後5年でIP電話に完全移行?固定電話との違いと必要な切替手続き

2017年に、NTT東西より固定電話網をすべてIP網へ移行することが発表され、サービス終了まで5年を切っています。

固定電話を使っている企業や店舗も多いなか、どのような影響を受けるのか、必要な切り替え手続きはあるのか、不安に思っている方も多いでしょう。

そこで本記事では、固定電話とIP電話の違いから必要な手続き、IP電話に必要なルーターの選び方までを完全網羅して解説していきます。現在固定電話を使っている方はぜひ参考にしてください。

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2025年にIP網へ完全移行

NTT東西は、2017年に固定電話のサービスを終了しIP網へ移行することを発表しています。まずは、その概要から触れていきましょう。

なぜ固定回線をIP網へ移行するのか

そもそも、なぜ固定電話をIP網へ移行する必要があるかという点ですが、その理由は大きく分けて次の2つがあります。

①交換機の限界を迎えるのが2025年
②ひかり電話の導入が進んでいる

交換機とは、いわゆる電話線を相互接続するための機器のことです。中継交換機や信号交換機などは耳にしたことがある方も多いでしょう。ちなみに、これらはすでに2015年時点で新規製造を終了しています。

また、最近ではインターネット回線を利用したひかり電話の導入が進んでいることもあり、この交換機が利用される機会が減ってきています。

①NTT固定電話サービスの推移

②NTT東西における公衆電話施設構成数の推移

(出典:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252210.html)

その結果、交換機の老朽化が進むことによって維持限界を迎えるのが2025年であろうということで、同年にサービス終了となったわけです。

固定電話からIP電話へ切替わる電話回線

固定電話からIP電話に切替わる電話回線は以下の通りです。

①アナログ回線
②ISDN回線

ひと昔前までは固定電話=アナログ回線というイメージが強い方もいらっしゃるでしょう。時代の変化とともに電話回線もデジタルへシフトしていくという流れとなっています。

2024年に一部サービスが先行して終了も

ISDN回線には、通常の通話モード、64kbpsなどのデータ通信を使う、ディジタル通話モード、パケット通信モードの3種類があります。

なかでも、ディジタル通話モードは、2025年の完全終了を待たずして、2024年にサービス終了をします。

POSシステム、CAT端末をはじめ、銀行ATMやラジオ放送など、現時点でディジタル通話モードを活用している企業や店舗は多くありますが、これらは専用端末をつかった特定伝送用の通信です。

そのため、2024年にディジタル通話モードのサービスが終了しても、何らかの影響を受けることは少ないと考えられるでしょう。

固定電話とIP電話の違いは

2025年には、現状利用しているほとんどの固定電話がIP電話に切替わるわけですが、固定電話とIP電話の違いや、切替わることによる影響はどのような点があげられるのでしょうか。

切り替え手続き方法については、後述しますので、まずは固定電話とIP電話の違いから見ていきます。

使用する回線が違う

固定電話は、交換機同士で伝送路を結んで通話をする方式で、IP電話はインターネット回線を使って通話を行う方式です。

つまり、IP電話と固定電話では使用する回線が違うということになります。技術の発達により、最近では両社の通話品質の差はほとんどありませんが、インターネット通信状況によってはIP電話の品質が落ちてしまうこともあるようです。

IP電話とは?基本の仕組みや固定電話としての違いを総合解説!

IP電話の方が利用料が安い

固定電話に比べてIP電話は、導入費用や通話料金が比較的安価です。

料金は下記が相場とされています。

【固定電話】

導入費用:35,000円前後
通話料金:1,500円~2,000円前後

【IP電話】

導入費用:2,000円~3,000円前後
通話料金:500円前後

様々な交換機を必要とせずインターネットの接続ができれば利用できるため、固定電話よりも安価に利用できます。

通話ができる番号が異なる

IP電話において種類のひとつである「050番号型」では、フリーダイヤルや緊急通報電話が使えないことが多いとされています。

IP電話でも発信側に料金負担をさせないためには、0120以外でフリーダイヤル専用の番号を用意する必要があるでしょう。また、050番号型は位置情報を通知する機能がありませんので、緊急通報ができません。緊急通報先の連絡電話番号は、事前に登録しておく必要があります。

固定電話からIP電話への切替方法

現状固定電話を利用している方は、2025年までにIP電話に切り替える準備をしておかなければなりません。

ここからは、切替方法や、切替時に必要なものを解説していきましょう。

局内設備が変更されるだけ

結論としては、現時点で固定電話を使っている方がそのまま利用を継続するために何らかの手続きを取る必要はないとされています。

電話を提供するNTT側の局内整備を2024年1月から順次行われるだけで、現状利用している電話機などは、設備切り替え後も利用することができます。

(出典:https://web116.jp/2024ikou/outline.html)

光回線を準備する必要がある場合も

ただし、現状でIP電話をADSLで利用している方は注意が必要です。

2025年にIP網に移行するにあたり、ADSLと呼ばれるアナログのインターネット回線はサービス提供を終了します。そのため、IP電話をADSLで利用している方は2022年ごろまでに光回線に移行する必要があると言えるでしょう。

マイラインサービスは終了、事前に周知

また、通話距離に応じて使いたい電話会社を選ぶことができる「マイラインサービス」は2024年を目途に終了します。現状同サービスを利用している方に向けて、事前に利用したい事業者やサービスを選べるよう案内がされる予定です。

お申し出がなかった場合は、現在登録できる事業者の通話サービスへ自動で移行する形になるようですので、サービスを選びたい方は事前の周知を確認しておくようにしましょう。

IP電話におすすめのルーター

ルーターを設置することで、電話機をはじめ、複数台のパソコンやスマートフォンをインターネット接続することができるようになります。

IP電話に対応しているおすすめのルーターは以下の通りです。

 

製品写真

     

提供会社

NECパーソナル

バッファロー

ヤマハ

主な機能

Aterm WX3000HP

無線LAN親機 WiFi6(11ax)対応

無線LAN

伝送方式:CCK、

DSSS、OFDM、

OFDMA、MIMO

周波数範囲(チャンネル)

・2.4GHz:1~13ch

ギガアクセスVoIPルーター

NVR510 1台 ds-2141530

参考価格

¥11,880

¥15,935

¥39,700

参考サイト

gooストア

Amazon

Amazon

自宅でIP電話を利用するだけであるという場合は、高価なものを準備する必要はないかもしれませんが、企業や店舗など、顧客とのやり取りに利用する場合は、性能を良くみて選ぶ方が良いといえるでしょう。

他にもさまざまなルーターがありますので、インターネット回線と相性が良いものを選ぶのも良いのではないでしょうか。

企業ではIP電話ではなくクラウドPBXもおすすめ

2025年を目前に、最近では企業において固定電話離れが相次いでいます。テレワークの導入やオフィスの撤廃などの影響により、固定電話ではなくスマホでのやり取りが主流になっているのです。

そうはいっても、会社として固定電話の番号が必要になる場合もあります。そこで新たな選択肢として検討しておきたいのが、「クラウドPBX」です。クラウドPBXは、簡単に言えば、内線外線ともにクラウド上で接続したり管理をしたりすることができるサービスで、スマホから固定電話の番号の受発信が可能です。

クラウドPBXでは、代表電話番号など、電話番号をそのまま移管することができるので変更における周知などの業務が必要ありません。

テレワークを行うにあたって、固定電話の撤廃や社用携帯の活用を検討していた企業も、クラウドPBXを導入することで電話に関する諸問題を解決する事ができるといえるでしょう。

》クラウドPBXのメリット・デメリットとは?

》CLOUD PHONEならどこでも内線外線対応!詳細はこちら

まとめ

後5年ほどで固定電話はIP電話に完全移行します。光回線のインターネットを引いていない方はサービス終了前までに準備しておく必要があるでしょう。ただ、固定電話とIP電話では料金的にもIP電話の方が安く利用できますので、自動的に切替わる前にIP電話に移行しておくのもよいかもしれません。

企業や店舗など、テレワークの導入を検討されている方々については、クラウドPBXの活用も選択しにいれつつ、自社に合ったサービスを利用できるよう検討してみてください。

本記事でご紹介したIP電話や、光回線、クラウドPBXはWizCloudでも複数サービスを取り扱っています。自社に最適なサービスが分からない、どれが安く利用できるのか分からないという方は、専門のコンシェルジュが丁寧に解説いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
 

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