Zoom Phone(ズームフォン)の評判・口コミ!特徴や料金も解説【総まとめ】

「ZOOMフォンって実際どうなの?」
「どんなデメリットがあるの?」
「料金に見合うだけの価値はある?」


「Zoomミーティング」でおなじみのZoomが提供する「Zoom Phone(ズームフォン)」は、ビジネスに役立つクラウド電話システムです。

しかし、「本当に使いやすいの?」「通話品質が気になる」と不安に思っている方も多いはずです。

この記事では、実際にZoom Phoneを導入した企業のリアルな声を元に、メリット・デメリットを徹底的に解説します。導入事例や料金プラン、おすすめのクラウドPBXサービスもご紹介。

実際に導入を検討している方はもちろん、「クラウドPBXを導入したいけど、どれを選べばいいかわからない」という方も、ぜひ参考にしてください。
 

▼この記事で紹介している商品

Zoom Phone(ズームフォン)とは?特徴・機能

Zoom Phone(ズームフォン)とは「Zoomが提供するクラウドPBX」

Zoom Phone(ズームフォン)は、 Zoomが提供する革新的なクラウドPBX(クラウド電話システム) です。

インターネット環境さえあれば、どこからでも会社の電話番号を利用できるため、オフィスに縛られず業務を行うことができます。

さらに、Zoomのビデオ会議機能やチャット機能とシームレスに連携可能なため、電話中にビデオ通話に切り替えたり、画面共有を行ったりと、より柔軟なコミュニケーションを実現します。

場所の制約をなくし、自由な働き方を実現したい企業にとって、Zoom Phoneはまさに最適なソリューションと言えるでしょう。

そもそもクラウドPBXとは?

クラウドPBXとは、インターネット上で電話交換機を利用できるサービスです。従来の固定電話のように、オフィスに専用の電話機を設置する必要はありません。

インターネットにつながっていれば、パソコンやスマートフォンなど、さまざまなデバイスで会社の電話番号を使った通話が可能です。

クラウドPBXの仕組みを構成図付きで解説!IP電話との違いも

クラウドPBXについて、仕組みやメリット・デメリットを解説し、おすすめサービスを徹底比較します!

詳しくはこちら

クラウドPBXのメリット・デメリットは?

クラウドPBXのメリット・デメリットだけでなく、具体的な対策方法や失敗しない選び方など、導入前に知っておきたい情報を網羅しました。

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Zoom Phone(ズームフォン)が解決する課題

Zoom Phone(ズームフォン)は、企業が抱えるさまざまな課題を解決します。

従来の電話システムの課題
  • オフィスに縛られず、どこからでも会社の電話に対応したい
  • 電話設備の維持費や、携帯電話支給コストの負担が大きい!
  • Zoomミーティングだけでなく、電話もしたい
  • 通話品質の低下やセキュリティリスクが不安
Zoom Phone(ズームフォン)が課題を解決!
  • どこでも会社の電話をとれる・かけられる
  • クラウドサービスだから維持費を大幅に削減できる!
  • 既に利用しているZoomアプリで、電話機能も利用可能
  • 高品質な音声技術と、堅牢なセキュリティ対策で安心

編集部

Zoom Phoneを導入すると、従業員の働き方改革を推進すると同時に、セキュリティとコンプライアンスを強化することができます。

Zoom Phone(ズームフォン)の基本機能・使い方

柔軟な電話設定ができる機能​​​​​​

  • 営業時間設定
    オフィス時間や営業時間を設定し、営業時間外はボイスメールで対応。社員のワークライフバランスを向上させる。
  • ボイスメール
    ボイスメールの文字起こし機能(英語対応)により、重要なメッセージを見逃すことなく業務を進めることが可能。
  • 自動応答(IVR)
    複雑なIVR設定も管理ポータルから簡単に設定可能。営業時間や着信拒否設定なども柔軟に対応できる。
  • コールキュー
    複数の担当者が共同で電話対応を行うコールキュー機能により、顧客対応の効率化を実現。

シームレスなコミュニケーションを実現する機能

  • コールフリップ
    1つの通話を、スマートフォン、デスクトップ、固定電話など、異なるデバイス間でシームレスに移動できる。
  • ラインアピアランスとデリゲーション
    複数のユーザーが同じ電話番号を共有し、代理で電話対応を行うことが可能。
  • コールモニタリング
    管理者が通話をリアルタイムでモニタリングできる。新人教育や品質管理に役立つ。
  • 電話の転送
    ​打診転送、直接転送、ボイスメールへの転送の3種類の転送方法から、通話を転送できる。

高度なセキュリティと管理機能

  • 通話録音
     法的な要件や品質管理のために、通話内容を自動または手動で録音できる。
  • 管理ポータル
    ユーザー管理、電話番号管理、通話履歴確認など、すべての設定を一元管理できる。
  • レポーティング機能
    通話の詳細なレポートを取得し、品質分析や改善に役立てることが可能。

編集部

Zoom Phone SMS で、Zoomアプリから手軽にSMSの送受信をすることも可能です。

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Zoom Phone(ズームフォン)の口コミ・評判

Zoom Phone(ズームフォン)の口コミ・評判

Zoom Phone(ズームフォン)の良い口コミ・評判

Zoom Phoneの良い口コミ・評判
  • 通話中のリアルタイム指導で業務効率アップ
  • Zoom Phone導入がデジタルで完結する
  • コスト削減と生産性向上を同時に実現できる
  • amptalkとの連携で、さらに便利に!

通話中のリアルタイム指導で業務効率アップ

Zoom Phone導入がデジタルで完結する

コスト削減と生産性向上を同時に実現できる

amptalkとの連携で、さらに便利に!

amptalkの公式サイトはこちら

最新の補足情報:commuboとの連携で電話応対の自動化を加速できる

ソフトフロントジャパンは、 Zoom PhoneとAIボイスボット「commubo」を連携 させ、電話応対の自動化をさらに進化させました。

従来のボイスボット(※)連携では、別途電話サービスが必要となり、コストや手間がかかっていました。

しかし、今回の連携では、Zoom Phoneの環境内で完結するため、より効率的かつ低コストな運用が可能になります。

※ボイスボットとは、人工知能(AI)を活用して、人間と自然な会話ができるように設計されたコンピュータープログラムです。

  • 活用シーン:commuboで一次受付後、必要に応じてオペレーターへ転送
  • 活用シーン:オペレーターが対応後、定型的な説明はボイスボットが案内

参考:クラウド型電話サービス「Zoom Phone」とボイスボットが先進的な連携|PR TIMES

Zoom Phone(ズームフォン)の悪い口コミ・評判

Zoom Phoneの悪い口コミ・評判
  • 通話品質にバラつき?
  • 導入までのハードルが高い
  • 解約トラブルでユーザー困惑
  • ライセンス購入に思わぬ手間!
  • LNPの制約で番号移管が難しい
  • 録音へのアクセス権の設定が難しい

通話品質にバラつき?

 

編集部

他社からの返信には、「在宅、出先で使いまくってますけど、回線品質で気になったことないですね〜。ネット回線の問題かもしれませんね!」(引用元)とあり、意見の相違が見受けられました。通話品質は、トライアルで実際に確認してみることをおすすめします。

導入までのハードルが高い

編集部

企業によっては、手続きに非常に時間がかかることが予想されます。認証手続きに時間がかかることを考慮し、導入を検討する際は十分な時間的余裕を持つ必要があります。

解約トラブルでユーザー困惑

編集部

解約手続きの遅延に加え、問い合わせに対する回答も遅く、ユーザーは不安な状態が長く続いていることが分かります。サービスの利用規約や料金体系などを、事前にしっかりと確認しておくのがおすすめです。

ライセンス購入に思わぬ手間!

編集部

Zoom Phoneのライセンス購入には、時間と手間がかかる可能性があります。導入スケジュールを立てる際は、余裕を持って計画しましょう。

LNPの制約で番号移管が難しい

 

編集部

クラウドPBXサービスを利用する際には、番号ポータビリティに関する制限を事前に理解しておくことが重要です。

※LNP: Local Number Portabilityの略で、電話番号ポータビリティのことです。

録音へのアクセス権の設定が難しい

編集部

録音機能の使いやすさという点では改善の余地があることを認識しておく必要があります。他のクラウドPBXサービスでは、録音機能のアクセス権設定がよりシンプルに行えるものもあるため、比較検討してみましょう。​​​

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Zoom Phone(ズームフォン)の導入事例

Zoom Phone(ズームフォン)の導入事例

事例1:Zoom Phone導入でコストを5分の1に!

  • 導入企業:株式会社シャトレーゼ
  • 業界:製造業

導入の背景と課題

シャトレーゼは、新事務棟の建設を機に、従来のPBXからクラウド型の電話システムへの移行を検討しました。
  • フリーアドレス化に対応した電話環境の構築が必須
  • オンプレミス型PBXの更新には高額なコストと長期間を要する
  • マンパワー不足のため、手間と時間をかけずに導入できる手段が必要

導入までの道のり

シャトレーゼは、複数のクラウドPBXサービスの中から、Zoom Phoneを選択しました。その理由は以下の3点です。

  • 既に導入していたZoomとの連携がスムーズに行えること。
  • 競合サービスに比べて大幅なコスト削減が見込めること。
  • Zoomの安定した音声技術により、クリアな通話が実現できること。

導入効果

  • 年間コストを約5分の1に削減
  • わずか2か月で導入を完了し、新事務棟の稼働に間に合わせた。
  • 通話内容の記録・管理が可能になり、コンプライアンス遵守に貢献。
  • 通話履歴の可視化により、業務の引き継ぎやエスカレーションがスムーズになった。

今後の展望

シャトレーゼは、Zoom Phoneの導入・運用ノウハウをパッケージ化し、他の工場にも展開していく予定です。

また、Zoomの他のソリューションと組み合わせることで、より一層効率的な業務遂行を目指しています。

参考:「Zoom Phone」導入事例│CTCエスピー株式会社

事例2:Zoom Phoneで生産性向上!場所を選ばない働き方を実現

  • 導入企業:株式会社野村総合研究所
  • 業界:コンサルティング、ITサービス

導入の背景と課題

野村総合研究所は、コロナ禍におけるテレワークの普及に伴い、固定電話の利用に関する新たな課題に直面しました。

  • 固定電話の配線が、フリーアドレス化の妨げになっていた。
  • 自宅など社外で働く社員が内線通話を利用できないケースがあった
  • 社外から固定電話に出られないことで、機会損失や信頼低下につながるリスクがあった。

導入までの道のり

野村総合研究所にとって、Zoom Phoneは、Zoom Meetingsとの高い親和性や、柔軟な機能が魅力でした。導入にあたって実施したことは以下の2点です。

  • 既存のIP-PBXとの共存期間を設け、社員への周知を徹底する
  • スマートフォンやパソコン、専用電話機など、複数のデバイスでの利用を可能にする

導入効果

  • 固定電話に縛られないため、フリーアドレス化が促進された。
  • 内線通話もスムーズに行えるようになり、業務効率が向上した。
  • どこからでも会社の固定電話番号で通話が可能になり、働き方がより自由になった。

今後の展望

野村総合研究所は、Zoom Phoneの導入をきっかけに、さらなる働き方改革を進めていく予定です。

  • Zoom Phoneの利用を全社に広げる。
  • Zoom Meetingsとの連携を強化し、より一層効率的な業務を目指す。
  • プロキシの制約を解消し、より多くの社員がZoom Phoneを利用できるようにする。

参考:【導入事例】株式会社野村総合研究所│株式会社 野村総合研究所

事例3:災害に強い!松井証券のDR対策、Zoom Phoneで強化

  • 導入企業:松井証券株式会社
  • 業界:金融

導入の背景と課題

松井証券は、オンプレミス型のPBXの 保守管理負担の軽減大規模災害時のDR対策強化 、そして ハイブリッドワークへの対応 という3つの課題を抱えていました。

導入までの道のり

松井証券は複数のクラウドPBXを比較検討し、Zoom Phoneを導入することを決定。

Zoom Phoneを選んだ理由は、高いセキュリティ、大規模災害時のDR対策、そして通話録音機能の充実など、金融機関が求める機能を備えていたためです。

導入効果

  • ハードウェアの削減によるコスト削減
  • 通話録音機能の活用によるコンプライアンス対応の簡素化
  • 場所を選ばずに電話対応が可能となり、ハイブリッドワークが促進
  • 首都圏と関西圏のデータセンターを利用し、災害時の事業継続性を確保

今後の展望

松井証券は、今後もZoom Phoneの機能拡充に期待し、さらなる業務効率化と働き方改革を進めていく予定です。

参考:【導入事例】松井証券株式会社様│株式会社 野村総合研究所

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Zoom Phone(ズームフォン)導入のメリット

Zoom Phone(ズームフォン)導入のメリット
Zoomフォン導入のメリット
  • 場所を選ばない自由な電話応対
  • Zoomアプリ上で操作を完結できる
  • Zoomと同様の直感的な操作性を実現
  • 長年培われた技術による高品質通話
  • 高度なセキュリティ対策
  • 高い可用性による安定した通信
  • 0ABJ番号ならフリーダイヤルへ発信できる

場所を選ばない自由な電話応対

Zoom Phoneを導入することで、オフィスに縛られることなく、どこからでも会社の電話番号を使って電話応対できるようになります。

自宅や外出先など、 インターネット環境さえあれば、まるでオフィスにいるかのように電話を受けられる ため、柔軟な働き方を実現することが可能です。

特に、リモートワークやフレックスタイム制を導入している企業にとって、従業員の生産性向上や顧客対応の円滑化に大きく貢献します。

Zoomアプリ上で操作を完結できる

Zoom Phoneの最大の強みは、 一つのアプリで電話、チャット、Web会議など、ビジネスコミュニケーションに必要な機能をすべて網羅できる 点です。

従来、電話やチャットといった機能を利用するためには、それぞれ専用のアプリケーションを導入し、複数のアカウントを管理する必要がありました。

Zoom Phoneなら、ワンストップで業務に必要なコミュニケーションを完結できるので、操作性が大幅に向上し、業務効率化に大きく貢献します。

編集部

電話中にビデオ会議に切り替える、画面共有で資料を共有する、チャットで気軽にコミュニケーションを取る、など、シームレスなコミュニケーションが可能です。

Zoomと同様の直感的な操作性を実現

Zoom Phoneは、 Zoomの使い慣れたインターフェースを引き継いでいる ため、直感的に操作できます。

管理画面もシンプルで分かりやすく、専門のIT担当者がいなくてもスムーズに導入・運用することが可能です。

さらに、高音質な通話環境を提供するため、ユーザーからの不満を最小限に抑え、快適なコミュニケーションを実現します。

長年培われた技術による高品質通話

Zoom Phoneは、 Zoomの高度な音声技術によって、まるで固定電話のようなクリアな音質を実現 しています。

従来のクラウドPBXは、インターネット回線状況に大きく左右され、音声が途切れたり、ノイズが混ざったりすることがありました。

Zoom Phoneなら、長年の研究開発に基づくノイズキャンセリングやエコーキャンセル機能により、場所を選ばず快適なコミュニケーションを可能にします。

高度なセキュリティ対策

Zoom Phoneは、 業界最高水準の暗号化技術を採用し、お客様の大切な会話を安全に保護している ので、安心して利用することが可能です。

具体的には、SIP over TLS 1.2(※1)やAES 256ビット暗号化(※2)など、複数のセキュリティ対策を組み合わせることで、盗聴や改ざんから通話を守ります。

また、Zoomデスクトップクライアントやモバイルクライアントにおいても、SRTP(※3)による暗号化が施され、より強固なセキュリティを実現しています。

※1※2※3を詳しく見る

※1:SIP over TLS 1.2は、インターネット電話などで使われるSIP(Session Initiation Protocol)という通信プロトコルを、TLS 1.2という暗号化技術で保護する仕組みです。(イメージ:手紙を封筒に入れて鍵をかけるようなもの)
※2:AES(Advanced Encryption Standard)は、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が定めた暗号化方式の一つで、AES 256ビットは、その中でも最も強力な暗号化方式の一つです。(イメージ:非常に複雑なパズルでデータを隠すようなもの)
※3:SRTP (Secure Real-time Transport Protocol) とは、インターネット電話やビデオ会議など、リアルタイムで音声や映像を送受信する際に、そのデータを安全に保護するためのプロトコルです。

高い可用性による安定した通信

Zoom Phoneは、 国内複数拠点に分散されたデータセンターを持つことで、高い可用性を確保 し、通信障害のリスクを大幅に低減します。

自然災害などによる通信障害発生時にも、別のデータセンターがサービスを引き継ぐことで、サービスの中断時間を最小限に抑え、ビジネスの継続性をサポートしてくれるのです。

これにより、顧客との連絡途絶や業務中断のリスクを低減し、事業継続計画(BCP)※の強化にもつながります。

※BCPとは、Business Continuity Planning の略で、日本語では事業継続計画と訳されます。自然災害、火災、サイバー攻撃など、何らかの緊急事態が発生した場合に、企業の事業が中断したり、大きな損害を被ったりすることを防ぐための計画です。

一般的なクラウドPBXとZoom Phoneの構成比較

一般的なクラウドPBXとZoom Phoneの構成比較

0ABJ番号ならフリーダイヤルへ発信できる

Zoom Phoneでは、 信頼性の高い0ABJ番号※での通話ができます

0ABJ番号は、一般的に固定電話のイメージが強く、顧客からの信頼感を得やすいという特徴があります。

また、Zoom Phoneの0ABJ番号は、フリーダイヤルとの連携もスムーズに行えるため、顧客からの問い合わせ受付をより円滑に進めることが可能です。

※0ABJ番号とは、日本の固定電話で一般的に使用されている電話番号の形式のことです。市外局番と市内局番で構成されており、フリーダイヤルと連携できます。例:03-1234-5678 (東京都)、06-4567-8910 (大阪府)

 編集部

既存の電話番号を引き続き利用することも、新規の0ABJ番号を取得することもできます。

注意:緊急ダイヤル・ナビダイヤル0への発信はできない

Zoom Phoneの場合、 0ABJ番号、050番号ともに緊急ダイヤル・ナビダイヤル0への発信はできません

緊急の場合は、必ず通常の固定電話や携帯電話を利用する必要があります。

  • 0ABJ番号の場合
    フリーダイヤルへの発信:可能
    緊急ダイヤル・ナビダイヤルへの発信:不可
  • 050番号※の場合
    フリーダイヤル、緊急ダイヤル、ナビダイヤルへの発信:不可

※050番号:IP電話の番号。さまざまなサービスで利用されており、0ABJ番号に比べて安価な場合が多い。

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Zoom Phone(ズームフォン)導入時に注意したいデメリット

Zoom Phone(ズームフォン)導入時に注意したいデメリット
導入時に注意したいデメリット
  • 通信環境が悪いと通話に失敗する
  • 大規模な同時通話処理に対応できない可能性
  • リスト管理機能が限定的

通信環境が悪いと通話に失敗する

Zoom Phoneの最大の課題は、インターネット回線に大きく左右される点です。

回線速度が遅かったり、ネットワークが不安定な場合、 通話が途切れたり、音声がクリアに聞こえないといった問題が発生する可能性 があります。

特に、在宅勤務やリモートワークが増加している現在、自宅のインターネット環境によっては、快適な通話ができないケースも考えられます。

Zoom Phoneを導入する際は、事前に自社のネットワーク環境をしっかりと確認し、必要であれば回線の増強や品質の改善を行うのがおすすめです。

大規模な同時通話処理に対応できない可能性

Zoom Phoneは、 小規模から中規模の企業向けのコミュニケーションツール として設計されており、大規模なコールセンターのように、膨大な数の同時通話に対応することは想定されていません。

大規模な通話処理には、高度なスケーラビリティと信頼性が求められますが、Zoom Phoneはこれらの要件を満たすだけの性能を持っていない可能性があります。

そのため、大規模なコールセンターでは、より専門的なPBXシステムやクラウド型コンタクトセンタープラットフォームを検討する方が良いでしょう。

リスト管理機能が限定的

Zoom Phoneは、電話会議や内線通話に特化したツールであり、 大規模な顧客リストの管理や、高度な営業活動に必要なリスト管理機能は限定的 です。

例えば、リードのスコア化、セグメンテーション、自動ダイヤルといった、効率的な営業活動に不可欠な機能は、標準では搭載されていません。

そのため、より高度なリスト管理機能が必要な場合は、CRMや営業支援ツールと連携することで、Zoom Phoneの機能を補完することが可能です。

Zoom Phone(ズームフォン)の料金一覧

Zoom Phone(ズームフォン)の料金一覧

Zoomフォンの料金

プラン名 プロプラン 国内通話無制限プラン パワーパックプラン
特徴 基本のクラウドPBX機能 クラウドPBX機能
+国内050番号
+国内無制限発信
オプション
コールセンター向け
月額税込 1,843円/ユーザー
年額1万8,342円
3,456円/ユーザー
年額3万4,560円
5,760/ユーザー
年額5万7,600円
種別 Native Native 要問い合わせ
電話番号 なし(ユーザーで用意) あり(050番号)
通話料 従量制 無制限(料金に含まれる)
補足 国際電話は従量料金発生 国際電話は従量料金発生
概要 共通電話番号で内線番号による受発信ができ、外線は従量制です。離れた場所からの取り継ぎも可能です。 頻繁に電話を利用する部門や個人の方には、定額プランがおすすめです。 国内050番号を格安で利用できます。 コールセンターなど、大規模施設向けのプランです。詳しくはお問い合わせください。

※Zoom Phoneの利用にはZoom ミーティングのアカウントが必須です。初めて利用する場合、初期費用がかかることがあります。※番号ポータビリティの利用には条件があります。詳しくはお問い合わせください。

編集部

プランの詳細や機能は、記事「Zoom Phoneの価格・料金プランを解説!」で解説しています。ぜひ、参考にしてください。

Zoom Phoneの価格・料金プランを解説!

「Zoom Phoneに無料プランはある?」料金プランを徹底解説していきます。

詳しくはこちら
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Zoomフォンの導入プラン例

Zoom Phoneの導入を検討されている企業様へ、プラン選びのヒントとなるよう、具体的な事例を交えてご紹介します。

導入プラン例1:営業チームの場合​​​​​​

ケース スタッフ数:5名
03番号(部門番号):1つ
050番号(個人用):5つ
国内発信が多い
おすすめ
プラン
1.Zoom Phone Japan Regional Plan Unlimited
(国内通話無制限)

理由:国内通話が無制限で、コストパフォーマンスが高い。
2.国内0ABJ番号追加→既存の03番号もそのまま利用可能。
料金目安 月額1万5,125円(税込)
※内訳:(1)2,585円×5+(2)2,200円

導入プラン例2:拠点導入の場合

ケース 利用者数:50名
03番号(代表・部門):3つ
050番号(個人用):10つ
内線番号のみの利用者もいる
おすすめ
プラン
1.Zoom Phone Pro(基本機能)
2.Zoom Phone Common Area(固定電話向け)
3.Zoom Phone Japan Regional Plan Unlimited(国内通話無制限)
4.国内0ABJ番号追加→既存の03番号もそのまま利用可能。
組み合わせ方 内線のみの40名は、Pro
代表・部門電話は、Common Area
個人用050番号を持つ10名は、Japan Regional Plan Unlimited
代表・部門番号は、0ABJ番号追加アドオンで既存番号を継続、またはGlobal Select Plan Unlimitedに変更
料金目安 月額9万343円(税込)
※内訳:(1)1,430×40+(2)693×1+(3)2,585円×10+(4)2,200円×3
プラン選択のポイント
  • 個人用番号が必要か、内線のみで十分か
  • 国内外の通話量によってプランを選ぶ
  • 0ABJ番号を継続利用したいか
  • コールキュー、会議機能など、必要な機能があるか

編集部

Zoom Phoneのプランは、企業の規模や利用状況によって最適な組み合わせが異なります。上記事例を参考に、自社の状況に合ったプランを選択しましょう。

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おすすめのクラウドPBXサービス5選を紹介

おすすめのクラウドPBXサービス5選を紹介

【比較表】おすすめのクラウドPBXサービス5選

  CLOUD PHONE トビラフォンCloud モバビジ 03plus ひかりクラウドPBX
初期費用
(税込)
無料 3万3,300円~(2/ID) 要問合せ 5,000円 (1) 8,250円~(10/ID)
(2) 8,250円~(20/ID)
(3) 8,250円~(30/ID)
月額料金
(税込)
●1アカウント:770円
●管理システム:7,150円
+えらべる番号料金
・050番号:330円
・市街局番:1,100円
・0120番号:2,200円
3,300円~(2/ID) 要問合せ (1) 1,078円(1/ID)
(2) 2,178円(1/ID)
(1) 1万1,000円~(10/ID)
(2) 2万0,900円~(20/ID)
(3) 2万7,500円~(30/ID)
対応できる
導入規模
個人事業主~中小企業 個人事業主~中小企業 中小企業 中小企業~大企業 中小企業~大企業
利用可能な
電話番号
●市外局番
※全国14都道府県
●050番号
●0120番号
●市外局番
●050番号
●0120番号
●0ABJ番号 ●約46種類の市外局番
●050番号
●0120番号
●0800番号
●市外局番
通話品質
拡張性
API連携
セキュリティ
管理の容易さ
機能 IVR機能
通話録音機能
複数の番号契約
複数の番号契約
SMSの自動送信
スマホで内線通話
外出先への転送電話
スマホで会社番号受発信
ステータス設定
ユーザーの状態表示
電話番号の使い分け
ナンバーポータビリティ
発信元の電話番号を特定
迷惑電話フィルタリング
紛失時電話ロックアウト

など
保留転送
着信、発信
着信優先機能
クラウド電話帳
音声ガイダンス
テキストチャット
など
内線電話
パーク保留
WEB電話帳
クラウドFAX
通話録音
受付アプリ
IVR
など
内線通話
ダイヤルイン
外線の取り次ぎ
複数番号への転送
スマートフォンの内線利用
など

CLOUD PHONE│格安&スピード発番!

CLOUD PHONE(クラウドフォン)は、  低コストで電話番号をスピード発番できるクラウドPBX です。

従来のPBXと異なり、設備導入費用やメンテナンス費用が不要で、月額料金のみで利用できます。

導入後に発生しがちな移転や電話機の追加といった、プラスアルファの運用費も一切かかりません

さらに、ビジネスフォンよりも機能が豊富で、スマホやパソコンから会社番号に受発信できるため、外出時やテレワークにも最適です。

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トビラフォンCloud|低コストで導入実績が豊富!

トビラフォンCloud(トビラシステムズ株式会社)

トビラフォンCloudは、電話業務の効率化を目指したい企業におすすめのクラウドPBXです。 業務効率化を進めるオプションが豊富に用意されています。

誰が電話対応中か一目でわかる「ステータス管理」や、誰が何件受電対応したかわかる「利用状況の可視化」を使うことで、従業員の管理が簡単に行えます。

導入規模は中小企業から大企業まで幅広く対応しており、最短翌営業日には導入できるので、クラウドPBXを迅速に導入したい場合におすすめです。
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モバビジ|導入時のコスト0円!

モバビジ

モバビジは、 初期費用0円で業界最安値に挑戦している、いつでもどこでも使えるオフィス電話サービスです。

スマートフォンアプリでどこでも会社の電話の発着信が可能で転送不要です。電話機は新品のPanasonic製最新IP電話機がすぐに届きます。

機器が届いたらコールセンターに電話するだけで、すぐに利用できるのも魅力です。
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モバビジとは?評判や仕組みを解説!

モバビジの特徴や、評判、メリット、デメリットなど幅広く解説していきます。

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03plus(ゼロサンプラス)│10分かけ放題オプションあり!

03plus(ゼロサンプラス)│10分かけ放題オプションあり!

03plus(ゼロサンプラス)は、株式会社グラントンが提供する、 コストパフォーマンス抜群のクラウドPBXサービス です。

1ユーザーあたり月額2,178円(税込)で、国内通話10分まで無料(かけ放題プラン)。頻繁に電話を利用する企業様にとって、大幅なコスト削減が期待できます。

30ID以上の法人・自治体には、より高度な機能が充実した「03plus エンタープライズ」が用意されています。

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ひかりクラウドPBX|安心のNTT品質!

ひかりクラウドPBX(NTT東日本)

ひかりクラウドPBXは、NTT東日本が提供するクラウドPBXです。 導入実績10万件超え と、数多くの企業に選ばれています。

今までのビジネスフォンやPBXと連携できるので、クラウドPBXへの段階的な移行もスムーズに行うことが可能です。

大規模な組織での利用を想定したサービスですが、安定性と信頼性を重視する個人事業主の方にもおすすめす。
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クラウドPBXおすすめ20選を比較!機能や失敗しない選び方

クラウドPBXの失敗しない選び方をもとに、おすすめサービス20選を徹底比較していきます。

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まとめ

Zoom Phoneは、ビデオ会議との連携がスムーズで、社内コミュニケーションの効率化に役立ちます。

しかし、大規模な同時通話やリスト管理に対応できる本格的なコンタクトセンター機能は、専門的なソリューションに軍配が上がることもあります。

コストだけでなく、業務内容や組織規模、求められる機能などを総合的に検討し、自社に最適なコミュニケーションツールを選ぶことが重要です。

業務内容や規模に合った最適な料金プラン選びや、機能の詳細についてお悩みでしたら、お気軽にWiz Cloudまでご相談ください。

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※ご入力いただいた情報をもとに、お客様の課題解決に最適な企業をご紹介します。
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Wiz Cloud編集部

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