デリバリーサービスの「出前館」とPOSレジアプリの「Airレジ」ではサービスの連携を行うことができ、連携によって単独の利用よりもさらにメリットを得ることができます。
今回は「出前館」と「Airレジ」の連携によるメリットや連携方法、そして業務効率化が実現できるサービスも紹介していきますので、出前館やAirレジを利用している店舗や、店舗の業務を効率的に行いたい方はチェックしておきましょう。
▼この記事で紹介している商品
出前館とAirレジが提携
夢の街創造委員会株式会社が提供しているデリバリーサービス「出前館」と、リクルートライフスタイルが提供しているPOSレジアプリ「Airレジ」が業務提携を行ったことにより「出前館のオーダー管理アプリ」とAirレジを連携できるようになりました。
「出前館のオーダー管理アプリ」を利用して、出前館の注文状況や調理・配送の指示を行い、配達実績や売上実績の集計を行うことができます。Airレジとの連携を行ったことにより出前館での注文が自動でAirレジに反映され、売上情報の入力やレシートの出力も可能になります。
出前館とは
出前館は、サービス開始から20年経つ人気のフードデリバリーサービスです。2020年9月に実施された「宅配・デリバリーサービスを対象にしたサイト比較イメージ調査」では、「信頼できる」第1位、「配達員の質」第1位、「お得に利用できる」第1位と3冠を受賞しています。
飲食店側でも、タブレットもしくはスマートフォンを用意することで導入できるデリバリーサービスです。 出前館では、店舗の従業員がお客様のもとに商品を届けることも出来ますが、配達を代行してくれる「シェアリングデリバリー」を利用することもできます。いままでデリバリーを導入したことのない店舗でも、出前館であれば簡単にデリバリーサービスを始めることができます。
また出前館は様々なサービスと連携しており、LINEが提供している「LINEデリマ」やdocomoが提供している「dデリバリー」にも同時掲載されますので、様々な顧客層からの注文を受けることができます。
Airレジとは
POSレジアプリである「Airレジ」はレジ機能を0円で利用することができ、iPadもしくはiPhoneに専用のアプリをダウンロードすることで導入できるサービスです。
会計機能や売上分析、顧客管理などの機能を0円で利用することができますし、シンプルな作りになりますので、POSレジの利用が初めての方や機械の操作が得意でない方にもおすすめです。
出前館とAirレジを連携させるメリット
出前館とAirレジの連携によって、それぞれを単独で利用するよりもさらにメリットを得ることができりようになります。具体的なメリットについて紹介していきます。
軽減税率への対応
2019年10月から施行されている消費税の軽減税率制度では、出前やデリバリーが対象となっています。Airレジは軽減税率に対応していますので、出前館を連動させて注文を受けた際や店舗での注文など、複数の税率を取り扱っている店舗でも事前に軽減税率に対応する準備などを行う手間が必要なく、打ち間違いや計算ミスなど少なくする効果が期待できます。
飲食店の業務効率化
今回出前館とAirレジの連携により、出前館で注文された内容が自動的にAirレジに反映され、レシートの出力も出来るようになります。
出前館をレジと連動していない場合、出前館で受注した内容などをレジに入力する必要がありますので非常に非効率と考えられます。
今回の連携で出前館の受注から配送や会計の業務をスムーズに行うことが出来るようになりますし、注文内容も伝票で印刷し調理担当にわたすこともできますので、口頭で伝えるなどの手間もなくなり、業務効率化にも繋げることができます。
出前館とAirレジの連携方法は?
実際に出前館とAirレジを利用していても、まだ連携を行っていない店舗向けに、実際の連携方法を紹介していきます。連携には事前に両サービスの開始が必要になりますので、その点はご留意ください。
①「出前館」サービス詳細ページを開く
②[Airレジと連携する]をタップ
③出前館店舗コード入力画面の表示後、Airレジを連携する出前館店舗の店舗コードを入力
④店舗コードと出前館店舗名が表示され、連携する店舗にチェックが入っていることを確認
⑤[Airレジと連携]をタップ、連携が完了すると自動的にサービス提案サイトである「Airマーケット」のページに移動
⑥連携完了後、Airマーケットの上部にある[店舗名]をタップし[ご利用サービス管理]をタップ。
[ご利用サービス管理]の画面で「出前館」が表示されていれば連携の事前設定が完了
⑦連携完了後、出前館の管理画面から「Airレジ商品連携」を行う
飲食店の業務効率化におすすめな商材
今回は出前館とAirレジの連携により、メリットや連携方法をお伝えしましたが、他にも飲食店の業務効率化におすすめのサービスがありますので紹介していきます。
USENレジ FOOD
株式会社USENが提供しているPOSレジ「USENレジ」は、iPadを利用したタブレットPOSレジになります。
業種ごとに専用のアプリケーションが用意されており、飲食店向けのPOSレジアプリが「USENレジFOOD」になります。「USENレジFOOD」は、リアルタイムでの売上集計や分析、管理を行うことができ、飲食店に必要なさまざまな機能が用意されていますので、店舗の状況に合わせて機能を利用することができます。
USENレジFOODは、様々なサービスと連携
USENレジFOODは、フードデリバリーサービスのUber Eats(ウーバーイーツ)」と、テイクアウトサービスの「LINEポケオ」と連携しています。
連携により「Uber Eats」や「LINEポケオ」での注文や会計処理を、自動でUSENレジFOODにて行うことができるようになります。手入力などの手間や打ち間違いなどのミスを軽減することができますので業務効率化が期待できます。
さらに、飲食店向けの予約・顧客管理システムである「TableCheck」とも連携が可能になります。連携によって予約情報や着席情報、会計情報などのデータが同期されますので、分析を行い売上アップやコスト削減などに繋げることができます。
USENペイとの連携で二度打ち不要
USENレジと同じく株式会社USENから提供されている決済サービス「USENペイ」は、USENレジと連携することができ、USENペイでの会計の内容を自動的にUSENレジに反映することができます。金額の二度打ちが必要なくなり、会計処理の時間を短縮することが可能になります。
USENペイは、クレジットカードや電子マネーだけでなく「USENペイQR」を同時に申し込むことでQRコード決済サービスにも対応することができる決済サービスです。iPhoneやiPadの用意することで、初期費用や月額費用が0円で利用することができます。
※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。
まとめ
今回は出前館とAirレジの連携によってメリットや連携方法、他にも業務効率化が期待できるサービスも紹介していきました。
出前館とAirレジの連携によって、軽減税率の対応や業務効率化などさらに便利に利用することができるうようになります。
すでにどちらも導入している店舗は連携も簡単に行うことができますので、今回の記事を参考に連携を行っておきましょう。まだ、出前館もしくはAirレジのどちらかを利用している店舗でも、両サービスの利用でさらなる売上アップや集客にも役立てることのできますので導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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