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目次

  1. IP電話とは
    1. IP電話の種類
    2. IP電話の仕組み
    3. IP電話が利用できる端末
  2. 固定電話(アナログ電話)とは
    1. 固定電話(アナログ電話)の仕組み
  3. IP電話と固定電話(アナログ電話)の違い
    1. 回線の安定度や通話品質の違い
    2. 導入費用や料金の違い
    3. 電話番号の違い
    4. 機能の違い
    5. インフラ要件の違い
  4. IP電話を使うメリット
    1. 基本料や通話料が安くなる
    2. 電話回線の工事が不要で、時間をかけずに導入できる
    3. 電話加入権が必要ないので初期コストを削減できる
    4. パソコンやスマホを子機にできる
    5. 企業規模を問わない
    6. システム連携がしやすい
    7. 事業者ごとのキャンペンーンでお得に使える
  5. IP電話を使うデメリット・注意点
    1. 電話番号を引き継げない場合がある
    2. 050の電話番号では緊急通報ができない
    3. 停電時に利用できない
    4. インターネット回線の影響を受けやすい
    5. ​​​​​​​セキュリティ対策が必要になる
  6. 固定電話(アナログ電話)からIP電話に切り替える流れ
  7. ​​​​​​​IP電話選びのポイント
    1. 自分の利用目的に合っているかで選ぶ
    2. ​​​​​​​電話番号が引き継げるかどうかで選ぶ
    3. ​​​​​​​サポート体制が充実しているかで選ぶ
    4. ​​​​​​​元々契約している携帯電話会社やプロバイダで選ぶ
  8. おすすめのIP電話サービス5選
    1. MiiTel
    2. 03plus
    3. SMARTalk
    4. LaLa Call
    5. My050(旧:050 Free)
  9. IP電話を導入するなら「CLOUD PHONE(クラウドフォン)」がおすすめ
  10. IP電話に関するよくある質問
  11. まとめ

IP電話とは?仕組みや固定電話(アナログ電話)との違い、メリット・デメリットをわかりやすく解説

「IP電話とは何?簡単に言うとどんな電話?」
「IP電話を導入したいが、どのような仕組みなのか知りた!」
「従来の電話回線との違いは?」


IP電話は、インターネット回線を使って通話するデジタル方式の電話サービスで、導入することでアナログ電話より料金が安くなる可能性があります。

しかし、コスト削減を目指してIP電話を導入したいが、詳しいメリットやデメリットが分からず、導入に踏み切れていない企業の方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、IP電話について、仕組みや、従来の固定電話との違い、メリット・デメリットを徹底解説していきます!

目次

IP電話とは

IP電話とは

IP電話は、 インターネット回線を使って通話するデジタル方式の電話サービス です。

従来の固定電話が交換局を介して音声を伝えるアナログ方式なのに対し、IP電話は音声をデジタル信号に変換し、ネット回線で送受信する仕組みです。

音声だけでなくビデオ通話も可能なので、遠隔地のメンバーとのリモート会議などにも幅広く活用できます。

IP電話の種類

0ABJ型

0AB-J型とは、 「03」や「06」などの市外局番から始まる10桁の電話番号 で、アナログ電話と同等の高品質な通話が可能です。

IP電話を通じて0AB-J型番号を取得する場合、電話加入権の購入などの追加コストもかかりません。

  •  メリット :通話料が無料になる可能性が高い
  •  メリット :フリーダイヤルにも電話ができる
  •  デメリット :音質が回線状況に依存する

050型

050電話番号型とは、 「050」から始まる11桁の電話番号が付与されるタイプのIP電話 です。

同一サービスの利用者や、提携プロバイダのIP電話同社の通話が無料で行えます。

ただし、050型の番号は、救急車などの緊急電話やフリーダイヤルに発信できないほか、通話の品質が不安定といったデメリットもあります。

  •  メリット :基本料金・通話料金が格段に安い
  •  メリット :スマートフォンの電話と併用できる
  •  メリット :IP電話同士は通話料が無料になる可能性が高い
  •  デメリット :音質が回線状況に依存する
  •  デメリット :スマートフォンを使って電話をする場合、周囲の電波状況に依存する
  •  デメリット :フリーダイヤルには電話できない。
    ※IP電話からフリーダイヤルにかけたい場合は、IP電話専用の番号にかける必要がある

▶0ABJ型と050型の違いは?

0ABJ型は「IP電話への乗り換えやすさ」と「通話品質」において、050型よりも優位です。

0ABJ型は現在使っている加入電話番号をそのまま使えるため、取引先への周知が不要な一方、「050型」はプロバイダー変更時に番号が変わるため、名刺やホームページの修正が必要になります。

また、通話品質でも「0ABJ型」はAクラス(固定電話同等)を確保しています。 一方「050型」は品質基準がなく、プロバイダーによっては低品質なサービスとなる可能性があります。

Q
0ABJ型と050型では、引っ越したときに番号は変わる?

A

「050型」は地域に関係なく使えるため、引っ越ししても番号は変わりません。ただし、プロバイダーを変更すると番号も変わるため、引っ越しに伴いプロバイダーを変更する場合は注意が必要です。
一方「0ABJ型」は地域と紐付いているため、通常は引っ越しで番号が変わります。しかし、番号ポータビリティを利用すれば、引っ越し後も同じ番号を使うことが可能です。

Q
0ABJ型と050型、ビジネスで使いやすいのはどっち?

A

ビジネスでは「0ABJ型」が使いやすいです。東京「03」などの市外局番が使え、信頼性が高いためです。
「050型」は営業電話の増加により信頼度が低い傾向にあります。

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通話アプリ・電話番号不要型

電話番号不要型は、LINEやSkype、Facebookメッセンジャーのように、 アプリを使って電話番号なしで通話できるIP電話 です。

通話できるのは同じアプリ同士の場合のみで、基本的に通話料は無料です。

ただし、050電話番号型と同様に、フリーダイヤルや緊急電話に発信できない点や、番号を付与されている電話と通話できないといったデメリットも挙げられます。

  •  メリット :スマートフォンの電話番号と併用できる
  •  メリット :電話料金が無料
  •  デメリット :音質が周囲の電波状況や回線の混み具合に依存する
  •  デメリット :電話をかける相手にもアプリのインストールが必要
  •  デメリット :一般電話とは通話ができない
  •  デメリット :フリーダイヤルには電話できない

▶IP電話とひかり電話の違いは?

IP電話とよく混同されるのが「ひかり電話」です。ひかり電話は光回線を使用した電話で、光ファイバーを通じて接続されます
ひかり電話はIP電話の一種であり、光回線を利用するため、他のインターネット回線を使うIP電話よりも安定性や速度が優れています。また0ABJ番号も利用可能です。

IP電話の仕組み

IP電話はアナログ回線を利用する従来の固定電話とは異なり、 インターネットを通じて音声を送受信 します。

音声をデジタル信号に変換し、インターネット回線を使って相手に届ける仕組みで、効率的な通話を可能にしています。

  1. 【発信者】VoIPを使って、音声情報を電気信号に変換する
  2. 【VoIPゲートウェイ】電気信号をIPパケットに変換する
  3. 【インターネット回線】相手へ送信される
  4. 【VoIPゲートウェイ】IPパケットを電気信号に復元する
  5. 【受信者】VoIPを使って、電気信号を音声情報に変換する

以下では、具体的なIP電話の仕組みについて解説します。

VoIP技術によって音声信号をIPパケットに変換する

IP電話では、 VoIP(Voice over Internet Protocol)技術を活用し、音声を電気信号に変換後、VoIPゲートウェイでIPパケット化 します。

上記のIPパケットがインターネット回線を通じて送られ、受信側で再び音声信号に復元されることで通話が可能になります。

▶VoIPゲートウェイとは?

VoIPゲートウェイは、IP電話で使われる中継機器です。
「VoIP」は音声データをインターネット回線で送受信する技術を指し、「ゲートウェイ」は異なるネットワークや機器をつなぐ役割を担います。

▶IPパケットとは?

IPパケットは、通信に適したサイズに分割されたデータです。
「IP(Internet Protocol)」は、インターネット上でデータをやりとりするための規則で、大きなデータを小さく分けた「パケット」に変換することでスムーズな通信を可能にします。

VoIP技術によってIPパケットを音声信号に変換する

インターネット回線で送られたIPパケットは、相手側のVoIPゲートウェイで電気信号に変換されます。

上記の信号が電話機や端末を通じて音声情報に復元され、通話が可能になります

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IP電話が利用できる端末

IP電話機

企業でIP電話を使う場合、IP電話機がよく採用されます。 IP電話機はLANケーブルなどを使い、インターネット回線に直接接続できる電話機 です。  

アナログ回線の固定電話と同様に、用途に応じた機能を選べます。

IP電話サービスのオプションで「ナンバー・ディスプレイ」などを利用する場合は、対応機種を選ぶことが重要です。

スマホ

電話番号不要のIP電話アプリでは、スマートフォンを使って通話することも能です。 ビジネスでは「ソフトフォン」と呼ばれるIP電話アプリがよく利用されます

代表的なアプリには、LINESkypeFacebookなどがあります。ソフトフォンをインストールすれば、固定電話機がなくてもIP電話を利用できるため、手軽に導入できます。

パソコン

IP電話は、デスクトップやノートパソコンでも利用できます。ただし、 ネット接続が必須のため、有線・無線LANの整備は欠かせません

スマートフォンと同様に、デスクトップやノートパソコンにソフトフォンをダウンロードすれば、インターネット経由で通話が可能になります。

ただし、パソコンには通話機能がない場合も多いため、必要に応じてヘッドセットマイクなどの外付け機器を用意しましょう

タブレット

IP電話は、iPadなどのタブレットでも利用できます。ただし、通話にはネット接続が必要なので、 SIMカードかWi-Fi環境は欠かせません

専用アプリをインストールすれば、ソフトフォンとして通話が可能になります。スマートフォンより画面が大きいため、特にテレビ電話を多用する際に便利です。

固定電話(アナログ電話)とは

固定電話(アナログ電話)とは

固定電話は、 アナログ回線やデジタル回線(ISDN)を利用する電話サービス のことです。

アナログ回線では、メタル線を通じて音声信号を送受信し、ダイヤル回線はパルス信号、プッシュ回線はボタン信号を用いて通話が行われます。

固定電話(アナログ電話)の仕組み

  1. 発信者が電話番号を入力する
  2. メタル線を介して、ダイヤルパルス信号またはプッシュボタン信号が発信者の最寄りの電話局(交換機)へ送られる
  3. 中継回線を通じて着信者の最寄りの電話局(交換機)に到達し、呼び出し音を鳴らす
  4. 着信者が受話器を取ると両者の回線が接続され通話できる

なお、NTTのアナログ・デジタル回線は2024年1月にIP網へ移行しました。

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IP電話と固定電話(アナログ電話)の違い

IP電話と固定電話(アナログ電話)の違い
                             IP電話 固定電話(アナログ電話)
安定度と通話品質 通信環境に左右されやすい 良好
導入費用 2,000~3,000円前後
※ネット回線がすでにある場合
3万5,000円前後
※電話加入権を新規購入した場合
基本料金 500円前後 1,500~2,000円前後
通話料金 ・距離によって変動しない
・携帯電話宛よりも固定電話宛の通話料金のほうが高い
・距離によって変動する
・固定電話宛よりも携帯電話宛の通話料金のほうが高い
電話番号 ・0ABJ型(03や06はじまり)
・050型
通話アプリ・電話番号不要型
「0」+市外局番+市内局番+加入者番号
110番や119番への発信 0ABJ型を除き不可 可能
フリーダイヤルへの発信 不可
※一部可能なものもある
可能
機能 多機能 基本的な電話機能
利用回線 インターネット回線 アナログ回線
工事の必要性 不要
※インターネット回線がすでにある場合
必要
利用形態 ・電話機
・パソコン
・スマートフォン
・電話機

回線の安定度や通話品質の違い

固定電話は専用回線を使用しており、安定した音質を提供します。

一方で、 IP電話はインターネット回線を使うため、通信環境によっては固定電話ほど安定しません 。

ただし、IP電話の中でも0ABJ型のひかり電話なら、固定電話と同等の安定性が期待できます。

編集部

また、総務省はIP電話事業者をA・B・Cの3ランクに分類しています。安定した通話品質を求めるなら、Aランクの事業者を選ぶと安心です。

導入費用や料金の違い

固定電話は、電話加入権が必要なため、導入費用が高いです。また、相手との距離が遠いほど多くの交換局を経由するため、通話料金が高くなります

一方、 IP電話は固定電話よりも導入費や月額料金が安く、電話加入権も不要 です。加えて、距離に関係なく通話料が一定で、 IP電話アプリ同士なら無料通話も可能 です。

電話番号の違い

固定電話の番号は、東京「03」や大阪「06」などの市外局番で始まる10桁の番号です。

一方、IP電話の番号は 「050」で始まるものが一般的 です。とはいえ、光回線などの一部サービスでは、 市外局番を使用できる場合もあります

機能の違い

固定電話は音声通話専用で、機能面はIP電話に比べてシンプルです。コール転送やボイスメール、3方通話などの基本的な機能が搭載されています。

一方、IP電話は音声通話に加え、ビデオ通話や会議、チャット機能などが搭載されており、 多機能さが魅力 です。

インフラ要件の違い

固定電話は、アナログ回線を利用するため、利用開始時に施設工事を行う必要があります

一方、IP電話はインターネット回線さえあれば工事は不要 です。

また、固定電話は電話機でしか利用できませんが、IP電話は電話機はもちろんパソコンやスマートフォンでも通話できます。

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IP電話を使うメリット

IP電話を使うメリット

基本料や通話料が安くなる

固定電話(アナログ電話)からIP電話に切り替えることで、通話料金や基本料金を節約できます。

IP電話は通常、アナログ電話よりも 通話料金が安く設定されており通話距離に関係なく料金が一定 なので、遠隔地の相手と通話を行っても料金が高くなりません。

また、基本料金も低めに設定されていることが多く、通話頻度が少ない方にとっても、固定費削減に役立ちます。

電話回線の工事が不要で、時間をかけずに導入できる

IP電話は、インターネット回線を利用したサービスなので、 電話回線の開通工事が不要で、日程調整や立ち合いの手間もありません

また、Web上の管理画面から簡単に回線の追加や削除が行えるため、従業員数・拠点数の増減による回線の増設工事や撤去もしなくて済みます。

時間をかけずに導入利用できるため、オペレーター数の増加や事務所・営業所の移転を考える企業にも最適です。

電話加入権が必要ないので初期コストを削減できる

固定電話(アナログ電話)を新設する場合、NTTの電話加入権購入電話線を挿すモジュラージャック設置工事が必要になります。

しかし、IP電話では 電話加入権が不要 なので、初期費用を大幅に抑えられ、 導入時の費用負担が軽減 されます。

パソコンやスマホを子機にできる

IP電話は、固定電話だけでなく、 スマートフォンやパソコンを使って通話できる ため、電話の取り次ぎや折り返しの手間を省き、対応漏れも防止できます

また、既存の社用携帯などをビジネスフォンとして活用することで、電話機の購入や運用コストの削減にも繋がります。

企業規模を問わない

IP電話は、初期費用や運用コストを抑えられるため、予算が限られがちな中小企業でも導入しやす点が魅力です。

また、複数拠点の電話システムを一元管理できるため、大企業にも適しています。拠点ごとの保守管理を本社でまとめることで、組織の効率化や人件費削減が図れるでしょう。

このように、IP電話はあらゆる企業で電話業務の効率化とコスト削減を実現できるという汎用性の高さ においても優れています。

システム連携がしやすい

IP電話の多くは、 顧客管理システムや通話録音システムとも連携可能 です。

例えば、IP-PBXやクラウドPBXを使えば、社外から携帯電話を使って会社の代表番号で発着信するなど、柔軟な電話対応が可能になります。

そのため、テレワークや外回り営業、業務効率化を目指す企業にもおすすめです。

事業者ごとのキャンペンーンでお得に使える

IP電話は、 各事業者が独自のオプションサービスや割引キャンペーンを提供 しています。

自社に最適な契約を選べば、月々の料金をさらに節約可能です

契約内容はもちろん、キャンペンーン内容も比較検討することで、よりお得にIP電話を活用できます。

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IP電話を使うデメリット・注意点

IP電話を使うデメリット・注意点

電話番号を引き継げない場合がある

IP電話サービスによっては、既存の固定電話番号を引き継げない場合があります。

IP電話移行後も今使っている番号を引き継ぎたい場合は 0ABJ型を利用できて、さらに番号ポータビリティのオプションがあるかどうかも確認しましょう 。

サービス契約後に番号を引き継げないことが発覚し、すでに今までの番号が失効してしまっていた、といったことのないよう注意が必要。

050の電話番号では緊急通報ができない

050番号のIP電話は位置情報の提供機能がないため、 110や119などの緊急通報を利用できません

とはいえ、光電話など、市外局番から始まる電話番号を使用するIP電話では、通常通り緊急通報が可能です。

IP電話とは別に、社用携帯など緊急時の連絡手段をあらかじめ確保しておきましょう。番号選択に注意が必要です。

停電時に利用できない

固定電話(アナログ電話)は電話線から電力を供給するため、停電時でも使用できることがあります。

一方、 IP電話はコンセントからの電力供給が必要で、停電時には利用できません

そのため、停電時には携帯電話などの別の連絡手段を確保する必要があります

インターネット回線の影響を受けやすい

IP電話はインターネット回線を経由するため、 回線の混雑時や接続が不安定な場合、音質が低下したり通話が途切れることがあります

また、回線障害が発生した場合には、通話がしづらくなったり、完全に通話できなくなったりすることもあるため、留意しておきましょう。

​​​​​​​セキュリティ対策が必要になる

IP電話はインターネット接続を利用するため、 通信機器の設定ミスやセキュリティ対策の不備があると、第三者による不正アクセスやなりすましが発生する 可能性があります。

​​​​​​​実際に、IP電話の不正利用事例が報告されており、総務省が注意を呼びかけています。

​​​​​​​​​​​​​​ルータやPBXの設定確認、ソフトウェアのアップデート、IDやパスワードの変更などの対策が必要です。

固定電話(アナログ電話)からIP電話に切り替える流れ

固定電話(アナログ電話)からIP電話に切り替える流れ
  1. 通信事業者やプロバイダへIP電話を申し込む
  2. 数日後、専用機器を受け取る
  3. 専用機器をコンセントと電話に接続する

IP電話への切り替えは、 特別な手続きが不要な場合も多く、簡単に移行できます 。​​​​​​​

​​​​​​​切り替え方法や手順は通信事業者によって異なるため、導入前に確認することが大切です。

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​​​​​​​IP電話選びのポイント

​​​​​​​IP電話選びのポイント

自分の利用目的に合っているかで選ぶ

IP電話を選ぶ際は、まず利用目的を明確にしましょう。料金を抑えたいのか、通話品質を重視するのかによって最適なサービスは異なります。

​​​​​​​例えば、 系列店同士や拠点間でのの連絡が多いなら、同じサービス間で通話無料のものを選ぶとコスト削減につながります

​​​​​​​また、FAX対応や複数番号の利用、業務システムとの連携など、必要な機能を考慮して選ぶことが大切です。

​​​​​​​電話番号が引き継げるかどうかで選ぶ

IP電話に切り替えた後も、これまでの電話番号を継続して使いたい場合は、番号ポータビリティに対応しているかを確認しましょう。

​​​​​​​プロバイダによって引き継ぎの条件が異なるため、事前に詳細をチェックすることが重要です。

​​​​​​​特に、 取引先との連絡が多い企業では、番号変更による影響を最小限に抑えるためにも、番号ポータビリティに対応しているサービスがおすすめ です。

​​​​​​​サポート体制が充実しているかで選ぶ

IP電話を選ぶ際、特に初めて導入する場合は、サポート体制の充実度も重要です。

​​​​​​​導入前の相談設定サポート通信環境のチェックがあるかを確認しましょう。

​​​​​​​導入後にトラブルが発生した際、 電話やチャットで迅速に対応してもらえるかも事前に確認しておく と、安心して利用できます。

​​​​​​​元々契約している携帯電話会社やプロバイダで選ぶ

IP電話を選ぶ際、 現在契約している携帯電話会社やプロバイダのサービスを利用すると、割引などの特典を受けられる場合があります

​​​​​​​IP電話の導入を検討しているなら、既存のサービスを解約する前に、契約中の会社で利用できるIP電話プランがあるか確認し、コストや利便性を比較するとよいでしょう。

おすすめのIP電話サービス5選

MiiTel

MiiTel

MiiTelは、 営業電話の可視化・効率化に特化したサービスで、売上アップ、セルフコーチング、リモートワーク対応を実現します。

通話機能に加えて、業務効率向上機能、コールセンター機能、外部連携、セキュリティなど、豊富な機能が魅力です。

オペレーターのスキルアップ支援も行っているので、電話業務の基盤を整えたい企業におすすめです。

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MiiTel(ミーテル)
初期費用(税込) 無料
月額費用(税込) 6,578円/ID

03plus

03plus(株式会社グラントン)

03plusは、株式会社グラントンから提供されている機能が豊富なクラウドPBXです。

1IDあたり月額1,100円(税込)で10分までの通話が無料になるので、 発信の回数が多い場合におすすめです。

また、30ID以上の法人・地方自治体向け「03plus エンタープライズ」が用意されています。

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03plus
初期費用(税込) 5,500円
月額費用(税込) 1,408円

SMARTalk

SMARTalk

SMARTalk(スマトーク)は、楽天モバイル株式会社が提供する、通話料を最大60%安できるIP電話アプリ(050アプリ)です。

初期費用と月額料金が無料となっており、 一律8.8円(税込)/30秒で通話も可能なため、スマホよりも安く利用できます。

ただし、支払い方法はクレジットカードのみで楽天銀行意外のデビットカードには非対応となっているため、カードを所有していない場合にはおすすめできません。

SMARTalk
初期費用(税込) 無料
月額費用(税込) 無料

LaLa Call

LaLa Call

LaLa Callは、株式会社オプテージが提供するIP電話アプリ(050アプリ)で、大手企業ならではの安心感が特徴です。

完全無料で利用することはできませんが、 月額基本料が110円(税込)と他社よりも 安いため、コストパフォーマンスに優れています。

また、同社が提供している光回線のeo光やmineoモバイルと併用することで、毎月110円分の無料通話が付与されるほか、留守番電話の機能も標準で装備されています。

LaLa Call
初期費用(税込) 無料
月額費用(税込) 110円

My050(旧:050 Free)

My050(旧:050 Free)

My050(旧:050 Free)は、ブラステル株式会社が提供する、前払い(プリペイド)方式のIP電話アプリ(050アプリ)です。

長期契約不要で、使いたい時に使いたい分だけチャージできるので、普段電話を使わないけれど電話番号は持っておきたい場合におすすめです。

また、国内通話と国外通話の両方に対応しており、 固定電話への発信であれば3分間で11円程度と比較的安価に通話できます。

My050(旧:050 Free)
初期費用(税込) 550円(設定費)
月額費用(税込) 無料
※番号維持費(550円/6ヶ月毎)が必要

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スマホで固定電話の内線・外線通話が可能な「CLOUD PHONE」は、 会社や店舗、事務所の代表電話をスマホでも着信・発信が可能なクラウドPBXサービス です。

​​​​​​​これまでオフィスに設置していたPBX(交換機)本体を、クラウドネットワーク上に設置し、インターネット環境があれば手軽にビジネスフォンを利用できます。

​​​​​​​交換機の設置が不要なことで、オフィス内の省スペース化や、ビジネスフォンの管理コストや導入コストを抑えることが可能です。

オフィス内でしか受けることができなかった内線電話も、スマホに転送することもできるため、外出先でも会社へかかってきた電話を受けることができます

編集部

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IP電話に関するよくある質問

Q
固定電話(アナログ電話)のデメリットとは?

A

固定電話(アナログ電話)のデメリットは以下の通りです。
・無料通話がない
・回線が必要
・工事が必要・すぐに利用できない

Q
クラウドPBXの導入が進んでいる背景は?

A

クラウドPBXの導入が進んでいる背景はい以下の通りです。
・テレワークの増加
・コストの削減
・通話品質の向上
・NTTのアナログ回線の廃止

Q
アナログ電話機でIP電話を利用する方法は?

A

固定電話でも、VoIPアダプターを使えばIP電話が利用可能です。
スマートフォンは特別な機器なしで利用できますが、固定電話ではアダプターが必要になります。

まとめ

IP電話は、インターネット回線を利用した通信手段で、低コストで導入でき、柔軟な運用が可能です。

​​​​​​​固定電話と比べて、基本料金や通話料を抑えられるだけでなく、スマートフォンやパソコンでも利用できるため、ビジネスの効率化にもつながります。

​​​​​​​一方で、回線の安定性や緊急通報の制限には注意が必要です。コスト削減や業務の柔軟性を求めるなら、IP電話の導入を検討してみましょう。

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