2020年6月3日、Qrio株式会社は自社のスマートロックのレンタルサービスを開始しました。対象となるのはQrio製のスマートロック 「Qrio Lock(キュリオロック) Q-SL2」です。レンティオ株式会社が運営する家電レンタルサービスの「Rentio」を通して、レンタルサービスが提供されることになります。通常のレンタル料金は、14泊15日で3,800円(税込)と、購入に比べると遥かに安価です。
レンタルサービスが開始されたことにより、購入前にQrio Lockの使用感や設置可否を確かめてから、希望の場合は購入可能となっています。今回はQrio Lockのレンタルに関する内容や、レンタルのメリット、レンタル後の購入方法について解説します。
レンタルサービスが開始されたことにより、購入前にQrio Lockの使用感や設置可否を確かめてから、希望の場合は購入可能となっています。今回はQrio Lockのレンタルに関する内容や、レンタルのメリット、レンタル後の購入方法について解説します。
Qrio Lockについて
「Qrio Lock」とは、スマートフォンで自宅ドアのカギを操作できるスマートロックです。ソニーグループのIoT企業として、国内市場でトップシェアを持つスマートロックとして知られています。 アプリの操作で施錠・解錠が可能になるほか、スマホをポケットやバッグに入れたままでも、自宅ドアに近づけただけで施錠・解錠できる機能も備わっています。 付属のオプションパーツで、さまざまなサムターンに対応が可能。プッシュプルタイプのドアでも、1ドア2ロック機能を使って施錠・解錠が行えます。また取り付けは付属の両面テープで貼り付けが可能です。剥がれにくく後に残りにくい両面テープなので、賃貸住宅でも安心して利用できるでしょう。設置に際して特別な工事や、ドアに穴を開ける必要はありません。さらに家族や知人もQrio Lockが利用できる合カギ共有機能も搭載されています。合カギ共有機能はアプリで管理するので、いつでも好きなときに作成・変更が行えます。商品名 | Qrio Lock(キュリオロック) |
型番 | Q-SL2 |
JAN | 4573191100331 |
価格 | Qrio Store販売価格 2万5,300円(税込) |
特徴 | スマホによる施錠・解錠が可能 施錠・解錠操作のレスポンスを短縮 ハンズフリー解錠機能 オートロック機能 合鍵シェア機能 施錠・解錠の履歴表示 工事不要、玄関ドアロックに簡単に取り付け可能 |
また別売の「Qrio Hub」と組み合わせると、遠隔からでも施錠・解錠などのリモート操作が可能となります。
Qrio Lockのレンタルについて
スマートロックとして注目度の高いQrio Lock。同時に実際試してから購入したいという声も、多く届けられていました。今回のレンタルサービス開始は、そうした声にお答えするためという側面もあるようですね。Qrio Lockのレンタルサービスは、レンティオ株式会社が運営する「Rentio」を通して行われます。 Rentioはカメラ、家電、ベビー用品など1,500種類以上のレンタルを取り扱うサービスです。キッチン家電や掃除家電など、実際に使用感を確かめてから購入したい製品のレンタルが可能で、希望する場合は購入も可能ですよ。RentioによるQrio Lockのレンタル条件は、以下の通りです。レンタル期間 | 14泊15日 |
レンタル料金 | 3,800円(税込) |
15泊16日以上 | 延長可能 (+200円(税込)/日) |
月額プランの場合 | 1,700円(税込)/1ヶ月※最低3ヶ月の利用が必要 |
送料 | 貸出時、返送時ともに無料 |
補償 | 最大2,000円まで |
Qrio Lockのレンタルは、1人につき最大2個までとなっています。さまざまなサムターンに対応が可能ですが、形状によって利用できない場合もあるので注意してください。使用予定場所に取り付け可能かどうか、事前にメーカーのホームページで確認しましょう。
またQrio Lockのレンタルを利用の際には、別途で以下の物が必要となります。
・Bluetooth対応スマートフォン
・プラスドライバー
・中性洗剤
・ふきん など
返却時にはQrio Lockの初期化が必要となります。初期化を行わずに返却した場合には、初期化完了までの日数分が延長料金として請求される場合もあるので注意してください。
レンタルスマートロックのメリット
Qrio Lockを購入ではなく、レンタルで利用するメリットについて見ていきましょう。購入前に使用感が試せる
スマートロックとアナログの鍵は、使い勝手が異なります。便利な要素もある反面で、実際に使用してみると予想とは異なり、元の鍵に戻したいと考える人もいるでしょう。そのため、導入に二の足を踏む人も少なくありません。しかしレンタルなら、購入しなくてもスマートロックの使用感がお試しできます。もしも合わないと思った場合には、レンタル期間終了と同時に返却すれば大丈夫です。このように実際に使った上で、導入するかどうか検討できるのが、レンタルの大きなメリットと言えるでしょう。低コストでスマートロックが利用できる
Qrio LockはQrio Storeの販売価格が2万5,300円(税込)という価格が設定されています。いきなり購入するのでは、大きなコストが発生してしまいますよね。しかしレンタルなら、低コストでQrio Lockが使用できます。レンタルなら14泊15日で3,800円(税込)、月額制なら1ヶ月1,700円(税込)と安く、気に入ればそのまま買い取ることも可能ですよ。ただしレンタルからの購入に対応しているのは、14泊15日プランのみとなっています。Qrioは原則として、月額プランはそのまま購入対象外なので気をつけましょう。そのまま購入を考えている場合には注意が必要です。設置の可否を事前確認できる
Qrio Lockはサムターンの形状などによっては、利用できない場合がもあります。取り付け可能かをメーカーホームページにて記載されているものの、多くの顧客からは事前に設置可否を確認したいとの声が届けられていたようですね。レンタルの場合も設置可否は自身で確認することになりますが、購入に比べると遥かに低価格なので、万が一設置に向かなかった場合もあまり懐が痛みません。レンタル後に購入することはできる?
Qrio Lockのレンタルサービスは、実際にお試しして気に入ればレンタル後に購入が可能です。たとえば14泊15日の場合、利用中にそのまま購入することができます。購入手順は簡単で、注文履歴から追加料金を支払えば、お手元の商品をずっと利用できるでしょう。ただしレンタルからの購入には、下記のいくつかの注意点があります。
①原則としてQrioのレンタル品は新品ではなく中古
原則として、レンタル品とされているスマートロックはは中古品となっており、Qrio Lockも例外ではありません。出荷前には十分な点検とクリーニングが行われているので、衛生面・機能面についてはご安心してください。
②次のお客様からレンタル予約が入った場合には、手元の商品をそのまま購入できなくなる
レンタル中に、次のレンタル希望客が現れた場合はそのまま購入できなくなる可能性もあります。追加金額や購入の可否は、レンタル予約時から変動することもあるので注意が必要です。
レンタルからの購入を考えている場合には、これらのポイントに気を付けてください。
まとめ
今回はQrio Lockのレンタルサービス概要についてお伝えしました。 国内市場でトップシェアを誇るスマートロックのQrio Lock。注目度が高いだけに、多くの顧客から購入前の試用が求められています。レンタルサービスの開始で、導入前にお試しが可能となりました。 カギを持ち歩かなくても施錠・解錠が可能なスマートロックは紛失リスクが低く、Bluetooth接続などを利用するのでセキュリティ面でも安全性が高いとされています。日本国内では民泊や賃貸を中心に注目を集めています。またIoT技術やAIを利用して安全・利便性を追求するスマートホームの実現には、スマートロックの存在が欠かせません。ぜひこの機会に、Qrio Lockをレンタルでお試ししてはいかがでしょうか。この記事が良かったら、“いいね!”をしてください!
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この記事を書いたライター
Wiz Cloud編集部
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