ビジネスフォンの価格相場と料金を抑える方法を解説!|早見表つき

「ビジネスフォンの費用はどのくらい?」
「新品の購入、中古の購入、リース契約で、料金は変わる?」

会社を経営するうえで、規模がどんどん大きくなっていくと、複数の電話回線を共有することができる「ビジネスフォン」の導入を検討し始めると思います。

しかしビジネスフォンの導入を考えようにも、どんな会社やサービスがあるのか、費用など、わからないことも多いのが現状です。

ビジネスフォンと一言で言っても、リースにするか購入なのかで費用面は変わるうえ、提供サービスの機能によっても確認しておかなくてはいけません。

そこで今回は、ビジネスフォンの導入にかかる費用や料金の相場をご紹介します。導入時に押さえておきたいポイントと合わせて、ぜひチェックしてみてください。

ビジネスフォンの一般的な価格の相場はどのぐらい?

ビジネスフォン価格の相場はどのぐらい?

ビジネスフォンを4台ほど導入する場合、 価格相場は20万円~40万円ほどが目安となります。

ビジネスフォンを導入する場合、基本的に1台だけで導入することはないので、複数台での導入となります。

もちろん主装置以外にも、配線やネットワークを構築する工事費、電話機の購入、初期設定費用などを考えると、さらに追加費用がかかると考えておくといいでしょう。

編集部

導入する会社の規模や台数によって費用が変わるので、導入前に必ず見積もりをとるのがおすすめです。

ビジネスフォンと一般電話の違い 

ビジネスフォンとは、1つの電話回線で複数の電話機が利用できるサービスのことです。

一般電話だと1台ごとに電話回線を契約しなければなりませんが、ビジネスフォンは1契約だけで複数の電話機を利用できるため、着信時はどの電話機からでも応答できます。

またビジネスフォンは、それぞれの電話機を内線で繋げることもできます。内線は通話料が発生しないため、社内であれば無料で会話を行えるのです。

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ビジネスフォンの価格・費用相場早見表

  電話機 主装置 工事費 合計
新品購入 1万~5万円 15万~30万円 電話機1台あたり
1万円~2万円
20万円〜
中古購入 4,000円〜1万5,000円 3万円~7万円 電話機1台あたり
1万円~2万円
4万円~
リース(新品3台) リース期間5年:月額6,500円〜1万円
リース期間6年:月額5,500円〜9,000円
リース期間7年:月額4,500円〜8,000円
-
レンタル(新品3台) 1ヶ月あたり1万2,000円~ -

【導入パターン別】ビジネスフォンの価格相場をチェック!

【導入パターン別】ビジネスフォンの価格相場をチェック!

新品購入

  電話機 主装置 工事費 合計
新品購入 1万~5万円 15万~30万円 電話機1台あたり
1万円~2万円
20万円〜

ビジネスフォンを新品購入する場合、 価格相場は約20万円〜です。

購入するモデルや機能の充実度によって、価格が異なります。

また、主装置は接続台数は増えるにつれて価格が上がります。

新品ビジネスフォンを購入するメリット・デメリット

新品ビジネスフォンを購入するメリット
  • 希望に沿ったモデルを選べる
  • 最新モデル、最新機能を選べる
  • 状態によっては後々売却や譲渡ができる
  • リース満了時の返却を気にする必要がない
新品ビジネスフォンを購入するデメリット
  • 最も初期費用がかかる

ビジネスフォンを新品購入すると、 希望のメーカーから最新モデルを選べたり最新の便利機能を使えたりします。

一方で、新品購入でのビジネスフォン導入は、最も初期費用がかかるので、まとまったお金が必要になります。

ビジネスフォンを長く使いたい企業は新品購入がおすすめ

新品のビジネスフォンの法定耐用年数は6年なので、ビジネスフォンを長く使いたい企業・店舗は新品購入がおすすめです。

丁寧に扱えば10年以上使い続けることも可能なので、2~3年で買い替える必要もないでしょう。

中古購入

  電話機 主装置 工事費 合計
中古購入 4,000円〜1万5,000円 3万円~7万円 電話機1台あたり
1万円~2万円
4万円~

ビジネスフォンを中古購入する場合、 価格相場は約4万円〜です。

古いモデルであれば、1/10程度まで価格を抑えて導入できるビジネスフォンもあります。

なお、中古商品でもクリーニングや動作確認などのメンテナンスは施されているので、その点の不安は少ないでしょう。

中古ビジネスフォンを購入するメリット・デメリット

中古ビジネスフォンを購入するメリット
  • 新品購入の価格相場の1/5〜1/4程度で導入できる
  • 人気のビジネスフォンは中古の数が多いので、低価格で多機能なものを入手できる
中古ビジネスフォンを購入するデメリット
  • 故障したとき保証が受けられないケースがある
  • モデルによっては最新機能が使えない
  • 故障や修理の際に費用がかかる可能性がある

中古のビジネスフォンの最大のメリットは、低価格で導入できる点です。

特に、 人気のビジネスフォンであれば、中古品が多く出回っているので、低価格かつ多機能なビジネスフォンを入手できます

とにかく安くビジネスフォンを導入したい企業は中古購入がおすすめ

中古のビジネスフォンの費用は、新品購入の1/5〜1/4程度なので、とにかく安くビジネスフォンを導入したい企業・店舗は中古購入がおすすめです。

ただし、中古品はメーカー保証が利かない場合があり、故障や修理の際に費用がかかる可能性があるので、購入前に保証やサポートを確認しておくことが重要です。

リース

  電話機 主装置 工事費
リース(新品3台) リース期間5年:月額6,500円〜1万円
リース期間6年:月額5,500円〜9,000円
リース期間7年:月額4,500円〜8,000円

ビジネスフォンをリース契約で導入する場合、 価格相場は月額6,500円〜です。

リース契約とは、毎月一定額のリース料金を支払ってビジネスフォンを「借りる」契約のことです。

月額料金は、「電話機」「主装置」「回線数」「設置費」をもとにリース利率と掛け合わせて算出します。

編集部

リース利率は、リース会社によって異なりますが、目安は以下の通りです。

リース利率目安
  • 5年リース:2%
  • 6年リース:1.7%
  • 7年リース:1.5%
  • ⇒リース期間が短い方が利率が上がる!

新品ビジネスフォンをリース契約するメリット・デメリット

新品ビジネスフォンをリース契約するメリット
  • 高額な初期費用の負担がなくなる
  • リース料金を経費として損金処理できる
  • 税金対策になる
新品ビジネスフォンをリース契約するデメリット
  • 購入したときよりも支払総額が高くなる
  • 途中解約が原則できない
  • リース期間が満了したときは返却しなければならない
  • リース満了時に新たなビジネスフォンを導入しなければならない

リース料金は、機種費とリース期間によって大きく変わるので、 セット価格の安いモデルを選ぶと月額料金を抑えられます

ただし、リース契約でビジネスフォンを導入した場合、原則途中解約ができないので注意が必要です。

初期費用を抑えたい企業はリース導入がおすすめ

ビジネスフォンを長く使いたいが、初期費用にまとまったお金が用意できない企業・店舗は、リース導入がおすすめです。

また、リース満了時には新たなビジネスフォンを導入しなければなりませんが、 リース会社によっては買取できるケースもあるので、契約前に買取の可否も確認しておきましょう

レンタル

  電話機 主装置 工事費
レンタル(新品3台) 1ヶ月あたり1万2,000円~

ビジネスフォンをレンタルで導入する場合、 価格相場は1ヶ月あたり1万2,000円~です。

レンタル導入とリース導入の違いは、契約期間です。

レンタルは数ヶ月、リース契約は数年と使用目的に応じて期間が異なります。

ビジネスフォンをレンタルするメリット・デメリット

ビジネスフォンをレンタルするメリット
  • 短期利用する際に最適
  • 本格導入前にお試しでレンタルできる
ビジネスフォンをレンタルするデメリット
  • 長期間レンタルすると高額になる

ビジネスフォンをレンタルで導入するメリットは、 新品購入を検討していて、お試しで使ってみたいときに利用できる点です。

サービス会社によっては、日割り計算で支払いが可能なので、気軽にレンタルできます。

短期間利用であればレンタルがおすすめ

レンタルのビジネスフォンは気軽に導入できるので、短期間で利用したい企業・店舗におすすめです。

ただし、長期間レンタルすると高額になる可能性が高いので、 長期間の利用があらかじめ想定されている場合にはリース契約の方が良いでしょう。

ビジネスフォンの導入を安く抑える方法

ビジネスフォンの導入を安く抑える方法

規模や使い方に合わせたものを選ぶ

ビジネスフォンの導入を安く抑えるには、会社や店舗の規模、用途に合わせて適切なサービスを選ぶことが大切です。

例えば、50人規模の会社で、安いからといって10数人規模のビジネスフォンを選んでしまえば、接続台数が規模に見合わず結果的に追加費用が発生してしまいます。

利用するオフィスの規模や用途に合わなければ、結果的にコストも抑えられなくなるので、 コストだけで導入を決めないようにしましょう

中古の電話機で導入費用を抑える

ビジネスフォンを導入する際、電話機を中古品にすることで、かなりのコスト削減が可能となります。

ビジネスフォンの導入に際し、新品の電話機を購入するとなると、どうしてもそれなりにコストがかかってしまいます。

中古の電話機であっても転送電話や内線電話などは問題なく使える上に、電話機自体の性能は新品と劣らない中古品も多くあるので、コスト削減には中古品がおすすめです。

クラウドPBXを活用する

ビジネスフォン導入時の、 様々な機器にかかる費用を抑えたい場合は「クラウドPBX」の導入もおすすめです。

クラウドPBXは、インターネット回線上に交換機(PBX)を設置して利用するサービスで、設置工事も不要なので柔軟にビジネスフォンを利用することができます。

ただしクラウドPBXの場合、110番や119番といった3桁特番に発信できないなど、メリットばかりではないため、そういった点も踏まえて判断することが必要です。

クラウドPBXのメリット

クラウドPBXのメリット

コスト削減につながる

クラウドPBXを導入することで、従来のPBXよりも初期導入費用と通話コストを抑えることができます。

社内に交換機の設置が必要ないため、 設置工事や配線工事にかかる導入費を大きく抑えられます

また、内線電話や転送電話も無料で利用可能です。毎月発生する通信費を抑えることで、ランニングコストの削減につながります。

編集部

高額な主装置が必要ないので、初期費用を大幅に抑えられます!

工事不要ですぐ使える

クラウドPBXは、​​​​電話機やPBXの設置が不要なので、インターネット環境が整っていれば面倒な工事は必要ありません。

​​​​​​​電話機やPBXの設置で場所を取ることがなく、配線もないため、 オフィスの移転やフロア内のレイアウト変更も簡単に行えます

​​​​​​​またクラウドPBXは、クラウドでサーバが保管されているので、自社でメンテナンスを行う必要がなく、サービス会社が行ってくれます。

すでに持っているスマホやPCなどを電話機として使用できる

クラウドPBXは、スマートフォンやタブレット、パソコンなど、すでに持っている様々な端末を電話機として使えます。

​​​​​​​そのため、 「外回り営業担当の社員にはスマートフォンを」「オフィスで電話を受ける事務担当の社員にはパソコンを」というように、状況に合わせて端末を割り振りできます。

​​​​​​​最近では、クラウドPBXを導入したタブレットをオフィスの受付システムとして利用する企業も多く、コールセンターだけにとどまらず幅広いシーンで利用できます。

内線電話に対応でき利便性が高い

クラウドPBXは、インターネット回線を利用して使うため、場所を問わずどこででも内線通話が可能です。

​​​​​​​転送もクラウド上で行うため、社内の電話機以外に、 登録したスマートフォンやパソコンでも電話を受けられます

外出先でも電話対応ができるため、顧客の機会損失を減らし、電話取次業務の効率化も期待できます。

企業の規模に合わせて拡張できる

クラウドPBXは、テレワークやコールセンターをお得に構築できるので、企業の成長に期待できます。

​​​​​​​​​​​​​​IVRやCRMといった追加機能も自由に組み合わせることも可能です。

​​​​​​​クラウドPBXは価格が安いだけではなく、ビジネスフォンよりも便利な機能が揃っているので、 事業規模の拡大を図っているスタートアップ企業にもおすすめです。

▶関連記事:【2023年最新版】クラウドPBXおすすめ20選を比較!機能や失敗しない選び方も解説

▶関連記事:クラウドPBXとは?仕組みやメリット・デメリットを構成図つきでわかりやすく解説!【2023年12月最新】

ビジネスフォンをクラウドPBXで活用するなら「CLOUD PHONE」

コストを抑えてビジネスフォンを導入するのであれば、今テレワークの推奨で大きく注目を集めているクラウドPBXの「CLOUD PHONE」がおすすめです。

CLOUD PHONEは、 低コストで電話番号をスピード発番でき、 固定電話クラスの安定した音質品質が魅力です。

​​​​​​​月額費用1,100円~と、従来のビジネスフォンと比べて圧倒的に安価で利用できるため、できるだけコストを抑えてクラウドPBXを導入したい方におすすめです。

▶関連記事:CLOUD PHONE(クラウドフォン)とは?機能や料金、導入におすすめな企業を徹底解説!

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まとめ

今回は、ビジネスフォンの導入を検討している方に向けて、基本的な費用の相場や料金を安く抑える方法について解説してきました。

​​​​​​​電話機費用や交換機本体の費用、設置費用など、ビジネスフォンの導入には様々な費用が発生します。

​​​​​​​会社の規模や用途に合ったサービスを選ぶとともに、よりコストを抑えて導入するのであれば、インターネット上に交換機を設置する「クラウドPBX」の活用もおすすめです。

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この記事を書いたライター

Wiz Cloud編集部

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