「固定電話が廃止になったら今のアナログ電話は使えない?」
2017年にNTT東日本・西日本から固定電話で使われていたアナログ網とマイラインを廃止し、IP網へ切り替えることが発表されました。
現在アナログ電話絵を利用している企業や消費者の方には、今の電話が使えなくなるのではと新お会いされている方もいるでしょう。
そこで本記事では、固定電話の廃止に関する詳細と、IP網に切り替わることによる影響、固定電話ユーザーが取るべき対応について解説していきます。
現在固定電話を使っている方はぜひ参考にしてください。
2024年1月に固定電話が廃止される?
固定電話に使われているNTT東日本・ 西日本のアナログ回線は、2024年1月に提供終了になります。
具体的には、 NTTが使う局内設備がアナログ回線からIP網に移行するだけであり、オフィスで使われているアナログ回線の固定電話が使用できなくなる訳ではありません。
固定電話をそのまま使い続けたい場合、 切り替え手続きや工事は必要ないためご安心ください。
なぜアナログ回線からIP網へ移行するのか
交換機の限界を迎えるのが2025年
固定電話が廃止される理由のひとつが、 交換機(PBX)の老朽化です。
固定電話は、電話口の相手へ音声を届けるためにPBXと呼ばれる機器を使っていますが、PBXは2015年以降生産されておらず、今のままでは通信トラブルや故障につながってしまいます。
そのため、現在の交換機の寿命がくる2025年よりも前に、アナログ電話からIP電話に切り替える動きが出ています。
▶関連記事:IP電話とインターネット電話・固定電話の違いは?それぞれの仕組みとメリット・デメリットを解説
固定電話サービスの加入件数が減少しているため
固定電話が廃止される理由のひとつとして、固定電話を利用しているユーザーが減少しているためというのが挙げられます。
2009年のアナログ電話新規加入者は3,793万件でしたが、10年後の2017年では新規加入者が1,693万件と半数以下になっています。
アナログ電話からIP電話へ切り替えるユーザーが増えているので、 NTTとしては固定電話サービスを廃止して、IP電話サービス1本にしたい考えです。
固定電話からIP電話へ切り替わる電話回線は2つ
固定電話からIP電話に切替わる電話回線は、アナログ回線とISDN回線の2つです。どちらも銅線を利用しているが特徴となっています。
銅線を利用した電話回線の耐用年数が2025年に迫っているため、光ファイバーを利用したIP電話への切り替えが急務と言えます。
2024年に一部サービスが先行して終了する
ISDN回線には、通常の通話モード、64kbpsなどのデータ通信を使うディジタル通話モード、パケット通信モードの3種類があります。
なかでも、ディジタル通話モードは、2025年の完全終了を待たずして、2024年にサービス終了をします。
POSシステム、CAT端末をはじめ、銀行ATMやラジオ放送など、現時点でディジタル通話モードを活用している企業や店舗は多くありますが、これらは専用端末をつかった特定伝送用の通信です。
そのため、2024年にディジタル通話モードのサービスが終了しても、何らかの影響を受けることはほとんどありません。
アナログ回線の提供終了に伴いマイラインの提供が終了になる
固定電話で使われるアナログ回線が廃止されることを受け、合わせてマイラインも提供終了となります。
マイラインとは、発信したい相手の電話番号の前に、事業者識別番号を付けなくても、利用者が利用したい通信事業者が使えるシステムです。
今回、 アナログ回線からIP回線に切り替わることで、距離段階別の料金設計もなくなるため、マイラインを利用しなくても通話料を安くできます。
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従来の電話料金の仕組み
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アナログ回線では、距離段階別の料金設計が組まれていました。
距離段階別とは、電話をかけた基地局から、距離に応じて、市内通話・県内市外通話・県外通話に分類され、通話の基本料が変わる仕組みです。
そのため、自社から遠く離れたお客様に電話をすると、通話料が高騰する原因になっていました。
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マイラインのメリット
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通話料を少しでも効率的に安くできる仕組みとして、生まれたのがマイラインです。
マイラインを利用することで、電話会社の識別番号を入力しなくても、希望の事業者から番号の発信ができます。
番号入力の短縮化とコスト削減ができるマイラインは、固定電話が主流だった時代に利用されていました。
今ある固定電話が使えなくなるという詐欺に注意
固定電話のアナログ回線廃止が発表されて以降、今使っている固定電話が使えなくなると謳った詐欺や勧誘が増えています。
実際に、光回線への切り替え工事を無理やり進めたり、電話機の交換を強制するなどの詐欺が消費者センターに報告されています。
固定電話を使い続けたい場合、手続き・工事・電話機の交換は不要でそのまま利用できるので、詐欺に注意しましょう。
【無料】お問い合わせはこちら電話回線の種類について
電話回線種別 | 特徴 |
---|---|
アナログ回線 | アナログ信号で通信する電話回線。 1契約で1通話(1同時通話)のみ利用可能。 |
ISDN回線 (デジタル回線) |
音声をデジタル化して伝達するタイプの電話回線。 1契約で2通話(2同時通話)利用可能。 |
光電話 | 光回線を使って音声データを伝達するタイプの電話。 従来の電話回線に比べて通話の質が高く、電話代も安い。 |
アナログ回線
アナログ回線とは、アナログ信号で通信する従来の電話回線です。アナログ電話で通話する場合、 音声は変換されずそのまま銅線を通して伝達されます。
インターネット回線を経由しないため、回線の混雑状況に通話品質が左右されないのがメリットです。
また、アナログ電話は取扱局によって3段階の区分があり、それによって基本料金が異なるのも特徴です。
編集部
取扱局の区分は電話の加入者数によって決まり、3級は加入者数が40万件以上の取扱局は3級、5万~40万件までの取扱局は2級、5万件までの取扱局は1級に区分けされます。
ISDN回線
ISDN回線(デジタル回線)は、 デジタル化された音声が銅線を通して伝達されるタイプの電話回線です。
デジタル化することで音声がクリアに聞こえるほか、銅線1本につき2回線分の情報を送れるため、通話しながらFAXも利用できるといったメリットがあります。
ただし、ISDN回線は2024年1月をもってサービス終了することが決定しているので、ISDN回線を使ってPOSレジやFAXを利用している場合は、あらかじめ接続方式の変更が必要です。
IP回線
IP回線とは、Internet Protocol(インターネットプロトコル)という通信方式を利用した電話回線です。
ISDN回線と同様に、 デジタル化された音声がインターネット回線を経由することで、相手に音声が届けられる仕組みです。
またIP電話は、長距離や短距離通話に関係無く電話料金が一律なので、携帯電話や国際電話への料金がアナログ回線やISDN回線よりも安い点が魅力です。
IP電話の種類 | |
---|---|
0AB-J型 (ひかり電話) |
|
050型 |
|
電話番号不要型 (インターネット電話) |
|
固定電話とIP電話の違い
使用する電話回線が違う
固定電話は、交換機同士で伝送路を結んで通話をする方式で、IP電話はインターネット回線を使って通話を行う方式です。
固定電話の場合、電話口の相手との距離が遠ければ遠いほど通話料が上がっていくため、電話をよく利用する企業では通信料が課題となります。
しかし、 IP電話であれば相手の距離に関わらず通話料金は一律なので、通話料を抑えたい企業にぴったりです。
▶関連記事:IP電話の仕組みとは?固定電話やPBXとの違いをわかりやすく解説!
IP電話の方が通話料金が安い
導入費用 | 通話料金 | |
---|---|---|
固定電話 | 3万5,000円前後 | 1,500円~2,000円前後 |
IP電話 | 2,000円~3,000円前後 | 500円前後 |
固定電話に比べてIP電話は、導入費用や通話料金が比較的安価です。
IP電話は、 固定電話のように電話加入権を購入する必要もなく、通話料も一律なので、固定電話よりもお得に利用できます。
また、同じプロバイダ同士の通話料は無料なので、社内の通話料を0円にすることが可能です。
使用する電話番号が違う
固定電話の場合、 「市外局番+市内局番+加入番号」という電話番号の形態です。
一方でIP電話は、一般的に 「050」から始まる電話番号の形態で、発信地域を推定することができません。
そのため、信用度が重要な企業では、03や06など市外局番から始まる「OAB-J型」の電話番号を利用できるIP電話サービスを選ぶことが多いです。
通話ができる番号(サービス)が異なる
IP電話において種類のひとつである「050番号型」では、 フリーダイヤルや緊急通報電話が使えません。
IP電話でも発信側に料金負担をさせないためには、0120以外でフリーダイヤル専用の番号を用意する必要があります。
また、050番号型は位置情報を通知する機能がありませんので、緊急通報ができません。緊急通報先の連絡電話番号は、事前に登録しておく必要があります。
IP網移行後も継続されるサービス
- 公衆電話
- 110(警察)
- 118(海上保安)
- 119(消防)
- 117(時報)
- 177(天気予報)
- 104(番号案内)
- 115(電報)
- ナンバー・ディスプレイ
- ナンバー・リクエスト
- 迷惑電話おことわりサービス
- キャッチホン
- ボイスワープ
- ボイスワープセレクト
- フリーアクセス
- #ダイヤル
- 代表取扱サービス
- ダイヤルイン
- 硬貨収納等信号送出機能(ピンク電話)
IP網移行で縮小・終了になるサービス
- INSネット(ディジタル通信モード)【2027年までは継続予定】
- ビル電話
- 着信用電話
- 支店代行電話
- 有線放送電話接続電話
- 短縮ダイヤル
- キャッチホン・ディスプレイ
- ナンバー・アナウンス
- でんわばん
- トーキー案内
- 発着信専用機能
- ノーリンギング通信
- 二重番号サービス
- トリオホン
- なりわけサービス
- 114(お話中調べ)
- 空いたらお知らせ159
- ナンバーお知らせ136
IP電話網の移行で家庭の電話はどうなる?
家庭の電話はそのまま利用可能
アナログ回線からIP網に自動的に切り替わるだけなので、 IP電話網移行後も、家庭の電話はそのまま利用できます。
そのため、利用者側で手続きや工事の必要はありません。
中には、「IP電話網移行後、家庭の電話は使えなくなる」「使い続けるには工事が必要」と謳った詐欺や勧誘が増えているので注意が必要です。
家庭の固定電話を解約する選択肢も
固定電話を使う機会が少ない家庭は、解約する選択肢もあります。
最近では、 固定電話を持たず、携帯電話番号を固定電話番号の代わりにしている家庭も増えています。
ただし、家庭の固定電話を解約すると維持コストを削減できる一方で、FAXが利用できなくなるデメリットもあるので、解約前に検討するようにしましょう。
家庭の固定電話を解約するメリット
固定電話の電話代が削減できる
家庭の固定電話を解約することで、 通話料や維持コストを削減できます。
携帯電話のプランの中にはかけ放題プランもあるので、固定電話を携帯電話で代用できる場合は、固定電話は不要かもしれません。
▶関連記事:固定電話の料金を安くする方法|番号はそのままで基本料金・通話料金を節約!
無駄なセールス電話を防げる
固定電話を設置していると、求めていないセールス電話がかかってくることがあります。
ナンバーディスプレイ機能を利用すればセールス電話に出てしまうことを防げますが、ナンバーディスプレイ機能の契約は追加費用がかかる場合が多いです。
そもそも固定電話を置かなければ、セールス電話の機会自体を防げるので、無駄なトラブルをなくしたい場合は解約がおすすめです。
電話機が不要になる
家庭の固定電話を解約することで、電話機が不要になるので、 スッキリとした住空間に整えられます。
FAX機能付きの電話機であればサイズも大きいので、電話機をなくすだけで、スペースを有効活用できます。
家庭の固定電話を解約する際の注意点
FAX機能が利用できなくなる
FAX機能付きの固定電話の場合、解約すると利用できなくなるので、FAXを頻繫に利用している方は注意が必要です。
固定電話を解約したいがFAXは利用したい際は、 インターネットFAXを導入するのがおすすめです。
▶関連記事:【2023年版】インターネットFAX16選を徹底比較!おすすめや選び方を解説!
▶関連記事:【2023年版】インターネットFAXのおすすめ比較10選!無料サービスや機能、料金について徹底解説
固定電話でやり取りをしている相手と連絡が取りづらくなる
固定電話のみでやり取りをしている相手がいる場合、 解約前に新しい連絡先を伝えておきましょう。
事前に伝える前に解約してしまうと、連絡が取りづらくなってしまうので注意が必要です。
法人口座開設の際に不利となる
法人口座の開設には、固定電話番号の提出が必須条件となっているケースがあります。
固定電話を廃止すると、審査で不利になり、開設できない可能性があるので注意が必要です。
これから新しい事業を始める予定がある方は、安易に固定電話を解約しないほうがいいでしょう。
IP電話網の移行で企業の電話はどうなる?
企業はISDN回線廃止の対応有無を確認
アナログ回線からIP網へ移行されることで、ISDN回線の利用が不可能になるので、ISDN回線を利用している企業は対応策を考える必要があります。
企業では、業務上ISDNネットを利用したPOSレジやEDIシステムを導入している場合があり、IP電話網移行後は動作しなくなる可能性があるからです。
ISDNネットは2027年まで継続予定なので、多少の猶予はありますが、余裕を持って対応有無を確認しておくのがおすすめです。
近年固定電話を解約する企業が増加中
アナログ回線からIP網への移行によって、アナログ回線と紐づけたサービスが利用できなくなり変更が強いられていることをきっかけに、固定電話を解約する企業が増加しています。
固定電話の代替として、「クラウドPBX」や「固定電話アプリ」などのIP電話を活用する企業も少なくありません。
アナログ電話よりも基本料金や通話料金が安価なほか、内線通話が無料で利用できるサービスもあるため、コストを抑えながら電話環境を維持できます。
編集部
「クラウドPBX」や「固定電話アプリ」では、050番号だけでなく、市外局番を発番できるサービスも展開されています。
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「クラウドPBX」や「固定電話のスマホアプリ」がおすすめのケース
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・固定電話は必要ないが、市外局番付きの電話番号だけは残したい場合
・複数の端末で同じ電話番号を共有したい場合
・外出先から固定電話番号で発着信したい場合
・内線通話を無料にしたい場合
・従業員数が多い場合
・市外局番付きの電話番号を新規で安く取得したい場合
企業が固定電話の廃止してIP電話にするメリット
場所を問わず会社の電話を受けとれる
企業の固定電話を廃止して、IP電話にすることで、場所を問わず会社の電話を受けることができます。
例えば、クラウドフォンという内線や外線をスマホで使えるシステムを使えば、 外出先で上司に内線をかけたり、企業番号で取引先に電話をかけられます。
転送も可能なので、会社にかかってきた電話を在宅で働いている社員へ転送するといった業務効率化に効果的です。
電話対応のために出社する必要がない
固定電話を廃止してIP電話に切り替えることで、電話対応のために従業員が出社する必要がなくなります。
従来の固定電話の場合、部署ごとに電話番号が割り当てられているため、電話の取り次ぎのために従業員が誰か出社して、転送や保留をするという業務が発生していました。
しかし、IP電話を導入すれば、 スマホがビジネスフォンがわりになるので、わざわざ出社しなくても、自宅で企業番号を取り継ぐことが可能です。
コードレスでオフィス移転やレイアウト変更が行いやすい
固定電話を廃止してIP電話を導入すれば、スマホ1台でビジネスフォンの機能が使えるので、デスク周りがすっきりとします。
また、 IP電話なら電話線や電話機本体がいらないので、席の移動も簡単です。
オフィスをフリーアドレスにできるので、席を固定しないことによる部署の垣根を超えたコミュニケーションが取りやすくなります。
事業拡大・縮小に柔軟に対応できる
固定電話を廃止してIP電話に切り替えることで、 回線工事と機器設置の必要がなくなるため、組織再編・変更や事業の拡大・縮小にも柔軟な対応を行えるようになります。
さらにIP電話導入で、社員に業務用のスマホを与えてテレワークの採用も実現できるので、時間や場所にとらわれず働ける環境に整えられます。
固定電話のコストを削減できる
固定電話を廃止してIP電話に切り替えることで、固定電話の導入費用や維持にかかるコストをカットできます。
従業員数の多い企業で固定電話を使う場合、PBX機器の導入に1,000万円以上、さらに設置工事費用や保守管理費も発生するため、固定電話にかかるコストは企業の負担になっていました。
しかし、 IP電話を利用すればPBXをクラウド化できるので、PBX代はかかりません。そのため、IP電話はコスト削減の観点でも優秀です。
企業の固定電話を解約する際の注意点
代表電話番号が廃止されてしまう
次に利用する電話サービスの契約をしないまま、固定電話を解約すると、代表電話番号もなくなってしまいます。
急に代表電話番号がなくなると、 外部からの問い合わせを受けられなくなります。
代表電話番号を維持しながら、固定電話を解約したい場合は、解約前にクラウドPBXの契約を進めておきましょう。
企業の社会的信用度が下がる可能性がある
日本社会では、 「050番号型」をはじめ、携帯電話番号しか提示のない企業に対し、不信感を抱かれることも少なくありません。
固定電話を解約すると、「市外局番+市内局番+加入番号」という電話番号の形態を利用できなくなるので、発信地域の推定も不可能になります。
固定電話番号があることは1つのステータスとも言われているので、固定電話番号を提示できないと社会的信用度が下がる可能性が高いです。
編集部
ただし現在のIP電話では、市外局番から始まる電話番号を取得することも可能です。
社会的信用度を維持したい場合は、市外局番を利用できるサービスを選びましょう。
法人登記が難しくなる
固定電話番号を無くしてしまうと、法人登記が難しくなる場合があります。
法人登記は、携帯電話番号でも申請できますが、 後々変更することが容易ではないため注意が必要です。
【無料】お問い合わせはこちら固定電話からIP電話への切替方法
局内設備が変更されるだけで手続きは不要
現時点で固定電話を使っている方が、 継続利用する場合、切り替え手続きをしたり工事をする必要はありません。
電話を提供するNTT側の局内整備が2024年1月から順次行われるだけで、現状利用している電話機は、設備切り替え後もそのまま利用できます。
光回線を準備する必要がある
IP電話をADSLで利用している方は、2024年1月までに光回線への切り替えが必要です。
なぜなら、2025年にIP網に移行するにあたり、 ADSLと呼ばれるアナログのインターネット回線はサービス提供を終了するためです。
そのため、IP電話をADSLで利用している方は、IP網が使える光回線に移行する必要があります。
マイラインサービスは終了
また、通話距離に応じて使いたい電話会社を選ぶことができる「マイラインサービス」は2024年を目途に終了します。
現状同サービスを利用している方に向けて、事前に利用したい事業者やサービスを選べるよう案内がされる予定です。
申し出がなかった場合は、現在登録できる事業者の通話サービスへ自動で移行する形になりますので、マイラインを継続利用したい方は、各事業者へ問い合わせをしましょう。
IP電話におすすめのルーター
NECパーソナル | バッファロー | ヤマハ | |
---|---|---|---|
主な機能 | Aterm WX3000HP 無線LAN親機 WiFi6(11ax)対応 |
無線LAN伝送方式:CCK、DSSS、OFDM、OFDMA | ギガアクセスVoIPルーター NVR510 1台 ds-2141530 |
価格 | ¥11,880 | ¥15,935 | ¥39,700 |
企業や店舗など、顧客とのやり取りにIP電話を利用する場合は、性能を良くみて端末を選ぶびましょう。
ルーターによっては、速度が遅かったり、同時接続可能台数が少ないなど使いにくいルーターあります。
そのため、 自分がどんな用途で何台くらい接続したいのかによってルーターを選ぶのがおすすめです。
【無料】お問い合わせはこちら企業では固定電話よりクラウドPBXがおすすめ
固定電話で使われるアナログ回線の廃止に伴い、企業では、固定電話からクラウドPBXに切り替える企業が急増しています。
クラウドPBXは、内線外線ともにクラウド上で接続・管理ができるサービスで、スマホから固定電話の番号の受発信が可能です。
クラウドPBXでは、代表電話番号をそのままスマホへ移管することができるので、変更における周知などの業務が必要ありません。
テレワークを行うにあたって、固定電話の撤廃や社用携帯の活用を検討していた企業も、クラウドPBXを導入することで電話に関する諸問題を解決する事ができます。
▶関連記事:クラウドPBXのメリット・デメリットとは?
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固定電話廃止に関するよくある質問
A
法人が固定電話を廃止する場合、企業の社会的信用が落ちたり、法人用の銀行口座の開設が難しくなったりする可能性があります。
企業の代表番号は、市外局番から始まる方が、お客さまや銀行からの安心を得やすと言えます。
A
固定回線で使われているアナログ回線が廃止されるのは2024年1月です。
しかし、NTTの電話配線の仕組みが変わるだけであり、現在利用している固定電話が使えなくなることはありませんのでご安心ください。
A
固定回線で使われているアナログ回線が2024年1月から順次廃止され、IP網に切り替わります。
IP網に切り替わることで、従来のアナログ電話のように距離数に応じて電話料金が決まる仕組みはなくなり、どこにかけても通話料金が一律になります。
A
固定電話を解約しても電話加入権は返金されません。
NTT東日本西日本では、解約は無料でできますが、電話加入権の返金や買い取りはできませんので注意しましょう。
まとめ
固定電話で利用されるアナログ回線は、2024年1月をもって廃止され、IP網へ順次切り替えとなります。
IP網は自動的に切り替わるので、切り替えに伴う工事や手続き、電話機の交換は一切不要です。
企業では、IP網への切り替えに合わせて、ビジネスフォンによる固定電話を廃止し、クラウドPBXを利用する動きが大きくなってきています。
クラウドフォンを使えば、外出先から内線や外線が使えるので業務を効率化でき、さらにPBX自体の設置費用や保守管理費が不要なためコスト削減にも最適です。
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
WizCloud編集部メンバーが執筆・更新しています。 Web関連、デジタル関連の最新情報から、店舗やオフィスの問題解決に使えるノウハウまでわかりやすくご紹介します!
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