記事で紹介している商品
fondeskとは?基本情報&料金プラン
fondeskのサービス概要
fondesk(フォンデスク)は、企業の 固定電話にかかってくる着信を、プロのオペレーターが代わりに受け付けてくれる電話代行サービス です。
受けた電話の内容は、SlackやChatworkなどのチャットツール、またはメールで通知されます。
特別な機器の設置や複雑な設定も不要で、導入の流れも非常にシンプル。公式サイトから申し込むと、最短で即日利用が可能です。オフィス電話の対応をゼロにし、業務効率アップ!
fondeskの特徴と便利な機能
- 選べる通知方法:Slack・Chatwork・Teams・LINE・Google Chat・LINE WORKS・Eメールから選択可能。
- 便利なマイページ:PCやスマートフォンから電話の履歴を確認可能。設定変更や支払い手続きなども全てネット完結。
- ネット申し込みで即日使える:24時間いつでもオンラインで簡単セットアップ。5分程度の手続きですぐに利用可能。
主な機能一覧
名乗りの変更 | 通話開始時に名乗る名前を指定できます。変更はすぐに反映されます。 (例) 「株式会社○○です」 |
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受付時間の変更 | 受付時間は9時から19時の間で自由に設定でき、いつでも変更ができます。 |
音声メッセージ | 時間外や着信拒否時に読み上げるメッセージをテキストで指定できます。 (例)「現在おつなぎすることができません」 |
なまえ辞書 | 組織やメンバーの名前を登録しておくことで報告の精度を改善できます。 |
応答カード | オペレーターの電話対応に役立つ特定の情報をカードとして登録します。 (例) 住所や年末年始の営業時間に関する問い合わせへの回答など |
ブロックリスト | 着信を拒否したい相手の電話番号を10,000件まで登録するできます。 |
ユーザーからのリアルな評判・口コミ
ポジティブな評判・口コミ
- 電話対応がなくなりストレス軽減
- 電話が鳴らないので作業に集中できる
- 営業電話や電話取次ぎが無くなり生産性アップ
- サポートも適切でスムーズに導入できた
- 「応答カード」が間違い電話対策に便利
fondeskを利用している企業の多くは、「業務が格段にスムーズになった」と評価しています。中でも好評なのが、電話対応から解放されることで本来の業務に集中できる点。
「営業電話がこなくなってストレスが減った」「Slackに通知が来るので、外出先でもすぐ確認できる」といった声が多く、在宅勤務との相性の良さも高く評価されています。
また、審査等がなくスピーディーに導入できる手軽さも評価を集めています。
▶参考:fondeskの評判・口コミ|IT review
▶参考:fondeskの評判・口コミ | BOXIL
ネガティブな評判・口コミ
- テンプレート対応に限界がある
- 細かい対応ができない
- csvデータなど一括抽出ができるとなお便利
- 外国語対応オプションが欲しい
一方で、fondeskの利用者からは「テンプレート対応に限界がある」「細かい対応ができない」といった不満も見受けられます。
特に業界特有の用語や状況を伝えるには柔軟性に欠ける場面があるようです。
また、「夜間や土日祝は対応してもらえない」「英語対応がない」といった制約もネガティブな評価につながっています。
これらはfondeskの仕組みに起因するもので、導入前に自社のニーズと照らし合わせて確認しておく必要があります
fondeskの料金プラン
fondeskは、 初期費用やオプションなし のシンプルでわかりやすい料金プランです。
基本料金|1万1,000円(税込)+ 通話ごとの従量料金|51件目以降220円/件(税込) ※50件目までは0円
fondeskは、 初期費用やオプションなし のシンプルでわかりやすい料金プランです。
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料金シミュレーション
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1ヶ月の電話件数が100件の場合
基本料金|1万1,000円 + 従量料金|1万1,000円 = 2万円
14日間の無料トライアルも利用可能
fondeskは、14日間の無料トライアルも提供しています。
トライアル期間中は一切の費用がかからず、実際に使ってみたうえで導入を検討できます。
fondeskのメリット
営業電話を完全シャットアウト、 業務中断を防ぐ
fondeskを導入する大きなメリットのひとつは、営業電話などの不要な着信をオペレーターが代行してくれる点です。
特に、 限られた人員で多くの業務をこなす中小企業やスタートアップでは、営業電話による業務中断は大きな負担 になります。
fondeskでは、事前に設定した応対ルールに従って、必要な電話だけを報告し、不要な連絡は丁寧に断ってくれます。
これにより、従業員は本来の業務に集中でき、生産性の向上にもつながります。
リモート化・固定電話廃止を後押し
fondeskは、オフィスの固定電話を完全に撤廃し、業務をクラウドベースに移行する動きを加速させるサービスです。
着信内容はチャットツールやメールで通知されるため、どこにいても情報共有が可能です。
コロナ禍をきっかけにリモートワークが広がるなか、 「オフィスに出社しないと電話が取れない」という課題をfondeskが解決 します。
結果として、固定電話への依存をなくし、オフィスコストの削減にもつながるため、柔軟な働き方を実現したい企業に特に適しています。
Slack等ツール連携でスピーディ共有
fondeskは、Slack・Chatwork・Microsoft Teamsなどの主要なビジネスチャットと連携可能です。
電話の内容が、 リアルタイムでチーム全体に共有されるため、誰かひとりだけが情報を抱えることがなくなります 。
特に営業やカスタマーサポートなど、複数人で対応を分担する部署では、チャット通知により即時対応が可能になります。
メール通知にも対応しており、社外にいるメンバーも状況をすぐに把握できます。
こうしたスピード感は、顧客満足度向上にも寄与します。
即日導入&初期費用ゼロで導入しやすい
fondeskは、申し込みから最短即日で利用を開始できる手軽さも魅力のひとつです。
初期費用は不要で、 オンラインから基本情報や通知先を設定するだけでセットアップが完了 します。
ITに不慣れな企業でも難しい操作は必要なく、専用の機器設置なども不要なので、電話業務のアウトソースをスピーディに開始でき、業務効率化の成果を早く体感できます。
導入までのハードルが低いため、まずは試してみたいという企業にとって理想的な仕組みです。
fondeskのデメリット・注意点
対応時間の制限(平日の9時~19時)
fondeskの対応時間は、平日の9時から19時に限られています。つまり、 土日祝日や深夜・早朝にかかってきた電話には対応できません 。
営業時間外に連絡が多い業種や、24時間対応を求められるカスタマーサポート部門などでは、別の手段を併用する必要があります。
fondeskは“日中の代表電話業務を効率化したい”企業向けであり、常時電話受付が必要な企業にはやや不向きです。
導入前には、自社の電話が集中する時間帯との相性を見極めることが大切です。
カスタマイズ不可・ヒアリング精度のばらつき
fondeskの応対内容は、あらかじめ用意されたテンプレートをもとに行われます。
そのため、 相手や内容に応じて特定の案内をする、通話を転送する等のカスタマイズはできません 。
また、オペレーターが電話の背景や文脈を深く理解できるわけではないため、ヒアリング内容の精度にはばらつきがあるという声も見られます。
例えば、顧客が話した内容がうまく要約されていないと、後続対応に手間がかかることも。fondeskはあくまで「一次受付」として位置づけ、自社での二次対応と切り分けることが重要です。
英語対応がなく、多言語ニーズには不向き
fondeskの対応言語は日本語のみで、英語やその他の外国語には対応していません。
特に、 グローバル展開している企業や、外国人顧客からの問い合わせが多い業種では、不便さを感じる可能性 があります。
実際、「多言語対応のオプションが欲しい」という口コミも数多く見受けられます。
こうしたニーズがある場合は、fondesk単体ではなく、多言語対応が可能な電話代行サービスと組み合わせて運用するなど、補完的な手段を検討する必要があります。
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他社電話代行サービスとの比較
fondesk | Smart desk W | ビジネスアシスト | |
---|---|---|---|
月額料金(税込) | 11,000円 | 8,800円~ | 33,000円 |
対応時間 | 平日9:00〜19:00 | 平日9:00~18:00 | 平日9:00~18:00 |
導入スピード | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短2営業日後 |
fondeskはこんな事業者におすすめ
中小〜スタートアップ企業、固定スタッフ少ない企業
fondeskは、少人数体制の企業やスタートアップに特におすすめです。
電話応対の担当者を常駐させる余裕がない企業でも、fondeskを導入すれば 外部オペレーターが一次受付を担ってくれるため、社内リソースをコア業務に集中させることができます 。
特に、代表電話にかかってくる内容の多くが営業電話や取り次ぎ不要なものだったという企業では、コスト以上の効果を実感するケースが多いです。
固定スタッフの負担軽減と、生産性向上を同時に実現したい企業に最適なサービスといえるでしょう。
リモート化が進むオフィス環境
テレワークや在宅勤務が定着しつつある昨今、fondeskはリモートワーク環境とも相性抜群です。
電話内容はチャットツールやメールで通知されるため、物理的にオフィスにいなくても情報共有が可能です。
「誰が電話を受けるか」で毎日調整が必要だった企業でも、fondesk導入によりその負担がゼロに 。
電話というアナログな業務をデジタルに置き換えることで、場所に縛られない柔軟な働き方が実現できます。
働き方改革やハイブリッドワークを推進する企業にもおすすめです。
Slack等ツールでの業務共有が前提の企業
社内でSlackやChatwork、Microsoft Teamsといったビジネスチャットを日常的に使っている企業にとって、fondeskの通知機能は非常に使い勝手が良いです。
電話応対の内容がそのままチャットで届くため、担当者がすぐに反応でき、対応漏れのリスクも減少 します。
また、通知はチャンネル全体に届くため、個人だけでなくチームでの情報共有もスムーズに進みます。
こうした“情報がチャットに集約されている”企業文化とfondeskは非常に親和性が高いといえます。
導入を検討する前に確認すべき3つのポイント
電話受付時間のズレがないか
fondeskは、平日9時から19時までが対応時間です。この時間外に多くの電話がかかってくる業種や、夜間対応を必要とする業務には不向きです。
たとえば 飲食業の予約対応や、夜間対応が求められる医療・介護業界などでは、サービスのカバー範囲外となる可能性 があります。
自社の電話が多く発生する時間帯と、fondeskの受付時間にズレがないかを事前に確認しておくことが、ミスマッチを避けるうえで非常に重要です。
必要に応じて他サービスとの併用も検討しましょう。
必要なカスタマイズ対応が可能か
fondeskは、あらかじめ設定されたテンプレートに沿って電話応対を行う仕組みです。
業種特有のヒアリング項目や、顧客によって変えるべき対応パターンなど、柔軟なカスタマイズが必要な場合は、期待するレベルの対応ができないことがあります。
例えば、 不動産業や法律事務所など、応対内容によって重要度や緊急度が大きく変わる業種では、対応しきれない可能性 があります。
導入前には、どの程度まで応対内容を調整できるのかを明確に確認しておくと安心です。
多言語対応やコール件数に合うか
fondeskは日本語のみ対応で、英語などの多言語には対応していません。
また、基本料金内の受付件数は月50件までとなっており、それを超えると従量課金が発生します。
海外顧客との接点が多い企業や、1日に何十件もの電話を受ける規模の企業にとっては、対応範囲やコスト面での不安が生じる可能性 があります。
導入前に「月の平均コール数」「外国語対応の必要性」といった自社要件を洗い出し、それにfondeskがマッチするかをしっかりと検討しましょう。
よくある質問(FAQ)
A
いいえ、fondeskの電話受付は平日の9:00〜19:00に限定されています。土日祝日や年末年始、夜間などはサービス対象外です。週末にも電話がかかってくる業種や、365日対応を必要とする業態には向いていないため、必要であれば、休日・夜間にも対応可能な他社サービスとの併用も選択肢になります。
A
現時点でfondeskは日本語のみの対応となっており、英語や中国語などの多言語には対応していません。そのため、外国人顧客からの問い合わせや、英語での対応が日常的に発生する企業には適していない可能性があります。他の多言語対応の電話代行サービスとの併用や、社内のバイリンガルスタッフによる対応体制の整備が必要となります。
A
fondeskは、Slack・Chatwork・Teams・LINE・Google Chat・LINE WORKS・Eメールのいずれかに通知可能です。
A
fondeskの基本プランでは、月50件までの電話対応が月額1万1,000円(税込)に含まれています。51件目以降は1件ごとに220円(税込)の追加料金が発生します。この従量課金は自動で適用され、上限が設定されていないため、予想以上に着信が多い月にはコストがかさむ可能性があります。コール件数が多い企業では、事前に月間の想定件数を把握し、超過の可能性を考慮したうえでコスト試算を行うことが重要です。
まとめ&電話業務改善へのアクション
fondeskは、電話対応の負担を軽減し、業務効率化を図りたい企業にとって非常に有効なツールです。
月額1万1,000円から導入でき、SlackやChatworkなどのツール連携により、リモートワークとの親和性も高い点が特長です。
一方で、対応時間やカスタマイズの限界、多言語非対応といった制約もあるため、自社ニーズに合致しているか事前確認が重要です。
まずは14日間の無料トライアルで、自社の業務にフィットするかを試してみましょう。電話業務の見直しが、働き方改革の第一歩となるかもしれません。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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